考える練習

舞台やイベントの感想など

富田翔 15th Anniversary 第2部「豪華なただのイベント」感想

第2部の感想でございます。

1部の感想はこちら
hirokuhukaku.hatenablog.com


会場は1部と同じですが、通常のイベントのような椅子の並べ方ではなく、披露宴のような、丸テーブルを椅子が囲む配置。ちゃんと席札もおいてあり、こちらの記名はなんと、富田さんが直々に筆で書いてくださったもの。事前に書いてほしい名前を連絡してください、とのことだったんですが、後ほど富田さんがトークの時に言っていたところによると、ほとんどの人が本名希望だった模様。せっかく書いてもらうならやっぱり本名フルネームで書いてもらいたいよね。「突拍子もないボケがきたらどうボケ返そうか考えてたけど、突拍子もない名前はありませんでした(笑)」というあたりはさすが。

後から急きょ2ショットが追加された1部と違い、2部は最初から、チャペルで2ショットが撮れることになっていたので、これはウエディングドレス用意していくしかないでしょ!と思い、わりとガチなやつ着ていったんですけど*1、意外といなくてちょっと恥ずかしかった…(笑) 翔さんのイベントだからもっといると思ってたんだ…そうでもなかった…。
ざっと見渡したところではたぶんあれそうだろうなっていうの含めて十数人くらいだったかなぁ、ガチな感じのは。でもやっぱり結婚式参列する感じの服装の方が多くて、バーカウンターあるし、ビュッフェだしで、とても華やかな雰囲気がただよっていて、なんともイベントらしくなくて新鮮でした。

第2部スタート

第2部は翔さんの登場からスタート。1部と同じく、階段から。白タキシードはテンションあがりましたね~。本当に着てくれるとは。テーブルがわりとぎっちり配置されていたので、どこを通ればいいんだ?となりつつ、間を縫ってステージへ。で、そこから最初のトーク

…というのが進行されていく中、この時にいつの間にやら荒牧さんが後ろのバーカウンターのところにいてですね。服装は1部と同じく15周年Tシャツ。私は気づいてなくて同じテーブル座ってた方に教えてもらって気づいたんですけど、普通にそこに「いる」感じがおもしろかった(笑)。バーカウンターに軽くもたれかかりつつ、富田さんが喋ってるのを軽く笑んだ表情で聞いてる感じが、景虎様を見守る直江感があって、ふふっとなってしまった。

乾杯

まずは乾杯から…ということで、荒牧さんが富田さんの分のドリンク(と自分のドリンク)を持ってステージへ。「トキの新入社員です」みたいなことを言われていた気がする(笑)。富田さんにドリンクを渡し、ステージ脇へ戻るのかと思いきや、自分の分のグラスを持って、お客さんより先に富田さんと乾杯w この時軽くドヤ顔で、富田さんが完全に付き合ってあげてる表情だったのがなんともいえなかった。

その後ちゃんと全体で乾杯しまして、それから、各テーブルをまわって、乾杯してくれました。各テーブル8人なので、ぐいっと富田さんがグラスを真ん中あたりまで差し出してくれて、それにぶつける感じにw

2ショット撮影

ごはん食べたりお酒飲んだりする前に2ショット撮ってしまいましょう、ということで、すぐに2ショットタイムに。後ろのテーブルから案内で、待ってる間に解くように、富田さんに関する15問のクイズが配られていたので、それを解きつつ、お酒のんだりごはん食べたり。

場所は1部と同じくチャペル。ただ、今度は立っての2ショット。チャペルに入る前の廊下でスタッフさんが「ここが最後の鏡です!」って案内してたのがおかしかった。前面鏡ばりになってたので全身チェックがとてもしやすかったです。

同じ場所といえどやはり緊張するチャペル…。翔さんに「ガチ結婚式じゃん」と言ってもらえたので、ぽいの着ていった甲斐がありました。めちゃくちゃ緊張して、顔がこわばってしまったのがちょっと残念でしたが、まぁ、顔はスタンプで消して鑑賞するから…←

