考える練習

舞台やイベントの感想など

あくたーず☆りーぐ アートフェスタ in よみうりランド レポもとい感想(前編)

始まる前はどんなもんかとドキドキしていたあくたーず☆りーぐ、通称ひらがなアクターズリーグ。いざ行ってみたらなんか普通に楽しかったぞ!?という記録です。

まだ全体書けてないんですが、長くなってきたので、前編としてアップします。らんらんホールでのイベントについては後編として書く予定。

www.hiragana-actors-league.com

※廣野くんメインの感想になります。
※ステージメインで動いていてあんまりうろうろしなかったので、俳優との遭遇レポはほぼありません。あと縁日コーナーもまわる余裕がなかったのでレポないです。

駅から会場まで

最寄り駅が小田急読売ランド前駅と、京王よみうりランド駅の2つあるんですが、今回ひらがなアクリのメイン会場となる、HANABIYORIまでのシャトルバスがあるということで、京王よみうりランドを選択。バス乗り場ついたのが9:35~40ぐらいだったかな。シャトルバスはちょっと列できてましたが、なにしろ5分間隔でくるので、そこまで待たずに乗れました。歩きでも時間的には5,6分らしい。ただし登り坂。

入場待機列

駅の感じだとそんなに人いないのかな~と思ってたんですが、会場ついたらわりと列長かった(笑)。まぁそうだよね、ガチな人はそれこそ始発から来てるだろうし…。10時に開場してからも入場できるまでちょっとかかりました。たぶん10:15ぐらいかな。友人としゃべりながら待ち。
その間に小田急の駅から向かった友人から犬スケハウスの券買えた~という連絡。その友人の方が後から駅についたはずなので、「!?!?もう入れている??」って混乱したんですが、HANABIYORI、実は入場口が2つあるらしく、小田急側のほうが人が少ない分、早く入れたっぽい。入場口が2つあるとは思ってなかったので、これは盲点でした。。(HANABIYORI自体の入場口、というか、正確にはよみうりランドの入場口が複数あるから、なのかも)

食券購入

入場したら、何はともあれ食券購入へ。キッチンカーごとに列がわかれていたので、友人と手分けし、私はピザのところへ、友人はクレープの方へ。ピザの最後尾がわからなくて「どれだ!?」ってきょろきょろしていたら、スタッフさんが「何をお探しですか?」って声かけてくれました(笑)。たぶん、辛いってなってたからだと思うんですけど、他はどこも行列なのにピザのとこだけ列ほぼなくて(笑)。それもあって気づきづらかった。
「ピザ1つと、こっちのセットを1つ、、」と頼もうとしたところ、「すみません、1会計につき1つになってまして…」と言われ、「え!」となりつつ、ひとまずピザの券を購入。その後、再度列に並び(とはいえ2,3人)、今度はドリンクとチュロスのセットを購入。完全にさっきのお姉さんでなんとなく気恥ずかしかった(笑)。

1会計1つなの聞いてないんだが!?と思いつつ、友人はクレープ2つ買う手はずになってたはず!やばい!と思い、私もクレープの列へ。たまたまピザの列が短かったので、そこまでダメージなくてすんだんですが、友人分も買うつもりで並んでて、そこそこ並んでからこれ言われたらいろいろ計画狂いそう。

仮面展示

無事食券も購入できたので、エントランスの装飾と仮面展示を見にHANA・BIYORI館へ。仮面展示は正直いうとあんまり期待してなくて(笑)、小学生の工作みたいな感じを予想してたんですが、全然完成度高かった。見た目の配色や造形が華やかだったりセンスあったり、しかもコンセプトも筋が通っていて、、みたいな仮面がごろごろあって。作り方としてはシンプルだけどすごくセンスがある仮面があれば、コンセプトが独特で興味深い仮面があったり。選ばれる俳優って何かを持ってる人たちなんだな…としみじみ感じました。里中くんの仮面と佐奈くんの仮面が個人的に華やかでセンスがあって好き。廣野くんの仮面はちょっとどう評価していいかわかりませんでした…(笑)。

ミニステージ

建物を抜けたら、そこがミニステージの会場でした。ステージ自体は50cmぐらいかな、わりとしっかり高さがあって、そこはよかったんですが、お客さんがたつところは完全フラット。しかも途中からちょっと下り坂になっているので、そこに立ってしまうとたぶんあまり見えない。というなかなかの立地。ちょっと離れた高めになってるとこから視界確保してる人たちもちらほら見受けられました。

ステージ下手横と、後方ちょっと離れたとこの2箇所に大きいモニターが置かれていて、そこにイベント映像を写してくれていて、とてもありがたかった。ただ、モニターの上端が2mいかないぐらいだったので、モニターも前に人が立ってるとあまり見えないという…(笑)

11:00~11:30「一筆でこんなの描けちゃったよ♡おいで~」

出演:寺山武志 高野 洸 松田昇大
寺山さんがMCで、高野くんと松田くんが描き手。登場した時点で2人がめっちゃきらきらしててさ、、まぁツナギが白なのもでかいとは思うんですけど(笑)、特に松田くんの衣装が王子様みたいな装飾がついてて、それっぽいキャラでしゃべらされてました。
二人共通のお題でそれぞれ書いて、どちらがより上手かをお客さんに判定してもらったり、片方にだけお題を伝えて絵を書いてもらい、それを見て何を書いたか当てたり。絵には自信ありの高野くんと、正直自信ないという松田くんの組み合わせだったんですが、高野くんがほんっとうにうまかった。時間制限あり&一筆書きなので、あんまりきっちり書く余裕はなかったんですが、それでもちゃんと必要なポイントは抑えてて、「あ、たしかにそれだわ」ってわかる感じ。最初のお題がスタバの看板の女性だったんですが(ちょうどステージの裏がスタバだったため)、1分かな?でざーっと書ききっててすごかった。一方の松田くんがわかりやすくうまくないのもオチとしてとてもよかったです(笑)。

野生の俳優に遭遇!!

ステージが終わったらわりといい時間だったので、園内の様子を見がてらJU-JUステージの方に移動しますか~と歩いていた我々。前方に白いツナギが見えて、これは!!と思ってよく見たら福澤さんと後藤さんが!! ツナギが白いのもあってか、なんか輝いてるように見えましたね…王子様がお忍びで散策してるみたいだった。スタッフさんが一人ついてて、「通りまーす。道開けてくださーい」と言われて、「はっ!すみません!」みたいなノリで脇によけました。みんな「はわ…」みたいな感じで見送ってて、通り過ぎた後の道には腰が抜けて立てなくなった人たちがちらほらいて、なかなか壮観でした。

赤、青、緑のツナギを着たプロデューサー陣はもはやスタッフもつけずに普通に歩いてました。レポ見てたら唐橋さんに道聞いて教えてもらった人がいるらしい(その人は界隈ミリしらだったらしい)んですけど、聞いちゃうのわかる。ほんとに普通にそこらへん歩いてたもんな。

JU-JUステージ

見え方

キッチンカーや縁日コーナーを横目に見つつ、ステージ高さあるといいね〜と言いつつやってきたJU-JUステージ。
普段はバーベキューとかできるところらしいんですが、ステージの高さ、なんと、約15cm(推定)。驚きの低さ。ステージっていうか、段差ですね(笑)。ミニステージはちゃんとステージ組んでくれてたのに…。下がテラス席でよくある木の板みたいなやつだったから、もしかしたらステージ組めないのかもしれない。
ステージ始まる前はみんな座って待機してて、「座ったままなら視界良好なんだけどな…」と思ってたんですが、始まる直前、スタッフさんから「4列以降は立ってください」と無慈悲なアナウンスがあり、立ち上がる人々。見えねぇ。私はまだ前の方ではあったので、人の頭の隙間からギリ見えるかな~って感じではありました。後方だったらその隙間も誰かの頭で埋まっちゃうだろうから、まじで見えなかったと思う。

ふらっと見に来た唐橋さんが「何ここ!全然見えないじゃん!何やってんだよ運営~!」ってぼやいてたというレポを見かけましたが、唐橋さんの身長で見えないなら、もう誰も見えねぇよ。

「当ててごらん♡この味なんの味?」12時回

時間:12:00~12:30
出演:髙木 俊 上田堪大 井澤勇貴

まずは井澤さんがリンゴジュース飲み比べ。候補のジュースは5種類。目隠し状態で堪大さんが選択したジュースを飲み、目隠しを取って候補の5種類を飲んで、さきほど飲んだのはどれだったか当てる、というゲーム。結果は残念ながら不正解。正解聞いてからも「ほんとに??」って疑って何度か飲んで確認してた(笑)

