考える練習

舞台やイベントの感想など

2017年 舞台・イベントの振り返り

昨年もやったのですが、振り返り楽しかったので今年もやってみます。
hirokuhukaku.hatenablog.com

チケット代にどれだけかかったか振り返ってみようということで、チケット代(券面の表記)も併記しています。

上半期に関しては振り返り記事すでにあげてた。
2017年 上半期 イベント・舞台記録 - 考える練習

1月

柿食う客「虚仮威」(本多劇場) 4,800円
撃弾ハンサム「最初で最後の晩餐会」(全労済ホール) 5,800円
舞台「刀剣乱舞」虚伝 燃ゆる本能寺(大阪メルパルクホール) 7,800円*1回、9,800円*1回
舞台「私のホストちゃん REBORN」(サンシャイン劇場) 8,800円
北村諒 Birthdayトークイベント 東京(全電通労働会館) 3,900円

2月

舞台「戦国無双」四国遠征の章Blu-ray&DVD発売記念イベント
少年社中「アマテラス」(紀伊國屋ホール) 5,500円
ミュージカル「テニスの王子様」3rdシーズン 青学vs六角(TDCホール) 6,000円
舞台「真・三國無双(全労済ホール) 7,800円*1回、9,800円*1回
荒牧慶彦イベント「まきば会 Vol.3~バースデースペシャル~」(浜離宮朝日ホール・小ホール) 4,300円
DVD「猪野広樹 Hitch your wagon to a star」発売記念イベント
舞台「ノラガミ -神と絆-」(アイアシアター) 9,800円
「普通じゃない職業」(シネマート新宿) 舞台挨拶回2,000円、通常回1,100円

3月

TEENxTEEN THEATER「初恋モンスター(品川プリンスホテル クラブeX) 6,800円*8回、9,800円*2回
舞台「弱虫ペダル」新インターハイ篇~スタートライン~(TDCホール) 6,800円
「男水!」最終回直前イベント(よみうりランド日テレらんらんホール) 4,900円
映画「お江戸のキャンディー2」先行上映会(原宿クエストホール) 3,500円*2回、5,000円*1回
ミュージカル「刀剣乱舞」~三百年の子守唄~(アイアシアター) 8,800円
ハイパープロジェクション演劇「ハイキュー!!」"勝者と敗者"(TDCホール) 8,800円
ドラえもんのび太とアニマル惑星(プラネット)」(サンシャイン劇場) 7,500円

4月

スーツの男たち(アトリエファンファーレ高円寺) 7,500円
「Ye -夜-」(東京芸術劇場シアターウエスト) 7,800円
ハイパープロジェクション演劇「ハイキュー!!」"勝者と敗者"(梅田芸術劇場メインホール) 8,800円
ミュージカル「薄桜鬼」原田左之助(梅田芸術劇場シアター・ドラマシティ) 6,700円*2回
BROADWAY MUSICAL「きみはいい人、チャーリー・ブラウン(シアタークリエ) 10,800円
あやめ十八番「ダズリング・デビュタント」(座・高円寺1) 4,000円
ミュージカル「薄桜鬼」原田左之助(アイアシアター) 5,000円*1回、6,700円*1回
ミュージカル「王家の紋章(帝国劇場) 9,000円

5月

ハイパープロジェクション演劇「ハイキュー!!」"勝者と敗者"(TDCホール) 8,800円*5回
東京凱旋、5回も入ってたんだ…ってびっくりした(笑)
舞台「男水!」(THEATRE 1010) 8,900円
ミュージカル「テニスの王子様」コンサート DreamLive2017(横浜アリーナ) 6,500円

6月

舞台「刀剣乱舞」義伝 暁の独眼竜(天王洲 銀河劇場) 7,800円*2回、9,800円*1回
越智・丸目・村上 ファンミーティング(発明会館) 3,900円
ダブルミンツ 舞台挨拶付き上映(シネ・リーブル池袋) 1,800円
厨病激発ボーイ(CBGKシブゲキ!!) 6,800円*2回
舞台「けものフレンズ(品川プリンスホテル クラブeX) 6,800円
映画「お江戸のキャンディー2」先行上映(シネマート新宿) 2,000円

7月

舞台「BRAVE10(全労済ホール) 7,800円
主演の人の殺陣がアレで、もうちょっとなんとかならんかったんか…と思った記憶。六郎の衣装が超きわどい感じ*1なのでどうするんだろうと思ったらまんま再現していてびびった。宮城紘大さんが演じてたんだけど、立ち振舞が完全に六郎だったし、殺陣もキレがあって、とてもよかった。
櫻井圭登くんが演じた由利鎌之介が最初女のふりして主人公に近づくんだけど、そのあたりが違和感なくてすごかったし、かわいいけどド変態というキャラなんだけど、変態ぶりをきちんと表現しきっててすごかった。艶漢での経験を存分に活かしていました(笑) 推測でしかないけど、艶漢でとことん突き抜けたことやったのが与えた影響は大きいだろうなと思う。
あとこの時点で、北川尚弥くんがあんステに出るのが発表されてたので、どんな子なんだろうと思ってみてたんですが、猿飛佐助の訥々とした喋りにとてもマッチしていて、アクションの動きもよくていいなぁと思った。

CLIE Summer Festival 2017 舞台「艶漢」トークイベント(シアターGロッソ) 3,500円
まさかトークイベントで初Gロッソすることになるとは…(笑)。
艶漢の時の裏話がいろいろ聞けて楽しかったな。
原作を読み込んで、入れられるところは原作の画を入れたりしたっていう話ではそこまでしてくれたことにあらためて感謝の念でした。本当に原作まんまじゃんっていうシーンがちらほらあって、あれ感動したんだよな…。

お江戸のキャンディー(シネマート新宿) 1,800円
レポ読み返したらわりとおもしろかったので今更に記事あげました(笑)。
どうなんだろうと思ってたことを荒牧さんがばしばしつっこんで聞いてくれてすごくすっきりしたんだよな、この時。

富田翔15th Anniversary「ただのイベント」(バトゥール東京) 5,000円、12,000円
他にもバトゥール東京でイベントやってる俳優がいて、これからはやるのか…!?と思ったらその後続かなかったんだけど、今思うと、夏場で結婚式少なくて空いてたんでしょうね。

