考える練習

舞台やイベントの感想など

ドラマの感想 - 男水!、スタコン、ラブホの上野さん、クズの本懐

毎週ドラマを欠かさず見ているのがすごく変な感じです。
ドラマの感想をまとめてつれづれに。

以下の話のネタバレを含みます。

  • 男水! 2話
  • スター☆コンチェルト 1-4話
  • ラブホの上野さん 10話
  • クズの本懐 1-3話













「男水!」第2話

他の方々の感想記事を読んでいるうちにだいぶキャラ名を覚えてきました…(笑)。いろんな方が感想を書いていて楽しい。

1話の予告で出ていた不穏さそのままの展開。コーチの提示する練習のきつさにさっそく分解しかける男子水泳部。秀平の説得によって持ち直します。

この説得シーン、いいですよね。やっぱりただのお人好しじゃなかった。タイムが早くなっているという誰も異を唱えることができない証拠を出しつつ、情にも訴える。「どっちかなんていやだ」の切実さと、「いやだ」に感じる甘さが好きです。あんな風に訴えられて、説得されない人なんていない。
(追記:セリフを盛大に間違えていたので訂正しました…。人間の記憶の改変ってすごいな!笑)

…と言っておきながらあれですが(笑)、滝がすんなり残る方に振れるのはフィクションだなぁという感じを受けました。いっぱい泳ぎたいからという理由で、強豪の一般は避けて弱小校に来たような人が部活やめるって言い出すのはよっぽどだと思うので、そこから「やっぱりやめない」に振れるには時間がかかると思うんですよね。とはいえそこを時間かけてやられてもドラマとしてはしんどい気がするからあれでいいのかな。

あと、秀平が強くなることにこだわっているのが私は意外でした。みんなで楽しく泳げればそれでいいのかと思っていたので…。強くなりたい理由がなにかあったりするのかな。回想で「みんなで東ヶ丘中学に行こう」と提案したり、川崎コーチに対して、「きつすぎませんか?」と進言したりしているので、あくまで「みんなで」というのを疎外しない限りではあるようですが、今までのところ、強くなりたいという欲があまり描かれていなかったので、ひとりだけコーチの指導にくらいついていく感じに見えるのがちょっと唐突に感じました。

突然あらわれたコーチの指導をとりあえず受け入れてみる、というのは秀平の素直さの表現だとは思うんですが、きつさそのものを受け入れようとするのが意外というか。

「スター☆コンチェルト」

略してスタコン。TOKYO MX、メ~テレ にて放送中。(あと配信?もあるとか聞いた)
http://star-con.jp/star-con.jp

あなた(=視聴者)は、芸能事務所の新人マネージャー。
ある日突然、一軒家に呼び出され、「ここにいる6人の新人男性タレントをアイドルグループとしてデビューさせろ!」と言われます。しかも「デビューするまで6人は一軒家で共同生活。もちろんマネージャーも」と!?
キラキラしたアイドル候補生6人と、新人マネージャーとのドキドキの共同生活!
目指すは、デビュー・ライブ!
起動に乗りかけた6人とマネージャーだったが、
ある日ネット配信で人気の2人も加入するように言われ・・・

果たして、彼ら8人は試練を乗り越え、デビューすることができるのか!?

新人と新人を組ませてどうするんだとか、異性のマネージャーが一緒に住むとか何考えてんのとか、いろいろツッコミどころ満載ですけど、まぁよくある設定ですよね(笑)。

目新しい点としては、乙女ゲームのような感じで、このマネージャーの顔は映らないようになっていて、声もなしで、なんとセリフは字幕表示。そこまでするんだ…!と驚きましたが、字幕表示、めっちゃシュールです(笑)。「選択肢を選びたくなる」って言ってたフォロワさんがいたんですが、すごく気持ちわかる。あそこまで乙女ゲームをなぞられると、選択肢は?って思っちゃう。

カメラの視点もときおりマネージャー視点になり、アイドルの彼らと接近するようなシーンが挿入されます。これ、最初そのあたりのことを公式からの情報で見た時は、ふーんって思ってたんですけど、けっこう楽しいです。1話とか、ふっと猪野くんが近寄ってきて隣に座るみたいなシチュエーションがあって、見てて、「わああ近い近い」って言っちゃったぐらい。やっぱり視点が人の視点っぽいと、本当にその場にいて、近くにいるみたいな感覚になるんですよね。たまに「これマネージャーどういう体勢なの?」みたいなのもあるんですけど(笑)、おおむねありえそうな感じの視点なので、普通にどきどきできて楽しいです。

まぁあと単純に猪野くんがかわいい。ヒロキっていう役なんですけど、基本いい子でまじめなんだけど、ちょっとドジっ子属性もあったり、意外と雑なところもあったりして見ていて楽しいです。(勝手に他のメンバーの服を借りといて、指摘されたら「うん、ちょっと借りてる」とかしれっと言い出すのは笑った。年の近い男兄弟で育つとそうなるの…?これで一人っ子設定とかだったらどうしよう)。

演技経験がまだそれほどないメンバーも多いので、全体にお芝居がふわふわした感じなのは惜しいな~と思いますが、とにかくキラキラしているのと、わちゃわちゃしてる感じが楽しいです。

ラブホの上野さん 10話

荒牧さん出演の10話が、オンデマンド配信で先行配信されるということで視聴(初月無料だったのもあり…)。

このシリーズにゲスト出演することを知った時に、「…ということはラブホに来るお客さん役…?ガチ恋勢を殺しにきている…」とか思ってたんですが、ラブホに来る客の役ではありませんでした。ただ、イケメンであることと学歴を餌にして、女の子をとっかえひっかえしているチャラい大学生グループの一人でした。より悪いわ(笑)。二ツ橋大学とか言ってて、○橋大学のもじりだと思うんですけど、めっちゃぽいなと思って笑ってしまった。

個人的に見てて一番きつかったのは、パシリ役にされた子を服装を揶揄する「遠足くん」というあだ名で呼んだり、荷物運びをすべてまかせておきながら、全然悪く思ってない調子で「ごめんねー、荷物持ってもらっちゃって」とか言ったりしてたシーン。私は本当にそういうのが苦手なんだなぁと実感しました…。でもこういうのも慣れていかないとな…。

あと、荒牧さんのお芝居が全体にふわふわした感じだったのが意外でした。舞台でお芝居見てて、今回の演技はちょっと…とか思ったことなかったので…。準備時間があまり取れなかったのか、テレビドラマの撮影ペースの問題なのか。ただ、ファンとしてはそういう面が見れたのがちょっとうれしいような気もあったりします。なんとなく器用な人だと思ってたので、舞台での芝居は稽古を積み重ねた成果なんだなというのがわかる感じが。。
追記:あらためて見返すと役作りはあってるけど細かいところで気になる…感じがします。ちょっとした間合いとか仕草とかになんかためらいのようなものが見えるというか。