次は堪大さんがうまい棒食べ比べ。本当はポテトチップス食べ比べの予定だったらしいんですが、テント内で保管していたらカラスに荒らされてしまい、急遽うまい棒に変更になったそう。野外の会場って大変だな…。
これはすぐわかるんじゃない?って雰囲気の中、堪大さんが目隠し。どう理屈つけてたかはちょっと忘れたんですが、砕いて一口サイズぐらいにしたうまい棒をコップに入れてて、明らかに何種類か投入されている…(笑)。これすごかったのが堪大さん、1つじゃないことに気づいてたんですよね。「最初と最後で味が違ってて…」って。「真ん中は?」と聞かれて「え、もう一種類あんの?笑」となりつつ、3種類回答。
ただ、どの味だったかに関しては結果は惨憺たるもので、確か1つだけ当たってて、2種類不正解。味を混ぜると思った以上にうまい棒の味はわからなくなるらしい、ということがわかりました(おそらく一生使わない知識)。「3種混ぜましょう!」と提案したらしい井澤さん、天才だなと思いました。

納谷くんの客いじり

12時回の上記ステージが終わったあたりで、お隣の福引コーナーに納谷くんが登場。
次のステージに向けて待機してる我々にもけっこう話しかけてくれてました。

「ちゃんと日焼け止め塗った? 日焼け止め塗ってない女子おんの!?(日差しに)勝てると思ってんの?無理やで。強いで」
「(福引) 回すよ!」(待機民の盛り上げ待ち)

銀賞だったかな?大きめの賞を当てた人がいて、「ウェーブして!」というむちゃぶり。雰囲気でうぇーい…とウェーブする待機民。全然できてないウェーブにウケる納谷くん。

福引で特賞ひいた方がいて、その場にいる全員でわーってお祝いしたりして、あたたかい空間でした。

近づいてくる俳優

会場に移動してくる時が遭遇チャンスだよね~我々はここから動けないから見れないけど…って話をしてたんですが、遭遇レポを見てると、推しが徐々に会場に近づいてきてるのがわかっておもしろかったです(笑)。嬉しいメリーさん(?)。

「当ててごらん♡この味なんの味?」13時回

待機のテントの隙間から福澤さんが時折見えてて、どこかだるそうな感じの動き方でふふふってなりました(失礼)。廣野くんもいるんだよなぁ、、と思ってたら、ちらっと廣野くんも見えて、こちらは本日初見だったので、いや髪型と衣装…!かわい…!って悶えました。福澤さんと楽しそうに談笑してたのもかわいかった…。

時間:13:00~13:30
出演:髙木 俊 廣野凌大 福澤 侑

じゃあまずはタイトルコールしましょうか、せーの、でまったく揃わない3人。いまさらに台本を確認しようとする福澤さん。廣野くんは福澤さんがコラボしてたキッチンカーの名前を言っていたらしい。

お2人には利き○○をしてもらいます、ってところで、廣野くんから福澤さんに関するタレコミが。
「カラメルとキャラメルが同じだと思ってたらしいんですけど、そんなやつで大丈夫ですか?」

ジェットコースターが轟音を立てて通り過ぎ、
福澤「(音)すごいですね」
おもむろに「楽しんでますかー!?」とコースターの乗客に問いかけようとする廣野くん。

流れ忘れたけど、廣野くん拳を振り上げ、
廣野「ディズニーラァーンド!」
髙木「やめなさい」
という一幕も。ちょっとたってからもっかい言ってた。

しゅんりーさんから、今日のメンツは治安が悪いので大丈夫か心配しているという話が。
廣野or福澤「俺ら呼ばれたから来たんですけど…」
それはそう。

こんなにたくさんの方に集まっていただいて…って流れで、福澤さん「みなさん来る場所間違えてませんか?」って言い出したの笑った。大丈夫です、俳優オタクってそういう生き物なんで(?)。

テーブルと椅子が運び込まれ、廣野くん着席。
高々と足を組み、偉そうな感じで座ってる様子を見て、福澤さんさっそくつっこみ。
福澤「いや座り方おかしいから」
廣野「俺GACKTじゃないの?」
確かに言われてみると衣装の感じもそれっぽい(笑)。金髪だし。

廣野くんが挑戦するのはオレンジジュースの飲み比べということで、ラインナップはこちら:なっちゃんポンジュース、200ml程度の紙パック2種類、1リットルの紙パック。

目隠しはきゅるんとした感じのアニメ顔の女の子の目。
髙木「ちょっとまろやかになったね」
福澤さんが飲ませるジュースを選択。どれにしたんだったか忘れちゃった。。果汁100%のやつです(ざっくり)。容器でどれかわからないよう、コップに移し、ストローをさして提供。
ストローをうまく口に持って行けない廣野くんに、福澤さんが「(口まで)持ってったげるよ」とお手伝い。

廣野「これ飲んだことある!」
ずず、ずずーっ…とすべて飲みきる廣野くん
髙木「あ、飲み切る感じなんだね」

目隠ししたまま、(ラインナップ)覚えてるんで、と候補のジュースたちを飲まずに回答しようとする廣野くん。
髙木「え、そういう感じ?そこにゲーム性足しちゃう?」
いやでも(候補のジュースたちを)1回飲んでからにしよ?と説得され、結局目隠しはそのままで飲んでたんだったかな。
友人が「だいぶ日差しが強くて眩しそうだったから、目隠ししてたほうが楽だと思ったのでは」って言ってて、ありそうで笑った。

候補のジュースを順番に飲んでいく廣野くん。
人工甘味料が入ってるやつはねばついてるんですよ」と自説を開陳。
さっき飲んだやつはたぶん果汁100%だ、というところから、
「これは違う。ネバネバしてる(=人工甘味料が入ってる)」
果汁100%のジュースを飲んで、「これはネバネバしてない!」
福澤「最悪の食レポ

廣野くん、「飲んだことある味だったから…これ!」とポンジュースを選択。
福澤「ファイナルアンサー?」
廣野「イエス
結果は不正解。

選手交代。次は福澤さんが着席。
お題はプリンということで、ラインナップはこちら:プッチンプリン、焼きプリン、たまごのプリン、なめらかプリン、ジャージー牛乳プリン
目隠しはいかつめの目。
髙木「普段と変わらないね」

どこのタイミングだったか忘れたけど、福澤さんが急に「おいちぃおいちぃ」といいだし、廣野くんが「赤ちゃん言葉キッッッショ!」という一幕も。キッッッショ!が勢いあってよかった(?)。

食べてもらうプリンは廣野くんが「これにしましょう」とジャージー牛乳プリンを選択。
目隠ししてる福澤さんに食べさせようかというところで、すっと横から人影が。
なんとここで荒牧所長が登場。
SS級の人が登場してしまったためか、「きゃー」を通り越して、「ひえっ…」みたいな声があがる客席。

一気に注目が荒牧さんに行ってしまったため、
廣野「全部持ってくんじゃねぇよ!」
目隠し状態なため、状況がわからず、びびる福澤さん。
「何?何?」
かわいい。その様子を見てにまにましている廣野くん。
食べさせ担当をこっそり荒牧さんと交代。

会場の反応が「ひぃっ…」みたいな感じだったせいで、「虫でしょ!いやだ!」という勘違いが発生。その勘違いもおもしろいし、椅子に座ってるのに上半身が完全に椅子の外側に出るぐらいの拒絶見せてて、ダンスできる人ならではのスタイリッシュ拒絶って感じになってておかしかった。
廣野「これ終わらせないとこっち紹介できないから!」
おそるおそるなんとか食べ終えた福澤さん、目隠しを取って、荒牧さんを確認し、
開口一番、「兄さん!」
え、福澤さんはそういうふうに呼んでんの?と思ったけど、ファンの人に聞いたら別にそういうわけでもないらしい。突然の兄さん呼び。

荒牧「ふらっと見に来てみました」
廣野「そのわりにメイクばっちりだけど(にやにや)」

福澤さん、もうこれはわかる、ってなってたけど、一応全種類味を確認。
ジャージー牛乳プリンを選択し、正解。
牛乳プリンはわかりやすかったのでは、となり、
廣野「これは俺が悪かった」

廣野くんも味が気になったのかその後プリンを食べてたんだけど、スプーンに口つけないようにして食べてて、お、配慮?ってなった。その後食べた荒牧さんは普通に口に入れて食べてたので、配慮が無になっててちょっとおもしろかった。ただ、廣野くん、その後別のやつを食べる時は普通にスプーンを口の中に入れてました。別にいいかってなったのかな。

その時に廣野くん、「あ、これはカラメルないんだ」ってコメントしてたことから推測すると、あんまりプリンは食べないんだろうか。

廣野くんは利きオレンジジュースで不正解だった旨をバラされて、「でも果汁100%なのは当てたから」と荒牧さんにアピールしていたのがかわいかった。
荒牧「だいたいそうじゃない?(笑)」
廣野「これとこれは違った」

その後のらんらんステージでのイベントの話になり、
荒牧「どのようなプレイになるのか、楽しみにしています」
廣野「プレイ!(にやにや)」
両サイドから無言でたしなめる福澤、荒牧。
廣野「えっ、今の俺悪くないでしょ!?2人が悪い!」

