考える練習

舞台やイベントの感想など

刀ステ上映会@台湾いってきました!(後編)

イベント決定から上映会の様子までを書いた前編はこちら。
hirokuhukaku.hatenablog.com


肝心のトークショーのレポ&感想です!
ただ、台湾のファン向けなので、MCの方が喋るのは当然中国語only、通訳さんも登壇キャストに聞こえる音量でしか話さないので、MCの方の発言はほぼ聞き取れなかったため、下に書いてあるのは、お二人の回答から推測したものです。
ちょっと見当つかなかったものに関しては「??」とか空欄とかにしてます。

そんな状態で聞き取ったものなので、いつも以上に、こう、、だいたいこんなこと言ってたんだな程度に読んでください。

休憩タイム

上映会終わって、MCの方が登壇、ばーっと喋り始めて、そのまま始まるもんだと思ってたら、お客さんがぱらぱらと立ち上がり始め、「??」となってたら、「14時から開始します」みたいなのが聞き取れたので、あ、それまで休憩ってことなのかな?ということでお手洗い行きました。20分くらいあって、お手洗い行ってから物販行けるぐらいの余裕があった。ちなみに物販は義伝のグッズでした。
2部も同じ感じで、「だいたいみんなそろったかなーと思ったら始めますからねー」みたいなことも言ってて、アバウトさに笑った。
びっくりしたのが、MCの方がその休憩時間の間、ずーっと喋ってて。何喋ってるのかはほぼほぼ聞き取れないんだけど、けっこう笑いも起こってて、すごいなと思った。それから2部の時は、ステージに近づいてMCさんに話しかけてるお客さんが何人かいて、その時の様子と2部で出てきた質問から考えるに、これ聞いてほしいみたいなリクエストを聞いてたのかなぁという気がします。

1部

登壇前に、MCの方が「お二人が中国語をしゃべります、もしかしたら発音違って聞き取りづらいかもしれないけど、内容はとても面白いです。すっごく面白いです」みたいなことを言ってて、勝手にハードルあげられてるの笑った。

荒牧さん、「荒牧慶彦です。よろしくお願いします。」って挨拶した後、「我是荒牧慶彦」って名乗ってて、海外イベント定番のやつや~!ってなってめっちゃテンションあがりました。これが聞きたくて来たようなものだからな(語弊)。ただ、客席の反応は「…?」っていう間があってから拍手!って感じ。私は「うぉーしー(=我是)」ってきた段階で(定番のやつきたー!)ってテンションあがってたんですが、やっぱり発音が違うんだろうな。荒牧さんの発言が、一瞬ぽかんとされてから、あぁっ!ってなって受け取られる様子がちょっと愛しくて、そういう意味でも楽しかった。
それと、「俺は偽物なんかじゃない!」の中国語訳も言ってたんだけど、なぜかこの時は軽く笑いが起こってました。なんでだろ。
とんちゃんも中国語挨拶からの中国語で一言言ってた、、けど忘れた…。どこかメディアのレポ記事であがってた気がする。


荒牧:人生で初めて台湾来た。(刀剣乱舞が)日本で人気があるのは知ってたけど、台湾でも人気があると知って嬉しい。こんなに多くの方が来てくれて本当に嬉しいです。
東:僕も、台湾でも人気があるということ、こんなに多くの方が集まってくれたことが、嬉しい。こうしてファンの方と顔をあわせることができて嬉しい。

MC:義伝の話が来た時はどう思いましたか?
荒牧:5人続投で、新しいキャストも知った顔ばかりで、これはいい作品になるな、と。
東:独眼竜、ということで、来たな!と思いました(笑)
※通訳さんの「来了!(=来た!)」であわせてリアクション取ってた(笑)

Q:印象に残っているシーン
荒牧:納谷健演じる小夜左文字との殺陣
東:真剣必殺

東:遠足のシーンで祥平くんが歌っていたところは日替わりで30個ほど考えた。たぶんDVDにも入ると思うので見てください

荒牧:遠足のシーンは袖で考えてるのを微笑んでみてます(笑) あれだけやってるとあんまりウケない回もあって、そうすると祥平が「あーもうヤダー」ってなってて(笑)

荒牧:苦しんでるところ見るとクるものがあるよね

Q:難しいところ
荒牧:殺陣やダンス。ふんばるところが多いので、そうすると身体に負担で、46公演もあったので、最後の方は身体が悲鳴をあげてるキャストもいた。
東:真剣必殺。やられて、八百屋舞台をすべりおちる。滑りすぎちゃったりする。

伊達の刀の関係性に関して、「号泣した」という声があった(?)
東:しぇしぇ

Q:(不明…)
荒牧:小夜左文字。内に内にこもる。山姥切と通じるところがあって、助言したりするんですけど、自分の人生にも引き寄せて考えられるというか。自分の人生なんで、他人と比べても仕方ないんですよね。

Q:自分の演じたキャラの好きなところ?
荒牧:山姥切はかっこいい面もあるし、からかわれたりしてかわいい面もあるのが好き。
東:燭台切は闘いではかっこいいし、本丸ではお母さんのようで、素敵な存在。

