考える練習

舞台やイベントの感想など

熱狂と歓声と - Bimi Fes turn 1 感想

え~~ いつにもまして全体感想がポエミーです!(笑)。
楽しかったな~という記録。

日時・場所

2023/10/16(月) 19:00~ @O-EAST

入場

会場にロッカーあるようでしたが、初めての会場でどうなるかわからなかったので、外のロッカーで預けてから会場に。
入場に関して、いつもは整番でわりと細かく時間わかれてますが、今回は特にその案内がなく、「17:55から入場開始」のみの案内だったため、会場前は待つ人々でめちゃめちゃごったがえしており、しかし、番号を呼ぶ人は奥の方に一人なので、近づかないと今何番が呼ばれてるかわからないというなかなかのハードゲーでした。しかも番号進めてく速度がまぁまぁはやい(笑)。あ、そろそろ呼ばれるかも、と思って、人波をかきわけつつ進んで行ってたらまだ入り口たどりついてないのに私の番号が過ぎ去ったので、「ぎゃー!」ってなりました。

階段下でチケット番号を確認してもらい(ここはほんとに番号確認のみ)、ぴゃーっと階段をのぼり、今度はチケットに電子スタンプを押してもらい、ドリンク代を払って、いざホールへ。ホール入る手前にテーブル置いて水とお茶のペットボトルはそこで交換できるようにしてくれてたので、水と交換しました。あとで聞いたところでは、蓋付きのアルコールはなかったらしくて、意外とそういう会場多いのかな。

私は500番台だったので、入った段階で、ざっくり半分ぐらいは入ってそうな感じ、で段差のところはもう1,2列分人いる感じだったので、じゃあ下のフロア部分でいいかな~と思って場所取り。時折スタッフさんから「まだ人が来るので、前につめてくださーい」というアナウンスがあり、初めての混み具合にどきどきしました。

お手洗い苦労話

ここからお手洗い苦労話をします(笑)。興味ない人は次の「見え方」まで飛ばしてください。
ほどほどに時間たったところでお手洗い行きたかったので友人に場所確保をお願いしてお手洗い行ったんですが、これが大変だった。普段だとそこそこ隙間あるので「すいませーん」って言いながら通ればそこまで苦労せずフロアを抜けられるんですが、まぁまぁぎちぎちなので、まずそこで一苦労。しかもお手洗いの場所が上手側後ろの階段から2階にあがったところで、場所取りしてたのが下手側だったので、上手側に抜ける必要があり、機材卓?の前に人一人通れるぐらいの通路はあるものの、そこにたどり着くのにまた一苦労。通路通ってからも階段まで人波をかきわけ……、階段にたどりついた時は安堵のため息が出ました(笑)。 お手洗い自体は空いてましたが、まぁあの状況だとよほどじゃないと行こうと思わないよな。大変すぎる。

で、当然、帰りも同じルートを通る必要があるんですよね~(笑)。しかも時間がたったことで、後方段差部分にもだいぶ人が増えており、かつオープニングアクトが始まっていたので暗くなっており、行きよりも難易度上昇。機材卓前の通路にたどりつくのに一苦労、通路抜けたら抜けたでフロアに降りれるとこ(柵がないとこ)どこだ??となり、そこまで行けたら行けたで元の場所どこだ??となり、もはや小旅行でした。

見え方

見やすいよ、とは聞いてたんですが、確かに見やすかった。
一段下がってるフロア部分の後方だったので、あんまり見えないかもと思ってたんですが、かなりステージが高めなようで、前の人の身長次第ではありますが、演者の腰あたりまで普通に見える感じでした。状況や前の人次第では膝あたりまで見える。あと横長なだけあって、思ったよりステージが近くて、だいたい表情見えたのがとても助かりました。

ライブ本編

オープニングアクト

unknown kids によるオープニングアクト
上記のように私はお手洗いでわたわたしてたのであんまり見れてないんですが、さすが盛り上げるのうまいな~という感じで楽しかった。

Lilniinaさんと

まずはdipさんが登場、そしてNEVERLANDのイントロでふわぁっとあがる空気の中、Bimiとにーなちゃんが登場。
Bimiの衣装はこれ。始まりのTaiのMVの時に着ていた黄色ラインを着ているのがとてもいい。


にーなちゃんの衣装はこちら。大人っぽい感じでとてもよかった。

全体感想で書くんですが、今回ちょっとコラボ相手をあんまり見れてなくて、いつも以上にBimi中心です;

  • NEVERLAND

少し退廃的な曲にあわせ、時々艶冶な笑みを見せながらしっとりと歌い上げるBimi。

  • kikilala

NEVERLANDから一転、ちょっとやんちゃな感じに。乳首のくだりでは(今日はさすがに控えめにするのかな)と思ったらちゃんと乳首まで服をまくりあげてて感心しました(?)。

