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ほとばしる生命力 - Bimi LIVE "Toys" 感想

タイのクラブハウスでのライブを経て "成長しちゃった" Bimiによる、超パワフルなライブでした。

日時・会場

2023/4/8(土) 17:30開演 @WARP Shinjuku
会場は前回と同じ。今回は横の広場で特に何もやってなくて広々使える状態だったので、建物横にわちゃっと待機。

事前物販は建物の入り口入って階段降りていって、ロビーの手前のところでの販売。今回はレジ3人体制でしたが(前回は確か2人)、グッズの種類が多かったのもあってか案外列の進みが遅かった印象。ちなみに開場してからはロビーでの販売。

会場内のロッカーは前回ライブで帰りの取り出しの時にめちゃめちゃ人がつまっていたので、今回は会場外のロッカーに預けました。雨降ってたので傘どうしようか迷ってたんですが、そろそろ入場時間だなってあたりで小雨になってきたので、傘もえいやっとロッカーに。

今回も入れてた人数は400ぐらいかな?

あと前回、ステージ狭くね…!?そう見えるだけ…?と驚いたやつ、今回わりと前方だったのでわかったんですが、まじで狭い(笑)。奥行きが1mぐらいしかない。あの幅で縦横無尽に動き回ってるのすごい。

開演前

DJさんが爆音で曲流してくれてたんですが、けっこう好みの感じのが多くて楽しかった。ただ、まぁまぁ音がでかいので、普通に会話することが困難だったのがちょっとつらかった。。友人とは携帯を通して会話してました(笑)
開演時間が近づいてきて、「そろそろ始まるね~」みたいなトークの流れで「(みなさん)普段クラブとか行きます?行かないですよね(笑)」って自己完結してたの笑った。やはりノリ方でわかるんだろうか…(笑)

Lilniinaさんのオープニングアクト

「まずはとてもかっこいいアーティストを紹介させてくれ!」みたいな煽りがあって、Lilniinaさん登場。
め~~~っちゃかわいかった!

それで6曲?もっと歌ったかな、けっこう盛りだくさんな感じで、実は一度対バンライブ見に行ったりしてたので「聞いたことあるやつ!この曲好き~」とか考えつつ、聞いてました。MCで「一人でもファンを奪うつもりで来ました!」ってにこやかに言ってたのよかったな~。すごくキュートな見た目だけど、歌はめちゃくちゃ上手くて(当たり前)、堂々としたステージングでかっこよかった。

あと一曲、スマホライトをつけてみんなで揺らしたところがあって、DJさん用の台に映ってるのを見てたんですが、白い小さな明かりがいっぱいぼわーっと光ってるの、幻想的ですごく綺麗だった。Bimiライブでは結局まだ一度もスマホライトつけるやつやったことないので、「こうなるのか~」と思って見てました。

セトリ順に

今回もメモを取ったので、セトリは完璧です!笑
ただ、今回はMCがあんまりなくて、ほぼぶっ続けでひたすら曲流して歌い続けるみたいな感じだったからか、どの曲の時にどうだった、みたいなのがけっこう曖昧。参考程度に見てください。

Lilniinaさんがいったんはけて、暗くなる会場。まだ暗い中、すっとBimiさんが出てきてたんですが、髪色が明るいのもあって、ぼんやり姿が見えるのにドキドキしました。

◇NEVERLAND(feat.lilniinaさん)
明るくなり、Lilniinaさん再登場。
Bimiの衣装は薄紫に白のたばこ柄のシャツに黒のジャケット、黒のパンツ。靴は黒のローファーだったかな。胸元には赤いレンズのサングラス。めちゃくちゃかっこよかったんだけど、同時にかなり胡散臭くて、NeverlandのPVの胡散臭さを想起してとてもよかった。
ライブでは初の女の子とのデュエット。顔寄せあって歌ったりしててきゅんとしました。

◇新曲(純愛の歌)
いきなりしんみりしちゃうかもしれないんだけど、と前置きし、すごく好きな人がいたんだけど、亡くなってしまって、、という説明からのスタート。
歌詞聞き取れたのは半分くらいかなぁという感じなんですが、「たてつけの悪いドアの開け方を知っているのは君と僕だけ」みたいな歌詞があって、二人が仲良く笑い合ってる情景が浮かぶようで、ぐわーっと来ました。その後のもう取り戻せない日々への慕わしさと悔恨が詰まった歌詞もめちゃくちゃいいし、Bimiさんの歌い方も情感がのってて、ひたすら聞き入りました。