クズの本懐 1-3話

猪野くんが出演するということで見ています。
原作は読んだことなくて、「クズ」というからには、てっきりお互いにドライに利用しあうみたいな内容なのかと思っていたのですが、3話まで見た感想としては、クズというよりは不器用とか弱さとかの単語の方があてはまるように思いました。

特にメインの二人に関しては、お互いに好きじゃないことを開示して、条件を決めて"つきあってる"だけにむしろ誠実なんじゃないかとすら思うんですよね。今後、話を見ていくにつれて、この感想はまた変わるかもしれませんが…。

それで猪野くんの役なのですが、女教師のセフレの役らしい、、という噂だけ耳にして、楽しみ半分、不安半分だったんですが、ついに3話で登場しました。

予想通り、チャラい感じでしたが、わりとセリフのトーンが好みで、いいなぁと思って見てました。素の声がやわらかい感じなだけに、やわらかい喋り方の方が持ち味が出る感じがします。(ただ、↑で書いた、ラブホの上野さんを見た後だったので、チャラいだけならマシじゃね?という補正がかかってしまっていた可能性はあります(笑))

心配していたきわどいシーンは数カット、一瞬ずつ、みたいな映り方でした。がっつりやってるの映ったら平静な気持ちで見られるのかしら…とか心配してたのに、いざほぼ映らないとなると、逆に見たくなるのが人間の心情。それで、一時停止してじっくり見ようとしたんですが、本当に一瞬すぎて、うまくそこで止められず断念しました。もうちょっと見させて…。

3話ではちょっとかわいい感じすら出てましたが、4話の予告ではちょっと不穏な映像も出てたようで…次どうなるのかドキドキです。

「男水!」第1話 感想

「男水!」、放送始まりましたね。舞台で活躍してる若手を起用!みたいな文句で宣伝されてたので、どんな感じになるのか、若干不安を感じてましたが(誰目線なんだ)、舞台である程度キャリア積んでる人ばかり起用されてるのもあって、お芝居も安定感あるし、普通に楽しいぞ!?ってなってます。

感想を吐き出したいな~ってことでつらつらと。
※ちなみに原作はまったく知らない状態で見ています。

躍動する肩甲骨

冒頭、水中の画像におそらく回想と思われる子供の声がかぶさってきて、あ~なんかFree!を思い出すなぁ~と過去Free!にドハマリしたことのある私はほのぼのしていたのですが、そこに背中のアップ、そして、躍動する肩甲骨…!なかなか肩甲骨をあんなに間近で見ることってないじゃないですか。ふお、なんだこれ…!と思いながら目を奪われてました。

松田凌くん

ふんわり包み込むような笑顔ずるい…。Kステのシロとも似てるけど、また違う感じですよね。秀平の笑顔は、どこか諦めたような感じも漂っていて、いろいろこれまで経てきた上でのそれでも、という感じがする。お人好しな感じなんだけど、芯は強いんだろうなーって感じがして。

赤澤燈くん

本当にいそうな感じの自然なオネエキャラなのいいですよね。いろんな表情が見られるのも楽しい。「は~ら~だ~!」って怒ってぐりぐりするとこ好きです(笑)

宮崎秋人くん

部室で普通にパンツ一丁になりだすのでびっくりしましたが、ドラマだとそういうのって普通だっけ…?水泳シーンで競泳パンツ一丁なのは気にならないんですけど、パンツ一丁だと思うとドキドキするのって面白いですよね。…と話がそれました。部活の先輩でいかにもいそうな感じの雑さがいいなぁと思います。

黒羽麻璃央くん

ザ・強豪校の部長、という感じの強さを感じさせながらも、がっつり体育会系じゃなくて、ちょっと飄々とした感じがすっごくいい…。原作知らないので、元々そういうキャラなのか、麻璃央くんの色なのかがわからないんですけど、めちゃくちゃツボです。キャラとして好きなのは今のところ榊秀平なんですけど、この人に関してはとにかく気になる。惹きつけられる感じがあります。今後エピソード掘り下げがきたりするのかなー。楽しみ。


そういえばこのドラマって2.5になると思うんですが、メイクすごく薄いですよね。というかしてないのかな?弱虫ペダルでもドラマ版はメイク薄かったし、やっぱりアップで映る関係上、あんまり濃くはできないんですかね。その分、原作知らない身としては、普通にドラマみたいな感じがして、構えずに見られていいなぁと思います。

2話の予告がいきなり不穏な感じで、どうなるのか、ドキドキしてます。早く日曜来い来い。

北村諒Birthdayトークイベント東京1部 感想

北村諒さんのBDイベントに参加してきました。

1/22 11:30開演 @全電通労働会館
http://west-power.co.jp/?p=435

推しじゃないのに個人イベントに参加してるとDD感がすごい。北村さんのトークどんな感じなのか聞いてみたかったので、北村さん推しの友人に同行させてもらって参加してきました。

ゆるい

荒牧さんのイベントもだいぶ雰囲気ゆるい感じでしたけど、北村さんのは別ベクトルでゆるい感じ(笑) 司会進行に仲のいい役者さんとかじゃなくて(おそらく)司会進行に慣れた方を起用してたので、進行自体はちゃんとした感じなんですが、本人の語り口調がかなりゆるい感じなんですよね。舞台のカテコだとしっかりした喋りをしてる印象なので、意外でした。ただ、思い返してみれば刀ステのリリイベでもゆるい感じで喋ってたなー。

友人いわく、「クズ感が好き」とのことだったんですが(笑)、お客さんから募った「言って欲しい一言」を言うコーナーで、プロポーズするなら、というお題に対して、「俺の生活の管理をしてほしい」みたいなことを言ってて、これは確かにクズ感やばい…と思いました。そこは嘘でもかっこいい感じのこと言わない?普通(笑)

末満さんと「役者になってなかったら何になってたと思うか?」という話をした時に「ニート」って言いましたみたいな話をしていたり、イベント参加記念品のラバーリストバンドに書いてある文言が "Take it easy in your life" でご本人いわく「気楽に生きればいいじゃん」だったり、いくつかの舞台で仕事ぶりを見てるだけに、本当意外で。

ただ、「眠気とやらなきゃいけないことと、どちらを取りますか?」みたいな質問には、「それは…この仕事だとやるしかないよね」みたいな話もしていたので、がんばるところではがんばるけど、別にやらなくてもいいところでは手を抜くとかそういう話なのかもなぁという気も。単によく見せようという気がないだけのようにも思えますね。本当にただのクズならあんないい仕事はできない(笑)*1