  • Lilniinaさんソロ7曲
  1. angel+
  2. vampire
  3. akumachan
    • MC
  4. I'm tryin'
  5. SWEETSADTASTE
    • MC
  6. cigirl
  7. Pinky light
OHTORAさんと
  • error

「快感」のとこ、身体なでる感じでエロくてよかった。
「キミの仰せのままに」が「Bimiの仰せのままに」になり、Bimiを称える動作をするOHTORAさん。

  • Weak

「土日は休む」で鋭い目付き。

  • OHTORAさんソロ6曲
  1. BYAKUYA
  2. クソみたいな人生 (未リリース)
  3. SEASIDE MAGIC
  4. Digital Tattoo
  5. Akashic World
  6. Coconuts (未リリース)

後半3曲始まる前にここからは激しい曲だよみたいなアナウンスがあって、各曲で「ここから跳ぶよ」みたいなリードがあってわかりやすかった。

高野くんと

どっちの曲だったか忘れちゃったけど、「対戦よろしくお願いします」ってお辞儀しあっててかわいかった。

冒頭歌い出す前に飛び蹴りからスタートするBimi。
ハケ際の高野くんに向かって、Bimi「高野洸に敬礼!」と突然の敬礼(笑)。
ファンもならって敬礼。高野くんもはてな浮かべつつ敬礼返してくれててかわいかった。

福澤さんと

最初Bimiさんだけ出てきたんだっけ?
出てきなよ、みたいな感じで呼ばれてぬるっと福澤さん登場。
福澤「俺もっとかっこよく登場しようと思ってたのに…」
こういう感じでさ、とちょろっと踊ってくれる振りがすでにかっこいい。

  • Hangover

ちょこちょこ酒飲むアクションするBimiさん。
「グッとイク為のgood liqueur」ではきゅっとショットグラスを。

  • 新曲

Hangover 終わって福澤さんいったんはけたんですが、また戻ってきて、まさかの新曲!
これもアップテンポでかっこよかった~。
肩組んで、福澤さんと交互かけあわせみたいなやつをやってた。
目開いたり、また違う表情したり。
福澤さんと頭付き合わせしてた。

  • サプライズでバースデー

はけようとする福澤さんを呼び止めるBimi。
廣野「もう一曲あるじゃん」
え?ないよと困惑する福澤さん。
福澤「いや、ないんですよ。怖いわ…」
とかやりとりしていたら、「はっぴばーすでー♪」と歌い出すBimi.
うなだれる福澤さん。
ケーキを持った高野くんが登場。
Bimi「スタッフさんですよね」
高野「え?はい」
とかいう茶番が発生していた。


転換でバンドセットが登場!
テンションがあがる。
用意されるスタンドマイク2つ。
なんでスタンドマイク?と思っていたら。

顕嵐くんと
  • 衝動

顕嵐くん、Bimiともにギターを…!ギターの音はちっちゃめだった気がしますが、もう弾いてる構図でやばい。
あ、あとここかな?Bimiがロングコート的なのを脱いできてて、中に着てたのはTシャツじゃなくて、トレーナー素材なのが判明。袖をまくりあげてた。脇にジップアップがあってかわいい。後ろは英文が4行ぐらい書いてあった。
顕嵐くんはこの1曲のみ。曲終わりあたりかな、Bimiが拳突き出して、つきあわせてたの沸いた。
終わったら颯爽とはけていく顕嵐くん。
Bimiさんが「久しぶりだよね」と話しかけたのを(最初聞こえなかった?) ガン無視して帰ろうとしてたのおかしかった。

バンドスタイルでBimiソロ
  • Question

ちょっと場所がここだったかわかんないけど、バンドメンバーを紹介していくターンがあり、その流れで「Bimiでーす(笑)」「dipでーす(笑)」って紹介してたのはかわいかった。うん、知ってる(笑)。

これもタイミングがわかんないんだけど、たぶん名乗った流れ…?
「びみー!」に「何?」って聞き返すびみさん(笑)
「かっこいー!」とか「かわいー!」とか、口々にあげる声がわーっと押し寄せる感じになり、聞こうとするが聞き取れず、「ごめん、一人ずつしゃべってもらってい?(笑)」
さっきよりはバラけるも結局わああっと押し寄せるコール。
Bimi「それな」と指立て。お水を飲みに。

あ、あれもこの時かな、フロア後方から「かかってこーい!」って声が響いて、お、かっこいいなそれ、と思ったらBimiが聞き取れなくて、「え?なんて?」ってなって、主に前方のオタクが口々に「かかってこーい、って」って伝えたんだけど、結局聞き取れず、「それな」って返してたのおもしろかった(笑)