舞台「刀剣乱舞」義伝 暁の独眼竜(福岡サンパレス ホテル&ホール) 7,800円*2回、9,800円*1回

感想記事はこちら
千秋楽翌日にふらっと観光したの楽しかったな~。福岡アジア美術館が面白かった。

SHATNER of WONDER #6「遠い夏のゴッホ(天王洲 銀河劇場) 7,900円
安西くんが天真爛漫な役で新鮮だった。
虫の世界の話と聞いてついていけるかちょっと心配だったけど、普通に楽しかった。シャトナー演出に対する苦手意識がちょっと減った。

舞台「黒子のバスケ」ライビュ3,600円
太田基裕さんの花宮が評判よかったので急遽ライビュ見に行った。原作ではもう花宮だいっきらいなんですけど、もっくんの花宮はそこまで嫌じゃなくて、不思議だった。

劇団☆新感線「髑髏城の七人」Season鳥(IHIステージアラウンド東京) 13,000円*1回、4,500円*1回
生で見てよかったので、ライビュでも見ました。
ツイートより引用。

今日は久しぶりに劇団☆新感線見てきたけど、やっぱりあの劇団の笑いの入れ方好き。
アドリブでがんがんボケつっこんだ後、終着点見つからなくなって「…続けまーす」って本筋に戻ったのは笑った

↑は贋鉄斎のシーンの話。

早乙女太一さんの殺陣が滑らかすぎてちょっと意味がわからなかった。滑らかでめちゃくちゃ動きが綺麗で、なおかつちゃんと斬ってる感もあって、幼少のみぎりから鍛錬してきた賜物なんだろうなぁ。これ両立可能なんだっていう驚き

舞台「夢王国と眠れる100人の王子様~Prince Theater~」(アイアシアター) 6,800円*1回、9,800円*1回

ライブ・スペクタクル「NARUTO」~暁の調べ~(アイアシアター) 8,800円

8月

ピースピット2017年本公演「グランギニョル(サンシャイン劇場) 7,800円

りさ子のガチ恋 俳優沼(新宿シアターモリエール) 5,000円
俳優オタあるあるが楽しかった。わりと表層をなぞったところで終始してる感じで、あまり深いところまでつっこんでくれなかったのは残念でした。でも当初心配してた、オタクを馬鹿にしてる感じがなくて、目線がとても暖かかったのはよかったな。新垣里沙さんの演技が過不足ない演技でとてもよかった。最後、心情をぶちまけるシーンのリアルさ。

荒牧慶彦イベント「まきば会 Vol.5」(浜離宮朝日ホール・小ホール) 4,300円*2回

朗読舞台「逢いたくて」(三越劇場) 5,000円*2回

朗読劇「私の頭の中の消しゴム 9th letter」(サンシャイン劇場) 6,800円

荒牧慶彦イベント「まきば会 Vol.6」(朝日生命ホール) 4,300円*2回

カクシンハン「タイタス・アンドロニカス」(吉祥寺シアター) 5,000円

猪野広樹バースデーイベント2017「イノcence」(浜離宮朝日ホール・小ホール) 4,200円*2回

北村諒ファントークライブ 東京(発明会館) 3,900円

舞台「四月は君の嘘(アイアシアター) 9,800円
よさこいとはかぶらない日程で取りました(笑) チケット余ってたのもったいなかったな…とてもよかった。

9月

舞台「煉獄に笑う(サンシャイン劇場) 9,400円*2回
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デスノート THE MUSICAL(新国立劇場 中劇場) 13,000円
ミュージカルってどうなんだろう…って思ってたけど、めちゃくちゃよかった。。気持ちを完全に持ってかれた。
レムが美しくて優しくて儚くて、とてもよかった。

ハイパープロジェクション演劇「ハイキュー!!」"進化の夏"(TDCホール) 8,800円*2回

あんさんぶるスターズ!エクストラステージ(シアター1010) 9,800円*2回、6,800円*1回、3,600円*1回

ミュージカル「テニスの王子様」3rdシーズン 青学vs立海(TDCホール) 6,000円

高崎翔太イベント「第29回バースデーパーティー in Tokyo」(東京証券会館ホール) 4,300円*2回
樋口裕太くんがゲストMC。翔太くんの笑いに対する執念はすごいと思った。あとぶっちゃけ芸がこわい。サイコロトークで「整形」って話題を書き入れてて、正気か!?って思った(笑) *2

10月

舞台「刀剣乱舞」義伝 暁の独眼竜 上映会@台湾(誠品表演庁) NT1,900(≒7,030円)*1回、NT1,400(≒5,180円)*1回
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劇団シャイニング「マスカレイドミラージュ」3,800円
ライビュにて。

舞台「炎の蜃気楼 昭和編 紅蓮坂ブルース」(THEATRE1010) 7,000円*1回、8,000円*2回
荒牧さんが出てる訳でもないし…と思って初日と楽だけの予定だったのに、鐘ヶ江さんの高坂が好みすぎて増やしました。

舞台「K -MISSING KINGS-」(京都劇場) 10,800円*2回、7,800円*1回
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京都公演楽の後、台風のせいで夜行バスが動かなくて駅で仮眠するはめになった思い出。
京都駅でやってたミュシャ展も楽しかった。

人間風車(森ノ宮ピロティホール) 8,500円
ささいなすれ違いからとんでもない結末へ。事前に後味よくないの聞いてたけど、それでもダメージくらった…。松田凌くんがモブとして言ってた「つば付けとき!」がなんかツボ。アフタートークありの回だったのですが、矢崎広さんがなんともふわふわしていてかわいかった。

ハイパープロジェクション演劇「ハイキュー!!」"進化の夏"(TDCホール) 8,800円*2回

舞台「K -MISSING KINGS-」(天王洲 銀河劇場) 10,800円*2回、7,800円*1回

舞台「青の祓魔師」島根イルミナティ(Zeppブルーシアター六本木) 7,800円

11月

荒牧慶彦ファンミーティング in TaiwanNT2,000(≒7,400円)*2回

ミュージカル「刀剣乱舞」~つはものどもがゆめのあと~(TDCホール) 8,800円

舞台「刀剣乱舞」義伝 暁の独眼竜 Blu-ray&DVD発売記念イベント(国立京都国際会館イベントホール)