クイズタイム

全員2ショットを撮り終わったところで、富田翔クイズの答え合わせ。ミラステ以降しか知らない私はほぼほぼわからず、同じテーブルの方に教えてもらってたのですが、誰もわからない…みたいな問題もいくつかあって、会場全体でも、14問正解は何名かいたものの、結局15問全問正解したのはお一人だけでした。富田さん曰く、アバレの時から追っかけてくださってる方とのことで、それだけずっと追っかけてるってすごいな~。全問正解の特典として、富田さんがなんでも書いてほしいこと書きますよ、って言ったのに「サインで大丈夫です」って返されて、「断られた…」ってなってたのがおもしろかった。

このクイズ、荒牧さんとウネバサミさんも事前に回答してて、お二人のボケ回答と一致した場合も何か富田さんに書いてもらえるという仕様でした。
このコーナーでおもしろかったところを箇条書きで。

Q:お気に入りの服のブランドは?
荒牧:しまむら
そもそもほとんどの人が正解で、これはさすがに誰もかぶらないだろうと思ったらお一人回答がかぶった方が。荒牧さんがその方に「あの…本当にしまむらだとは思ってないですよね?」って確認して、「よかった~」って安堵してたのが印象的でした。もしそうならひどすぎるw

初級編、中級編、みたいに分かれてたのだけど、その度に挿入される画像に、富田さんの若かりし頃のモデル写真がはりつけられてて、キャッチコピーや服のあわせかたが今の感覚だとなんとなく微妙(笑) 富田さん「悪意を感じる」

セルフ突っ込みを始める富田さん「『xxにあわせれば、奇抜な○○もなじむ』、なじんでねーよ!」

その微妙なキャッチコピーをいちいち読む荒牧さん。秋冬スタイルを「しゅうとうスタイル」と読み、「まっきー、『しゅうとうスタイル』って読むのやめて?」「翔さんは『あきふゆスタイル』って読むタイプですか?」ドヤ顔で渾身のボケかわいい。

確かこのクイズタイムの時に、なんかちょっと空白の時間がうまれて、(あとちょうどデザートが追加されたんだったかな)、ビュッフェの料理取りに行くチャンス、みたいになったんですが、「あ、今ビュッフェチャンスですね」みたいな話した後、「舞台に立ってて背を向けられることってまずないけど、今がっつり背を向けられてる」という話に(笑) 「新鮮だね。楽しい」という反応だったのでよかった。*2

ささやいてもらうコーナー

コーナーの名前忘れちゃった。事前募集していた、翔さんにささやいてほしい言葉から、ランダムでひいて富田さんがささやいてくれるコーナー。
荒牧「この箱の中にささやいてほしい言葉が入っています。それをしょうさんが引いて、」

「僕にささやいてもらいます!」

「えぇっ!?」と驚く客席に、ちょっとあわてた様子で「みなさんの中からおひとり選んでとなると、戦争が勃発するかと思うので…」と申し訳なさそうに説明してたけど、たぶんみんなの意図はそういうことじゃないと思う…。「僕に自己投影して楽しんでいただければ」みたいなこと言ってたけど、まぁそんなことする訳ないよね(笑) なんともおいしいコーナーでした。

荒牧さんが椅子に座り、富田さんが後ろからささやくという、もう構図だけで楽しい…。もちろんマイク添えてるんだけど、本当に耳元で言ってて、もう構図だけで死ぬかと…(二度目)。

  • 1つ目「俺のために生きろ」

み、みらーじゅ…。そこら中から息をのむ音が聞こえた気がする。荒牧さんがまんざらでもなさそうな表情なのがまた…。あと、この時かな、富田さんが左手にマイク持ってたんだけど、右手で荒牧さんの肩をすっと左から右になでて、荒牧さんがそれに「わ、何?」って感じでびくってしてたのがなんかエロかった…。なでる手つきとそれに対する反応が…そしてその後のささやきですよ…Hoooo!