荒牧さんにちょいちょい椅子をすすめる後輩廣野くん、しかしハケ際にはなぜか荒牧さんの腰に手を添えて退場(笑)。
目撃情報によるとその後、荒牧・廣野で一緒に移動していた模様。

食事(旨地獄ピザ)

ステージイベントも一段落したので、購入していた食券を交換しに、各キッチンカーへ。ピザは並ぶと聞いてた通り、なかなか時間がかかりました。。どうもその場で焼いてたらしい? クレープの方は一瞬で交換できて助かった。

じゃあ食べますか~ってなったところで、思ったよりテーブルや椅子の数が少なくて、けっこう探し回りました。可能なら受け取りに並んでる間に誰かが探しに行った方がいいのかもしれない。あんなに少ないとは思わなくて、まじか~~ってなった。

廣野くん考案の「旨地獄ピザ」、辛そうな感じだったので、辛さ大丈夫かなというのが不安材料で、それもあって友人とシェアにしたんですが、辛いの得意じゃない私でもなんとか食べれるレベルでした。ところどころインターバルは挟んだけど…(笑)。ソーセージもピザ部分もおいしかった。辛さ大丈夫な友人は添付されてたハバネロソースをかけてちょうどよかったぽい。(ちなみに私がどれくらい辛味が苦手かというと、コンビニで売ってるカレーが中盤からつらくなるレベル。終盤は修行)

再度HANABIYORI館へ

午前中はざっと見ただけだったので、あらためて取りこぼしていた仮面展示を見たり、推しの粘土細工を見たり。そうこうしているうちにいい時間になったので、HANABIYORI館をあとにして、らんらんホールへ。
(後編へ続く)

舞台「ナミヤ雑貨店の奇蹟」感想

2/26 初日公演を見てきました。
※致命的なネタバレはしてないと思いますが、気になる方はご注意ください。

Story

敦也・翔太・幸平は、同じ養護施設で育った仲間。ある夜、ある家にコソ泥に入り、逃亡の途中で、廃屋になった雑貨店に逃げ込む。すると、表のシャッターの郵便口から、誰かが封筒を入れた。中の便箋には、悩み事の相談が書かれていた。この雑貨店の店主は、生きていた頃、近隣の住人の悩み事の相談に答えていたのだ。

3人はほんの遊び心から、返事を書いて、牛乳箱に入れる。すると、またシャッターの郵便口から封筒が。そこには、3人の返事に対する、さらなる質問が書かれていた。

しかも、差出人は、数十年前の時代の人間らしい……。

会場は池袋のサンシャイン劇場。1、2列目をつぶし、普段より少し広めになっている舞台。舞台中央には「ナミヤ雑貨店」。舞台外周にはりつくように、半円(上部は幕で切れている)があり、そこにはいくつか年号が書かれている。レトロな風合いとマッチした客入れの音楽が心地よかった。

オープニングのダンスが、ヒップホップの振りを入れつつも、何かスポーツの動きっぽいような、不思議な振りだった。けれど、3人のキャラ付けにマッチしている感じがして、とても良かった。

数十年前の出来事と今の出来事が入り乱れるような構成、しかも数十年前の出来事は複数人のエピソードが進行していくという、なかなか舞台化するには大変そうな話なのだが、よく整理されていて、いつの話なのか誰の話なのかわからなくなることはなく、ストレスなく見れた。

元々のナミヤ雑貨店の主人は悩み相談にまじめに返していたのを、戯れに返信し始めた3人はわりと言いたいことを言っているのに、それが結果的に助けになったりしているのが面白い。

出てくる人達はみんな普通の人たちで、やりたいことがうまくいったりいかなかったりしていて、すべてがキレイにハッピーエンドになるわけではないんだけど、その中で懸命に生きていることをあたたかくすくい上げるような話だった。

それぞれの思いがぶつかって衝突するようなシーンもいくつかあるのだが、相手への思いゆえのことだったり、そう言いたくなるだけの事情があったりで、あまり不快感はなく、ただただ思いに胸が熱くなった。

猪野くん演じる敦也が、相談者の身の上を自分の母親がどうなったかと重ね合わせて熱くなってしまうシーンがあるのだが、怒りのボルテージの上がり方が自然で、それだけについ反応してしまった感じが出ていて切なかった。


公演は3/6まで、池袋サンシャイン劇場にて。
napposunited.com

まわし!牛乳!ぼでぃくらっぷ! - 「結-MUSUBI-」感想

NON STYLE の石田さんが脚本・演出でのノンバーバル(言葉を使わない)演劇ということで、どうなるんだろう…とドキドキしていましたが、手品に殺陣にダンスにボディクラップに、単純にコメディ舞台ではなくてなんかいろいろ盛りだくさんで、初日は「いや情報量が多い!」となりました(笑)

劇場

(東京) 大和田さくらホール

初めての会場。今回3列目が最前だったんですが、ステージが低いのか、4列目の段階でわりと前の人の頭がかぶって見づらい。その分最前は非常に見やすかったです。

(大阪) COOL JAPAN PARK OSAKA TTホール

2.5でよく使われるWWホールのお隣。F列から段差あり。その前だとこちらもわりとかぶるので、最前かF列以降だな~という感じ。
あのあたりめちゃめちゃ久しぶりに行ったんですが、今っていろいろお店あるんですね。大阪城ホールやWWホールでも催し物やってたら席足りなさそうではありますが、カフェとかレストランとかいろいろあって隔世の感。ローソンに地味にイートインがあるのが助かる。

内容について

ノンバーバル演劇は以前「梅棒」さんの公演を見たことがあるんですが、そこはJ-POPの曲に乗せて主にダンスで魅せるタイプの公演で、話の筋は比較的シンプル、表情や仕草は通常の芝居よりオーバーめだったので、「結」もそういう感じの芝居かなと予想していました。実際はメインの話の筋はシンプルではありますが、話運びや表情・仕草は通常の芝居に近い感じだったので、また印象が違っていて、新鮮でした。思ったより細かいところまで伝わってくるんですよね。表情からこんなに情報を受け取れるんだなというのは驚きでした。

セットは固定で、場所は相撲部屋。真ん中にどんと土俵があり、奥には窓とドア、そこから出入りしたり、窓から外がみえたり。

そこにわらわらと四兄弟(長男:株元英彰、次男:廣野凌大、三男:杉江大志、四男:小野塚勇人)が登場するんですが、しょっぱなからまわし姿。稽古のオフショットからまわし姿があるのはわかっていたんですが、最初からそれで来るとは思わなかった…。ただ、結局ほとんどの時間まわし姿なので、最初こそどぎまぎしましたが、なんとも思わなくなってきたのは面白かったです。人間何事も慣れる。(ちなみに、まわしonlyではなく、下に肌色の二分丈ぐらいのアンダー履いてました。あと素足だと危ないからか、足袋っぽいのを履いてた)


ざっくりあらすじとしては、4兄弟が稽古に励んでいるところに妹が婚約者を連れてくる。婚約者の顔がブサイクだったことにより、「こいつでいいのか!?」と一悶着。しかしなんだかんだの末にハッピーエンドという話。

一応、話の筋はあるんですが、あんまり重要ではないんですよね。脚本書いたのが元々演劇畑の人ではないからか、コメディ演劇というよりは、コントが延々続いていくような印象。

ただ、さすがにお笑いの世界でずっとやってきた方だけあり、笑いの部分がちゃんと面白い。もちろん人によって刺さる刺さらないの違いはあるので、めちゃめちゃウケちゃうところもあれば、くすっと笑っちゃう程度のところもあるんですけど、スベったことによる笑い、失笑による笑いがないんですよね。程度はともかく、ちゃんとおかしさによって笑える感じ。


「結」へ向けてのインタビュー記事で、お笑いをやっている人はなんとなく感覚でわかっている笑いの仕組みを分析して言語化していくことで共有したいという話が出てきていたんですが、今作を見ていると、こういう状況でこれやると面白いっていう法則性が見えるような感覚があって、インタビューで言ってたのってこういうことなのかな~と思ったりしました。
saizenseki.com

ルールへのアンチテーゼ?