シス・カンパニー「ローゼンクランツとギルデンスターンは死んだ」(世田谷パブリックシアター) 9,000円
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舞台「義風堂々!!」(アイアシアター) 11,800円*1回、6,800円*1回

橋本祥平ファンイベント「HEY! HEY! FAN MEETING」(発明会館ホール) 4,500円

THE BAMBI SHOW ~2nd STAGE~(CBGK シブゲキ!!) 6,000円

オペラ「椿姫」(新国立劇場 オペラパレス) 25,650円

12月

舞台「バグバスターズ3」(俳優座劇場) 6,800円

北川尚弥 1st DVD「帰省」発売記念イベント(成城ホール) 6,500円

劇団まけん組プロデュース公演vol.1「ダーリンの進化論」(恵比寿エコー劇場) 5,800円

浪漫活劇譚「艶漢」第二夜(俳優座劇場) 6,900円*2回
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舞台「刀剣乱舞」ジョ伝 三つら星刀語(TDCホール) 7,800円*3回
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ブルーシャトルプロデュース「新選組」宵ノ章、暁ノ章7,000円*1回、6,000円*2回

2.5次元ダンスライブ「ツキステ。」第5幕(アイアシアター) 7,500円

彩の国シェイクスピア・シリーズ第33弾「アテネのタイモン」(彩の国さいたま芸術劇場 大ホール) 8,600円

舞台「刀剣乱舞」ジョ伝 三つら星刀語(大阪メルパルクホール) 7,800円*2回

トキメディアワークスアンコール上映「Viva La Revolution in ラフォーレ原宿(シネマート新宿) 2,600円

「四谷怪談」(全労済ホール) 9,000円

舞台「ピッッツァ☆」(シアターサンモール) 7,200円

舞台「刀剣乱舞」ジョ伝 三つら星刀語ライビュ 3,600円

ゆく年く・る年冬の陣 師走明治座時代劇祭(明治座) 12,000円


チケット代、どのくらい使った?

1,021,960円でした!
昨年を越えてしまった…。いやまぁ途中からスパートしてるのは某イベントのせいもあるんですけど、うん…。

舞台107、ライビュ5、イベント33でした。
その内推し関連は舞台36、ライビュ2、イベント17。金額では 363,310円。
イベントがわりに多いのは映画関連のイベントや舞台挨拶があったからですね。

一番行った公演は?

ダントツで初恋モンスター。10回行きました。全13回だったので、もう全通すればよかったんじゃないかと思う(笑)
以下、多い順に。
ハイステ"勝者と敗者" 7回。
刀ステ義伝 6回。
Kステ 6回
刀ステジョ伝 5回。

遠征はした?

荒牧さんに対して好き度があがってしまったために、あんステ以外は地方があったものは全部1回は遠征してますね。刀ステ(再演)で大阪、薄ミュで大阪、初恋モンスターは地方なし、刀ステ義伝では福岡、Kステで京都、刀ステジョ伝で大阪。今年は個人イベントでも大阪遠征しました。あと台湾で上映会と個人イベントがあったので、初めての海外遠征もしました。
台湾出張の翌々日に個人イベントのためにまた台湾に旅立ったのが最高に馬鹿なスケジュールだった…。

交通費払うぐらいならチケットに使いたい…というのもあって、できるだけしない方針

とか一昨年は言ってたのになー。変わるものですね。でも今年は減らす!

妄想マンセー!今年は彼らと何回目が合った?

荒牧さんは特にないかな…と思ったけどそういえば初恋モンスターで最前で、荒牧さんが正面に座るタイミングがあって、その時はがっつり目が合いました。(ひいい)ってなってしまったので楽しむどころではなかったけど…笑。

あと四谷怪談が囲み舞台だったのですが、カテコで「きたむー来たー」と思いながら見てたら、なんと立ち位置ゼロズレで客席を見た北村さんとばっちり目が合ってしまい、逸らすのも変だし、お顔見たいからいいかと思ってそのまま見てたら若干居心地悪そうにされました(笑) 申し訳なかった。

よかった舞台

楽しかったで賞

ダントツで初恋モンスター! ころころ変わる奏(荒牧さん)の表情を見てるとまったく飽きなくて、毎公演ずっと楽しかった。

殺陣がすごかったで賞

刀ステ義伝。猪野くん演じる大倶梨伽羅と翔さん演じる伊達政宗の殺陣が圧巻でした。。まんばちゃんと小夜の殺陣もよかったなぁ。
あ、あと三國無双!これも殺陣のレベルが高くてめちゃくちゃ楽しかった。

人間の心の機微に触れたで賞

「スーツの男たち」と「夜」。また2つかよって感じですが(笑)。どちらも繊細な演技がとてもよかった。

仕掛けが面白かったで賞

刀ステジョ伝。実はこういうことでした!っていう種明かしがとても楽しかった。あと過去を現在の視点から見直すことにもなってたのが好き。

いいもん見たわ~賞

「きみはいい人、チャーリー・ブラウン」。感想記事見て見に行ったんですが、これはすごくよかった。歌ウマな人ばっかりでとても楽しかった。

これぞエンタメ!賞

もはやゴロも関係なくなってきた(笑) 鳥髑髏。もうまんまです。何も考えずに見て、魅了されて、笑って、ちょっと泣けて。「王道エンタメだー!」って感動した。



振り返るといろいろ思い出すこともあって楽しいな~。この舞台がよかった!ってやつ、初めてやってみましたが、これいいですね、これだけいい舞台見たんだなぁってほこほこできる。
振り返ってて気づきましたが、感想記事見た上で、よさそう!ってなって突発的に行った舞台は基本的にハズレがないので、今年もそのあたり、適度に軽率に行動していきたい。
……でも数減らしたいな~っていうのもあるんですよね(笑) 事前に押さえる分を控えめにすればいいのかな。そうしたらスケジュール的にも後から入れるの楽になるし。

昨年、荒牧さんをわりとまじめに追っかけてみて、1人の俳優さんを集中的に追うのってこういう感じなんだなぁっていうのがちょっと理解できたのもあって、推しだから行くっていうのを減らそうかなぁと思ってます。とりあえず行く、とりあえず多ステ、じゃなくて、自分がどの程度見たいかをちゃんと吟味して、その結果でがんばり度合いを決めたいなと。もしチケットが余った場合は応援としてできるだけ入るのはありかなと思ってるんですが、むしろ取りづらい舞台に出ることが多いし、別段余らない公演に対して惰性で入るのってなんか失礼かもな~、と思って。言いながらめっちゃ入ってたら笑ってください(笑) まぁ吟味した結果、いっぱい入るぞ!ってなる可能性もあるしな…。とりあえず戦ブラはいっぱい入る予定です(キリッ)。