一気にしんみりし、かすかにすすり泣く音も聞こえる中、すぅっと息を吸ったBimiさん、クソデカボイスで「そんなやつ、いねーーーよ!!!ばぁーーーか!」「死ね!!ぶっ殺す!!!」
音が割れちゃうんじゃないかレベルの爆音。
いやおらんのかいwww涙を返せwwwってなりましたけど(笑)、一瞬でしんみりした空気が霧散して、雰囲気ががらっと変わったのはすごかった。

ここで胸元にひっかけてた赤いレンズのサングラスをかけてたんですが、一気に胡散臭さが増し増しになってておもしろかった。

◇funky night
ふっとばされた勢いのまま、funky nightへ。もうこっちの情緒はわやくちゃである。私の心情としては完全に泣き笑い状態でした(笑)。
この曲終わったところかな? おもむろにサングラスをフロアに投げてプレゼント。

◇新曲(忍者の歌)
こっちは歌詞はほぼ聞き取れなかった…んですけど、アップテンポな感じでめちゃくちゃ楽しかった!早く音源ほしい。

◇error
ゆったりerrorでちょっと休憩。

◇LOVE
LOVEでまたぶわぁっとあがるボルテージ。
「うっ、あっ、頼む、まじで」からの「臓腑が飛び散る六号線」につながっていく流れが好き。

どこらへんだったか忘れたけど、わりと早い段階でジャケット脱いじゃってた気がします。動きづらい&暑いからかな。

◇新曲パパ活の歌)
ここでパパ活の歌、みたいな説明があったんだったかな。「パパ活やったことあるやつ~?」って聞き始めたの笑った。たぶんお一人?手を上げた人に気づいて「お、いるやん!お前最高だな!」って肩叩いてた。
これもほぼ歌詞聞き取れなかった~~。音源が欲しい!

◇Burn it up
なにげにひさしぶりにセトリ入りのBurn it up!わいた。

◇Weapons
Bang! は今回は撃たれるBimiさん。

◇熱気

◇飼ふ
照明がキャトラれてたらしい。

◆アンコール
1回はけるのははけた、、と思うんですが、なんかすぐに出てきて、あれ、もうやるの?みたいに思った記憶(笑)。

◇Popstar
みんな大好きPopstar(主語デカ)。

このへんでタバコ柄のシャツを脱いでたのかな。シャツもフロアに投げてて大盤振る舞いだった。下に着てたのは黒のタンクトップ。脇がゆったりめだし、なんか微妙に透ける感じ…?でガード!締めて!みたいな気分になりました(?)。

今回、2回客席降りというかフロア降り?をしてたんですが、どの曲のタイミングだったかがちょっとあいまいで、なんか終盤だったよな…?ということでこのあたりに書いておきます。

まずは1回目のフロア降りについて。この時はまだタンクトップ着てた気がする。
ステージ下手の端から降りて、下手側の外周をぐるっと移動してくBimiさん。そのまま後ろを回って、上手側まわってステージに帰還するのかと思いきや、途中でフロアをつっきるほうへ。なんかうろうろしてる気配があったから、極力たくさんのお客さんと触れ合おうと思って移動してたのかな。なぜ気配かというと、お客さんの間に入るとBimiさんが完全に見えなくなってしまうから…(笑)。 ときどき金髪がちょこっと見える。ただ、みんなの頭の向きでBimiさんがだいたいどこにいるかはわかる仕様。

◇Frog
「お前らカエルなんだから、踊れよ」的なこと言ってから、自分で「ちょっとよくわかんないけど」って首かしげてたの笑った。

◇輪
ここで2回目のフロア降り。この時は上裸。真ん中のオタクをよけさせて道をつくり、柵を乗り越えて(飛び降りて)、フロアへ。すたすたと真ん中へ移動するBimiさん。
この後オタクがぎゅうっとBimiさんに寄っていったんですが、Bimiさんが煽ったらしい? ただ、その後、「ちょっと離れてくださーい、いったん離れてくださーい」ってアナウンスしてたのおもしろかった。輪になったオタクを座らせて、「輪」定番のサビ直前のジャンプ!輪になった状態から、わぁっとジャンプして飛び跳ねに入るとお祭り感があって楽しい。
ちょうどそのあたりの映像。
https://twitter.com/hironobimistaff/status/1644902905038901248?s=20