  • LOVE

「水にふやけても」でほんとにふやけてるみたいな、ぼやっとした顔が傾いてて、ぞくっとした。
「頼むマジで」のあたりで座り込みつつ、苦悩するように頭振り。

  • Die young

渋谷のとこで替え歌入れてた気がする…けど曖昧。
そうそう、この歌でけっこうオタクに歌わせてて、何回か「助けて」って言いながらマイク向けてきてたの、なんかよかったな。
それとオタクになんか言わせるか歌わせるかして「OK」って感じで親指たてるのを上手、真ん中、下手、ってやっていってた。
あとこの曲じゃない気がするけど、「声がちいせぇ!もっと出せんだろ!?」って煽ってたとこあった気がする。

  • weapons

BANGは撃つBimiさん

  • inner child

バンドサウンドだと特にイントロが普段聞いてるのと違っててだいぶ新鮮だった。
ただでさえイントロドン苦手なのに、余計にわからなくなった(笑)

ここでバンドセットからDJセットに。

一ノ瀬さんと

Bimiさん、衣装をチェンジして登場。ゆったりした白シャツに細身の黒タイ、下は最初黒のカーゴパンツ的なやつかと思ってたんですが、細身のパンツの上に膝丈のプリーツスカートのようなのが重なってました。
一ノ瀬さん、生で拝見するの初だったんですが、めっちゃかわいい~!かつ色っぽい。最強。そして超歌うまでした。

  • Phantom

最初からずっと目を合わせず、それぞれ前を向いて歌い続ける2人。
お互いの気持ちのすれ違いを表現しているようで、ぞくぞくした。
「俺が創り上げたきみと」のあたりでもまったく見てなくて、
相手を見ずにつくりあげたイメージ、という感じで、すれ違いを特に感じた。
確か2回目のフックぐらいから?ようやく目を合わせる2人。
ラスサビはめちゃめちゃ感情こもった歌い上げ。相手にすがるようで心震えた。

終わっていきなり土下座するびみ(笑)。
一ノ瀬さんも「え?(笑)」ってなりつつ、同じように土下座?してくれてた。
Bimi「友達に、いい雰囲気になった時にかけてよって言ってるんですよ」
って言ったら一ノ瀬さんがちょっと困ったような苦笑してたの笑った。

Bimiソロ

こっからはBimiソロだー!みたいなこと言ってた気がする。

みんな大好きbeast。これまでの印象ではめちゃめちゃ淫靡な感じだったけど、なんか今回は上品な印象だった。ただ、「あぁ もうだめみたい あんさん俺がいなきゃだめみたい」のとこで、左手が完全にGスポット刺激する手つきで笑った。それでステージ上一往復してました。狂気。

  • selfy
  • 声明

Bimi「声明出すって言ってたんだけど、俺あんまり言葉上手くないのがわかったので…。業者に頼んで映像にしてもらいました!見てください!」
はけるBimiさん。うまく言葉にできなくて映像…??と戸惑いつつ、スクリーンを見ていると、映し出されるのはこれまでのBimiの軌跡。「EVIL LINE」で、そわっとした雰囲気になり、「Bimi major debut」で歓声が爆発。

興奮さめやらぬ中、再度Bimiが登場。
てらっと光る黒いブルゾンがかっこいい。

  • babel

聞きとれる断片から、あ、Bimiさんの人生で起こったことなのかなと思った。

2回目のフック直前、白く飛ぶほどに煌々と照らされたステージの上で、一息ついた曲の空白にぽつりと置くような「ついてきてくれ」。そこからのフック。

Take it all
I won't run away

シャウトに近いような歌い方だったのもあり、現地ではほぼ聞き取れていなかったのだが、後から歌詞を見て、こんなかっこいい歌詞だったのかとわいた。メジャーデビュー発表した後に歌う楽曲としてあまりにもぴったりでかっこいい。

  • MC

「騙した。騙した、ごめん!」(騙してごめん、かも)
深々と90度のお辞儀。とても真摯な表情とトーンだった。(まぁちょっとクズな男がやらかした後の謝罪みがあるなと思ったのは内緒(書いてるのよ))

Bimiさんが語ってくれた経緯は以下(ざっくり):
簡単に経緯を話すと、1年ぐらい前、ライブ終わりに新宿の中華料理屋に連れてかれて、
うちから出ないかと。俺は迷った。
メジャーデビューするならうちしかないと思う、とまで言ってくれた。
でも迷った。
(EVIL LINEは)ヒプマイのレーベル。
Bimiと廣野はなんとなく境界線があるだけだから、そう見られてしまうんじゃないかと。
それと、大人たちの意向に飲まれて丸くなってしまうんじゃないかと。
でもそこはそのままでいいからと。
ここはこうじゃないですか、といろいろ話をさせてもらって、持ち味はそのままでいいから、と言ってもらった。
それでお願いすることに決めた。