  • 2つ目「手を繋いでもいいかな」

ここも後ろから耳元で。

そのセリフだけって微妙ですね、ということで前後の芝居を入れることに。

  • 3つ目

「じゃあまっきー歩いて」
富田さん、歩いている荒牧さんの腕を後ろからつかんで振り向かせて、「俺のそばを離れるな」
み、みらーじゅ…(again)。

荒牧「これ、俺もセリフ見た方がいいですね」、ということでここからは協力プレイに。

  • 4つ目

荒牧「じゃあ、走ってきますね」
上手から走ってくる荒牧さん。膝に手をついて息を切らしているところに、富田さん、頭をなでながら「よくがんばったな」
もうこれねー、優しい声音でとてもよかったです…。そして構図もおい(ry

  • 5つ目

一緒に住んでるシチュエーション?で、荒牧さんが家にいるところに、富田さんがインターフォンを鳴らして、荒牧さんに開けてもらうのを3回繰り返してようやく、帰宅。富田さん、「今日は疲れた」。そりゃ3回もやってればね…というオチだったんですが、インターフォンの数って変わらない訳で、「今日は」じゃなくない?笑 書いた人は絶対そういう意図じゃなかっただろう感がはんぱない。
最初、荒牧さんは奥さん風?でちょい高めに喋ってたのが後の方になると普段のしゃべりに近づいていたような。だんだん面倒になったのかな(笑)
「どなたですか?」「おれおれ」「おれ??」みたいな小芝居を延々していました。

  • 6つ目

次のセリフでは、荒牧さんが帰ってくるバージョンだったんですが、なぜか富田さんが奥さん風な感じになってて、声高めで「煮物が焦げちゃう…」とかやってて、コーナーの本来の趣旨…!って思った(笑) 
「出張お疲れ様、帰って休んで」というのがひいたセリフだったのかな?「あ、家に帰ってきちゃってた…事務所に帰ってきたことにすればよかったね」ということを言ってました。

  • 7つ目

その次がとんでもなかった。
別れ話をするカップル、という設定だったようで、「しょうくんのことなんてもう知らない」とちょっと怒った様子で言い出す荒牧さん。ちょい高め、かつ、ちゃんと女性として演じてて、ちょーーーかわいかった。
「もう別れましょう」と言い、離れようとする荒牧さんの両腕を富田さんががっとつかみ、お前がいないとダメなんだ的なことを言い、そして「お前だけの俺になりたい、結婚しよう」と…(セリフはニュアンスで…)。

今打ってても、私は何を言ってるんだろうってなってるんですけど、会場で見てて、私は今何を見てるんだろう…?って思いましたね…。

荒牧さんかわいいし、富田さんのセリフにはきゅんきゅんするし、心が忙しくてもうてんやわんやでした。しかも言われた荒牧さんの反応が、(ほあ…)って感じで、ぽかんと口開けてて、ちょっと待って、その反応なんなの!?っていう。。
荒牧「男なんでわかんないんですけど、『ほえーっ』ってなりますね」*3
ほえーっが軽く声裏返ってて、荒牧さんの動揺を物語ってました。

なんかここ、荒牧さんがちゃんと芝居した結果、富田さんも気持ちがこもり、結果、荒牧さんにささったような。うん、素敵な連鎖でした。

  • 8つ目

ラストが「好き」。そこに至るまでの流れ忘れちゃったんですが、その前があれなので、もう、、本当、なんなんだよ…。これは耳元で言ってた気がするからまた椅子に座ってたのかな? 荒牧さん、「最後にいいの来ましたね」ってにこやかに言ってたけど、とどめでしたね…死んだ…。

そうそう、ここで富田さんが「好き」ってささやいた瞬間、「キャー!」って黄色い声が会場からあがり、それに対して富田さんが「キャーじゃねぇよ!」って言ってたの笑った。荒牧さんは「みなさん、僕に投影して見てくださってると思うので、それでですよ」って取りなすように言ってたけど、本気でわかってなかったのか、すっとぼけてたのかどっちなんだろうな…*4。翔さんが「キャーじゃねぇよ!」って言ってたのめちゃくちゃおもしろかった。

突然の主役トイレタイム

たぶんここだと思うんですけど、富田さんが「トイレ行きたいから繋いでて」と言い残していったん退場。最初、そういう段取りなのかと思ったんですが(前に声優さんのイベントでそういうのがあった)、本当にまったく予定にはなかったようで、荒牧さんが「こういう事態になるとは思ってなかったので…どうしようかな」とわりと本気うろたえ。

「じゃあ質問タイムにします!しょうさんへの質問に僕が答えます!」という切り替えはさすが。けど、なんで身代わり回答なんだ(笑)

