考える練習

舞台やイベントの感想など

10月の観劇・イベント記録

ちゃんとした記事をあげようとするから記事が完成しないのでは…?
ということで、数行ずつ感想書きつつ、振り返っていこうと思います。
下書き状態でちびちび書いてるうちにもう11月も終わってしまったけど気にしない!

10/10-12, 21 音楽朗読劇「ヘブンズレコード ~青空編~」
hirokuhukaku.hatenablog.com
震災を題材にしたヘビーな話に対してこういう書き方は語弊があるかもしれないけど、期間中めちゃめちゃ楽しかった。

初日は話の重さにやられてしまい、見終わった後すぐに電車乗る気になれず、ぼんやりと一駅歩いてから電車に乗って、帰ってからも、「うぅ…重い…」ってうめいてるような感じだったんですけど、2日目からは単に重いだけじゃなく、いろんな感情を受け取れるようになった感じですごく楽しかったです。結局荒牧さん回を4回、前山さん回を1回見ました。

いろんな人の関西弁聴き比べも楽しかったな~。初回のぱっと聞きは自然に聞こえた人も2回目仔細に聞いてみるとネイティブとは違う感じがあったりして、方言というのは単にアクセントやイントネーションだけではなくて、細かい上がり下がりの違いだったり、子音の発音の強弱だったりによって構成されてるんだな~とかわかって興味深かった(言語フェチなところがあるので)。

筆不精の私としては珍しく毎公演手紙を書いていて、本当に好きだったんだなぁと振り返って思うんだけど、この作品はスタオベしたい…!と思ってたら千秋楽スタオベする流れになって、めちゃくちゃ嬉しかった。立ちたいなって思いながらも立つ勇気が出ず不発…というのが続いていたので、スタオベしたいと思ってそれができるのってこんなに満ち足りた気持ちになるんだなぁと実感し、あらためて、この作品に出てくれてありがとう荒牧さん…!ってなった。

10/13 声の優れた俳優によるドラマリーディング Vol.7「三つの愛と、殺人―芥川 太宰 安吾
公式サイト:
www.koesugu.com

久しぶりの声優さん現場。
元々声オタだった時はあまり朗読劇好きじゃなかったんですが(その時間があるならCDにしてほしいなと思ってた)、俳優オタやるようになってから、朗読劇って面白いな~と思うようになり、今見たらどうなるんだろう?と思ってチケット取って行ってきました。

めちゃくちゃ楽しかった…!その場で消えてしまうことが以前はただもったいないとしか認識できなかったんですが、一回限りの貴重さとして感じられるようになってて、感性ってこんなに変わるんだなぁっていうのもおもしろかったし、俳優さんの朗読劇はなんだかんだでけっこう動きがついてることが多いんですが、多少動きの変化はあるとはいえ、基本は椅子に座ったまま、純粋に「朗読」という感じがすごく新鮮でした。あと、声の表情はやっぱり声優さんの方が豊かというかきめ細かい感じがしますね。

斉藤壮馬くんと花江夏樹くんが出てた回に行ってきたんですが、お芝居そのものも、演技の魅力を存分に味わえる感じでとても贅沢な時間を過ごしました。花江くんの多襄丸は色っぽすぎて、こんなの絶対好きになっちゃうじゃん…って感じだったし、メインの話の間に、別作品の数行の朗読が挟まるんですが、その数行のセリフだけで、人物の姿が立ち上ってくる感じがあって、声優さんってすごいな…って畏敬の念をいだきました。

声優さんの現場が本当に久しぶりで謎にアウェイ感を感じて緊張したりしたんですが(笑)、行ってよかった。


10/14 高崎翔太くんバースデーイベント
前回確か4~500キャパだったと思うのですが、いきなりのらんらんホール(キャパ1000)。
でもおおかた埋まってましたね。

事前発表ありのシークレットMC*1富田翔さんによる MCで、いや~笑った。若手俳優のイベントって推してない人にとっては特段おもしろくないことが多いと思うのですが、翔太くんのに関しては推してなくてもおもしろいのではないかなという印象。まぁでも私もたいがいトキに関して親近感持ってしまってるから実際どうなのかは不明(笑)。