「結」の世界におけるルールとして、「喋ってはいけない」とは別に「女性を土俵にあげてはいけない」というのがあり、実際の世界でもそうなので*1、「まぁそうだよね」と思ってたんですが、なんとこのルール、ラストで女性を土俵にあげてもOKになります(笑)

うっかり妹が土俵を踏んでしまったことによって現れた存在をみんなで倒したことにより、OKになるんですが、この部屋で女性を土俵にあげてはいけなかったのは実害があったからで、その問題が解消されたら誰も気にしないというのが面白いなと思いました。絶対的なルールではなくて変えられるものとして提示されているように感じました。

見た目いじりはありやなしや

婚約者に対しての異議申し立ての理由が「顔がブサイクだから」というのは初日「えっ、まじで??」と思ったし、だいぶもやもやしました。ただ、この追い出そうとするくだりはめちゃめちゃおもしろかった。

何とかして婚約者を追い出そうと画策する5人(4兄弟+兄弟子)。順番に挨拶させていって、その動線でドアから退場させてみたり、トイレに追いやって閉じ込めてみたり。追い出しに成功すると「エンダァァァァァァァァァァァァァイヤァァァァァァァァ」が流れ、5人が喜びを表現する動きに(笑)

まだろくに話もしてないのに追い出される婚約者めちゃめちゃかわいそうなんですけど、ばんってドア閉まった瞬間に「エンダァァァァァァァァァァァァァイヤァァァァァァァァ」ってなるのめっちゃおもろいんですよね。あと導線で退場させるやつ、キャストが複数いるのをオタクが巡ってくタイプの接触じゃん…って思ってしまってウケた。

当然妹は怒るんですけど、諦めない兄たち。自分たちを含めて顔がいい順に並べるよう、妹にリクエスト。ここでもやはり婚約者が一番だとする妹に「目が悪いんじゃないか?」と言い出す三男。どこからともなく視力検査の表が出てきて(笑)、試してみたら案の定見えていない。メガネをかけて再チャレンジしてみるも、やはり婚約者が一番とする妹。

ここ、全体の見た目じゃなくてまじで顔の話だったのかって点ではきついんですけど、メガネかけて見てみたらブス…!じゃなくて、メガネかけてもやっぱり婚約者が一番だった点はよかったなと思います。

まぁここで終わってたら、「美的基準は人それぞれ」ってところでそこまで悪くない話運びかな~って感じなんですが、見た目いじり、もう一箇所あるんですよね。この後、婚約者がホームビデオを取り出してみんなを撮ろうって感じになるんですが、そこで、兄弟たちを撮る時は「キャー」っていう黄色い悲鳴があがるのに、婚約者を撮った時は「アーハッハッハ」という笑い声が流れるという…。ここはメガネの時と違って「でもやっぱ婚約者が一番!」みたいなオチがなかったのもあってちょっときつかった。


最近では減ってきているとはいえ、見た目をいじるのってお笑いでは定番なんですよね。でもこちらの感覚として、見た目いじりはダメでしょってなってきてるのできつい……。吉本新喜劇とかってどうしてるのかな〜と思って、TVerにあったので見てみました。

ハゲデブブスをいじる、見た目いじりそのものは健在。ただ、直接的な表現ではなく、ほのめかす表現になっている印象。私が子供の頃に見てた時の印象だと「こんなブッサイクな顔で」とか「ハゲのおっさん」とか「〇〇みたいな顔して(カエルが潰されたみたいなetc)」とか、直接的にdisるのが多かったように思うんですが、今回見たやつだと「お前はイキるなよ、お前はこっち側やろ」みたいな感じだったり、「ハゲ」を「わずか」として、言い換えてたり。

ただ、見ていて気付いたのが、吉本新喜劇の場合、見た目いじりはいじる側も微妙な容姿であることが多いんですよね。なので、「いやお前が言うなよw」というカウンターが(見てる側の脳内で)成立する(実際にそのツッコミが入る時もある)。これは元々そうだったのか、最近そうなったのかがわからないんですが、役の設定上、「かっこいい」「綺麗な」役として出てきてる人達は見た目いじりに参加しない。

けど、「結」では、見た目いじり、いじる側が俳優なんですよね。普通に顔のいい男がやってるので、このカウンターが成立しない。「あっ、そっすね」となるしかない。それですごくきつく感じてしまうのかな〜という気がします。

きつさを和らげようと思ったら、たぶんその後に俳優を落とすとかになるのかな。「いやお前もこういうあかんとこあるやろ!」みたいなのが来たらだいぶ印象変わりそう。

[2/27追記]
ちなみに大阪公演では、ヘアメイクさんのがんばりにより、婚約者の髪型やメイクがどんどんおもしろいことになっていき(笑)、結果、見た目いじりというよりは「変な髪型いじり」や「そのメイクなんなんだよ」といういじりになっていました。狙った変更なのかはわからないですが、よかったな~と思います。あとキャストもそこで初見だからけっこう笑っちゃっててかわいかった(笑)

ノンバーバルだと難しいこと

吉本新喜劇を見ていて、他にも気づいたことがあって、ノンバーバルだと、解説ツッコミが出来ないんですよね。「今やってたのがどういう意味を持つのか」を説明するツッコミが吉本新喜劇ではわりと出てくるんですが、ノンバーバルだとこれができないので、ボケの段階で客に伝わらないといけない。

あと、声が出せるとツッコミの勢いが出る。逆にいうと、声が出せないとツッコミの勢いが出しづらい。「結」を思い返すと、わりとはたいて止める展開が出てきてたんですが、喋らずに勢いだそうとすると、どうしてもそういう方向になるんだなと。

廣野くんについて

廣野くんの役は次男でナルシスト設定。ちょいちょいかっこつけしぐさとか、自分に酔ったような動作が入るんですが、非常にハマっていて違和感なかったです(笑)

牛乳一気飲み

婚約者との対決で牛乳一気飲みをやる展開になるんですが、他の人たちが1杯ずつのところ、廣野くん演じる次男はお調子者の四男のせいもあり、合計4杯飲む役回り。見た感じ、1杯が300mlぐらいあるんですよね…(笑)。1杯目の時は「飲むの早いな~あれもはや飲むというより流し込んでるんだろうな」って呑気に見てたんですが、4杯目、リアルにきつそうだったので、ちょっとハラハラしました(初日昼とかちょっとうぷってなってたし…)。ただ、4杯目飲む時の覚悟決める感じの表情には色気を感じてぐっときました。

殺陣&歌

妹が土俵を踏んでしまったことで現れた存在と4兄弟が日本刀で戦う展開になるんですが(文章で書くとなかなかカオスだ)、廣野くんの殺陣見てみたかったのでめちゃめちゃ嬉しかった~~! しかもそこに事前録音だけど廣野くんの歌唱が被さる!(笑) 殺陣来たー!って喜んでたら刀をマイクがわりに「みんな待たせてごめ~んね♪」って歌い始めたので爆笑しました。ナルシスト設定がそんな効き方してくるとは。初日は笑いすぎてまじで何も覚えてなかった(笑)

殺陣経験あまりないんだろうなというのがうかがえる感じではあったものの(ひとつひとつの動作をきちっとしてる感じからかな)、動きにめちゃめちゃキレがあって、間合いも正確だし、見てて全然不安感がなくて、バチバチでかっこよかった…! 殺陣いけると思ってた!嬉しい!と私はテンション爆上がりでした。

自分に酔って歌いながら殺陣してる設定なので、わりと動きが複雑だったんですが、きっちりこなしていたのがまたすごい。あんなにふらふら動き回りながら殺陣やることなかなかない気がする(笑)

ちょっとした発見とか
  • ナルシスト仕草って推しがやってたらわりと普通にかっこいいなって思ってしまう
  • ずっとまわし姿なのを見てると、まわし姿はなんとも思わなくなり、逆に着流し着てる時にちょっとはだけたり肩が出たりしちゃうのがえろく見えてくる不思議

*1:土俵上で倒れた人への心臓マッサージのために土俵にあがったのすら批判されたぐらいだし

2021年振り返り

滑り込みで年末に更新したいなと思っていたんですが、間に合わず。7月までは振り返り記事をなんだかんだであげているので、8月以降を振り返ってみようと思います。
近況とマイブーム - 考える練習
4-6月の振り返り、またの名を沼落ちの記録 - 考える練習
引き続き新規ハイ - 7月振り返り - 考える練習


目次

8月

デュラララ

作品としては良かった!どうするのかなと思ってた部分もちゃんと昇華されてて、最高の舞台化でした。
ただ、猪野くんが臨也だったんですが、元々神谷さんがやってたやつを知ってるだけに物足りなく思ってしまい…地に足着いた臨也でこれはこれでいいと思うんですが、やべぇやつ感がもうちょっと欲しかったな〜という印象。

勅使川原三郎版「羅生門

劇評講座の課題作品がこれだったので見たんですが、なんとダンス公演。
羅生門の話に沿った部分はまぁいいとして、沿ってない完全創作部分は正直どう読み解けばいいのかよくわからん!という感じでした。けど案外楽しかったし、劇評書いてみたら意外と書けた。

ヒプステライブ

ヒプステ初めてのライブ。横浜公演がまさかの平日のみだったので、楽日有給とってマチソワしました。どちらもスタンド席で遠いな〜と思ってたんですが、普通に楽しかった!メイキングでどの席からでも楽しめるようにって仰ってたんですが、ほんとにその通りで、その空間にいることがめちゃめちゃ楽しかった。