正直、Bimiさんの活動内容的に「うちでどうですか」って言ってくれるレーベルはないだろうなと私は思っていたので(楽曲や歌唱のレベルという意味でなく、いろんな意味で危なすぎて(笑))、「そんなレーベルあったんだ…」みたいな気持ちになった(笑)。EVIL LINEならわからんでもない、みたいな反応が多数派っぽいのはおもしろかったです。

アンコールとかあるかもしれないけど、いったん締めの挨拶するね、って感じで、確かちょっとしゃべってくれて、メジャーデビューできることについて、「これまでついてきてくれたみんなのおかげでもある」って言ってくれて嬉しかったな。

たくさんの「おめでとー!」に嬉しそうなBimi。EVIL LINEの方々が見に来てくださってると聞いて、2階の関係者席に「ありがとー!」を連呼するオタクたち。いやーほんとに感謝ですよ、、こんな、、何しでかすかわからんアーティストを…(笑)。

関係者に(盛り上がりを)見せつけてやろうぜ!みたいなこと言ってたんですが、肝心のジャンプで、しゃがませるのはいつも通りだったんですが、なぜかいつものタイミングではジャンプさせてくれなかったため、タイミングがつかめず、ばらばらに跳ぶはめになるオタクたち。あれは今振り返っても謎。タイミング変えようとしたの今回初だよね?(笑)
(後日インライでしゃべってくれたところによると、俺が煽らなくても跳べる、というのをやりたかったらしい。なら尚更いつものタイミングで止めないでよ!!(笑) あとそもそも今回だと普段Bimiのライブ来てない人が半数しめてたと思うので、そういう意味でも無茶だったなと思う)

切腹切腹…」のとこで切腹ムーブ!ひさしぶりに見れて沸いた。ぐぐぐ、って感じで切っていくBimi。表情が舌出ししたりしてちょっと邪悪な感じで、初めて見る感じだった。その後、マイクの持ち手側をくわえたりしてた。

輪が終わり、すぱっと帰っていくBimi。

  • アンコール

アンコールとか、って匂わせてたからありなんかなと思ったんですが、会場都合?なのか今回はなし。
(こちらも後日インライで喋ってくれたところによると、「輪で締めたかったからやるつもりなかった」とのこと。アンコール匂わせはなんだったんだ…!笑)

どこかわからんやつ
  • 水の飲み方がぶわっとほっぺふくらましてからしゅん、と消える飲み方
    • あれどうやってるんだ??と思ってたけど、たぶん飲み込むというより流し込んでるんだな。「結」の時の牛乳一気飲みを思い出した。
  • 「みだらな腰つき」って歌詞のとこで腰のあたりなでまわしてちょっとシャツまくれてたのがめちゃめちゃエロかったんだけど、歌詞検索しても出てこなくて、どの歌詞の聞き間違えだ…?ってなってる。beastの「卑猥な腰つき」かも。
  • 水飲んでからお客さんにかけようとしてやめるBimiさん。
    • 下手でフェイント、上手でフェイント。
    • 「やめとくわ、不快に思う人もいるでしょ」
    • かけてー!みたいな声が複数あがり、迷った末にぴゃっと2回ほど?かけてました。配慮がかわいい。

全体感想

出てきた瞬間に、うわ、かっこい…ってなって、そこからずっと目を奪われていた。ビジュアル自体がめちゃめちゃよかったけど、単にビジュアルの話でもなくて、内側からみなぎる気迫、エネルギー、自信。普段はコラボ曲だと、自分サイドにコラボ相手が来た時はわりとそっちを見たりするんだけど、この日は本当にそれができなくて、ずっとBimiさんを見ていた。(途中で、しかしこれではせっかくのコラボ曲なのに相手がまったく見れない…!と思って、同時に視界に入れることでなんとか相手も見ようとしていた)

ずっと楽しそうで、ギラギラしていて、もうなんかほんとに一挙手一投足、ぜんぶがよくて、一瞬たりとも見逃したくない、叶うなら全部覚えていたい、そんな気持ちだった。あと今回、歌詞の状況を演劇的に表現するような動きがわりと多かった気がしていて、それもあって没入しやすかった。

ありがたいことに最近は前方が続いていたから、今回あんまり番号がよくないのを見てちょっとしょんぼりしていたけれど、全体の雰囲気も見れる場所で見れてよかったなぁと思っている。

普段Bimiのライブに来ていない人も大勢来ることになる今回、どうなるんだろうと思っていたけど、いつもと遜色ない盛り上がりで、すごく楽しかった。インディーズ時代のBimiのしめくくりとして、あまりにもふさわしいライブだったなと思う。