1部2部ともに、本来の衣装と違う服で出てきて「こんな衣装でイベントやるのいやだ!俺は出ない!」って一度ひっこんでなだめられて出てくるっていう茶番があり(茶番いうな)、そのなだめられてるところは"LIVE"というていで映像が流れるんですが、2部でゴミ箱の蓋から顔覗かせてて、さすがに蓋持ってるだけだよね?と思ったら本当にゴミ箱の中に入ってて、めちゃくちゃ受けてしまった。すっぽりゴミ箱におさまった翔太くんかわいかったな~。御年30歳。
あまりにぴったりサイズで一人で出られなくて、翔さんに助けてもらいつつなんとか出てたけど、出た後、翔さんが横に置かれてたゴミ袋をゴミ箱に戻しててさ…リアルに使ってるやつに入ってたことにまた笑ってしまった。笑いに対する本気度がすごい。


10/18,19 リボルバー

知ってる役者さんたちがいっぱい&話おもしろそうってことで見に行ったんですが、期待通りおもしろかった~!原作なしの作品なんですが、すごく2.5作品ぽいというか、原作漫画がありそうな感じの話運びで、不思議な感じでした。

過去一緒だったメンバと再会したことで物語が動き出す…という感じで、過去と現在が交錯する演出が楽しかった…。今に過去がオーバーラップする演出はぐっときてしまう。

見に行ったのは初日と2日目なんですが、二日目めちゃくちゃアドリブ増えてて、しかも入れ方が自由で、さすが慣れてる人ばっかなだけあるわ~って感じだった(笑)

なんだろうな…書きたいことはあるんだけど、感想が難しい。


10/20,22,27 ハイステ東京公演
烏野卒業公演が…始まってしまった…。
2.5にハマるきっかけになった作品であり、俳優沼に堕ちるきっかけになった作品でもあるので感慨深いものがあります。初演時のメンバーはけっこうキャス変してしまってるんだけど、ずっと変わらないキャストもいて、彼らがハイステに出ることはもうこの公演が最後なんだなと思うと…うう。

変な話なんだけど、猪野くんがもうキャス変してしまっていて関係ないことがちょっと悲しいと同時に、キャス変してくれていてよかったなぁという気もしています。ずっと継続して出ていて、この公演を迎えていたら、最後もう会えない寂しさでめちゃくちゃ泣いてしまうんじゃないかなという気がするので…。実際初演時の千秋楽、その時は続くかどうかがわからなかったから、カテコ挨拶を聞きながら「もう彼らには会えないんだ」と思ってライビュ会場で泣きそうになっていたのを覚えています。

ハイステとして目指す形態が公演ごとにクリアになってきているような印象があって、だいぶ洗練されてきたなぁと思う。各校の特色を取り入れたダンスが好きなんだけど、白鳥沢のもいいよね…。「強い」ということを前面に出したダンス良い。


10/28 シュウカツ3 完成披露試写会

久しぶりの映像作品!
オムニバス形式の短編3本のうち1本に荒牧さんが出演しているのですが、推しの演技がめちゃくちゃよかった…!無邪気にゲスなこと言ってたり、突き放すような言い方したりしてるのが新鮮で…、「あ~~今の表情と言い方!たまらん!」みたいに内心で悶えまくってました。3部まわしだったので、3回見たのですが、もうまじで最高だった。また12月にも上映会あるので楽しみ。

あと男性の就活スタイルでは「耳は出す」のがマナーなのかな?普段は髪に隠れてて見えない耳まわりがよく見えるスタイルにセットされてたんですが、耳が見えるのが不思議な感じで謎にテンションあがりました。耳元の斜め後ろからのアップになるとことかあって(メインは向かいの俳優さんの表情)、「貴重な耳元…!」ってすごいどきどきしてたんですけど、そこにテンションあがるのが自分でおもしろかった。


最後、変態な感想での締めになってしまった…(笑)

*1:シークレットしてない