Q:軍議ありましたよね
※持ってくる時のポーズをとるとんちゃん(笑)
荒牧:わらかしあいの勝負ですね(笑)
MC:リアクションはその場で?
荒牧:そうですね、とっさのリアクションです。何が出てくるかは聞いていても、事前に実際に食べる訳ではないので。

ロシアンシューとか…

Q:湯のみは水入ってるんですか?
荒牧:No! (突然の英語。ノウ!って力強く言ってた)
ないないない! *1

Q:次の作品は主役ですが
荒牧:プレッシャーを感じる。これまでの作品を引き継いで、大きなものにしてつなげていけたら

Q:お客さんに対して、楽しみにしてて的な一言をください(?)
荒牧:楽しみにしとけー!

Q:義伝の見どころ(?)
成長づくし。山姥切だったり、小夜左文字だったり、伊達の刀たちの成長が見どころ

Q:DVDの見どころを
東:全部
荒牧:僕も全部なんですけど、
MC:ちょっと!
荒牧?:メイキング、バックステージですね。僕らがいかにふざけてるかが入ってると思います(笑) 祥平が悩んでるところも入ってると思うので。

締めの挨拶
荒牧:台湾の上映会にこんなに多くの方が集まってくれたことが嬉しい。これを力にジョ伝を作り上げていきたい。
東:こんなにも多くの人が応援してくれている


どこだったか忘れたけど、通訳さんが間違って訳した?かなんかで荒牧さんに謝って、荒牧さんが大丈夫ですよって感じのリアクションしてた時があって、軽く手を上げて微笑む感じ見て、(あ〜大人の微笑みだ〜)と思って超テンションあがった。

他人と比べても仕方ない、という話なんかは、ブログでも書かれてましたけど、あらためて口頭で聞くとなんかしんみりしました。
トークショーの後はメディア向けの写真撮影タイム。

この時にMCの方が、荒牧さんがカメラについてツイートしたことにふれだして、そんなとこまでチェックしてるんだ…と思った(笑)

1部最後に荒牧さんが、「1つ気になることがあるんですけど、聞いていいですか?」って言いだして、何だろって思ったら、「日本から来てくれた方っていますか?」という質問。あっそれ聞いちゃう?と思いつつ一応手を挙げたよね…。パラパラと手が上がってて、おぉ、いるんだ、って感じの反応をしてました。「ありがとうー!」って言いながらぶんぶん手を振ってるのかわいかったけど、実際どうなんですかね。自分が行ってて言うのもなんだけど、30分かそこらのトークショーのために台湾まで来ちゃう日本人ファンこわくない?(笑) 舞台オタじゃない友人に「よくよく考えるとこわくない?」って聞いたら「ストーカーじゃん(笑)」って言われたよね。あながち間違ってない気がする。

とんちゃんからも質問。
東:日本語わかるよって人 。
8-9割ぐらい手があがる。
東:ほとんどじゃん!通訳いらないでしょ(笑)

会場のリアクション見てても、ほとんどの人は日本語聞いた段階で理解してる感じでした。

2部

上映会開始前にサプライズ演出があったのでその話から。

場内アナウンスでお二人のお声が。
東:本日は舞台刀剣乱舞 義伝暁の独眼竜の上映会にお越しいただき、ありがとうございます。
荒牧:開演に先立ちまして、いくつか注意事項がございます。

と、ここで、「こんにちはー!」と言いつつ、突然の登壇。客席の反応がすごかった…。「ギャー」に近い。

荒牧:素晴らしい反応、ありがとうございまーす!
大盛り上がりな客席に手を振り返しつつ、ステージ中央へ。
それから荒牧さんは上手側の客席に近づいて、いえー!って手を振ってファンをわかせていた。かわいい。

東:今度は最初から聞くよー。日本語わかる人ー!
ほとんど手が挙がる。

東:3時間と長いんで、がんばってください(だったかな?あいまい)
荒牧:(笑) 楽しんでくださいね。

ではまた後ほどー!ということでお二人退場。

私は1部は遅刻して冒頭どうだったか知らず、この時の客席の反応がすごかったので、1部ではやらなかったのか??と思ったんですが、どうも1部でもやってたらしく。
2部もやるけど、ちゃんと反応してね、とか言ってて、「素晴らしい反応」って言葉になったのかな。2回目であれなら1部はもっとすごい反応だったんだろうなぁと思うと遅刻したのが惜しい。


1部と同じく、MCの方の発言は聞き取れていないので(以下略)

荒牧:台湾でも人気なのが嬉しい
東:こんなに多くの人に集まってもらえて、来てよかった

Q:義伝に出演するにあたって
荒牧:新キャストの中に見知ったキャストも多く、とてもやりやすいなと。役作りに関しては…あ、1回翻訳しますか?長くなりそうなので。(って通訳してもらった後、役についてひとくさり喋ってたけど忘れた…) マントさばきをより洗練させたい。