*1:http://wup-e.com/brave10-stage/cast.html

*2:結局そこには当たらなかった。

劇団☆新感線「髑髏城の七人」Season月 下弦の月 1/3ソワレ 感想

ざっくりとでもいいから早めに感想をあげるようにしようかなという試み。

髑髏城は前回Season鳥で初めて見て以来。
どうも私、松雪泰子さんの極楽太夫が好きすぎたようで、今回の羽野晶紀さんの極楽太夫はちょっとぎゃんぎゃんしすぎてる感じがしていまいちだった…。好きな人ごめんなさい。酸いも甘いも噛み分けた大人の感じが好きだったんだ…。そこの部分もそうですけど、キャストが全体に若いとなんか全体に雰囲気が若々しい感じ。

あ、でも天魔王に関しては逆…? いや同じぐらいかな? 鳥髑髏の時は森山未來さんが天魔王やってて、わりとコミカルな雰囲気が強かったんですが、鈴木拡樹さんの天魔王はより冷徹な印象でした。表情作りだったり台詞回しはわりとコミカルな面も多いよなぁ、と思うんですが、なんかこわい。声に底冷えのする感じがあって、世界を統べる=人を従えさせようとしてる者の声としてとても雰囲気出ててよかった。

冒頭のシーンが今回から追加らしいですが、あれいいですね。説明が入ってわかりやすくなってるのもそうなんだけど、あれが入ることで、初っ端から不穏な雰囲気がじんわりただよった状態になるのが好き。鳥の時はわちゃわちゃした合戦からスタートだったから、最初はのほほんとした感じから徐々に徐々に不穏な雰囲気が投入されていく感じだったけど、最初から、ずっと後ろに不穏な線が引かれてる感じ。

早乙女蘭兵衛が好きすぎたので、廣瀬さんの蘭兵衛が受け入れられるか心配でしたが、思ったより大丈夫だった、というか全体に雰囲気似てたんだけど、蘭兵衛はなんか型みたいなのが決まってるんだろうか…?? 他のキャラがわりと造形から違ってたのに蘭兵衛があまりにも雰囲気似すぎてて、声まで似た感じだったので(元々声質が似てるんだとは思うけど)、「早乙女太一リスペクトか??」って戸惑った。

廣瀬さんの蘭兵衛の方が人間味ある感じ、というか若さがそのまま残ってる感じがした。天魔王と一緒に無界屋を襲うシーンでもなんか楽しそうなんだけど、早乙女さんのでは無表情だった気がするんだよね(記憶違いだったらごめんなさい)。早乙女蘭兵衛は何かに突き動かされてそうしてる一方で廣瀬蘭兵衛は多少なりとも自分の意思がそこに混じってる感じ。

殺陣もどうなのかなって思ってたけどそれほど気にならなかった。ある程度以上技量があって、ちゃんと演出がなされていれば、技量差って気にならないものなんですね。早乙女さんの殺陣がまじで異次元だったから比べて落胆してしまうんじゃないかって思ってたけど、見てる時は全然意識してなかったな。

捨之介がかっこよすぎてチートでしたね…(笑) ただ、他の方の感想を読んでると鳥髑髏の造形の方が異例だったっぽいから、こっちのかっこいい感じの捨之介がむしろ通常なのかな。見るからにかっこいいし、闘いが始まったら普通に強いってなんなの(怒)。雑魚をあしらう時の、本当にぺいっぺいってやってる感じの殺陣がよい。「俺達は信長に夢中だった…」って語る時の笑顔が少年のようで切なかった。

狭霧が男の子に変更されてしまっているということで、狭霧かわいかったのにーとちょっとしょんぼりしてたんですが、霧丸普通にかわいかった...。ちょこまかしてて感情のままにぷんすこしてる様子が本当にこどもみたいだった。捨之介との恋愛要素がいっさいないのも個人的に好み。

曲やダンスの入れ方とかが王道エンタメ作品って感じだなぁと思う。
ずるいなと思ったのが、鎌と鍬で戦うところ。身内が鎌を持って助けに来るところは鳥髑髏でもあったから、「きたきた!」って感じだったけど、まさかの敵も「俺も元は百姓の出でな…」って鎌取り出すし、じっちゃんはどこからともなく鍬取り出してくるの笑った。「どっから出してきた!」って本当にな!なんで1回も入ったことないはずの城で勝手知ったる感じなのか(笑) 呼んだら兵庫の分の鍬も来るし。

じっちゃんの(あれ、そういえばとうちゃんだっけ?まぁいいか)動きが明らかに手練の動きなのもウケる…と思ってたらインディ高橋さんだった。あれだけ扮装されるともうわかんないですね。あの人なら刀でも兵庫以上に戦えそう。

前回は天魔王VS蘭兵衛の殺陣がすごく印象に残ってたんだけど、今回は天魔王VS捨之介の闘いがすごく印象に残った。最後、どんどん鎧を削がれて、小さくなっていく天魔王がすごく哀れに見えて…この人も人間なんだよなぁって。

王道エンタメ作品を見たなーって感じで、よい観劇初めでした。

2017/07/06 江戸キャン舞台挨拶 メモ

振り返り記事を書くにあたってメモを読み返してたらわりとおもしろかったのでアップします。細かい説明書いてないのですが、映画見た人ならわかる…はず…!