印象に残った話

  • ゲーム用のヘッドセットを新調したら、PCがないと設定ができない仕様で、PCを持ってなかったので、とんちゃんにPC持ってきて設定してもらった。
  • 刀ステの北九州公演では、ずっと桃鉄やってた。メンバーはとんちゃん、まっきー、セッティ(瀬戸くん)。
  • よくやるゲームはレインボーシックスシージ。よく遊ぶメンバーは、とんちゃん、まっきー、しゅうと、セッティ、ジェームズ、みつさん。
  • 中学の頃の夢はレーサー。当時、グランツーリスモにはまっていた。高校の頃の夢は保育士。ただ、先生に男の保育士はなかなか採用されない、と諭されてやめた。
  • 刀ステの楽屋が数人ずつで分かれていて、きたむーはまーしー、納谷くんと同室だったが、なぜか瀬戸くんがしれっと帰り支度をしていた時に、瀬戸くんの方が年上なのに、「お前、楽屋ここじゃねーだろ!」とつっこんだら、「お前ってww」とまーしーに受けてしまい、それから瀬戸くんが彼らの楽屋で帰り支度を始め、きたむーかまーしーが「お前、楽屋ここじゃねーだろ!」とつっこむという遊びが定番化した。

ツーショット撮影&握手会

まさかのパーティションも何もなしで撮影入るのにすごいびっくりしました。公開処刑感…。ただ、そうすると待ってる間も本人眺めてられるのはいいですね。私自身は撮らなかったんですが、友人が撮ってかえってくるの待つ間、撮影風景を眺めてました。

うらやましいなと思ったのが、ストロボたいて撮影してたこと。チェキじゃなくて普通の写真だったせいもあるのかな?チェキの機械ってあまり光取り込んでくれないのに、だいたい暗いところで撮るせいで、顔色悪い感じになるのが本当に嫌だなーと思ってるので、見ていてとてもうらやましかった。

ポーズ指定は、おすまし・ピース・ハートの3種から選択。ピースとハートが半々ぐらいって感じで意外とピースも多いんだなぁと。

*1:三國無双の舞台の稽古で一日で60手ついて…という話から、殺陣を覚えるのが早いみたいな話になった時に、「◯◯さんとか◯◯さんとか(お名前失念しました;)、めちゃくちゃ覚えるのが早いんで、ついていこうとがんばってたら、そうなってました」みたいな発言もしていた。

舞台 私のホストちゃん REBORN 感想

舞台 私のホストちゃん REBORN 見てきました。
http://www.hostchan.jp/

ホストちゃんはREBORNという名前から想像されるように、前作があり、そして、なかなかえぐいシステムで有名な舞台です。

システムについて、公式サイトから引用すると、

ご来場のお客様には、実際にホストクラブに来たかのような、擬似ホストクラブ体験をしていただくべく、実際のホストクラブ同様のランキング制度を導入!チケットや日々のログインで貯めたラブ(ポイント)でお気に入りのホストちゃんに貢いで、お客様の手でナンバー1ホストを決めよう!お客様ランキングもアリ!ホストもお客様も一緒になって、ナンバー1を目指そう!


ラブの獲得方法は上に書いてあるように、ログインでも貯められるのは貯められるのですが、メインはチケット購入とグッズ購入。つまり、お金を使えば使うほど、より多くのラブを貢ぐことができます。また、お客様ランキングで上位になると、お目当てのホストから特別なサービスを受けられることから、うん十万円費やす人がいるとかいないとか。

けっこうびびりながら行きましたが、普通に楽しかったです。
以下、ネタバレ特に気にしていませんので、気にされる方は注意。



公式サイトからあらすじひっぱってこようと思ったら、筋書きについては一言も書いてなかった…。まず、冒頭、キャストたちがわらわら出てきて、はっぴの人もいればスーツの人もいて…で、いきなり歌&ダンススタート。いや、ラップだったかな?1回しか見なかったのでいろいろ曖昧です(汗)どうやら、はっぴの人たちは築地市場で働く3代目で、成人式で市場の窮状を訴えて暴れているらしい。都知事に対してやいのやいの迫っていたら、アメコミっぽい格好の警察がラップを歌いながら登場。逮捕するぞ!とかラップ調で歌うんですよ、シュール。

場面変わってはっぴの人たちのみに。このままだと借金がかさむばかりだ、どうにかしないと、、というところから、ホストになれば稼げるんでは?みたいな展開に。そこから Club Rose に所属するに至るストーリーは忘れました。伝説のホストクラブオーナー、甘王さんからの勧誘があったような気がする。

それから、別のホストクラブが登場して、さらにもう一つ、ホストクラブが登場し、三つ巴のような感じに。すったもんだあって、ホストNo.1を決める、ホスリンピックが開かれることに。で、第一幕終了。うん、全然ストーリー拾えてないね(笑)。

ストーリーは一応あるけど、あんまり重要じゃない感じなんですよね。ことあるごとに歌&ダンスが挟まり、芝居自体がけっこうぶつ切りだし、人が猫になっちゃったり、やり投げの槍が人体にささっちゃったり、超展開が多くて、お芝居というよりはショーとして見た方がストレスがない。

合間にホストちゃん名物の「口説きタイム」というのがあって、その場で出されたお題に対して、各々ホストが口説き文句を考えて、劇場内のお客さんに言うんですが、いやーこれはむずむずしました(笑) 言う方が浮足立ってるのがすごくよくわかって、聞いてるこっちまでそわそわ。1人いいなぁと思ったのは、「明日受験で不安という女の子にかける言葉」というお題で、お客さんに「立って」と言って立たせといて、自分は舞台前まで戻り、どうするのかなと思ったらキャッチボール始めたホスト(笑) あれはちょっとおもしろかった。

以前の公演より口説きがライト、みたいな感想を事前に目にしてたんですが、確かに口説きというよりは胸キュンワードみたいな感じで、かなりライトだなーと思いました。ほとんどのホストが頭抱きか頭ぽんぽんをしてたんですが、みんなし慣れてない感じなのがおもしろかったです(笑)

15分の休憩を挟んで2幕開始。まずはランキング対象のフレッシュホストのNo.1を発表。猪野くん演じる理人の企画日*1だったので、たぶん一位だろうとは思ってましたが、企画たってるのに一位取れなかった人もいたりしたのを聞いていたので、結果聞いてほっとしました。

他のホストは黒いスーツのところ、No.1のホストのみ白いスーツになり、センターで歌&ダンス。推しがセンターって楽しいですね。この景色が見たくてがんばってしまうのはわかる気がしました。

その後、フレッシュホストNo.1と、伝説のホストである深雪と流星との3人による三つ巴バトル。その場で出されたお題にそって、口説き文句を考え、口説きタイムと同じく、お客さんに言います。そして誰の口説き文句が一番よかったかを劇場にいるお客さんによる投票で決定。お題が確か「別れた彼女に久しぶりにあって言う言葉」だったかな。