スタンド席からだったので会場が見渡せたのもあって、これだけの人数を前に、1人で歌い始めるってどういう心境になるんだろうなと思い、人前に立つ仕事ってすごいな〜と思ったし、推しかっこいいな〜としみじみ思いました。

あとあの空間だと全キャストがめちゃめちゃかっこよく見えるんですよね。もともとみなさんかっこいいんですけど数倍増しでかっこよく見える。いわんや推しをやですよ。廣野くんが推しになってからは初めてのヒプステだったので、ナゴヤ曲は大変でした。私の気持ちが。

9月

猪野くんバーイベ

有観客での実施予定でしたが、直前に配信に…。

Rust Rain Fish

廣野くんのいるチームがまさかのオール平日公演だったのもあって、1回しか見てないんですが、いい役どころだった…。感情がじわっと目の縁からしみだすようなシーンがあって、廣野くんの目で語るお芝居が好きなのでぐっときました。

10月

Bimiでのライブ出演

最高の体験でした。めちゃめちゃ気持ちよかった。
今、この瞬間の感情 -「TWi Fes Vol.3」感想 (Bimi(廣野凌大)メイン) - 考える練習

バクマン

ハイステ以外ではウォーリーさんの2.5を見るのは初だったんですが、脚本の組み立て方が同じで面白かったです。感覚的な物言いになりますが、ストーリーでつないでいくというよりは「感情」でつないでいく感じなんですよね。繋がりに論理性がないというか。私はバクマンも好きだな~と思ったんですが、人によって好き嫌いが分かれる理由がわかった気がします。

血界戦線

3度目の血界戦線。こんなに続くとは思ってなかったなぁ…。今回もセットが動く動く。血界戦線はハイパーポジティブな世界観が大好き。

11月

ワールドトリガー

原作読んだ時から廣野くんと共通の要素わりとあるからハマりそうと思ってたんですが、ちゃんと風間さんでめちゃめちゃよかった…!風間さんがそこに「いる」ように感じました。それからダンスがかっこよくてねぇ…(おばあちゃんか)。
風間さん、原作見る感じ、二幕しか出番ないな~と思ってたら一幕ではモブ役としてちょこちょこ出てきて嬉しい誤算でした。3バカのヤンキー役がハマりすぎてておかしかった。

日テレプラスxxxHOLiC

本当は劇場で見たかったんですが、チケットが取れなかった…。
画がめちゃくちゃ綺麗で圧倒されました。暗闇の使い方が印象的なので、劇場で見たらもっと感銘受けたんだろうな~。役者陣の演技もとてもいいし、すごい完成度高いので、見れる機会あったらぜひ見てみてください。オススメです。

12月

ディスグーニー「MOTHER LAND」

猪野くんゲスト出演ということでふらっと。台本を渡されたのはなんと前日22:30だったそうなんですが、そんなことは感じさせないクオリティで1国の王を演じていてすごかった。ずっと稽古してた?と思うような溶け込み具合だったんですが、「ゲスト出演だと思わせたくない」というのは脚本演出の西田さんからも言われていた模様。

配信「マーダーミステリーシアター 裏切りの晩餐」

廣野くんが出演ということで見たんですが、がしがし場を回していてすごかった。この手のゲームやる廣野くんはまた見たい。
マーダーミステリーシアター『裏切りの晩餐』 感想 - 考える練習

イノリマス (猪野くんのクリスマスイベント)

ようやく有観客での開催!!いつもMCやってくださってるシャバダバふじさんが、今回は企画段階から加わっていたそうで、クイズとかゲームコーナーがめちゃめちゃおもしろかったです。プロのひとひねりってすごい。

迷宮歌劇「美少年探偵団」

楽しい!そして廣野くん演じる札槻くんが色っぽい!最高!
ちゃんとした感想は全公演終わってからまた。

インスタライブ記録

音楽活動で動きがあったらインライ!という感じでよくやってた印象はあるものの、実際8月~12月で何回やってたのか気になり、数え上げてみました。

8/9 21時
9/7 22時 「Die Young」配信開始記念
9/14 22時 EP配信開始記念 ※20時に告知
9/24 22時
10/3 22時 ライブ翌日
10/26 23時 ※前日に告知あり
12/13 23時 新曲披露インライ
12/18 23時 同上
12/29 23時 同上
12/31 11:45頃 年越しインライ

さすがに期間長すぎて覚えてなかったので、フィードでツイート取得してるとこのログから「インスタライブ/いんすたらいぶ」で検索して取得しました。時刻はだいたいの開始時刻です。

あらためて数え上げてみたら、思ったより多くて驚きました(笑) こんなにやってたんだな…。時間は30分ぐらいの時もあれば、1時間ぐらいの時もあり。だいたい始める時は30分想定で、興が乗って来た場合は時間が伸びます。

年越しインライの時は「白熱してきたからもうちょっとやる」って言って延長してたのがかわいかった…。1時まわったあたりから、だんだんファンの側が「(明日も舞台あるのに)そろそろ寝なくて大丈夫?」「マネージャーさんに怒られない?」と終わらせようとしだしたのがまた面白かった(笑)

何時に告知/前日に告知 と書いてないものは、すべて「(今)インスタライブやります」みたいな感じでの告知です。告知してから数分後に始まる時が多い印象ですが、ほんとに告知直後に始まる時もあるので、通知が来たらめっちゃバタバタする。年越しインライの時は23時ぐらいにやるかもってツイートが来てたんですが、結局始まったのは23:45頃だったので、「だったらそう書いて!?」ってなりましたね…(笑) ファンはその間ずっと待機してるんだぞ!

11月ないのはワーステの稽古で忙しかったからかな?という感じですが、同じく稽古で忙しかったはずの12月にわりと頻回にやってるのは曲聞かせたかったからかなと思うとかわいい。

廣野くんファンとしてやっていくには、こういった突然の告知に関して、通知に気をつけるか、見れなかったらその時はその時、と諦めるかの2択を迫られます。

2021年総括(という名の推し語り)

廣野凌大にハマった。
これに尽きます(笑)

3月時点ではまさかここまでになるとは思ってなかったんですけど、当時のツイート読み返すとカレイべのあたりですでにわりと好きじゃね?感があって面白い。

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そもそもきっかけとなった舞台「錦田警部はどろぼうがお好き」(以下、舞台けいどろ)を見に行ったのが、わりとたまたまだったんですよね。舞台化決定ツイートをフォロワーさんがRTしてるのを見て、なんか面白そうだな〜、ヒプステ出てた廣野くんが主役やるのか、ってところから、とりあえず原作読んでみて、えっ、これ廣野くんぴったりでは?しかも川尻さん脚本演出とか絶対おもしろいじゃん…って思ってチケット取ってみた…というスタート。

なので、その人が原作推しでRTしてなければ私はたぶん舞台けいどろを見に行ってなくて、次のヒプステまで廣野くんを見ることはなかったし、こんなにハマることはなかったと思う。思い返すたびにこういうのを運命っていうんだろうな〜と思うし、巡り合わせって面白いなと思う。


その後ずぶずぶとハマっていった様子に関してはこれまで振り返りで書いてきた通り。
過去作の円盤も含めて、この人好きなタイプの芝居する人だな〜と思ったのと、価値観・考え方の部分に惹かれたのが大きいなと思います。

そもそも舞台けいどろの直後にカレイベでトークが聞けたのが大きいんですが、2021年は考え方を知ることができる機会がめちゃめちゃ多かったんですよね。例年やってるカレイべとだいたい月一のLINELIVEに加えて、
・ヒプでの声優さんとのクロストークイベント
・雑誌での単独インタビュー
があって、さらに
twitterのスペースでの配信
・インスタライブ 10回以上
がありました。


特に後に残らないタイプの配信で思想・価値観部分の話をけっこうしてくれてて、独特でおもしろいなと思う部分もあれば、それはわかるな~と思う部分もあり。本人がアーカイブ残したがらない以上、どこまで書いていいのかは悩みどころではあるんですが、私がけっこういいなと思ってるのが、ジェンダーセクシュアリティに関して、とてもフラットな考え方を持っているところ。

いろいろポイントはあるんですけど、例をあげると、同性愛だから異性愛とは違うという偏見なんかを本当に持ってなさそうなんですよね。象徴的なやりとりがマーダーミステリーでもあって、二股設定が出てきた役について、とある俳優さんが「まぁ(彼女がいるのに)女性と付き合ったなら問題ですけど、男性ならいいんじゃないですか」と発言した時に、廣野くんがさらっと「えっ男だからってことですか?それは関係ないと思いますけど…僕は浮気だと思いますよ」って言ったのがめちゃくちゃよくて、別に謎解き関係ない箇所だし、これほんとにそう思ってるんだろうなと感じて、ぐっときました。


ヒプステのすぐ後ぐらいのLINELIVE見て、この人尖ってんな〜おもしろってところが第一印象だったんですけど、10ヶ月ほど追ってみて、いろんな側面があって、飽きないな〜と思っています。

