滑り込みで年末に更新したいなと思っていたんですが、間に合わず。7月までは振り返り記事をなんだかんだであげているので、8月以降を振り返ってみようと思います。
近況とマイブーム - 考える練習
4-6月の振り返り、またの名を沼落ちの記録 - 考える練習
引き続き新規ハイ - 7月振り返り - 考える練習
目次
8月
デュラララ
作品としては良かった!どうするのかなと思ってた部分もちゃんと昇華されてて、最高の舞台化でした。
ただ、猪野くんが臨也だったんですが、元々神谷さんがやってたやつを知ってるだけに物足りなく思ってしまい…地に足着いた臨也でこれはこれでいいと思うんですが、やべぇやつ感がもうちょっと欲しかったな〜という印象。
勅使川原三郎版「羅生門」
劇評講座の課題作品がこれだったので見たんですが、なんとダンス公演。
羅生門の話に沿った部分はまぁいいとして、沿ってない完全創作部分は正直どう読み解けばいいのかよくわからん!という感じでした。けど案外楽しかったし、劇評書いてみたら意外と書けた。
ヒプステライブ
ヒプステ初めてのライブ。横浜公演がまさかの平日のみだったので、楽日有給とってマチソワしました。どちらもスタンド席で遠いな〜と思ってたんですが、普通に楽しかった!メイキングでどの席からでも楽しめるようにって仰ってたんですが、ほんとにその通りで、その空間にいることがめちゃめちゃ楽しかった。
スタンド席からだったので会場が見渡せたのもあって、これだけの人数を前に、1人で歌い始めるってどういう心境になるんだろうなと思い、人前に立つ仕事ってすごいな〜と思ったし、推しかっこいいな〜としみじみ思いました。
あとあの空間だと全キャストがめちゃめちゃかっこよく見えるんですよね。もともとみなさんかっこいいんですけど数倍増しでかっこよく見える。いわんや推しをやですよ。廣野くんが推しになってからは初めてのヒプステだったので、ナゴヤ曲は大変でした。私の気持ちが。
9月
猪野くんバーイベ
有観客での実施予定でしたが、直前に配信に…。
Rust Rain Fish
廣野くんのいるチームがまさかのオール平日公演だったのもあって、1回しか見てないんですが、いい役どころだった…。感情がじわっと目の縁からしみだすようなシーンがあって、廣野くんの目で語るお芝居が好きなのでぐっときました。
10月
Bimiでのライブ出演
最高の体験でした。めちゃめちゃ気持ちよかった。
今、この瞬間の感情 -「TWi Fes Vol.3」感想 (Bimi(廣野凌大)メイン) - 考える練習
11月
ワールドトリガー
原作読んだ時から廣野くんと共通の要素わりとあるからハマりそうと思ってたんですが、ちゃんと風間さんでめちゃめちゃよかった…!風間さんがそこに「いる」ように感じました。それからダンスがかっこよくてねぇ…(おばあちゃんか)。
風間さん、原作見る感じ、二幕しか出番ないな~と思ってたら一幕ではモブ役としてちょこちょこ出てきて嬉しい誤算でした。3バカのヤンキー役がハマりすぎてておかしかった。
12月
ディスグーニー「MOTHER LAND」
猪野くんゲスト出演ということでふらっと。台本を渡されたのはなんと前日22:30だったそうなんですが、そんなことは感じさせないクオリティで1国の王を演じていてすごかった。ずっと稽古してた?と思うような溶け込み具合だったんですが、「ゲスト出演だと思わせたくない」というのは脚本演出の西田さんからも言われていた模様。
配信「マーダーミステリーシアター 裏切りの晩餐」
廣野くんが出演ということで見たんですが、がしがし場を回していてすごかった。この手のゲームやる廣野くんはまた見たい。
マーダーミステリーシアター『裏切りの晩餐』 感想 - 考える練習
イノリマス (猪野くんのクリスマスイベント)
ようやく有観客での開催!!いつもMCやってくださってるシャバダバふじさんが、今回は企画段階から加わっていたそうで、クイズとかゲームコーナーがめちゃめちゃおもしろかったです。プロのひとひねりってすごい。
迷宮歌劇「美少年探偵団」
楽しい!そして廣野くん演じる札槻くんが色っぽい!最高!