理人、「久しぶり!これ、借りてたハイキューのDVD!」でまず笑いを。そこからひとしきり付き合ってた頃の思い出話をした後、「ごめん、話しこんじゃって。じゃあ…」と立ち去り、しばらく舞台の方へ歩いた後、おもむろに振り返り、「やっぱり無理だ!お前のこと、好きで好きで好きで仕方ないんだよ!」とたたみかけ。もーこれはきゅんときました…。すごく感情が乗ってて、とてもよかったです。

その後深雪と流星の口説きがあり、投票タイムに。これはどうなるかわからないからどきどきしましたね~。それまで、ほぼ深雪が勝利でたまに流星、フレッシュホストは誰も勝ってなかったので、理人がフレッシュホストの初勝利だといいなぁと思っていたのですが、なんと!理人が一位でした!一位になった瞬間の歓声、すごくよかったなー。私も思わず声が出ました。また理人がセンターでのレビュー。宝塚のレビューでよく見る感じの羽をつけて出てきたのはちょっと笑ってしまいましたが、晴れやかな表情でセンターで踊る猪野くん、とてもかっこよかったです。

お客様ランキング上位も狙ってないし、結局使ったお金はチケット代と個人ブロマイド代のみだったのもあるかもですが、気楽に楽しむ分にはホストちゃんなかなか楽しかったです。劇中のホストクラブでのシーンも含めて、あんまりホストクラブらしさは感じられませんでしたが…。お芝居だと思って見ると物足りないけど、ショーとしてみるとまぁまぁ楽しいかなという感じ。ただ、わらわらキャストが出てきてダンス、というのが何度も繰り返されるので、後半ちょっとその構図に飽きてきちゃって若干つらかった。

ただ、誰の企画も立ってない日に推しを一位にしたくて、ラブつぎこむべきか悩んでるフォロワさんとか見てると、推しへの気持ちが強いとこれはつらいかもしれないなーという感じはします。あ、でもその場合は一位取れた場合の喜びもひとしおだろうから、相殺されるのかなぁ。

あと口説きタイムは理人もお客さんぎゅっとしたりしてたので、今わりと気持ち落ち着いてるからそこまで気にならないけど、ガチ恋状態だとこれ見るのきついだろうなぁとは感じました。

*1:ガチンコ勝負するとお互いに潰し合ってしまうので、役者さんのファンで調整し、集中してラブを入れる日を調整しあって決めてある

事前告知できないのは仕方ないのだが

先日、Iくんが主演のドラマ作品の先行上映会がありまして。それに関して、運営側がちょっと配慮の足りない感じで、プチ炎上みたいな事態になり、思うことはひとしきりtwitterで吐き出してだいぶすっきりしたのですが、ブログにもひとまとまりの文章として残しておこうかなという主旨です。

上映会やりますよ~という告知の段階で、メイン8人のうちほとんどの人は登壇者として名前があがっていたのに Iくんの名前はなく、主演なのに?とは思ったんですが、お仕事が重なっている時期だったので、忙しいんだろうなという程度で深くは考えず、いないんなら別にいいや、ということで、私は参加の権利を得るための抽選には応募しませんでした。第一話の先行上映で、数日待てば家で見られる映像だし、まさか主演をサプライズゲストにはしまい…という判断もあって。その後、もうひとり名前があがっていなかったNくんも出演決定し、Iくん以外はメインが揃っている状態になります。

さて、当日。
もうすぐイベントが始まる、という段階で、以下のツイートが。


ここでIくんファンはびっくり。名前なかったのにいる…?あれはミスでのってなかっただけ…?とざわざわ。
いやーでもこの笑顔めっちゃかわいくないですか?守りたい、この笑顔。

終演後、公式からは以下の説明が。


…という経緯があり、Iくんがいないならということで応募しなかったIくんファンの怨嗟の声があふれ、中には公式にリプライする人も出てくる事態になったのでした。

まぁ出演する可能性が100%ではない以上、事前告知はできないだろうなーとは思うので、事前告知してほしかった!って公式に突撃してる人に対しては、ちょっと落ち着けよって思うんですが、説明なしにIくんが写った写真をあげちゃう公式もちょっと配慮がないなと思います。よかれと思ってあげたんだろうなぁというのがわかるだけにつらい。

この写メがあることで、余計に荒れたように思うんですよね。急遽参加できました感がないというか。この写真を取ることができるということはそこそこ余裕持って出れたってことなんですよね。むしろ、写ってない人がいることを考えると、たぶんその人たちより早く準備できたってことじゃないのかな。余裕持って出れてるんじゃん、じゃあ事前告知できたんじゃないの??って思われてしまう。

個人的には、"急遽参加できることになりました" 感をもっと演出してもよかったんでは?とも思う。出番前の写真アップはなし、登壇も他の7人がそろってから少し遅れて登場、みたいな形にしてれば、少なくとも、サプライズゲストだったんですね、っていう邪推はされなかったんじゃないかなぁと。


けどこういう、出演できるかどうかが五分五分な時に、どうするのが最適解なのかって考えてみると難しいですよね。一番いいのはそういう、わからないようなところに日程を組まないことなんでしょうけど、どうしてもそこしかなかった時に、告知するべきなのか、しないべきなのか。ファンとしては出演機会はあまさずとらえたいので、わからなくても告知してほしい気もしますけど、実際、”出演予定(ただし、仕事の予定によっては出られません)”ってなってて、遠征してきたのにまったく推しが出てこなかったってなったら、それはそれで苦情の声があがるんじゃないかなぁという気もしてて。まぁでもその場合はちゃんと書いてあるんだから、そのあたりの判断は自己責任ってことになるのかなぁ。

なんとなくこの話で連想して思い出したんですが、以前、オタクだけど何かにがんがんお金つっこむタイプではない友人と話してて、「がんばった結果チケット取れすぎて大変」と「控えめにした結果チケットが取れなかった」とでどっちがいいか、って話したら、その友人は即答で、チケット取れない方がまし、お金損する方が嫌、だったんですよね。えー、私はチケット取れない方が嫌だーって返したんですが、このあたりがガチなオタクとそこまでじゃない人の感覚の違いなんでしょうね。

ちょうどこのころ、実際に判断ミスって取れすぎた舞台のチケット譲渡で辛酸を舐めた後だったんですけど(笑)、そこで失った金額を考えても、推しの現場を見逃す方が嫌、でした。私にとっては。(一応断っておくとその舞台は推しはどちらも出てません。)

