考える練習

舞台やイベントの感想など

推して1年たちました

「もうこれは推してるわ」となってからだとまだ1年たっていないのだけど、昨年のカレイべのあたりのツイートを見返すと「この時点でだいぶ気に入ってるね…?」という感じがあるのと、カレイべ起点で考えると期間が数えやすいので、そこ起点でいっか!となりました(適当)。あと去年はブログ記事、ほぼ彼関連しか書いてないし…。


彼に関してはほんとーに、まさかここまで好きになるとは思っていなかった。舞台けいどろからカレイべまでのあれこれを見て、「面白い人だな」とは思ったけど、若手俳優としてはかなり型破りな言動を見ていると、推したら振り回されそうな気配しかなくて、「面白いけど、推しにはしたくない」と数ヶ月言い続けていた。


そのハマりたての頃、何かあって語りたいことが発生するたびに、連続ツイートし続けるのもあれだし…ということで、身内向けに彼について語るツイキャスをやっていた。今思うと、それだけ語りたい気持ちが発生している時点でたいがいである。

実際、「もうそれ推しじゃん」というのは散々言われていたが、頑なに否定していて、ついには「好きだけど認めたくない…!」と口走り、コメント欄で爆笑された。少女漫画でどう考えても相手のことが好きなのに「あいつのことなんか好きじゃない!」と我を張るヒロインが謎だったが、あれはこういう気持ちだったんだなと云年ごしに理解した。わかる、わかるよ、その気持ち…。


これはもう推してるし、なんなら彼が最推しだな…となったのは8月頃。自分のテンションの上がり具合で、否応なく自覚した。というかさせられた。ただ、そこからしばらくは、自分の心情としては推しだが、対外的にはこの人が推しとは言いたくない期に入った。

単なるイキリキッズではないことはもうわかっていたのだけど、他担からのイメージは基本的にそうであるだけに、「その人を推してます」ということに躊躇いがあった。

数ヶ月たって、何かがあった訳ではないのだけど、いつの間にかそう言うことに躊躇いがなくなっていた。チケ取りの仕方をそれまでの推し3人ほぼ同じぐらいの回数という取り方から、彼メインにすることに決めたのはたぶんこの頃だったと思う。


そこに美少年探偵団。メインの探偵団メンバーではないものの、ソロ曲を堂々と歌い上げる彼はとてもかっこよかった。

次の公演は、遠征しよう。しばらく封印していた遠征を解禁することを決めた。

2月3月と遠征し、そしてカレイべ。前回が面白かった分、期待値が高くなっている自覚があり、正直不安だった。けれど、ちゃんと面白くて、興味深くて、また、彼への理解度が高まった。


わりと最初から、「場によって見せる顔が変わる人」だと友人たちには言っていて、今も基本的にはそこは同じなんだけど、1年間見てきて、その根っこの変わらない部分が感じられるようになった気がする。

何も考えずイキってるようで、
実はめちゃめちゃ周りを見て空気を読んでいて、
頭の回転早いのに妙なところで知識の抜けがあって、
人間が嫌いっていうけど、仲間思いで、
冗談としての嘘は息をするように言えるのに、
正面切っての嘘はつけない。


全体にふざけてるように見えて、透けて見える真面目さや優しさがほんとに好きだなぁと思う。最初の頃は「〇〇くんは優しい」という評を懐疑的に見ていたけれど、今は確信を持って「そうだね」と頷ける。

これから1年、またよろしくお願いします。