Q:マント重くないですか?
荒牧:重いです。軽くしますか?って言われたこともあったんですけど、軽いとどうしてもちゃちく見えちゃうのと翻り方が綺麗じゃないので、重いのでがんばってます。

Q:義伝に出演するにあたって、かな?
東:独眼竜で来たな!と思いました。

Q:大変なところは?
東:眼帯と前髪で右側が見えないのが大変

Q:その他のキャラで気になる?キャラクタ
荒牧:鶴丸。ずるい!俺も黒くなりたい
東:鶴丸。燭台切と何かを感じてるんじゃないかな。まわりをみてる

Q:好きなシーン
荒牧:小夜とのシーン
東:真剣必殺

Q:Tシャツの柄が違うのは?
東:衣装さんがセリフなどを入れてくれた
荒牧:持ってくるのを忘れて入れてもらえなかった

Q:??
荒牧:ロシアンシューはびっくりした。どっちも最後に選んだんですよ。当たりたくなかったから、誰かが選ぶだろうと思って。そしたら2回とも当たっちゃって。

Q:(東さんは)それ見てて?
東:知らないフリ

Q:料理作りますか?
荒牧:かんたんなのは作ります。インスタントとか。それは料理じゃないか(笑) 栄養が足りてないなって思ったら鍋つくります。好きな野菜いれて。辛いの好きなんで、キムチとかチゲ鍋とかよく作ります。あと最近は家庭の味を再現しようとしてて、親に電話して聞いたりして。
東:僕も作ります。パスタとかxxxとか(何かおしゃれ系の料理だった)餃子とか

Q:大変な点??
荒牧:舞台が斜めなので、ふんばりがきかないんですよね。切り返しができなかったりとか。殺陣やダンスが大変でした。
荒牧:一つ(動作が)遅れると他の人に影響が出て、負の連鎖が起こってしまうので、そうならないようにがんばってます。
東:真剣必殺で、八百屋舞台をすべりおりてくるんですが、落ちそうになったりして。

東:やられる方がかっこよく見せられる。うまく斬られると、相手がひきたつ

Q:次作、ジョ伝について
荒牧:自分が主演ということで、嬉しさもあり、寂しさもあり。(ひろきくんに)早く戻ってきてほしい。ひろきくんが屋台骨というか、ひろきくんがいてこその刀ステ、という面があったと思うので、それをひきつぐ、プレッシャーというか責任感は感じてます。
MC:拍手ではげましてあげて!

Q:DVDのみどころは?
東:顔。アップで表情とか見られますから
荒牧:汗。僕らも人間なんでね、こう泥臭いというか、汗かいてるなーと思ってみてもらえれば。

Q:今後のプランは?
刀ステの今後のプランと思って話し出す荒牧さん。客席の反応を見て?、「あ、個人のプランですか?」と通訳さんに確認。
荒牧:カメラ買ったので、カメラマンになります!(笑)
荒牧:(とんちゃんに) え、ある?
東:今、グランドミュージカルの方でがんばってて、いずれは大きなタイトルに出たい。モーツァルトとかエリザベートとか、ロミオとジュリエットとか(客席拍手)。ボイトレとかがんばってる。「勝鬨の歌」でもいいところを任せてもらえて…。
荒牧:今、たくさんの方に応援していただいていて、とてもありがたいんですけど、より多くの方を魅了できるように、夢の舞台に連れていけるように、がんばっていきたいと思います。


今後の方向性みたいな話をぼんやり推測することはあっても、ご本人の口からはっきり聞いたことってなかったので、最後の質問は思わず背筋伸ばしました。
個人イベントでも「スケジュールの都合でお断りすることもあるけど、基本的には話がきたものはできるだけ受けたい」みたいな話をしてて、特にやりたいことはない感じなのかな?と思ってたんですが、あ、やっぱりそうなのかーという。求められることをやるっていうスタンス、一番好きな声優さんと同じなので個人的に感慨深い。

Kステが終わったところなので、つい、こういう時はちゃんとかまずに言えるのにね…とか思ってしまったけど、あれ、単純に疲れてるからかみかみになるんでは?という気もするな(笑)

「魅了」という単語を選び、「夢の舞台に連れて行く」っていう表現を使う、この言葉選びがとても好き。


そうそう、とんちゃんががっつり喋ってるの初めて聞いたように思うんだけど、「来たな!」ってところでガッツポーズとったり、軍議の話で、すっと立って、おやつ持ってくる時のポーズ取ったり、全然作為的じゃなく、お客さんを自然に盛り上げようとする感じがすごくいいなぁと感じた。やさしさゆえのサービス精神とまた違う行動原理な気がして、とても不思議な感覚でした。

あ、後、2部の最後、MCの方が「もうそろそろ時間なので…」って言ったところで、「え~」って声があがったんだけど、本当に惜しむ感じで胸がぎゅってなりました。日本だとなんだかんだでまた次どこかで見られるとは思ってるもんな。あんなに本気の惜しむ声を聞くことはまずない。

*1:初恋モンスターを思い出したのは言うまでもない