考える練習

舞台やイベントの感想など

Bimi LIVE "溺" in TOKYO 感想

日時・会場

2023/6/16(金) 19:30~ @WOMB渋谷
自分の過去記事見て気づいたけど、WOMB 3回目なんですね。(初単独、Basis東京公演、今回)
今回も前回と同じくロッカー前の部屋を待機場所として開放してくれたんですが、そこに入れるようになったのがわりと呼び出し直前だったので、今回は場所を取ってからロッカーへ預けに…。よくあるロッカー小より気持ち小さめで300円。両替機もありました。

番号が呼ばれたらチケットを見せて、階段で上の階へ。階段登ったところでドリンク代600円を払って会場内へ。
WOMBの画像検索してて、最前の柵が謎だなと思ってたんですが、あれ、パンチで穴開けた金属板みたいなやつが貼り付けられてるんですね。暴れ狂うオタクから演者を守るためなんだろうか…(邪推)。

あとこの会場で「へぇ~?」ってなったのが、蓋ありの飲み物が水かSKYBLUEしかない(笑)。あとは缶かグラス(プラスチック製らしいとは聞いた)。暴れる前提の場合はわりと悩ましい選択に…。SKYBLUEよくわからんなと思って水にしました。

ライブ本編

今回は開演前のDJさんはおらず。ちょっとさみしい。音がでかくないので友人と普通に会話できるのはありがたいけども。

確かちょっと開演が押してて、「深海」がかかって、「やはりこの曲から…?」と思ってたら別の曲かかってそっちだったから「おぉ!?」ってなった。ネタバレ(?)しておくと、この日結局「深海」は一度も歌わずに終了します(笑)。

Bimiの衣装は白Tシャツに黒のジレ、でパンツは白だったかな? 靴はつるっとした黒の靴。白Tは袖のところにエルビス・プレスリーみたいな感じのひらひらがついてて、黒のジレはなんか背面に金色で刺繍?がありました。ふわふわの金髪に目元が全体に黒の縁取りみたいな感じでかわいかった。

以下、セトリ順に感想を。今回もメモしたのでセトリは完璧です!笑。Bimiさんから「今日はMCなしでぶっつづけでいくわ」的な宣言がたしかあって、本当にほぼMCなしでした。

◇NINJA

◇新曲1
歌詞ほぼ聞き取れず。けっこう重め(暗め?)な感じの曲調だった気がする

◇新曲2
こちらはさきほどよりは明るいテンション。「君しか見えない」というのが聞こえてラブソングなんだろうか…?と思いつつ、こっちもほぼ聞き取れず。

◇Popstar
◇Frog

◇輪
ここのとこ恒例の客降りタイム。普通にステージを降りて、お客さんをわって、まんなかに向かってくBimiさん。
サークル状態でしゃがませてからのサビ前のジャンプ!

◇NEVERLAND
「名古屋から来てくれました!」のアナウンスとともにLilniinaちゃんが登場!これはびっくりした。
にーなちゃんの衣装はこちら。めっちゃかわいい。

◇Lilniinaちゃんソロ曲タイム
4曲?5曲?ぐらい歌ってました。Bimiさんも壇上にはいて、DJ dipさんの隣で気ままにリズム取ったり、ふらふら歩いてみたり。なんかカメラマンさんとお話してる時もあったり。このソロ曲タイムの最初かな、なんかBimiさんが急に「俺たちファンキーモンキーベイビーズでーす」みたいなこと言い始めて、私もよくわかんなくて何だろ??ってなってたんだけど、にーなちゃんもわからなかったらしく、「意味わかんない」って普通に困惑してて(笑)、しばらく言い続けるBimiさんに対して、(歌い出したいんだけど、何??)ってちょっとうっとおしそうな顔してたの、変な気を使ってないのいいなと思いました。「すみません、もう邪魔しません!」ってひっこむBimi。

◇新曲3
ここでLilniinaちゃんとのコラボでの新曲披露!
キキララをイメージした楽曲みたいなこと言ってて、ちょっと困惑の空気が流れたのおもしろかった。Bimiさんがキキイメージでいいんでしょうか…*1
なんかセンターで服を胸のあたりまでまくりあげながら歌ってて、なんだなんだと思ったら「乳首がカービィ」的なのが聞こえて「あ、そゆこと?」ってなったのを覚えています(最悪すぎんか?)