「事前告知する/しない」に関しても、企業としてどっちを取るべきかという判断ももちろんありますが、このあたりの感覚の差も大きいような気がするんですよね。無駄に交通費などを使わせてしまう可能性と、推しに会える機会を奪ってしまう可能性とを天秤にかけた時に、普通の感覚だと、たぶん、お金を無駄に使わせちゃうことの方が罪深いんですよ。なので、わからない時は告知しないという判断になる。けど、オタクとしては、結果お金を無駄に使うことになってしまうとしても、推しに会える機会を逃すことの方がつらい。ので、わからない場合も、その事情込みでいいから事前告知してほしいと思ってしまう。

私もどっちがいいかって言われたら事前告知してほしいなーとは思います。まったく出演できない可能性があります、という注意書き込みで書いておいてくれれば、それを見てどうするかはこっちの判断ですからね。あと今回のケースだと、舞台の稽古が早めに終われば参加しましょう、という流れだったようなので、わりと確度高かったんじゃないかなーという気もしてて(稽古最終日だったようだし)、そういう意味でも事前告知してほしかったかな。倍率高かったらしいので、応募しても当選したかわかりませんが。

私がライビュを見に行く理由

"若手俳優について"グループに登録されてる方ってわりとライビュ好きじゃないって方多いように思うんだけど、私はカメラワークが残念じゃなければ、ライビュでもよくない?って思ってしまうタイプ。

とはいえ、生で見られるなら生で見たい、ので、私がライビュで見るのは以下のどっちか。

a. チケットが取れなくて仕方なく
b. 本公演のチケット代払うほど興味ないけど、どのような公演になったのかは気になる

a. はさらに3パターンあって、
a-1 まったくチケットが取れなかった
a-2 1回は取れたけど、もう一回ぐらい見たい
a-3 見たい回数分取れたのは取れたけど、千秋楽はチケットが取れなかったのでライビュで…

に分かれる。

去年ライビュで見たのは3公演で、刀ステと黒ステとハイステ("烏野、復活!")。刀ステはa-1。チケット取れず、譲渡も見つからず、じゃあ仕方ないライビュで…ってなった。(その後幸い1公演同行させてもらえて、結果的にa-2に。) 黒ステはa-2のパターン。ハイステはa-3のパターン。

では、各々理由を。

a-1 まったくチケットが取れなかった
この場合にライビュで見る理由は、チケット確保以外で最速で見れるのはライビュだから。
ライビュで見るなら円盤でもいいんじゃ?っていうのはまぁ確かにその通りなんだけど、(ライビュもカメラワークかなりいいとはいえ、パッケージの方がよりちゃんとしてるだろうし)、他の人と一緒に見ることで、疑似劇場感というか、他の人の反応という要素があるし、何より円盤が出るのは早くて3-4ヶ月先。千秋楽が終わって解禁、とばかりにいろんなレポやら考察やらが出回るのにまったくその波に乗れない。いざ円盤が出る頃には波は落ち着いてしまっている。ブログの感想はまだしも、twitterで流れていた感想をその段階からあさるのはほぼ不可能。

a-2 1回は取れたけど、もう一回ぐらい見たい
この場合は a-1 の理由プラス、安い値段でもう一度見れるなんて…みたいな気持ちもある。それと必要があれば役者さんの表情のアップも抜いてくれるので、一度は見てるだけに、あ、このシーンこういう表情してたのか、というような新しい発見があったりもする。あと、つい脇でわちゃわちゃしてるのを見てしまうような場合に、カメラワークによって強制的にメインの流れを見させられることで、新たな発見をする場合もある(笑)

a-3 見たい回数分取れたのは取れたけど、千秋楽はチケットが取れなかったのでライビュで…
この場合はもう新たな発見というよりは、ただただ、千秋楽の空気感を味わいたい。一番ライビュやってくれてありがたい…!ってなるのはこのパターンの時かもしれない。
私は、1回だけ見れたらいいやって公演だと特に千秋楽にこだわりはないというか、むしろ、どうしても千秋楽見たい人(推しが出てる人とかね)のこと考えると避けようかなって思うぐらいだけど、推しが出てるとやっぱり千秋楽が見たい。どのみち円盤収録されるのが千秋楽な時でもやっぱり、今、劇場で、お芝居が行われてる、その時に立ち会えないのが嫌なんだよね。
単なる映像じゃんって言われればその通りで、拍手したって、笑ったって、役者さんにはその反応は届かない。だからできれば生で見たい。素晴らしかったよって拍手で伝えたいし、面白かったら笑って、ちゃんと伝えたい。けど、どうしてもチケット取れない時は仕方ないので、同時刻性だけでも楽しむために、映画館に向かう。

b. 本公演のチケット代払うほど興味ないけど、どのような公演になったのかは気になる
この場合は、理由はシンプルです。本公演のチケット代払うほど興味もない上に、円盤代払うほどの興味もないから。話題作だし、どんな内容かは把握しておきたいなーって時。実は去年は1つ、この理由でライビュでいいかなって思ってたのがあったんだけど、ライビュの日に別のイベントが入ってしまったため、あ、ライビュ観に行けないじゃん!ってなって、仕方なく本公演のチケットを探して、生で見に行きました。disってるようなものだからタイトルは書きません(笑)。


1回ライビュ見た上で、あわないなって思った場合はその人の自由なんだけど、まだ一度も見たことなくて、なんとなくライビュ面白くなさそうって思ってる人は1回行ってみるといいと思う。意外とカメラワーク、きちんとしてます。あれたぶん事前にカット割り決めてあるんだろうな。刀ステとかちゃんとしすぎてて、途中からライビュなの忘れて、映画見てるような感じで楽しんでた。ただ、たまにカメラワークが本当に残念な時があるので、それに当たったら運が悪かったと思ってください…。(ハイステ初演は本当残念だった。"烏野、復活!"ではちゃんとしててよかった。)

2016年 舞台・イベントの振り返り

2016年もいよいよ終わりですね。
…という書き出しで書いていたのですが、一つ一つ振り返って感想を書いていたら、なかなかに時間がかかり、2016年が終わってしまいました(笑)

以下、直したつもりですが、年の表記がかみあわないところがあったら、そういうことなんだなと察してください。

一昨年、2015年11月にハイステをきっかけに舞台にハマってから一年とちょっと。どれだけ行ったのかなーということで、振り返ってみようと思います。チケット代どれだけかかってるのか計算してみようかなということで、チケット代(券面の表記)も併記しています。

1月

ミュージカル薄桜鬼 新撰組奇譚 (銀河劇場) 6,700円*1回
猪野くんが出てるということで、なんとなく銀河劇場先行申し込んだら取れたので行きました。もはや懐かしい。

ミュージカル「忍たま乱太郎」第7弾 6,500円*1回
突然忍たまにハマった友人からお誘いされて観劇。手拍子とかハイタッチとか、独特の感じにすごいびっくりした。

カクシンハン版 ジュリアス・シーザー (シアターグリーン BIG TREE THEATER) 4,800円*1回
シェイクスピアと演劇が専門の saebou(@Cristoforou)さんのアカウントをフォローしているのですが、絶賛されていたので、気になって見に行きました。とにかく熱量がすごくて、めちゃくちゃ引き込まれました。人は選ぶなぁとは思うんですが、理屈っぽく熱量高いお芝居が好きな人は好きだと思います、カクシンハンのお芝居。