登壇者:監督、きしたくさん、まっきー
後ろから登場


荒牧:きしたくさん、おはようございます
岸本:斬新な登場の仕方ですね


岸本:初めて見た。普通に面白かったです。ナレーション、小泉今日子さんなの知らなくて、びっくりした。キョンキョンのナレーションが入るというのが感激で。


監督:元々Sだったのが、目覚めたんだよね?
荒牧:え、そうだったんですか?
岸本:Sだったっていうか、別にMじゃなかったんだけど、目覚めた。お嬢様の力で。映ってないんだけど、監督の指示で、けっこうぐいぐいやってて、俺も「気にせずやっちゃってください!」って。
監督:いざ映像で見たら、やばいなって…(笑)
荒牧:どうやばかったんですか?(笑)
監督:恍惚とした表情してた
岸本:台本にも書いてあったからさ、恍惚とした表情でって。
荒牧:じゃあやってもらいましょうか
岸本:えっ、今?
荒牧:映ってなかったから(笑)

荒牧:これがえみりちゃんの足でーす(といいつつ手を示してたと思う)。えーい、えーい、
岸本:(うっとりとした表情)


岸本:アフレコが難しかった。んふってやつ、何回もやった。まっきーもやったよね?
荒牧:はい、やりました
監督:2人とも上手かったよ


荒牧:家系図書いてるとか仰ってましたよね


荒牧:ともる、足速いって
岸本:ともるくん早いよね
荒牧:あいつ野球部でしたからね


荒牧:でも佐助もすごくないですか? 橙が走って、白鳥楼について、よかった…ってなってるところで、もう後ろにいるんですよ?佐助めっちゃ早いなって(笑)
監督:佐助は忍びだから


(佐助がともるくんの役を殺した理由について。白鳥太夫と間違えて殺したんだと知って)
荒牧:えっ、あれ間違えて殺してたんですか?邪魔だからやったのかと思ってた。なんかいるな、びしって
岸本:とんだとばっちりじゃねぇか!(笑)
監督:レースかぶってるでしょ?あれそういうことだよ
荒牧:あっ、そうだったんだ…!
岸本:まっきー、読みが浅いな
荒牧:それか、生かしておいたら後で邪魔になるからとかかなと
岸本:それは深読みしすぎだわ


荒牧:最後の方、バッタバッタと人が死にますよね。この子も死ぬの?って(笑)
岸本:まっきー、もっとやるのかと思った
荒牧:?あぁ、あそこ?(笑) あれは急所ついてるんで
荒牧:それは猛の甘さですよね


荒牧:生命力強いですよね
荒牧:ともるだって、頸動脈スパっていってるのに(笑)
岸本:これ死んでる尺だけど、ずっと生きてるなと思ってた
監督:頸動脈をかすってるから
荒牧:あーそれで

荒牧:聴こえてるんかい
ぼそっと言ってたのおかしかった


荒牧:断れなかった出演って書いてましたよね。断れなかったんだ…って(笑) 積極的出演とか中庸出演ってなんなんですか?
監督:友情出演っていうのが嫌いで。だから自分でどういうスタンスかちゃんと決めてもらって。


荒牧:きしたくさんは何出演なんですか?
岸本:俺はちゃんとオファーもらって、オーディション受けて参加したから!正規出演だよ
監督:バーターじゃないからね。ちゃんとオーディションしたから


最後の挨拶
荒牧:3回目だったんですけど、初回、2回目、3回目と、印象が違ってて、新たな発見があったりしたので、何回も見て楽しんでいただけたらと思います。今日の発見は佐助がうっかりさんということです(笑)

新年のご挨拶

あらためまして、あけましておめでとうございます。

先の記事で書きそびれたなぁと思っていまさらに挨拶してみる。元々はブログのタイトルの通り、考える練習として、考えたことを書くために始めたこのブログ、その時々の趣味嗜好に応じて書く内容を変えながら、ここまで続けてこれたのは、誰かが読んでくれているというのがあったから。

特に若手俳優カテゴリに登録してからは多くの方に読んでいただき、またスターも時々いただくようになりました。ありがとうございます。特に引用スター、大好きです。

メインは自分の記録のためですが、それが何か琴線に触れることがあれば僥倖。今年もゆるゆるとマイペースに書いていこうと思います。

推しの好きなところ

本当は昨年内にあげるつもりだったんですけど、越えてしまった……まぁいつものことですね。でもこれはこれでいいような気もしますね。年明けひとつめのブログ記事が推しの好きなところについて書いた記事というのも。

見た目

まずお顔が好みなんですよね…。好きになった当初は気づいてなかったんですが、好きな歴代芸能人を考えた時に、あ、めっちゃ好みの系統じゃん…ってなった。なので荒牧さんを好きになったのは運命です(?)。

左目の涙袋のほくろ

いきなりピンポイント。あれです、まずはジャブから…。舞台関連でのお写真だとメイクと加工で基本隠れちゃうんですが、本人名義でのグラビアで気づいて、それ以来好き。本人名義でのインタビューの写真とか見るとまず探しちゃう。なんともいえない色気を感じるんですよね。目の下の泣きボクロがどうこう言われるのも同じ感じなのかなぁと思う。

お尻がどいーんとしている

ご本人はわりと気にしてるようなのであまり言わないほうがいいのかなとも思うんですが、好きなんですよね、お尻がどいーんとしてるの…。すらっとしてるように見えてそうじゃないのがなんかさ…ギャップ萌え? 刀ステの山姥切や戦国無双の隆景の衣装ではあまり目立たない(何しろほぼ隠れてしまっている)ので、最初に気づいたのは個人イベントで甚兵衛着てた時かな。かわいい~と思ってそれ以来好きです。私はチャームポイントのひとつだと思ってる。ミラステでポロシャツ+綿パンのおぼっちゃんスタイルしてた時と、初恋モンスターで体操服着てた時はお尻好き(語弊)にはたまらない時間でしたね…*1

お芝居関連

笑い上戸なところ

舞台上ですぐ笑ってしまうところが好き。誰かのボケが投入されるとだいたい笑ってしまっている。他の人が平静に見ている中、荒牧さんだけ吹き出していることもしばしば。

芝居中に笑ってしまうことについては、賛否両論あると思います。まず一点、先に言っておくと、本当に笑っちゃまずい、どシリアスなシーンでは笑ってるの見たことないです。なので本当にダメな時にはちゃんとこらえられるんだと思う。というより周りの雰囲気によるのかもしれない。

そのかわり笑っちゃって大丈夫な時は本気で爆笑してたりします。初恋モンスターの時は笑ってOKなキャラだからって日替わりパートでお腹抱えて爆笑したあげく崩れ落ちていました(笑) そこがかわいいんだけども。

私は元々、役者さんがふっと笑っちゃって、一瞬舞台上の空気感がとけて、また戻るのが好きなんですよね。今ここで繰り広げられてるものは、役者さんたちの集中力によって作りあげられているものであって、とても脆いものなんだぞというのがふっと垣間見える瞬間。荒牧さんを追っかけてるとその瞬間がよく見られるので、それも好きな理由の一つとして大きいのかもしれない、と最近思う。