ふざけてるかと思いきや真面目だし、豪胆なとこもあるけど繊細なとこもあって、唯我独尊、人付き合いめんどくさいみたいなタイプかと思いきや案外マメに連絡取ってるっぽかったり、情に厚いとこもあったり。オタクのことなんて気にしてないのかなと思ったら、繊細な気遣いを見せたりする。


廣野くんに関してはどこで見るか、またどのタイミングで見たかでも全然印象変わるよなと思っています。

例えば、日替わりでカテコでキャストコメントがある舞台の場合。廣野くんはお当番回はわりとウケ狙いに走ることが多いんですが、千秋楽での全員一言ずつではめちゃめちゃ真面目なこと言ったりするんですよね。どっち見たかで全然印象変わるよなと。

与えられた役割をきっちり果たす一方で、「こうした方がもっとよくなる」と判断すれば躊躇わずにやるところもあり、レールに沿う真面目さと、レールから外れることを恐れない度胸が同居しているのが面白いなと思います。「やってみて怒られたらやめたらいい」は完全に怒られ慣れてる人の発想だな〜と思いますが(笑)


好き勝手に行動してるようでまわりをよく見ていて、状況にあわせて行動変えてるのも好き。複数人でのトークシーンとか、映像見ながらみんなでコメントみたいなシーンでよく野次飛ばしたりしてるんですけど、今はいらないってところではやらないんですよ。盛り上げが必要そうなところでのみやってる。

こうやって書いてみると、なんかほんとに真面目ですよね。舞台けいどろで「この人めっちゃ真面目じゃん」って思ったのも惹かれポイントだったんですが、この10ヶ月追いかけてみて、その印象間違ってなかったなーと思っています。


オタクとの距離感もおもしろくて、妙な気さくさがあるんですよね。接触の時の構えがない感じもその1つ。インスタライブでの構えもなんかあんまり「自分のファンとやりとりする」構えではないんですよね。だいたいぬるっとしたテンションで始まるし、普通にポテトやらバーガーやら食べながらやったりするし(笑)「もっと多くの人に自分の曲を聞いてもらうにはどうしたらいいか」を相談し始めたりもするんですよ。

正直、音楽での宣伝の方法なんて出尽くしてて、オタクに相談したところで斬新なアイデアが出てくるとかはないと思うんですけど、どういうグッズが欲しいかみたいな、オタク側が詳しいことを聞くならまだしも、別にそうじゃないことを相談し始めるのがまるで友達みたいな感覚で面白いなと。

年越しインライも夜の予定ないからやります、みたいな感じだったんですが、発想が完全に「今日暇?通話しよ」なんですよね。


一方で、どれだけオタクから要望されようとも自分がやりたくないことはてこでもやらないし、はっきり「やだ」って言うので、そのあたりが人によってはきつく感じるかなという気はします。インスタライブは絶対アーカイブ残さないですし、ツイ消しはどれだけやめろと言われようともやめてませんからね~。最近はインスタのストーリー消しを始めたのでどう対策したものか困っています。

マーダーミステリーシアター『裏切りの晩餐』 感想

※致命的なネタバレはしていないと思いますが、「こういう芝居してた」などは言及するので、気になる方はお気を付けください。

全6回のうち、私が見た回は下記3つ。
①12/14 15時
②12/15 14時
③12/15 19時

最初は廣野くん出演の③だけ見るつもりだったんですが、①は解説の北乃颯希くんが犯人当ててたっていうのを聞いて視聴、ここで全然雰囲気違うの面白い!となって、友人の推しさんが出ていたので②も見ました。

マーダーミステリーというのは最近ちらほら聞くなぁと思ってたんですが、パーティゲームとして古くからあるゲームらしいですね。プレイヤーが役を与えられ、その役を演じながら、殺人事件の犯人を推理していく、というゲーム。

人によって役の解釈が違ったり、議論での振る舞いが違ったりするので、設定としては毎回同じなんですが、回ごとに全然雰囲気が違って、とても面白かったです。

それぞれにどういう職業で誰とどういう関係かという設定が付与されていて、それが徐々に「手がかり」という形で明かされていくんですが、この作品、人間関係の設定がエグい(笑)。二股がわんさか出てくるんですよね。それがバラされる度に一悶着発生するんですが、言ってしまえばそこでドラマを展開することって謎解きには関係ないので、いかにして謎解きに戻るかというのも重要になってきます。


ドラマと謎解きとにどの程度時間をさいてたか、というのも回によって違っていて、上記3回の内、一番謎解きに時間を割いていたのは③、一番ドラマに時間を割いていたのは②、バランスよかったのは①だなと個人的には思います。

③は主に場を引っ張っていた廣野くんがかなり謎解きに対して意識が高くて、ドラマに流れそうになるのを謎解きに意識を戻す、っていうのをよくやっていたのがたぶん大きい。その分ドラマ要素は少なめです。

②はちゅうえいさんがかなり演じることに対して注力してて、「今はそこ(痴情のもつれ)は置いといて…」と謎解きに戻そうとするキャストに「置いといてってなんだ!これは重要なことだぞ!」みたいに怒ったりしてたので(もちろん演技で)、それがたぶん大きいんだと思います(笑) 謎解きもしてない訳ではないんですが、あんまり時間はさけてないと思う。友人がラブコメって評してたんですが、ドタバタラブコメが見たい人には②はオススメ。

①は上記2回と比べるとどちらが優先という感じもなくバランスいい回という印象。加藤諒くんがほんとにアドリブなのか疑問に思うぐらいこなれた感じの演技をしていたり、釈由美子さんのお芝居がめちゃめちゃ良かったりして、映像作品見てるような満足感がありました。


アーカイブが12/31まで見られるようなので、気になった方はぜひ☆
https://murdermysterytheater.jp/uragirinobansan/index.html

SPWNとシアターコンプレックスとで配信してるんですが、違いは下記。

  • SPWN
    • 各キャスト視点のverがある
      • ゲーム開始前に独白という形で、そのキャストの設定を聞くことが出来る。また合間に挟まる休憩タイムにはそのキャストの推理や次どう振舞おうかな…という戦略が聞けるので、そのキャストと一緒にゲームしているような視点で見られる。ただし、そのキャストが犯人役だった場合は最初から犯人を知った状態で見ることになる。
    • キャスト全員での感想戦がある
  • シアターコンプレックス
    • 解説がいる
      • 俳優さんとアナウンサーさん?のペアでの解説。休憩タイムにこの人が怪しいとかの推理が聞ける。
    • 1人か2人キャストを呼んでのアフタートークがある
      • 私が見た回(③)は解説の前山さん+廣野くん立花くんの3人でのトークで4分半。「あそこよかったよ」に対して「実はあそこは…」が聞けたりして短めなわりには中身ある感じだった。
  • どっちがいいの?
    • 出演者に推しがいる場合はSPWN版がオススメ。全体的に見たい場合はシアコン版で解説付きで見て、SPWN版で感想戦だけ買うのが楽しいかな〜と思います。


廣野くんについて
出演者のうち、立花くんは次の舞台の稽古で一緒ですが、他は初対面の方なので、おとなしい感じになるのかな〜と思ったら、わりと序盤から積極的に場を回して謎解きを進めようとしていて驚きました。

ドラマに流れそうになるのを謎解きに戻すシーンが何回かあったんですが、痴情のもつれで揉め始めた面々に対して、「夜の話はもういい…!」って言ってたのが、表現のぼかし方が好き(笑)。

役の設定としては女の子と遊びで関係持っちゃったりする、わりとクズな設定なんですが、どこか愛嬌があるというか、可愛げがある感じになっていました。同じ役の綱(啓永)くんや矢部さんがわりとクールな感じの役作りだったのとは対照的。

あと、とあるキャストを詰めるシーンがあるんですが、そこが完全にプロのやり方で… 穏やかなトーンから急にギア入るのが凄くて、初回視聴時はめちゃめちゃ怖かったんですが、とても最高なので廣野くんファンはぜひ見てほしい。アドリブとは思えないクオリティで、まじで絶品です。

今、この瞬間の感情 -「TWi Fes Vol.3」感想 (Bimi(廣野凌大)メイン)

廣野くんが出演するということで、TWiN PARADOX主催の対バン企画「TWi Fes Vol.3」に参加してきました!
参加する前は正直びびってたのですが、始まってみたらめちゃめちゃ楽しかった!ので記録残しておこうと思います。

会場・日時

Veats Shibuya 10/2(土) 18:00開演
渋谷センター街を抜けたところにあるライブハウス。
地下への階段を下りていくのがいかにもそれっぽくて楽しい。
通常はスタンディングでの使用が多いのかな?
今回は座席を並べて200ちょっと入れていたようです。
床に線を引いてスタンディングかなと思ってたので椅子あるの意外でしたが、しっとり系の曲の出演者さんが2人いたので、後から納得。

