考える練習

舞台やイベントの感想など

2022年上半期振り返り

気が付けば7月ももう最終週。早い…早いよ…。
そんなわけで上半期の振り返りです。

1月

迷宮歌劇「美少年探偵団」

晦日が初日というすごい日程。私は誕生日が1/1なんですが、初めて誕生日に公演入りました(笑)

これはまーじで楽しかった。西尾維新さんの「美少年探偵団」をシャフトがアニメ化したものを原作とした舞台化…という感じだったんですが、西尾維新作品ならではのセリフ回しもさることながら、シャフト独特の演出方法も再現していて、素晴らしい舞台化だった。感想をまじめに書こうとしすぎて途中のやつがevernoteに眠っています(笑)
廣野くんの出演はOPを除くと後半部分のみだったんですが、歌唱シーンがめちゃめちゃかっこよかった。この作品のせいで推し活へのモチベがぐっとあがった自覚があります。

映画サクセス荘
Bimi 1st Live Predator

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2月

結 -MUSUBI-

これは映像が残らないこともあり、がんばって記事書きあげました!笑
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まきまつり
朗読劇「サイプラス・アヴェニュー」

いわゆる若手俳優じゃない俳優さんたちの朗読劇ってそういえば初かもしれない…?(声優のは経験あり)
朗読劇と言いつつ、動き方や芝居の仕方はかなり普通の演劇寄りで、やはり俳優が朗読するとこういうスタイルになるのだなぁと思いました。
差別意識をちょっとからかうような、コミカルなノリから始まり、差別意識が最終的に悲劇を巻き起こすというストーリー。以前英語版で見ていたのですが、今回日本語で見たことで細かいところまでわかり、よりぞくっとしました。

エーステ Troupe Live Winter
ナミヤ雑貨店の奇蹟

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3月

アクダマドライブ

これも美少年探偵団と同じく、まじめに書こうとしすぎて途中のままの感想記事がevernoteに眠っています(笑)。
豪さんの演出が作品の雰囲気とばちっとハマっていて、死ぬほどスタイリッシュでクールだった。キャスト陣が芝居できる人がそろってたので、その超絶かっこいい演出に各々のドラマがしっかり乗っかる感じでとても良い舞台化だったな~と思います。個人的にはアクダマを裁く方もどこかおかしい感じをもうちょっと入れてほしかったかな~とは思うんですが、そこ入れ込むとちょっとピントがぼける気もするしな…。
アフトが何回かあったんですが、廣野くんがMCの回で「緊張してる?」って言われてたのがかわいかった。

本能バースト演劇「sweet pool」

評判よかったので気になって見に行ったんですが、めちゃめちゃよかった。
重たいBLドラマをばちっと演じきっていて、各々の感情や関係性の濃厚さにあてられてしまい、見た後すぐに電車に乗る気になれなくて、銀河劇場から品川駅まで熱に浮かされたようにふらふら歩きました。

「不安の倒し方」

友人の推しさんが出るということで、おもしろそうだったので見に行ってきました。
これもめちゃめちゃよかったので、記事あげよ~と思って途中のがevernoteに…。

4月

Bimi Live Tour "Basis" 名古屋&東京

2nd live にして早くもツアー。「早くない!?」とびびりたおした記憶。(※当初予定では名古屋・大阪・東京の順番でしたが、ご本人のコロナ感染により、大阪は延期に。)
まじかよ…交通費…と思いながら名古屋までの新幹線のチケット買いましたが、今となっては全部行ってよかったな~としみじみ思います。
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ノリウチ(隔週月曜)

当日に台本を読み、キャストみんなうろ覚えでやる即興劇(カンニング用にモニターに表示はされる)。一応リハーサルはやるものの、ほぼほぼテクニカルな部分のリハ(ここでこのBGMなります、とかここでこういう照明あたります、とか)で、全体通してのリハは一切やらないらしい。

最初に告知が来た時は「なんかよくわからんのきたな」と思いつつ、トンチキ好きなので参加しましたが(笑)、毎回おもしろいのですごい。作家さんによる台本はあるんですが、けっこう勝手にアドリブでセリフ増やしたり、セリフ変えちゃったり飛ばしちゃったりしている模様。そのせいでゲストが「今どこ?」って戸惑うのがたまに発生します(笑)

見る側は気楽に見てるだけですが、やる側はこの「何が出てくるかわからない」形式はやっぱり大変みたいですね。ゲストの方々はだいたい終わった後、ぐったりしてて(笑)、「また出てよ」って言われると「もういいです」ってなってる。(唯一、佐奈くんだけは「また出たい!」ってなってて強かった)
1回目の時に推しが緊張している感じがあって、「推しでも緊張するんだ…!」とそわぁっとした思い出。今となってはレギュラー陣は手慣れた雰囲気。
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「ユルキル」