殺陣

荒牧さんといえば殺陣。とにかく所作のひとつひとつが綺麗。ご本人が好きで得意と言っている殺陣は、他担の人の感想記事でも「綺麗」と褒められていることが多くて見るたびに嬉しくなります。

そして、どうすれば「魅せる」ことが出来るかを常に意識しているように思います。そう思ったきっかけが薄ミュ(新選組奇譚)で、荒牧さん演じる沖田がヒロインに刀を突きつける場面があるんですが、すっと直線的に刀を持っていってもいいところで、軽く弧を描くようにして、刀を突きつけてたんですよね。動作としては無駄な動きということになるわけですが、そちらの方が見た目華やかになる。その後、他の舞台でも、同じような動きを何回か見て、あれは偶然じゃなかったんだなと。

刀を投げ上げて、キャッチしてから斬ったり、回転させながら斬る時の回転数がアップしていたり、と公演のたびに何かしらブラッシュアップされているのもすごいなと思う。

個人的に「人を斬った感」のある殺陣が好きなので、その点、荒牧さんの殺陣はちょっと軽いなぁとは思うのですが、速い立ち回りでも美しさが損なわれないのは純粋にすごいなと思うので、いい感じにそのあたり成長していってほしい…(誰目線なんだ)

SNSの文体がかわいい

とにかく文体がかわいい。なんか全体にほわほわしてる。
最近のだとこのあたりの記事とか。
ameblo.jp
なんかほわほわしてません?(笑) (あとお写真がよいので見てください。)
顔文字と絵文字の使い方もあると思うんですけど、そもそも文体がどことなく柔らかい感じ。まじめなんだけどどこかのんびりしているご本人の性格が反映されている気がしてとても好き。

刀ステで知って、まだ本格的に落ちる前の段階で、公演期間中は毎晩更新されるブログを読みながら、かわいいなぁ…ってほこほこしてたの、今思い返すとわりと落ちる前段階としてけっこう大きかったよなぁと思う。

性格

……実は裏ではめっっっちゃ性格悪いとかあるのかもしれないけども(笑)、とりあえずこちらから見える範囲で。

柔軟だけど頑固

基本的に柔軟だけど、「ここだけは譲れない」ってところでは頑固。だと私は思っていて、そしたら高崎翔太くんとのインタビュー記事で、翔太くんがまさしく同じようなことを言っていて、近くで見ててもそうなのか…!と思って嬉しかった。

他の人の意見をまず否定しないんですよね。いったん受け入れる。もうこれは主観なんだけど、単に表面上受け入れたふりをするだけじゃなくて、自分の心のなかにいったん部屋をつくっているようなイメージがあります。そういう意見もあるよね、うんうん、ってひとまず場所をつくる。流して忘れちゃうんじゃなくて、いったん受け止める。簡単なようでこれって胆力がいることだよなぁと思っていて、その点がすごいなと思ってます。

イベントだったりバクステだったりで見てても、他人に対して寛大だなというのも感じていて、ちょっとあれな言動に対しても、おもしろがって受け入れてしまうところがあるなーと思う。

で、そういう柔軟さがある、のですが、一方で、頑固な点。
ブログ読んでると、そこまで言っちゃって大丈夫なの?というところまで書いていることが時々あります。舞台の続編でキャスト変更があった場合は、キャスト変更が寂しい、というところを書いているし、最近だと、ミラステの直江のキャストが荒牧さんが続投できなくて、他の人に変わってしまう、というところに関連して書いていたブログで、誰か1人の都合に舞台全体が振り回されてはいけないんです、というところに、すべての意見をぶったぎるような意思の固さを感じて、ドキドキしました。

嘘がつけない

具体的なエピソードを出すとあまりよろしくない気がするので伏せますが、嘘が苦手なんだろうなぁ…と思う時がたまにあり、うまくごまかしてほしいなぁと思う反面、嘘がつけないというのがとても愛おしいなぁと思う。言わないのはできるっぽいんですけどね(まぁできなかったら解禁前の情報を常に抱えてる俳優業なんてやれませんが…笑)。

ファンに対して優しい

荒牧さんのツーショットチェキでのファンへの対応についてはまぁいろんなとこでいろいろ言われてるのでご存知の方も多いとは思うのですが、中には認知してる人もいるとはいえ、ほとんどの人が荒牧さんからしたら初対面の状態で、ハグしたり顎クイしたりできるのって優しさ以外の何者でもないと思うんですよね…。営業としての側面もあるとは思うけど、他の人たちがそこまでやってない、つまり別にそこまでしなくても文句言われない状況でそこまでするのって難しいんじゃないかなって。
あと、見ててすごいなと思うのが誰に対しても対応が変わらないんですよね。写真集発売した時に4時間ぐらいチェキ会&握手会やってた時もずっと対応が変わらなくてすごいなと思った。

ファンとの交流を大事にしてくれている

ファンと直接話せる機会を大事にしたい、と折に触れて言ってくれていて、口先だけではなくて、実際に行動でもそれを示してくれているのがすごいなと思う。
まずは個人イベントでのチェキ会。キャパを増やした関係で次回のイベントではなくなってしまうのですが、前回前々回あたりから、キャパを増やすか、交流の機会を取るか…で悩んでくれていて、交流の機会を残そうとしてくれているのがありがたかった。
次にそれを端的にあらわしていたのが、写真集発売記念に行われたサイン会での話。過去記事にも書いたんですが、サイン会っていうからには「ありがとうございます」っていうぐらいしかできないと思ってたんですよ。
写真集発売記念イベントの感想 - 考える練習
それが、いざ会場に行ってみたら、「直接話せる機会を大事にしたいと思ってるので、二言三言四言五言六言とお話しましょう」と言われてびっくりしました。実際すごくゆったりお話できて、そういう風にしてくれたことがとてもありがたかったし、嬉しかった。

月一でやってるニコ生でもその姿勢は現れていて、ファンの人のコメント見ながら反応したり質問に対して回答したりしてる様子が楽しそうでこちらも見ていて幸せになります。(普段1時間のところ、30分予定だった時に、あと5分あと5分って延長してたのは笑った。)