ちゃんとした感想は全公演終わってからまた。
インスタライブ記録
音楽活動で動きがあったらインライ!という感じでよくやってた印象はあるものの、実際8月~12月で何回やってたのか気になり、数え上げてみました。
8/9 21時
9/7 22時 「Die Young」配信開始記念
9/14 22時 EP配信開始記念 ※20時に告知
9/24 22時
10/3 22時 ライブ翌日
10/26 23時 ※前日に告知あり
12/13 23時 新曲披露インライ
12/18 23時 同上
12/29 23時 同上
12/31 11:45頃 年越しインライ
さすがに期間長すぎて覚えてなかったので、フィードでツイート取得してるとこのログから「インスタライブ/いんすたらいぶ」で検索して取得しました。時刻はだいたいの開始時刻です。
あらためて数え上げてみたら、思ったより多くて驚きました(笑) こんなにやってたんだな…。時間は30分ぐらいの時もあれば、1時間ぐらいの時もあり。だいたい始める時は30分想定で、興が乗って来た場合は時間が伸びます。
年越しインライの時は「白熱してきたからもうちょっとやる」って言って延長してたのがかわいかった…。1時まわったあたりから、だんだんファンの側が「(明日も舞台あるのに)そろそろ寝なくて大丈夫?」「マネージャーさんに怒られない?」と終わらせようとしだしたのがまた面白かった(笑)
何時に告知/前日に告知 と書いてないものは、すべて「(今)インスタライブやります」みたいな感じでの告知です。告知してから数分後に始まる時が多い印象ですが、ほんとに告知直後に始まる時もあるので、通知が来たらめっちゃバタバタする。年越しインライの時は23時ぐらいにやるかもってツイートが来てたんですが、結局始まったのは23:45頃だったので、「だったらそう書いて!?」ってなりましたね…(笑) ファンはその間ずっと待機してるんだぞ!
11月ないのはワーステの稽古で忙しかったからかな?という感じですが、同じく稽古で忙しかったはずの12月にわりと頻回にやってるのは曲聞かせたかったからかなと思うとかわいい。
廣野くんファンとしてやっていくには、こういった突然の告知に関して、通知に気をつけるか、見れなかったらその時はその時、と諦めるかの2択を迫られます。
2021年総括(という名の推し語り)
廣野凌大にハマった。
これに尽きます(笑)
3月時点ではまさかここまでになるとは思ってなかったんですけど、当時のツイート読み返すとカレイべのあたりですでにわりと好きじゃね?感があって面白い。
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そもそもきっかけとなった舞台「錦田警部はどろぼうがお好き」(以下、舞台けいどろ)を見に行ったのが、わりとたまたまだったんですよね。舞台化決定ツイートをフォロワーさんがRTしてるのを見て、なんか面白そうだな〜、ヒプステ出てた廣野くんが主役やるのか、ってところから、とりあえず原作読んでみて、えっ、これ廣野くんぴったりでは?しかも川尻さん脚本演出とか絶対おもしろいじゃん…って思ってチケット取ってみた…というスタート。
なので、その人が原作推しでRTしてなければ私はたぶん舞台けいどろを見に行ってなくて、次のヒプステまで廣野くんを見ることはなかったし、こんなにハマることはなかったと思う。思い返すたびにこういうのを運命っていうんだろうな〜と思うし、巡り合わせって面白いなと思う。
その後ずぶずぶとハマっていった様子に関してはこれまで振り返りで書いてきた通り。
過去作の円盤も含めて、この人好きなタイプの芝居する人だな〜と思ったのと、価値観・考え方の部分に惹かれたのが大きいなと思います。
そもそも舞台けいどろの直後にカレイベでトークが聞けたのが大きいんですが、2021年は考え方を知ることができる機会がめちゃめちゃ多かったんですよね。例年やってるカレイべとだいたい月一のLINELIVEに加えて、
・ヒプでの声優さんとのクロストークイベント
・雑誌での単独インタビュー
があって、さらに
・twitterのスペースでの配信
・インスタライブ 10回以上
がありました。