結局出た質問が「翔さんのどこがすごいと思いますか?」みたいな質問で、カリスマ性とかお芝居がすごいとかいろいろあげてて、(翔さんのこと大好きだもんね…)とほんわかしながら聞いてたら、「あとあの高身長ですね。超絶高身長はすばらしいですね」みたいにdisり始めて(笑)。実はこのあたりで富田さんが戻ってきてたんだけど、荒牧さん気づかず。ひとくさり言い終わったあたりで、戻ってきてることに気づき、「あっ、しょうさん、戻ってきてる。どこから聞いてました?(笑)」「なんか身長のこと言ってただろ」「あー!しょうさんに聞かれてたー!」と頭抱えてしゃがむ荒牧さん。

お祝いビデオメッセージ

たぶんここだったと思うんだけど、コーナーの順番、違うかもしれない。
トキ関係者+松岡充さんからのメッセージ。まぁ、ご想像の通り、全員ボケ倒し。誰か一人ぐらいまともに15周年お祝いしてあげなよ…(笑) 松岡さんまでボケ倒したメッセージだったのはびっくりしたよね…3回出てきて、最後はさすがにちゃんと喋るのかなと思ったら最後もボケて終了。
トキイベの天の声でおなじみ、長谷川太郎さんと、翔太くんのビデオメッセージは、長谷川さん演じる悪い宇宙人が地球に攻め込もうとするのを、翔太くんの指令で防ぐみたいな話だったと思うんだけど(もうまじでうろ覚えなので全然違ったらすみません、、でも悪VS正義みたいな感じだったはず)、翔太くんが金髪で、「え、これいつ撮ったんだ?」と会場がざわざわ*5。翔太くんはめちゃくちゃ台本に目を落としながらではありましたが、お二人がちゃんと芝居していたのが余計におかしかった。

質問コーナー

質問も事前募集してたような気がするんだけど、ここではそれは使わず。その場で質問。「質問したい人は手をあげてもらえれば、まっきーがうかがいます」ということで、荒牧さんがいって、お客さんにマイクを渡すのかと思いきや、荒牧さんが質問を聞いて、富田さんに伝えるという謎の二度手間システム(笑)。しかし、それがミラクルを引き起こすのであった…。

一人目のお客さんから、ふむふむと聞いて、すっと立ち上がった荒牧さん、おもむろに「しょうさん、俺のこと、どう思ってる?」。
……質問された方のツイートによると、元は「翔さんはまっきーのことをどう思ってますか?」って質問だったらしいんだけど、 これ聞いた瞬間、お客さんの質問に関係なく、荒牧さんが聞きたいこと聞いたのかと思ったよね(笑)。富田さんの答えは「成長著しい」。いやー本当に、ナイスな変換でした。

あと覚えてるのは、「メモリーズで印象に残っているセリフはありますか?」というところで、荒牧さんが「お前のことをメモリーズ、とか」と突然ボケを挟んでたこと…(笑)

締めの挨拶

全然トータルで覚えきれなかったので、印象に残ったところを。
- 人前で自分の本心を吐露するのは得意じゃないから、ついふざけてしまう
- 泣いて喋れなくなるのはミラージュのツアー以来かな、と照れ笑い
- 本音を言えば、すべての舞台のカーテンコールで、泣きたいような気持ちなんだけど、この世界はそんな甘い世界ではないとも思っていて。
- (少し迷いながら)これからもここに、立ち続ける、つもりでいますので、

通常のイベントだとこの後2ショット撮影とかですが、今回はすでに撮影済みのため、この挨拶を最後にイベント終了。
今回、ビュッフェ形式だったからこそ、途中で撮影という方法になったんだろうし、また、そうできたんだろうなとも思うんですが(人数が少なめなのもありますね)、全体への締めの挨拶が、イベント自体の最後になるって、なんというか浸り具合の面でいいなぁと思いました。

*1:お値段は全然です。ぱっと見、それっぽいだけ。

*2:おそらくそれを聞いて舞台の方を振り返ったお客さんに「あ、いいんですよ」ってちゃんとフォロー入れる荒牧さんな…たぶん荒牧さんが言わなかったら富田さんが言ってたんだろうけども

*3:さくらちゃんかよ…。

*4:しかし、取りなすように言ってた時点で、意味はわかってるよな…

*5:前日か前々日に髪を染めた旨のツイートがあった