先月もニコ生すでに1回やってるから次は来月でいいのに、「スタッフさんに無理いってもう1回やります!」って年末にもやってくれたのは嬉しかった。千秋楽終えた舞台の話を年内にしたかったのかなぁとも思いますが、それにしてもイレギュラーすぎた。(ただ来月のニコ生、次の舞台はまだ稽古期間中にやらないといけないように思うんだけど、何話すんだろう…それとも次回はスキップするのか)

芝居

そういえば芝居そのものに関する項目がないなぁ、と思い追加。芝居、というか演技に関してはまだよくわからないんですよね。好きな芝居なんだろうなぁとは思うんですが、どこがどう違うのかはよくわからない。
まったく同じ芝居ができない、と言っていて、確かに毎度少しずつ違う演技なんですけど、毎回本気で板の上で生きているのが好き。

*1:普段は気にしてないけどこの項は本人には読んでほしくないな…

舞台 「刀剣乱舞」ジョ伝 三つら星刀語り 感想

東京公演見た段階から感想書き始めてたんですが、気がついたら千秋楽終わってました。あれ…?
もうライビュありの千秋楽も終わったし、大丈夫だと思いますが、いつものことながら、ネタバレ配慮はしてませんのでお気をつけください。













新作は山姥切が隊長をおりることになった時の話であることが明らかになった時に、悲惨な結末を迎えて終わるんだろうな、と思っていて、それはそれで楽しみではあるけど、ちょっと覚悟して観劇に行きました。

実際蓋を開けてみたら、三日月顕現前の過去編と「義伝」より後の現在編という構成になっていて、悲惨な結末にいたった過去の自分たちを手助けし、正しい歴史になるよう修正していく中で、現在の視点から見直すような話になっていて、観劇後の感覚がとても爽やかで、何度でも観られる作品になっていて、とても楽しかったです。


いきなり骨喰の負傷から始まり、なんとも不穏な空気の中での一幕スタート。

全体にどよーんとしている中でも、いろいろ胸キュンポイントがあり、まず最初のポイントは、初期刀の顕現。すごい単純な仕掛けだけど、舞い散る桜の映像と共にまんばちゃんがぱって現れた瞬間、「わ、顕現した!!」って思って超テンションあがった。あそこ正面から見たらまさしくゲームと一緒!ってなるんだろうなぁ。今からライビュが楽しみです。私は初期刀は加州だったので、そういう意味ではまんまではないのですが、山伏国広が言う、初期刀は吟味して決めたはずだっていうセリフとあわせて、初期刀を選んだ時、ゲームを始めた時を思い出して、胸がぎゅっとなりました。

元々公表されていたあらすじ通り、どんどん不穏な方向へ突き進んでいく部隊。「どうするんだよ」って聞かれて「俺に聞かれても…」となる山姥切。あらためて考えるとわりと無茶ですよね。今作で歴史勉強会なるものを行っていることが明かされましたが、戦場においてどう振る舞うべきかの勉強会は特にないみたいだし、そうするともう最初は勘でなんとかするしかない。

その中で山伏国広が俺が引き受けるぜ!とばかりに、ばしばし決断していくのが救いになるという。まぁ独断だしわりと考えなしではあるけど…(笑)。どっちも選べない時ってたいがい、どっちを選んでも同じなんですよね。ならさっさとどちらかに決めてしまった方がいい。経験値としては山姥切と変わらないか、より少ないはずなので、山伏国広はそれを本能で把握してるんだろうなぁ。

山姥切が、まだ行ける!まだ行ける!ってゴリ押しして、大変なことになってしまうの、ゲームし始めのどこまで進軍して大丈夫なのかわからない感じとオーバーラップする感じがあって、おもしろかった。私自身は刀剣乱舞では折ったことはないんですが、なんのことはない、その前にやっていた艦これで一度轟沈させてしまったことがあり、その経験から用心深かっただけという。キャラクターっていうのはデジタルデータで、元から存在しないものではあるんですけど、うっかり轟沈させてしまった時はめちゃくちゃショックでしたね…。しばらく呆然とした。

山伏国広が折れるシーン、ゲームはプレイしてるのでお守りがあれば大丈夫なのは知ってましたが、お守り持ってる描写がなかったのと、山姥切が悲愴な声を出してたので、あ、お、折れちゃう…と思って真剣に動揺しました。そしたら復活してきたから、お守り以外の要素で復活したんだと思って、何の力で??って混乱した。蘇ったけど、実は中身は別人の山伏国広になってて、話す度に「あいつはもういない」ことを実感してまんばちゃんがより深い絶望を味わう展開になるのでは…と思ったけど、深読みしすぎでしたね。いやでもあれ、え??ってなるよね。ならない?

え、これどうするんだ…?と思ったところからの、のんびりした雰囲気での現代編。あのシーンはその空気感にほっとしたなぁ。先程までの話しが過去の話であることと、ソハヤはそのあたりをよく知らないことについての言及があって、なるほど!って合点がいった。

三日月顕現前なのにソハヤと博多??ってみんなで首かしげてたけど、あれプロデューサーからの要請だったんですね(パンフ情報)。要請が本当に無茶ぶりですごいよなぁ…。解決策を思いついた末満さんはすごい。

二幕で種明かししながらの一幕ダイジェストはパズルのピースがはまっていくような爽快感があってすごく楽しかった。同じシーンでも見方が変わると全然意味合いが変わるって意味でもあれは興味深かった。

山小屋で険悪な雰囲気になった後、同田貫が長谷部に「何か言ったか?」って聞くシーン、私は勝手にすれ違いとか不穏な空気感を感じ取ってドキドキしたんだけど、実際に(現在の)長谷部が喋ってたのを聞き取ってしまっていただけなんですよね。勝手な思い込みこわい。

骨喰の謎のハグが伏線だったことがわかったりとか。下手サイドの時によく見えたんですけど、あれちゃんと自分の服からお守り出して、山伏の服に仕込んでるんですよね。一幕の時も。ちゃんとやってるんだ…!と思って感心した*1。あと長政さまに「怪しいやつらじゃ!」って誰何される場面、一幕はドキドキシーンだけど、二幕では笑えるシーンになってるの好き。過去の長谷部たちに現在の山姥切と山伏がうっかり遭遇してしまうシーンも楽しい。