原作ゲームとほぼ同時期(なんならちょっと舞台の方が先)に舞台化してしまうという、珍しいパターンの舞台化。
設定とかストーリーはおもしろそうな感じで期待していたのですが、ちょっと舞台化するには難があるタイプだったんですよね…。おそらく原作ゲームでは、4組のペアorトリオから1つを選んでストーリーを進めていく形なんだと思うんですが、舞台では選択する形が取れないので、4組のストーリーが順繰りに少しずつ進んでいく展開に。…これがまぁかったるいんですよね…笑。一幕はまだよかったけど、二幕の終盤になると、それぞれの組でクライマックスとしての盛り上がりがあるもんだから、クライマックスが4回来るんですよ(笑) しかもどの組も同じゲームをやっていて、その中での盛り上がりなので、当然盛り上がり方は4組とも同じパターン。話自体はわりとおもしろかったし、キャスト陣の演技もよかったんですが、そのあたりがつらかった。
舞台作品としてやるからには、2時間一本の作品として構成や盛り上がり方を考える必要があるんだな~としみじみ感じました。

5月

アクターズリーグ in Games

個人的にはApexやってほしかった…!んですが、ゲームの展開が神がかっていてめちゃめちゃおもしろかった。推しはぼろ負けしてめちゃめちゃへこんでましたが…リベンジする機会があるといいなぁ。

最初は「高校生設定いる??」と思ってたんですが、役の設定があることによって、逆に振る舞いの自由度があがるんだな~と特に荒牧さんの振る舞いを見ていて感じました。素の荒牧さんだったらあの振る舞いできないですからね(笑) 全体に上品なんだけど、ナチュラルに上から目線という設定があるからあれができて、それによっておもしろい。

廣野くんも設定があることによって…って書きかけましたが、あれはたぶん素ですね…。オラオラしてても不思議に愛嬌があって、負けまくってる時の周囲からの構われ方を見てると愛されキャラなんだな~と感じました。パソコンの取り合いしてる時に「元気出て来たんじゃないでしょうか」って実況の人に言われてたのもとてもよかったw

「旅と渓谷」
エーステ春単act2

6月

ミュージカル「マギ」

ミュージカルって、猪野くん大丈夫なのか?とちょっと心配でしたが、歌うまくなってた…!他キャストはそろって歌うまだし、構成・演出もとてもよくて、めちゃめちゃ見ごたえある舞台でした。お芝居面では猪野くんの葛藤するお芝居好きなのでとても楽しかった。

舞台「薔薇王の葬列」

シェイクスピアの「ヘンリー六世」と「リチャード三世」を元にした漫画「薔薇王の葬列」が原作の舞台化。戯曲を漫画化(&アニメ化)したものをまた戯曲に戻すという、なかなかにおもしろい構造。

今回舞台化されたのは、主に「ヘンリー六世」で描かれた部分なんですが、このあたりって要は王権の取り合いなので、わりと退屈なんですよね。「薔薇王の葬列」ではそこに恋愛要素や情の要素が追加されているんですが、関係性のドラマが豊かになっていて、よりおもしろくなってるんだな~とシェイクスピアの原典を読んでみて気づきました。

松崎史也さん演出だし、キャストは芝居できる人しかいないし、これは絶対楽しいやつ!と思っていたんですが、予想通りめちゃめちゃ良かった。特に田中良子さんと谷口賢志さんの対決がやばかった。

これもまじめに書こうとしすぎて途中のままの感想記事がevernoteに眠っています(笑)。
よかった作品ほど記事あげられないみたいなことになっている…w

Bimi Live Tour "Basis" 東京(追加)&大阪

元々4月にやる予定だった大阪の振替と東京追加公演。
ツアー楽しかったな…。
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総括&振り返っての感想

舞台37(内、朗読1)、映画1、イベント5、ライブ5
⇒合計48。
平均すると週2ペース。今年は少なめのつもりだったけど、思ったより減ってないな…?

書きたいとこ書きたいだけ、という感じで書いてみたら思った以上に差が出ていますね…(笑)。感想書いてないとこもさすがにまったく覚えてないわけではないんですが、なんかほんとに記憶が薄くて、今後どうしようかな~と思っています。すっぱりチケ取らないのもありかもなぁと。

廣野くんが出た作品に関しては本当にハズレなしで、全部楽しかった。下半期もおもしろそうなのが続くので楽しみです。

振り返ってて、Bimiさんの初単独ライブが去年じゃなくて今年なのに驚きました。まだ半年しか経っていない…!回を追うごとに慣れてきて、なじんできてるな~と感じます。Bimiさんスタイルに慣れすぎて、こないだ高野くんのライブに参加した時に、アップテンポな曲で「もっとがつがつ振りたい…!」ってなってしまっておもしろかった。ちなみにアンコールでコラボ曲を歌いにゲストとして登場したBimiさん、「ペンラ下げて」って言ってたらしいんですが(私は聞こえてなかった)、コラボ曲とはいえ、他人様のライブで自分のライブの流儀を通そうとするの我が強すぎておもろい。

自分で意外だったのが、思ったよりBimiさん(というかライブ中の廣野くん)が好きになってきてることですね…。普段はかわいい半分かっこいい半分で見てる感じで、なんならかわいいの方が多めかもしれないという感じなんですが、ライブ中はとにかくかっこいい。最初ライブやっていきますってなった時は、毎月はやらないよね…? 2,3か月に1回ぐらいのペースが助かる…と思ってたんですが、今は毎月やってほしいなと思っています(現金)。次のライブが9/5ということで、一月ちょいなのでまだいいんですが、その次が年末らしくて、4か月弱Bimiさんのライブがないの、今から考えてきつい……(気が早い)。舞台のスケジュール的にねじこめて11月だな~って感じなので、まぁ仕方ないといえばないんですが、来年はそのあたりの調整うまくやってほしいな~。