特に後に残らないタイプの配信で思想・価値観部分の話をけっこうしてくれてて、独特でおもしろいなと思う部分もあれば、それはわかるな~と思う部分もあり。本人がアーカイブ残したがらない以上、どこまで書いていいのかは悩みどころではあるんですが、私がけっこういいなと思ってるのが、ジェンダーやセクシュアリティに関して、とてもフラットな考え方を持っているところ。
いろいろポイントはあるんですけど、例をあげると、同性愛だから異性愛とは違うという偏見なんかを本当に持ってなさそうなんですよね。象徴的なやりとりがマーダーミステリーでもあって、二股設定が出てきた役について、とある俳優さんが「まぁ(彼女がいるのに)女性と付き合ったなら問題ですけど、男性ならいいんじゃないですか」と発言した時に、廣野くんがさらっと「えっ男だからってことですか?それは関係ないと思いますけど…僕は浮気だと思いますよ」って言ったのがめちゃくちゃよくて、別に謎解き関係ない箇所だし、これほんとにそう思ってるんだろうなと感じて、ぐっときました。
ヒプステのすぐ後ぐらいのLINELIVE見て、この人尖ってんな〜おもしろってところが第一印象だったんですけど、10ヶ月ほど追ってみて、いろんな側面があって、飽きないな〜と思っています。
ふざけてるかと思いきや真面目だし、豪胆なとこもあるけど繊細なとこもあって、唯我独尊、人付き合いめんどくさいみたいなタイプかと思いきや案外マメに連絡取ってるっぽかったり、情に厚いとこもあったり。オタクのことなんて気にしてないのかなと思ったら、繊細な気遣いを見せたりする。
廣野くんに関してはどこで見るか、またどのタイミングで見たかでも全然印象変わるよなと思っています。
例えば、日替わりでカテコでキャストコメントがある舞台の場合。廣野くんはお当番回はわりとウケ狙いに走ることが多いんですが、千秋楽での全員一言ずつではめちゃめちゃ真面目なこと言ったりするんですよね。どっち見たかで全然印象変わるよなと。
与えられた役割をきっちり果たす一方で、「こうした方がもっとよくなる」と判断すれば躊躇わずにやるところもあり、レールに沿う真面目さと、レールから外れることを恐れない度胸が同居しているのが面白いなと思います。「やってみて怒られたらやめたらいい」は完全に怒られ慣れてる人の発想だな〜と思いますが(笑)
好き勝手に行動してるようでまわりをよく見ていて、状況にあわせて行動変えてるのも好き。複数人でのトークシーンとか、映像見ながらみんなでコメントみたいなシーンでよく野次飛ばしたりしてるんですけど、今はいらないってところではやらないんですよ。盛り上げが必要そうなところでのみやってる。
こうやって書いてみると、なんかほんとに真面目ですよね。舞台けいどろで「この人めっちゃ真面目じゃん」って思ったのも惹かれポイントだったんですが、この10ヶ月追いかけてみて、その印象間違ってなかったなーと思っています。
オタクとの距離感もおもしろくて、妙な気さくさがあるんですよね。接触の時の構えがない感じもその1つ。インスタライブでの構えもなんかあんまり「自分のファンとやりとりする」構えではないんですよね。だいたいぬるっとしたテンションで始まるし、普通にポテトやらバーガーやら食べながらやったりするし(笑)「もっと多くの人に自分の曲を聞いてもらうにはどうしたらいいか」を相談し始めたりもするんですよ。
正直、音楽での宣伝の方法なんて出尽くしてて、オタクに相談したところで斬新なアイデアが出てくるとかはないと思うんですけど、どういうグッズが欲しいかみたいな、オタク側が詳しいことを聞くならまだしも、別にそうじゃないことを相談し始めるのがまるで友達みたいな感覚で面白いなと。
年越しインライも夜の予定ないからやります、みたいな感じだったんですが、発想が完全に「今日暇?通話しよ」なんですよね。
一方で、どれだけオタクから要望されようとも自分がやりたくないことはてこでもやらないし、はっきり「やだ」って言うので、そのあたりが人によってはきつく感じるかなという気はします。インスタライブは絶対アーカイブ残さないですし、ツイ消しはどれだけやめろと言われようともやめてませんからね~。最近はインスタのストーリー消しを始めたのでどう対策したものか困っています。