◇Phantom
◇27th

◇新曲4
精子」と「卵子」ってワードが聞こえて、わぁまたやばい歌詞書いてんなぁ…と思って聞いていた。あと「プラズマ」。
激しめ&重ためな感じの曲調だった気がする。

◇funky night
ここでまた客降りするBimiさん。「乾杯しようぜ」的なこと言ってたのかな? ランダムでルート選んでうろうろする感じなんかな~と思ったら、まさかの1列ごと、一人一人と順に乾杯していくスタイル。後ろまで行くから!とは言ってたけど、まさか一人一人と乾杯していくとは…。400人弱いるので当然一曲では終わらず、もう1回最初からかけ、それでも最後足りなくて、「待って、まだあと数人いるから!」って言ってたから、本当に全員やりきったんだろうな~。そのサービス精神がすごい。戻ってくる時も当然フロアを割って帰ってくるしかないんだけど、「おい、主役やぞ、通せ!」って言いながら帰ってきたのはおもしろかった。

途中で具合悪くなってた人を見つけたらしく、「1回止めて!」って止めさせてスタッフさんを呼ぶ一幕も。「これからは1回はこうやってまわっていって具合悪い人見つける!」とか言ってました(笑)。

◇熱気
◇Die young

◇Burn it up
これめちゃめちゃかっこよかった…。ステージ中央で片足前に出して、前後に揺らすみたいな感じで歌ってた時があって、なんかめっちゃかっこよかった(伝わらないやつ)。制御はしつつもばちっと感情が乗ってて、なんかこう、最初の単独ライブの頃に比べて感情の情報量が増えてるような感じがして、よくなってる…と震えました。

確かこの曲の最後にTシャツを脱いでました。(ジレはここに至るまでにいったん裏に引っ込んだ時に脱いできていた)。ぺって脱ぎ捨てられたシャツがすすっと回収されて、スタッフさんかなと思って見たらカメラマンさんだったのおもしろかった。たぶん邪魔だろうと思って片付けてくれたんだろうな…。

◇LOVE
半裸で暴れ倒すBimi。今回は下は脱がず。
最前の柵の裏(ステージ側)ってステップみたいなのがところどころついてるんですけど、ステージ中央からドンッとそのステップに降りて、そのまま最前のお客さんにぐだーってもたれかかったりしてて、「ひええ」って思いながら見てました(笑)


熱気からLOVEまでの流れがめちゃくちゃ気持ちよくて楽しかった…。曲に溺れるってこういうことか~という感じで、流れにそのまま身体をゆだねて踊るみたいな感覚になってて、めちゃめちゃ気持ちよかった。

5/25の電音部の時に、「あ、そうか」ってふいに気づいたのが、既存曲だと「この次から盛り上がる箇所」みたいなのはこっちもわかってるわけですけど、その、さぁ次はこうなるぞっていうのをちゃんとBimiがお知らせしてくれてるんですよね。お知らせというよりはもしかしたら、単純にBimiさん自身の予備動作がそう見えてるのかもしれないんだけど、次はこうきますよっていうのがBimiを見てたらわかるから、そのままそれにのっかると気持ちよくのれるという。


◆アンコール
いったんはけて再登場。

◇飼ふ
途中で歌えなくなってしまい、「だめだ、無理、歌えない」みたいになってたので、だ、大丈夫か…?とはらはらしました。しばらく「うぅ、、」となった後、これじゃだめだ、となったのか、「普通にライブします」って言って再開、あとはやりきってたんですが、どうなるのかどきどきしました。

うぅ、、ってなってた時に「これだけ聞いて、死ぬ前には連絡して」みたいなことを言ってたらしく(私はいまいち聞き取りきれなかった)、その言葉を言いたくなる状況が私には一つしか思い浮かばず、そりゃ不安定にもなるよな…と。ただその完全に歌えなくなった状態から切り替えて最後までやりきったのはさすがだなと思います。

◇軽トラで轢く
◇Tai


◆どこかわかんないやつ

  • 照明
    • 今回照明がめちゃくちゃよくて、10cm幅ぐらいの光の帯が等間隔でばーっとはられることがちらほらあり、幻想的だった。
    • カラフルな光の帯が縦にすとんすとん、と伸びてる時はそこで世界が分断されてるような気持ちに
    • 青の帯が横にばーっとはられている時は、ちょうどBimiの腰あたりだったのもあって、腰まで水に浸かっているようで、同時に会場全体が水の中にあるみたいでもあって、不思議な感覚でした。

全体感想

今回はあんまりお客さんを個別に見てない感じで、閉じた雰囲気、でもないんだけど、どこか内向き…? エネルギーはちゃんとこっちに来てるんだけど、閉じてる感じでなんか不思議な雰囲気でした。「飼ふ」でのあれこれで、あ、そういうことだったのかな?と思ったり。でも乾杯はすごく丁寧にまわっていってたので、どうなんだろうな。

個人的な好みとしては4/8のライブみたいな、バチバチにエネルギーほとばしらせていくぜ!みたいな感じのライブが好きですが、今回みたいなライブもそれはそれでゆったりノれる感じがあって、たまにはこういうのもいいかもなぁと思ったりしました。いや別に落ち込んでほしいわけではないのであれなんですけど(笑)。

*1:後ほどインライでBimiさんがララだったことが判明。理由は乳首がピンクだから…笑