まさかのトップバッター

今回のライブは対バン方式のため、最初に誰が来るかわからない。
友人「トップバッターで廣野くん来たらどうします?」
私「テンションが大変なことになると思います」

とか言ってたんですが、TWiN PARADOXさんの紹介MCで「脆さもあり」「攻撃性」って出てきて、「おっとこれは…?」と思ってたら案の定スクリーンに映し出されるBimi(廣野くん)。

いやいやいや待って。無理。となったんですけど、そこからイントロが長かったのでそこでいったん落ち着きました。「Awake now」元々イントロ長いなとは思ってたけど、あの時はまじで待ちくたびれるかと思いましたね。

もうそろそろイントロ終わって歌詞入るけど…?ってタイミングでようやくBimi登場。「殺してください」ってMCにふふってなってたら歌いだして、「えっ、EP*1で聞いてたのと全然違う!?」ってなって衝撃を受けました。もちろん音程とかメロディは同じなんですけど、のってる感情の量が全然違ってて。今の、生の感情ががんっとぶつかってくるというか流れ込んでくる感じで、情報量におぼれそうだった。

その後もずっと、生の感情ががんがんぶつかってくるような感覚は変わらなくて、元々観劇の動機が「感情を受け取りたい」私はもう楽しくて仕方なかった。こんなに大量の感情を浴びるように受け取れるって、なんて贅沢なんだろう。

なにより本人がすごく楽しそうなのが伝わってくるんですよね。同時に「俺の全部を出し切る!」みたいな気迫も感じられて。まだパフォーマンス的にはたぶんこなれてない、探り探りやってる感じもあるんだけど、だからこそそのまま放出されてるような剥き出し感もあって。もうなんかお腹いっぱいだった。

配信で見返すとあまり感じないんですけど、会場で見てると、けっこう客席の反応を窺って、探り探りやってるのが感じられたので*2、めちゃめちゃ楽しい!って感じてるのが伝わればいいなと思って、意識的にニコニコしつつ、がんがん手振りをやってました。

正直、廣野くんがライブやりたいライブやりたいって言ってるのが不思議だったんですよね。曲出して聞いてもらうだけじゃ駄目なのかな?って。でも今回ライブ参加してみて、お芝居よりもダイレクトに感情のやりとりができるのを感じて、これは楽しいわって実感して、得心がいきました。

セットリストはEPを頭から順番にやって最後にファーストシングルの「Tai」でしたが、真ん中の3曲目で「虫の音」が入ってるのがいい感じにクールダウンできてよかったなと思います。

衣装がだぼっとしたパーカーとズボンで、似合っててかわいかったんですけど、お顔がですね、真っ黒の全眼カラコンと、墨のペイント。ペイントは出てきてすぐにわかったんですけど、なんか目元見えないなと思ったらまさか真っ黒だとは思わなかったよね(笑) なるほど「Tai」の世界観なのね、と納得はしたんですが、全眼カラコンされると目線がまったくわからないんですよね。どこ見てるのかが全然わからないの地味に不便だった(不便?)

コラボ曲で再登場

最後のTWiN PARADOXさんのところで「もう1回見たいよなぁ!」ってことで他の出演者も一曲ずつコラボで再登場。Bimiは墨のペイントを落とし、全眼カラコンも外して、すっきりしたお顔で登場。この時は照明が明るかったのもあって顔がよく見えたんですが、ペイント状態を先に見たせいなのか、めちゃくちゃかわいく見えて自分で驚きました(?)。ここではちゃんとお二人にあわせてポップス寄りな歌い方だったので、一粒で二度おいしかった。

あとカテコでDJさんの袖ひっぱって耳打ちしたり、笑いあったりしてたのがかわいかった~。仲いいんだなぁと思ってほっこりしました。

感想

冒頭でもちらっと書きましたが、実は参加する前はめちゃめちゃびびってました。というのも2.5作品関係か声優さんのライブしか参加したことがなかったんですよね。どっちもペンラ振る感じだし、ペンラは胸の前!って感じで。少なくともBimiのライブはどう考えてもペンラ振るタイプじゃないし、やばい、どういうノリでいけばいいのかわかんないぞ!?ってなって、基本一人参加の私としては珍しく、ライブに慣れてる友人に一緒に参加してもらいました。友人がけっこう調べてくれてて、対バン方式らしいとか教えてくれたので、心の準備ができました。

今回は椅子ありだったのも幸いでした。そうなるとモッシュなんかも発生しようがないし、普段のライブとの違いはペンラではなく手を振ることぐらいになるので、初心者的にはとても助かりました。

直前になってあらためて緊張したりしてたんですが、始まってみたら、記事内で書いたようにめちゃめちゃ楽しくて、びびってやめたりせずに参加してよかったな~ってしみじみ思いました。

そういえば事前の曲の印象では、ライブで盛り上がるのは「Awake now」か「Burn it up」あたりかなと思ってたんですが、「Tai」が一番楽しくて、意外とわからんものだなと思いました。(ただ、一緒に参加した友人は「Die young」が一番ノリやすかったと言ってたので人によるのかな)

他の出演者さんたちのMCがみなさんこなれてて、Bimiの時に探り探りに感じたのはやっぱり合ってたんだなと思ったんですが、逆に考えるとこれからうまくなっていく様子が見られるのかな~と楽しみにしています。

正直、廣野くんの音楽活動に関しては「まぁ曲嫌いじゃないし、本人がやりたがってるから、追うだけ追ってみるかな」ぐらいのテンションで、この先もし音楽活動一本になったら私は降りるだろうなと思ってたんですよね。でも今回ライブ参加してみて、音楽活動一本になっても追えるかもしれないなぁという気がしています。

*1:ミニアルバム

*2:そういうところがまたかわいい

「元木聖也イベント 2021」1部 レポ、もとい感想

廣野くんがゲスト出演していたので参加してきました!
※記憶が廣野くん出演部分に偏っております。

目次

会場

シブゲキ。椅子がふかふかなのいいですよね…。その分?列間が狭いので、真ん中らへんの人は早めに入っておくのが吉。
観劇では何回か来たことありますが、今回はセットがないので、素舞台の広さがわかって面白かったです。

イベントの構成など

MCは松本寛也さん。
構成は下記:
・オープニングトーク
・振り返りトーク
・ゲストと一緒にトーク&クイズ
・アクロバット披露
・歌

オープニングトーク

元木さんが事務所移籍してから初めてのイベントだそうで、いろいろ今までと違っていたらしい。
松本「(イベント始まりの音楽が)壮大な音楽で、舞台が始まるのかと思った」
元木「海が見えた」
松本「キューバが見えた」
元木「キューバ!?」

ちゃんとしてるポイントがいろいろあがり、「台本が事前に送られてくる」「事前打ち合わせがあった」「客入れの音楽がオシャレ」「映像も用意してくれてるし」etc..
元木「前の事務所が駄目だった訳じゃないんだけど(笑)、いろいろ違うんだな~と思った」

振り返りトーク

最後にこういうイベントをやったのが昨年の10月ということでそれ以降の出来事を振り返り。
※特にメモ取ったりしてないので、どれが何月だったか忘れてしまった…。順番含めて参考程度で。

・11月 小林顕作さんとのリモート2人芝居
作品の写真を借りられなかったそうで、小林さんのおそらく宣材写真が白背景にどん、とはってあり、お二人で「遺影みたい(笑)」「これじゃ追悼イベントだよ」とひとしきりウケてました(笑)。確かにちょっとそれっぽい。

・ドラマ撮影時の撮影風景
パルクールやったシーンの撮影風景の動画を拝見。くるっと回転しつつそこそこの高さから飛び降りるところと、庇や雨樋的なものをつたって2階に登るところの2つ。特に登っていくやつは、漫画とかだとよく見るけど、そういう動きって本当にできるものなんだな…と感心しました。

・ドラマ撮影時に取った山田裕貴さんとの写真
元木さんは自分がやった役のポーズなんだけど、山田さんが自分の役じゃないどころか真逆(自分は海賊役だったのに警官)で、「あいつはよくわかんない」みたいな話で盛り上がってました(笑)

・6月 舞台タンブリング
松本「台本に書いてあるんだけど、『聖也くんだけでは心もとないので、心強いゲストをお呼びしました』」
ということで(笑)、ゲストの廣野くん登場。

ゲストと一緒にトーク&クイズ

廣野くんの格好はこちら。丸メガネ(1枚目の写真)がおしゃれ。

廣野くんがMVを出したことについてしょっぱなで触れてくれる元木さん。優しい。
廣野「見てもらえると嬉しいです。あ、でもちびっこは夜に1人では見ないほうがいいかもしれない…。親御さんと昼に見て」
元木「ホラーなんだっけ?」
廣野「ホラーじゃないんですけど、見る人によっては怖いかも」
ここ、気の使い方がちょっとおもしろかった。