そういえば大阪公演楽日の昼公演で、山姥切の腰の防具(草摺っていうんだっけ)が落ちてしまうアクシデントがあったのですが、2回あるシーンのうちのひとつだったんですよ*2。で、2回目に同じところ来た時に、ほぼ同じあたりでまた落ちたので、「偶然がループを再現している…!?」と思ってめちゃくちゃびっくりしました。2回目はわざと落としたのでは?という感想も見かけたのですが、それならそれですごいですよね。アクシデントをあの短い時間でちゃんと筋書きに組み込み、それを実行する男、荒牧慶彦…。

どちらが正しいのか

これまでも、歴史を守るためには元の主が殺されるのを見過ごさなければならないという展開が出てきていて、「歴史を守る」ということは無条件で正しいのか?という問いが出ていたように思うのですが、今回、弥助という明確に時間遡行軍のやっていることを手助けしたい者が現れたことで、その面がより強く出ていたように思いました。

信長様の命を奪った歴史を私は許さない、復讐するという弥助の激情を押し殺した声を聞きながら、「そうだよなぁ…」って。刀剣男士はそれが任務だと叩き込まれてるからなんだかんだで歴史を守る方を選択するけど、それがなかったらそりゃそっちを選ぶよなぁ…って感じだし、そもそも、その時代に生きてる人たちからすれば、それは単なる未来なんですよね。自らの行動によって変えられる未来。

しかも今回、歴史を守るためとはいえ、刀剣男士たち自身も、過去の自分たちを手助けすることで、過去に手を加えている。弥助の行動は駄目で、刀剣男士たちの行動がOKなのは、それが「正しい」とされているから。

このあたりが今後、どう影響してくるのか、楽しみで同時に怖い。

*1:って東京公演見た段階で書いてたんですが、大千秋楽では演出が変わってて、最初からお守り持った状態になってた

*2:長政に怪しいやつらじゃって誰何されるあたりのシーン

あの奇跡がもう一度 - 浪漫活劇譚「艶漢」第二夜 感想 -

浪漫活劇譚「艶漢」第二夜、見てまいりました。

最高。続編やってくれてありがとう。
また最高なものを見せてくれてありがとう。

という気持ちでいっぱいです。
なんでか艶漢に関しては泣きそうになるんですよね。

以下、ばしばしネタバレする記事となります。

若林最高。妄想と笑いをありがとう。

キャラ・キャストで、若林の名前があって、おぉ~あいつ出て来るのか~って楽しみにしてたんですが、期待以上でした…。予定になかったのにブロマイド買っちゃった。
爽やかな笑顔でとんでもないド変態。
鼻につくイケメンとか言ってはいけない本音を口に出して、「心の声がダダ漏れだぞ」ってつっこまれるところとか、うっかり口に出しちゃった感、そしてあまりにもにこやかに言い放つので一瞬意味取れない感じ、再現度がすごい!!笑
しかも当たり前なんだけど、舞台で妄想シーンやろうと思ったら役者さんがやることになるんですよね。なんともけしからん光景が目の前で繰り広げられていて、目の毒、いや眼福でした。もうまじで若林おまえ…ありがとう…。
光路郎と春澄のシーン、光路郎がずっとすみませんすみませんって言ってるせいで、妄想とリアルの混線って感じでよりおかしかった。あそこってもしかして若林のアドリブだったりするのかな。鼻をすりすりさせた状態で「僕が止めるまで止まらないよ!」って言い出したの最高におかしかった。
あとずっと詩郎のことを柳腰男子って呼んでるのが楽しい。後半展開がヘビーになってくるにつれて、「柳腰男子!」が癒やしだった。

櫻井くん今回も身体はってますね

今回もちゃんと全裸シーンがあるっていうこのサービス精神。もちろん大事なところは隠してるんですけどね、禁って書かれた丸いお盆で…(笑) しゅぱってひっくり返した時はめちゃくちゃびっくりした。あれどうやってるんだろ。単に高速でひっくり返してるだけ??
その後の若林の妄想につきあわされるところもずっとどちらかの手がお盆持ってるのがなんともわずらわしそうで、シュールだった…笑。横歩きしてるのがまた…。

安里まじ安里

もともと原作では詩郎が好きで、どっちかというと安里嫌いだったんですが、初演を見て、安里が好きになった私。今作もOPでばーんって安里が出てきた瞬間、「あっ好き…」ってなった。あれなんなんだろうな~。なんかね~とにかく惹きつけられるんですよね、舞台版の安里って。出てきたらずっと見ちゃうし、だんって大きめの箱の上に足置いて美しいラインができあがった時とか、「あっ」ってなんかダメージくらった。
こういう言い方するとあれなんですけど、三上俊さんが大好きという訳でもないんですよ。艶漢初演で見てから他の作品でも何度か拝見したんですけど、そこでは別に「あっ好き…」とはならないんですよね。上手い役者さんだなぁとは思うんですけど。なんか安里に関してはカチッとハマる何かがあったんでしょうね。
ああいうタイプの男性ってリアルだと大嫌いなんですけど、安里に関しては弄ばれたい。そのぐらい好き。
そういえば今回も2幕始めに安里タイムがあったんですが、「俺と遊んでくれる人~?」みたいなやつでもののみごとに通路じゃないところばかり手があがって、「…うん、あのもうちょっとこう、、通路側で頼む」って言ってて笑った。

信じるということ

おそらく人を疑ってかかることが習慣になっているだろう詩郎にとって、光路郎の存在って本当に救いなんだろうな…。光路郎の信じてる加減って、すごいですよね。詩郎が何をしても受け止める覚悟がある、、いや覚悟があるというと違うな…何をされても受け止めるんだろうなって感じがある。
人を疑うことが習慣だからこそ、こいつ本気なんだっていうのはより詩郎は実感してるはずで、そして、だからこそ、すごく怖いだろうなって、感じました。
そこまで信じてくれているっていうのはすごく嬉しいと思うんだけど、自分がそこまで人を信じられないからこそ、同時にすごく怖いんじゃないかなって。

人の心の闇を扱うこの作品において、腹の中では違うことを考えてるのってとてもよくあることで、春澄のエピソードが象徴的ですけど、裏切りがとても日常的なんですよね。だからこそ、光路郎の行為がとてもまぶしく見える。


今回はもろもろの都合であと見られるのが千秋楽のみなんですが、見た後でまた書きたいな。