舞台「ノラガミ(アイアシアタートーキョー) 6,800円*1回+9,800円*1回
オリジナルストーリーということでどうなるのかドキドキしてましたが、原作の雰囲気壊さない感じで、とてもうまく料理していたと思います。アクションシーン楽しいし、神器の表現の仕方がなるほどそう来たか!という感じでよかった。

ミュージカル「手紙」(新国立劇場 小劇場) 9,800円*1回
三浦涼介くんが出てるということで見に行った作品。(一昨年蜷川シェイクスピアでやってた役がとてもよかったのです)。その頃ちょっと精神的にきてたのもあってか、主人公の追い詰められた境遇や心理にあてられて、ぼろぼろ泣いてしまい、完全に泣き腫らした目になっちゃって、帰り道ちょっと恥ずかしかった。

2月

jyukaidenイベント昼夜 1,500円*2回
バレンタインイベントなるものに参加してきました。(前編) - 考える練習
俳優さんのイベントってどんな感じなんだろうという軽い気持ちで参加。初握手会&初チェキでした。

Honganji(EX THEATER ROPPONGI) 13,000*1回
ハイステで演出されてたウォーリー木下さんが演出、ということで行ってみたんですが、これは本当駄目な舞台だった…。いいところもあったんだけど、悪いところがひどすぎて相殺からのマイナス。少なくともこれで1万超えはひどいなと思った。ちゃんとセリフしゃべれない人を(おそらく)人気目当てで起用する時点でお察し(さすがに長台詞はなくて、二言ぐらいだったんだけど、滑舌悪いとかのレベルじゃなくて本当に何言ってるかわかんないレベルでびびった)。

3月

PREMIUM 3D STAGE「残響のテロル(ブルーシアター六本木) 7,500円*3回
原作のやるせない雰囲気をうまく再現していて、それでいてただ原作通りという訳ではなく、いい舞台化でした。

Jyukaiden (CBGK シブゲキ) 8,500円*1回、5,900円*2回
イベントの感想はあげてるのに本編の感想をあげてないという…笑。話自体はいろいろつっこみどころあったのと、笑いのノリがあわなくて、個人的には微妙でした。が、殺陣が手が早いタイプの殺陣でとても見ごたえがあったのと、猪野くんの苦悩する演技がとてもよくて、総合的には楽しかった。

朗読劇「超訳文学 吾輩は猫である(日本橋公会堂) 5,500円*1回
現代語による名作の朗読。それほど言葉変わらないのにわざわざ現代語にしなくても…と見る前は思ってたんですが、見てみて、あ、そうか、ここに出てくる猫って若い猫なんだ!ということに気づいて。言い回しの古さに引っ張られて勝手に年寄り猫だと思ってたことに気付かされました。そういう意味でおもしろかった。

舞台「暁のヨナ(EX THEATER ROPPONGI) 7,300円*1回
(木村)達成さんのきれいな足技が見れるみたいな評判を耳にして当日引き換え購入していきました(ミーハー)。そしたらストーリーがめちゃくちゃツボで…。その後、20巻ぐらい出てた原作を次から次へとkindleで買っちゃ読み買っちゃ読みするはめになりました(笑)。

4月

浪漫活劇譚「艶漢」(シアターサンモール) 11,000円*4回+5,900円*1回
再現とかそんなレベルじゃない - 浪漫活劇譚「艶漢」感想 - 考える練習
元々原作が好きで、舞台化どんなもんかねと思っていってみたら、原作の世界観がまさにそのまま再現されてて、でもそれだけじゃなくて、もう最高でした。千秋楽ではこの公演が終わったらもう彼らには会えないんだと思って、涙しました。私が舞台にハマってからの舞台化で本当によかった。これ見逃してたらめちゃくちゃ後悔したと思う。

舞台「黒子のバスケ(サンシャイン池袋) 7,800円*1回+3,600円(LV)
チケットが取れなさすぎてびっくりした思い出…。黄瀬くんにキャーキャーいう女の子役もキャスト陣がやってたのが最高に面白かったです(笑) 青峰役の小沼くんがノリノリでした。リコちゃん役の田野アサミさんの演技がとても安定感あってよかった。

ハイパープロジェクション演劇「ハイキュー!!」再演 (シアターBRAVA、アイアシアタートーキョー) 大阪2回、東京4回 7,800円*6回

5月

舞台「刀剣乱舞」(シアター1010) 7,800円*1回+3,600円(LV)
刀ステでまんばちゃんが好きになった話 - 考える練習
刀剣乱舞、どう舞台化するのかなーっていう軽い気持ちで申し込んだら当然のように取れず、幸い譲ってもらえて1回生で見れました。荒牧さんに興味を持つきっかけとなった公演なので思い出深い。

ハイパープロジェクション演劇「ハイキュー!!」会場予約者限定イベント
そういえばリリイベに参加したのはこの時が初めてでした。

Trefle Meeting Project 4 (科学技術館 サイエンスホール) 4,860円
ジャンル的には声優さんのライブ、ということになると思いますが、艶漢で知った田上真里奈さんが出演されるということで軽率にチケット取って行きました。女性声優さんのライブイベントは初めてで、男性ばっかりな会場にとてもアウェー感を感じた。

舞台「カーニヴァル(あうるすぽっと) 8,500円*3回+7,000円*2回
当初予定ではこんなに行くつもりなかったんですが、あまりにも席が埋まってないのが悲しくて増やしてしまいました。花礫の再現度がとても高くてよかった。

ヘンリー六世 三部作 (シアター風姿花伝) 4,500円*1回
カクシンハン版 リチャード三世 (シアター風姿花伝) 4,000円*1回
どちらもカクシンハン。時代的に続いてる作品ということで、同時期上演ではしごできるようになっていたので、はしごしました(場所は一緒ですけども)。この頃疲れててちょっとうとうとしながらの観劇になってしまったのが悔やまれる…。裏切ったり裏切られたりの世界観がカクシンハン節で展開されて、なんていうか、理屈っぽく振り切った分、よりエグく描写されてる印象を私は受けました。前作同様、とにかく熱量が高くて、そのせいかな、冷たい描き方な気がするんだけど、すごくツボなんですよね… 何がそこまでささるのか自分でもよくわからない。

彩の国シェイクスピアシリーズ第32弾「尺には尺を」 (彩の国さいたま芸術劇場 大ホール) 8,600円*1回
この規模で生声なんだ…という感動。多部未華子さんがかわいかったです。

