考える練習

舞台やイベントの感想など

感想を書く、書かない

最近、感想を書くことへの興味が薄れてきた。
いや、書きたいという気持ちはある、けど、ブログに書く気があんまり起きない。

書き残しておきたい思いはあるんだけど、外に出すことで何かがすり減るような感覚がしていて、evernote にほんの少しメモを残すだけになっている。

やっぱり悲伝のダメージがでかいなぁ…というのをしみじみ感じる。結局、悲伝がつまらない話であることをどうにか認めたくなくて私はわからないフリをしていたんだなぁというのはわかったんだけど、「わからない」という状態でずっと振り回されていたのが軽くトラウマになっていて、感想を書くことに対してためらいを感じる。

要は悲伝が伝えるのが下手だったっていうだけの話だと思うんだけど、(いや上手だよって感じる人は末満さんと感覚があってるってことだと思う)、私の受け取り方が下手なのでは?という疑念に振り回されていた期間が長すぎて、その時の感覚が消えない。

何か、「間違った」解釈を書いてしまうんじゃないか?という恐れが消えない。

そう考えるとたかが観劇といえど、これはなかなか恐ろしい趣味だなぁと感じる。ただ一度、ひどいものに触れてしまったがために、深い傷を負ってしまうことがある。

もう少し早く、つまらない作品なんだと気づけていたらなぁ…。考えても詮ないことだけど考えてしまう。

とかいいつつも、いい作品に出会うと、感想として吐き出しておきたいという気持ちもあり…。グループに投稿しなければ多少ましかなぁ…ちょっとそれでやってみるか…。