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舞台「戦国無双~四国遠征の章~」感想

※ブログ主は原作ゲーム未プレイです。
※ネタバレ気にしてません。

6/30ソワレ、7/2マチネ、7/4ソワレ(千秋楽)の3回観劇しました。

本編感想

原作ゲーム未プレイ、キャラビジュ見たのみ…だったので、ちょっと不安だったのですが、おもしろかった!キャラの名前を覚えていないので、序盤は完全に誰が誰やら状態でつらかったですが、中盤以降、キャラがわかってきてからは普通に楽しめました。

1回目は13列目と後方ブロックだったので、冒頭暗転して、明かりがついたら武将たちが寝転がっていたのは普通にびっくりしました。横たわる武将の間を歩く僧侶。兵どもが夢の跡って感じでここの演出好きです。ここからどう始まるんだろうって思ってとてもワクワクしたのを覚えてます。

ちなみに千秋楽が上手サイドで、毛利親子が上手側で寝てるので、わりと近かったんですが、猪野くん演じる毛利元就が右手をお腹の上に置いた状態で寝てまして。呼吸するのにつれて腕が上下するのを見てすごく、萌えました…「わぁ…息してる…かわいい」みたいな。生きてることに感嘆するのはオタクの性ですよね(あれ?違う?)

OPの殺陣演出もよかった。武将たちがそれぞれアンサンブルの方と戦い始めて、どこ見ればいいんだ!?ってなったのでとりあえず毛利元就見てたんですが、終始笑みを浮かべて余裕って感じなのがとてもかっちょいい…。手のひらをくいってしたり、両手広げて挑発的な笑みを浮かべたり、終始余裕ありげな感じがとても魅力的でした。年齢考えると殺陣の動きが機敏すぎるのでは?とも思ったんですが、ゲーム上でもこんな感じなのかな。いかんせんゲーム未プレイなので不明。

で、ストーリーを振り返って…と思ったんですが、意外と流れを覚えていない…。ちょっと要素つめこみすぎな気がしたのでそのせいかなぁ。初見時、入れ替わり立ち替わり人が出てきて、覚える前に退出してしまうので、本当に誰が誰やら状態でつらかったです。毛利親子のくだりあたりから理解しやすくなってとても助かった覚えが。

さて、毛利親子です!(開き直った) ちょこっとだけゲームプレイ動画みたいなので毛利元就がどんな感じなのかは見ていて、ソフトボイス系だー好みかも、と思ってたんですが、基本優しげボイス、でも気合入れる時は低めで、とても好みでした。最初ビジュアル見た時は、え、これで父親…?大丈夫か…?とちょっと不安になりましたが、舞台で見たら、ちゃんと年配の男性感が出ていて、隆景に対して父親らしさも出ていて、感心しました。おそらく原作ゲームも参考にしたのだと思うのですが、そのおかげもあるのかもしれないですね。無理に低めにした、違和感ありありな年配男性ではなく、自然な感じでした。

そして小早川隆景。なにぶん最初は猪野くん目当てだったので、荒牧さんも出るんだ~猪野くんと親子役か~くらいの認識だったんですが、超、ツボでした…!このタイプのキャラ弱いんですよね、昔から。常に微笑みをたたえ、口調は穏やか。日常動作も優雅なら、殺陣もしなやかでどことなく優雅。口元に軽く握った手をあてて、ふふって笑うし、もうどストライクです!ありがとうございます!

毛利親子が同時に戦うとことかちょっとどっち見ていいかわからなかったです。隆景の殺陣があまりに優美なもんだから、ついついそっちを見てしまってました。いや別にいいんだけど、なんか罪悪感が…。

毛利親子、それぞれ単体キャラでも好みでしたが、親子の関係性もよかったです。お互い相手のことが大好きで大切に思っているのが伝わってきて、とてもほっこりしました。「父上」「なんだい、隆景」みたいななにげないやりとりにもお互いへの親愛の情だったり、敬愛の気持ちだったりがにじみ出ていてとてもよかった。「まだ、あなたが望んだ世にはなっていません!」っていう隆景の叫びとかささったなー。

演出面でちょっと気になったところがあって、石田三成が処刑されるシーンが2回出てきますけど、あれってなんで2回出てくるんですかね…?印象づけるため??1回は実際のシーンとかならまだわかるんですけど、2回とも予知夢という形だったので謎でした。尺の無駄遣いな気しかしなかった。それと、必殺技がもうちょっと印象的な感じにしてもらえるとよかったかなぁとか。あと殺陣で、あ、今タイミングはかるために待ったな、っていのが時々感じられたのがちょっと残念。稽古期間短そうな感じだったから間に合わなかったのかな…。重要な殺陣に関しては特にそういうこと感じなかったんですけども。

アフタートーク

6/30ソワレはキャストさんによるアフタートークがありました。その際のメモはこちら。


「いやーまっきーさ~ん♡」っていうのが、めっちゃ笑顔でびっくりしました。猪野くんがどれだけ荒牧くんになついているのかわかる笑顔だった。

千秋楽カテコ

カテコで他の人がコメントしてる時に取る行動として、前方見たまま、目線だけ向けるなど気持ち話し手の方を向く、覗きこむようにしてきっちり話し手の方を向く、というのがあって、猪野くんは最後の、きっちり話し手の方を向くタイプですが、荒牧さんもきっちり話し手の方向くタイプなんですね。そんなところも毛利親子共通。元就が下手、隆景が上手と分かれていたので、中央あたりの人が話してる時は二人とも覗きこむような感じになってて、とてもかわいらしかったです。

千秋楽は上手サイドだったので、荒牧さんが上手側の話し手を見てる時の表情がよく見えたんですが、真顔というか「素」の表情で見てる感じで、ちょっとほやんとしていて、「この人何話してるんだろー」とぼやっとしているように見える感じで、とてもキュートでした…。
猪野くんはいつもどおりニコニコ笑顔で、こちらもまた和み。

猪野くんの挨拶は「まさか23歳で父親役をやるとは…しかも息子が26歳」で、もはや鉄板ネタみたいになってましたが、笑いが取れててよかった(笑)

ツイッターに書いた感想など

* 7/2分




* 7/4分