ゲイシャパラソル (サンモールスタジオ)
諏訪御寮 (サンモールスタジオ) 2つで 6,500円
艶漢に出演されてた堀越涼さんが主宰されてる劇団ということで見に行きました。
ゲイシャパラソルの方、戦後の混乱期あたりをモチーフとした感じの世界観なんですが、その猥雑な感じの雰囲気も最高だし、つらい運命に翻弄されながらも強く生きようとする主人公の生き様がとてもかっこよくて、もう超ツボでした…。

6月

ポセイドンの牙 (紀伊国屋ホール) 6,500円*3回

ミュージカル「刀剣乱舞」(アイアシアタートーキョー) 8,800円*1回

極上文学「春琴抄」(全労済ホール/スペース・ゼロ) 5,900円*2回
伊崎くんが春琴の回と、和田琢磨さんが春琴の回と。同じ役でもやる人によって全然変わるんだなーっていうのがおもしろかった。

シベリア少女鉄道 vol.27「君がくれたラブストーリー」(赤坂RED/THEATER) 4,000円*1回
「ですって」と彼女は言った - シベリア少女鉄道「君がくれたラブストーリー」- - 考える練習

ジョー&マリ プロジェクト「熱闘!!飛龍小学校☆パワード」(シアターサンモール) 6,000円*1回

アレス・レベリオン (あうるすぽっと) 5,800円*2回
艶漢に出演されてた三上俊さん出演ということで見に行きました。好みの問題かもしれないけど微妙だった。これは1回でよかったなー。

7月

舞台「戦国無双 四国遠征の章」(アイアシアタートーキョー)10,000円*2回+7,000円*1回
舞台「戦国無双~四国遠征の章~」感想 - 考える練習
とにかく楽しかった!という印象。話自体はわりかしヘビーだと思うんですが、キャスト目当てで行くっていうのが私の中で根付いてきてたタイミングで、キャラにきゃっきゃできるのがきたというか…それでそういう感想になったのかなぁと思う。あ、あとこの時のトレブロのトレードの雰囲気が(後から考えると)けっこうのんびりしていて、それで楽しかったのもあるかもしれない。

Noism 劇的舞踏「ラ・バヤデール - 幻の国」(KAAT 神奈川芸術劇場 ホール) 5,500円*1回
数名、ゲスト出演の方がセリフしゃべる以外は全員、セリフなしで、踊りによって表現する、という舞台でした。こういう舞台を見るのは初めてだったので理解できるか少し不安でしたが、見てみたら普通に楽しかった。

「第九条」舞台挨拶上映 (ブリリアショートショートシアター) 2,000円*1回
映画「第九条」感想(ネタバレあり)&荒牧慶彦さん舞台挨拶感想 - 考える練習

舞台「K - Lost Small World -」(アイアシアタートーキョー) 7,600円*2回
仁希が本当に苦手すぎて、こんな記事まで書いてしまいました(笑)。お話自体がとてもヘビーで救いのない話でなかなかつらかったな…。アイドルKはとても楽しかった。

ミュージカル薄桜鬼 DVD発売記念イベント

8月

ROCK MUSICAL BLEACH (アイアシアタートーキョー) 7,800円*3回
ROCK MUSICAL BLEACH ~もう一つの地上~ 感想 - 考える練習

舞台「青の祓魔師」京都紅蓮編 (ブルーシアター六本木) 7,800円*2回
燐がもうまんま燐って感じですごくよかった。アクションシーンはきれっきれだし、大道具が縦横無尽に動き回っていろいろ表現する演出もおもしろくて、とてもよい舞台化でした。(原作ありだとどうしてもそういう視点で見てしまう)

ライブ・スペクタクル「NARUTO (アイアシアタートーキョー) 7,800円*2回

猪野広樹&櫻井圭登ファンイベント「イノサク お初にお目にかかります」(浜離宮朝日ホール 小ホール) 4,200円*2回

ミュージカル「薄桜鬼」HAKU-MYU LIVE 2 (Zepp DiverCity TOKYO) 8,000円*1回

歌謡倶楽部「艶漢」(サンシャイン池袋) 11,000円*2回+5,900円*1回
艶漢の彼らとこんなに早く再会できるとは思っていなかったので、発表された時はびっくりしました。吉原詩郎の詩郎みが増してて、とてもよかった…。

尚月地先生トークイベント 2000円
歌謡倶楽部「艶漢」の千秋楽の翌日に、舞台化について、という感じでの内容のトークイベントでした。櫻井圭登くんと三上俊さんがゲスト。尚先生がどんなファンよりも一番ぶっとんでる感じなのが最高でした。

9月

もののふシリーズ「瞑るおおかみ黒き鴨」 (天王洲 銀河劇場) 9,400円*1回
フォロワさんが同行者募集してて、なんとなく行ったんですが、めっちゃ良かった…。松田凌くん演じる中村半次郎が普段は気だるげですごい色気にあふれてるのに、刀振るとめちゃくちゃ強くて、最高でした。(なのに感想記事検索したら半次郎について触れてる人あんまりいなくてしょんぼりした)

bpm EXTRA STAGE「ESORA」(全労済ホール/スペース・ゼロ) 6,500円*1回
評判よかったんで見に行ったんですが、とてもよかった。最後、ぼろぼろ泣きました。宮崎秋人くん演じるバートンの「あぁ、好きだ」っていうセリフが、好きだっていう気持ちが溢れ出てて、感情ががつんとぶつかってきた感じがして、これを味わえただけでチケット代の価値はあったなと思った。

荒牧慶彦イベント「まきば会」 (全電通ホール) 昼夜 3,900円(前売)+4,900円(当日)
荒牧慶彦イベント「まきば会 Vol.1」 1部 感想 - 考える練習
荒牧慶彦イベント「まきば会 Vol.1」 2部 感想 - 考える練習

美男高校地球防衛部LOVE!活劇! DVD発売記念イベント

りんかねファンミーティング 舞台「輪華ネーション~はじまりの章~」(サンシャイン池袋噴水広場) 観覧無料
りんかねファンミ第一部 レポもとい感想 - 考える練習

10月

キャストサイズ トークイベント (eggman) ???円
安里勇哉×猪野広樹×和田雅成

おそ松さん on stage (ブルーシアター六本木) 6,800円*3回
3回はやりすぎたなって見る前は思ったんですけど、結果的にはよかったです。アニメだからこそできる表現だと思っていた表現をそのまま舞台に持ち込んでいて、その発想に度肝を抜かれました。無茶するなぁとも思いましたけど(笑)。それと、正直アニメ見てた時、むつごかわいいとは特に思わなかったんだけど、舞台版見てたらどんどんかわいく思えてきて、その変化が自分でおもしろかった(笑)