元木さんと廣野くんの舞台での共演はキャプテン翼以来ということで、4年ぶりの共演。ただ、稽古場が被ったりして、その間も会う機会はあったらしい。
廣野くんがテニミュの青学vs四天宝寺の稽古やってる時にかぶっていて稽古場で挨拶したそうで、
元木「あったね!思い出した」
松本「思い出したってことは忘れてましたね」
元木「人がいっぱいいて、誰が誰かわかんない状態で」
松本「テニミュOBあるあるだ」

廣野「今日は聖也さんを立てて立てて、立てるんで!」
松本「なんでそんな目バキバキで言うの?(笑)」

何か気になったのか、メガネ外して検分してたんですが、メガネかけてると眼力が和らぐんだな~と外した時に気づきました。話の流れを忘れちゃったけど、メガネ外した眼力強い状態で(笑)、最前のお客さんに「怖い? いいやつだからね」みたいなこと言ってて、自分で言うなwと思ってウケた。

タンブリングはどうでしたか?という話で、
元木「凌大は元から(バク転)できたもんね」
廣野「ちゃんとやってる人たちとは違って、我流だったんで…。そろえるために綺麗にしないといけない、とかは大変でした」

お題引いてトーク

事前募集されたお題かな?から、各々1枚ずつ引いて回答。1枚だけ「JOKER」があり、それを引くと罰ゲーム的なお題が待っている。

・お題:コンビニでよく買うもの
元木「カリカリ梅とコーラ」
松本「食べ合わせ悪くない?(笑)」
廣野「俺も思いました(笑)」

松本「他には?」
元木「カリカリ梅と…あとなんだろ…うーん…カリカリ梅です!」
廣野「めっちゃ推すやん(笑)」

・お題:コロナ禍が落ち着いたらやりたいこと、行ってみたいところ、やってみたい役、やってみたい仕事

びっしり長文でおもしろかった(笑) 入れた人は元木さんの回答が聞きたかったんでは?と思わないでもないw

廣野「えっ、これどれ答えたらいいんすか?全部?」
コロナ落ち着いたらやりたいこと:ライブ
行ってみたいところ:アメリ
やってみたい役:
廣野「悪役やってみたいんすよ」
元木「ずっと言ってるよね」
廣野「俺めっちゃ悪役顔でしょ? 根が悪役なのに、純粋な役しか来ない」

やってみたい仕事:
廣野「繋がりますね。悪役」
廣野「怪人役やりたい」

・お題:JOKER → 「相手を褒めながらラップしてください」
えぇ~となる元木さん。
元木「凌大と(綱)啓永は楽屋でよくラップバトルやってた」
廣野「俺と啓永がやってて、やりましょうよって誘うと、(聖也さんも)嫌々やってくれる」
松本「やるんだ」

ラップ用のBGMが用意されているということでしたが、
廣野「ボイパしましょうか?」
元木「そんなんもできんの!?」
じゃあ、ということで、廣野くんがボイパをすることに。
廣野「適当に鳴らすんで」
元木「緊張するな〜」

嫌がっていたわりにはなかなかちゃんとラップぽい感じで、さすが役者さん、器用だ…!と感心しました。ただ、最初は廣野くんを褒めてくれてたんですが、途中からぱっと思いつかなくなったのか、今日の廣野くんの見た目をそのまま言っていくラップに(笑)
廣野「最後の方、disってましたよね?」
元木「disってないよ!」
廣野「服はあおあおとか言ってませんでした?」

元木「凌大もやってよ」
ということで、廣野くんもやる流れに(笑)。
お客さんの前で即興はやったことない…と渋りながらもやってくれたんですが、普通にラップうまくてびっくりしました。韻を踏めてるのかとかライムとしてどうなのかとかはわからないんですが、発声やリズムがラップだった。

内容は、キャプテン翼の舞台でメンタルがやばかった時に元木さんがラーメンに誘ってくれて、励ましてくれた話。ラップ終わってから補足で喋ってくれたんですが、まだ舞台が数作品目で何をしたらいいかわからなくて、本当にメンタルがやばかったらしく、下手したらそのまま役者辞めちゃってたかも、というぐらいの時に、元木さんがご飯行くかって誘ってくれたそうで、聖也さんは神とのこと。元木さんいい人なんだろうな~というのをあらためて感じたし、じんわり来ました。

タンブリングクイズ

スクリーンに選択肢だったり映像だったりが映し出されて、各々手元のホワイトボードに回答を書くというスタイル。

Q1:男子新体操で使う道具は?
選択肢が4つ表示され、その内1つが正解。
廣野:こん棒
元木:リボン
A:こん棒
元木「ロープと間違えた!」

Q2:(映像を見て) 何回転していた?
廣野:4回転
元木:3回転
A:3回転

ここで一勝一敗。

Q3:航南メンバーの勝負メシはどれ? (パンフレットからの抜粋)
映像で6つ選択肢。その中から航南メンバーの勝負メシをすべて選択するという問題。
2人とも同じ回答で:
・フルーツ(苺の画像)→綱啓永
・バイトしていた頃、お店の人から教えてもらった一品→蒼木陣
・バナナとビタミンCの粉末→梶原颯

A:下記4つ
・フルーツ(苺の画像)→高野洸 (廣野「やかましいわ」元木「あきら苺か…」)
・ステーキ→綱啓永 (廣野「ステーキ食うなよ…」会場笑)
・バイトしていた頃、お店の人から教えてもらった一品→蒼木陣
・バナナとビタミンCの粉末→梶原颯

全部正解ではないため、得点ならず。

Q4:廣野さんの苦手だった科目は? (パンフレットからの抜粋)
元木「これ凌大有利じゃん」
廣野:数学
元木:国語 (廣野「国語は得意だったんで」)
A:国語算数理科社会

廣野「いや全部やん!」
そもそもパンフで見た時に「国語得意って言ってなかったっけ??」って不思議に思ってたんですが(笑)、適当に回答したことがここで仇に。

Q5:(タンブリングの映像を流して) この後、綱啓永はなんて言う?
古賀くん(元木さん)の「いい汗かこうぜ!」の後のセリフ。
廣野くんはその後自分のセリフが続くため、「自分のきっかけのセリフだから覚えてる」とさくさく書き始める。
思い出せない元木さん、何度も「いい汗かこうぜ!」を言って思い出そうとしててかわいかった(笑)。

廣野:僕汗かくの苦手なの
元木:僕汗かくの苦手だし
廣野「その口調じゃないよ、おネエ口調だから」
A:僕汗かくの嫌いなの

惜しい…となり、
元木「2人とも苦手って書いてるんだよね」
廣野「もともとの台本では苦手ってなってたのを啓永が変えた説ある」
MCの松本さんを見る2人。
松本「いやだめだからね!?不正解です」

罰ゲーム

2人とも1問正解だったので、どちらも罰ゲームに。

罰ゲームはたぶんこれかな?
https://shopping.yourguide.co.jp/item-60033428_6
ヒル型の電気ショック。押すと電気でビリビリするらしい。

廣野くん、ぐっと押した後、無言でばっと手を離し、しばらくうろうろしてから「やばい!これはバカ!」。相当痛いらしく、リハで試した松本さん曰く「痛すぎてバラエティ的なリアクションが取れない」。廣野くん、アヒル指差して「ピカチュウ!」とか言ってて面白かった。

いっぽう元木さんは押して離した後、「あーーーーっ!」って言ってて、このあたりはとっさに声出るタイプかどうかで分かれるのかも。

流れで松本さんもやることになり、「俺リハでもやってるから2回目なんだよ!」って抗ってたんですが、結局やらされてました(笑)

写真撮影

客席と一緒に記念撮影することに。
椅子の並びが 松本・廣野・元木 だったため、そのまま移動すると自分が真ん中になることに気づいた廣野くん、元木さん側の端っこに移動し、元木さんを真ん中にそっと押し出そうとする。たぶん「いやお前が真ん中でいいんだよ」的なことを言われたんだと思うんですが、「あんたがメインでしょ!」って言ってたのはいいな~ってなりました。最終的には説得されたのか廣野くん真ん中になってた。(こういう場合、誰が真ん中で撮るべきなのかってあらためて考えると難しいですね)

ここでゲストとはお別れ。

クロバット披露

元木さん、いったんはけて動きやすい服装に着替えて再登場。
バク転・バク宙などなどを披露してくれたんですが、ご本人曰く「軽くだけどね」だそうで、すごい…。でなかったらあの狭さで披露できないよな…。

歌披露

イベントだと恒例なのかな? ポップで元気な感じの曲調で、声出しOKだったら一緒に歌ったりしてるのかな、これは盛り上がるだろうな~という感じでした。

総括

最初のオープニングトークから朗らかで、松本さんや廣野くんに対しての接し方見てても、穏やかであたたかい人なんだろうな~という感じで、なんかこう、ほわほわした幸せ空間でした。廣野くんも毒気少なめだった気がする。