ライブ怖いとか思ってる人、楽しいからきてね pic.twitter.com/FMOb2pAYzZ
— 廣野凌大/Bimi official (@hironobimistaff) 2023年4月9日

曲終わったら、またセンターつっきってステージ前に戻ってきてたんですが、ステージから飛び降りればよかった行きと違い、帰りは高さを超えないといけないことに気づき、「どうしようかね」とちょっと思案してた様子がかわいかった。「(柵)乗り越えられるかな…」といささか不安げでしたが、危なげなく乗り越えて無事ステージに帰還。

◇軽トラで轢く
もうこの曲はね…関係者がいるのだろう2階席を見上げながら、めちゃめちゃ凶悪なニヤァ顔でベルトに手をかけて、ゆっくりボトムを脱いでいってた記憶しかない(笑)。すごく楽しそうで獰猛で、悪魔も逃げ出すんじゃないかなって顔してました。
パンイチでステージ上を縦横無尽に動き回ってましたが、タトゥーが一気に倍ぐらいに増えてたのはびびった。どんだけ彫るんだ。腰にタトゥーあるのがとてもえっちでよかったです(?)

◆ダブルアンコール
今回のライブTに着替えて再登場。

◇Die young
「タイのやつらより盛り上がれんだろうな!」
ライブ in Thaiの配信の余韻もこっちはまだ冷めてないですからね…。これはあがった。

◇Tai
「Taiの話しといてTaiやらないのかよって思ってるだろ。ぜってーやらねー」と言ってたBimiさん。*1
はいこれで終わりですよ、という雰囲気のところに流れ始めるTaiのイントロ。
ばっとdipさんの方を振り返ったBimiの表情が、「は!?」って感じの驚きと非難が混じった表情で、dipさんへの全幅の信頼を感じて萌えました。
「あーもう、しょうがねぇな!」みたいな感じでゆらぁっと立ち上がり、「後光!ささず怒り狂うARK、」と歌いだすBimiさん。ちょうどタイの時みたいな、めちゃくちゃパッションがのった歌い方で、ちょっと苛立ちも乗ってたような気がしましたが(笑)、がつんと感情が乗っててめちゃめちゃよかったし、めちゃめちゃわきました。
dipさんの機転に感謝。


◆どこだったかわかんないやつ
・マイクが機能しなくなり、代わりのマイクが到着するまでしばし中断となる一幕が。タバコ吸い始めたんですが、マイクが来ても、「ちょっと待って、今つけたばっかだから」みたいな感じで、休憩続行のBimi。自由。
・最前の子にタバコの煙を吹きかけて、「キャー!」ってなったりしてたんですが、そこからの流れでペットボトルの水を軽くかけたり、口に含んだ水をふきかけたり。水吹きかけに関しても、会場の反応としては「キャー!」って歓声上がってたんですが、ライブ後の感想見てたら「唾液はちょっと…」ってわりと嫌がられてて笑った。私も羨ましいと思わなかったもんな…。
・クライナー*2を開けてる時にふいにぺろっとシャツめくりだして、「なんだ?」と思ったら瓶の蓋があけられなくて、シャツの布越しに開けようとしてたっぽい。しかし開けられず、ぱっと振り返ったBimiさん、最前の人に開けてもらってました(笑) 「開かないな~、そうだ、お客さんに開けてもらおう」ってなったの想像するとちょっとおもしろい。
その後もっかいクライナーの瓶取り出した時には逆サイドの最前の人が「貸して」って感じで手を出してて、「クライナーの瓶を開けてもらう」という新しいファンサが誕生していた。
・下手の方で最前の複数人に覆いかぶさるようにハグした後、そのままの体勢で上手まで移動してて、主に最前の人たちにぺたぺた触られてたんですが、触るとご利益あるご神体みたいだな…と思いながら見てました(笑)

全体感想

ほぼMCがなかったのもあり、最初から最後までフルスロットルで盛り上がっていくぜ!って感じで、エネルギーほとばしらせつつ、走り抜けていったようなライブでした。元気いっぱいにはねまわってて、こっちなんて気にしてないのかと思いきやめっちゃよく見てるみたいな、なんかそんなライブでもあり…。しんみりした空気を力技でふっとばしたやつは、力技にも程があって、思い返す度に笑ってしまう。

*1:BimiがはけてるタイミングでdipさんがBimiさんとの出会いの話をしてくれており、その流れでTaiの話がでていた

*2:小瓶に入ったリキュール