Dステ19th「お気に召すまま」(本多劇場) 7,000円*1回

舞台「炎の蜃気楼」 昭和編第3弾 夜叉衆ブギウギ (シアターサンモール) 6,500円*7回
舞台「炎の蜃気楼 昭和編」第3弾「夜叉衆ブギウギ」 感想① - 考える練習
舞台「炎の蜃気楼 昭和編」第3弾「夜叉衆ブギウギ」 感想② - 考える練習
あ、これやばいやつだ…って思ってチケット増やしたり、自分の気持ちの持っていかれ具合が半端なかった作品。もう一つ、思い出深い公演として艶漢があるんですが、艶漢もミラステも、偶然なんですけどどちらもシアターサンモールで、ミラステの時の原作ファンの熱狂具合が、艶漢のそれと似ていた感じがして、艶漢の時は原作ファンとして見ていて、ミラステではキャストファンとして見ていたので、鏡合わせというか、なにか反対側から見れたような感じがして、とても興味深かったです。

鱈々(だらだら) (天王洲 銀河劇場) 9,800円*1回
ジャンルとしては不条理演劇とかになるんだろうか。ストーリー的にはすっきりしないんですけど、台詞回しが4人ともうまくて(っていうのももはや失礼な感じしますが)、お芝居見たなーって感じがしました。ちゃんと感想記事あげたい。

11月

ハイパープロジェクション演劇「ハイキュー!!」"烏野、復活!" (アイア、梅田芸術劇場メインホール) 東京3回、大阪1回、LV 7,800円*3回+5,800円*1回+3,600円(LV)

ミュージカル「黒執事」~NOAH'S ARK CIRCUS~ (TDCホール) 8,800円*1回
演出もいいし、歌うまい人が多くて、とても楽しかった。ちなみに初TDCでした。これもちゃんと感想記事あげたい。

12月

舞台「刀剣乱舞」 Blu-ray&DVD 発売記念イベント (神奈川県民ホール 大ホール) 両部

極上文学「人間椅子/魔術師」(全労済ホール/スペース・ゼロ) 8,500円*1回
人間椅子はあらすじわかってるのにぞくぞくしました。水澤賢人くんの女の子がとてもかわいかった。

トキイベ (ラフォーレミュージアム原宿) 11,600円(Blu-ray付き) *1回
トキイベ vol11 感想 - 考える練習

ハイパープロジェクション演劇「ハイキュー!!」会場予約者限定イベント (相模女子大学グリーンホール) 両部

舞台「PRINCE OF STRIDE」(シアター1010) 6,500円*1回+7,500円*2回

舞台「刀剣乱舞」再演 (天王洲銀河劇場) 9,800円*2回+7,800円*2回
ゆるっと刀ステ感想 (追記あり) - 考える練習

ENDorphin (全労済ホール/スペース・ゼロ) 6,800円*1回
青エク、つむ鴨、と西田さんの演出がよかったので、それで気になって見に行ったんですが、私のキャパをオーバーしてたのと、私がお芝居に求めるものとあってなくて、いまいちでした。

「スター☆コンチェルト」エキストラ参加
初めてのエキストラ。意外と細かい芝居を求められることに驚きました。ドラマ作りの裏側をのぞくことができて楽しかったです。


薄ミュ新撰組奇譚が今年なのがなかなかに信じがたい。
感覚的には2年前ぐらいに感じます。

初めてキャストさん目当てで見に行ったり、
同じ公演を複数回見ることの醍醐味を知ったり、
初日見るために地方遠征したり、
トレーディングで楽しいこともあれば、つらいこともあり、
初めてファンレター書いたり、ファンサで悩んでみたり、
初めての握手会とチェキで舞い上がったり。
いろんなことが初めてで、すごく新鮮で、そのせいで密度濃く感じるのかな。

これまで繋がっていた方が、舞台観劇もされる方とわかって、一気に距離が縮まったり、なんてこともありました。


こちらのブログの振り返り用の質問項目がいいなぁと思い、一部お借りしました。
今年の公演を振り返る(バトン) 2016→1/1修正 - rhの観劇記録

10.今年一番行った会場はどこ?

一番はアイア。公演タイトル数でも一番多いけど、多ステした公演が多いのもあって、20回。その次がシアターサンモール。公演タイトルとしては2つだけど、どっちもけっこう通ったので、合計12回。

11.遠征はした?

ハイステで大阪遠征しました。交通費払うぐらいならチケットに使いたい…というのもあって、できるだけしない方針なので、それのみ。

12.公演の前後にあったアクシデントなどがあったらどうぞ。

特になし。

13.妄想マンセー!今年は彼らと何回目が合った?

目はあってないんですけど、薄ミュLIVE2で、2階席に荒牧さんas沖田総司が来てくれたのにテンションあがりすぎて、緑のペンラをきゃーって振ってたら、「ん?」って感じで見られたのを目の端で見ました(笑)。あれはちょっと恥ずかしかった。
それと、Kステのアイドルパートで、和田(雅成)くんas周防尊の客降りの時に、まわりがぱっと赤に変える中、うっかり白のままにしてて、(あ、しまった…!)って思って見てたらなんかおもしろがるような顔でじっと見られた、気がします(笑)。
あとはミラステのカテコで、あ、これ荒牧さんは目線あっちだから無理だなーって思って富田翔さん見てたら、ふっと目線があってにこってしてくれて、(こ、これが噂の目線をくれるというやつか…!)と湧きました。
それぐらいかなぁ。

14.チケット代交通費etc・・・どのくらい使った?

チケット代だけで 748,360円使ってました。びっくり。(ちなみに舞台94、ライビュ3、イベント17。まず94公演も行ってたのに自分でびっくりしました(笑) そんなに行ってたの?本当に?って思う)。いろんな手数料かかる場合も多いし、劇場への往復交通費も馬鹿にならないし、遠征も2回してるし、グッズと円盤代もある訳で…。貯金ができなかったのも道理だな…。

15.今年最後の公演は?

公演としては刀ステが最後。現場としては30日のスタ☆コンのエキストラが最後。どちらも推しの現場なのがなんとなく嬉しい。

16.来年は今年よりたくさん公演に行きたい?

金銭的にもスケジュール的にもけっこうきつかったので、来年は減らしたい…。
軽率に多ステするのよくないなぁと思ったので、ひとまず、推しが出てる公演以外は基本的に1公演1回にしようと思ってます。(あ、けど艶漢が来たら無理かも…)

17.来年最初の公演はもう決まってる?

来年最初は撃弾ハンサム。その次は刀ステ大阪公演。
あと、公演じゃないけど、出演作という意味では、猪野くん出演の「スター☆コンチェルト」が関東では1/11が放送開始日で、楽しみにしてます。


ここまで読んでくださり、ありがとうございました。
今年はもうちょっとゆるい感じで、楽しく観劇生活を送りたい。