考える練習

舞台やイベントの感想など

刀ステ上映会@台湾いってきました!(前編)

初海外遠征!いってきました~ということで感想記事です。

……いや最初はですね。さすがにいいかなと思ってたんです。海外イベント楽しそうだけど、交通費考えよ?って。LCC使えば安いとはいえ3万越えるしって。

ただ、ちょうど迷ってたタイミングで上海のイベントに遠征された方の記事を見て、すごく楽しそうで。(URLをメモし忘れたのでリンクはれないんですけども) チケ取りに苦労したり、券売機が壊れたり、そういうトラブルも含めてとても楽しそうで、いいなーと思ってしまいまして。行ってきてしまいました。
ということで記録。

発表当時の話から始まります。

上映会やることが発表される


「た、たいわん…!?」
いくらぐらいするんだろ…とざわざわし始めるTL。金額から諦める人、海外は1人はこわいな…みんなはどうするんだろ、と様子見に入る人etc。荒牧さんに関しては発表の数日後に、台湾ファンミの情報が出てきたこともあり、2ヶ月連続台湾w試されるおたくの財力wwみたいになっていたのを覚えています(笑) ファンミがあるならそっちだけ狙おうかな、、という人も多かったように思う*1

金額的な面はともかく、台湾は治安いいから、そんな恐れることないよ~と軽く煽ろうかとも思いましたが(悪い大人)、私が連れていくつもりでもないのに、それも無責任だなと思って傍観してました。まぁかくいう私自身も、冒頭に書いたように、最初はさすがにやめとこうと思ってたんですが…。楽しそうなレポを読んで、行けるなら行っちゃおう!と行くことを決意。

LCCって乗ったことなかったんですが、けっこう値段変動するんですよね。ちょっと安くなってたタイミングで、えいやっと先に航空券を押さえてしまいました。

チケ取り

まず、チケットの販売が kktix、という初めて聞くところで、そもそも日本国内から買えるのか?というところから始まったのですが、クレカ決済して現地のファミポートで発券、というのができるらしいことを把握。

発売開始が平日19時で、暇な時期ならそれまでに家に帰れるようにするところなのですが、あいにくちょっと仕事がたてこんでいる時期だったので、会社のPCでチケ取りに挑戦することを決意。19時の5分前くらいに先輩から話しかけられた時は焦ったよね…。隣の座席の先輩は私の様子(と画面) 見て、何やってるかは察したと思いますが、何も言われない弊社まじフリーダム、というか弊部署まじフリーダム…(笑)。

キャパが300ちょっとで、1部2部とあって、いうて海外、余裕でしょ、と思ってたら、発売開始直後に前方の席種からばたばたと「ただいま一時的に取扱できません」という表示になったのは焦りました。
上述のように先に航空券を押さえてしまっていたので、これではただ台湾旅行して帰ってくることになってしまう…!と軽く絶望しかけましたが、気を取り直して、F5を連打しつつ、枚数選択できるようになっていたら、1枚を選択->「0枚になりました。席種を選び直してください」->F5連打 のループを繰り返すこと26分。B席と一番遠い席種ですが、2部のチケットを確保。

これでひとまずただの旅行にはならない…と安堵しつつも、なにぶん初めてなので、ちゃんと取れたのかいまいち確信が持てず、メールボックスを確認。クレカ決済もできたっぽいし、メール来てるから大丈夫だろう…ということで1部に挑戦。B席でいい、とりあえず会場に入る権利をくれ…と思いながらループを繰り返してたら、なんかA席が復活して取れました。この時35分だったかな。

ちなみにkktixでは、チケット購入時にパスポート番号の入力を求められるんですが(台湾国民なら国民番号)、会社だったのでパスポートが手元になく、(これ日本のプレイガイドで電話番号の入力を求められるのと同じで、本当にそうじゃなくても大丈夫だよね…)と考えてうろ覚えで適当に入れたんですが、本当に大丈夫でした。普通に発券できた。決済完了メールにも発券番号とあわせて書いてあるから適当に入れて忘れちゃっても大丈夫そう。という豆知識。(まぁとはいえわかるならちゃんとそれ入れた方がいいとは思う)

kktix、基本的には日本のプレイガイドと同じ感じだったんですが、独特だなと思ったのは、「完売」表示になってからもちょっとF5連打してると復活したりするんですよね。最初わかってなかったので、10分たったぐらいで1部のB席が「完売」になった時に、え、もう!?ってすごく焦ったんですが、そこからも戻ることがあるのわかってからは気が楽になりました。決済まで進んだところで接続切れたりすると、そういう戻り方になるのかな。

日本のでも30分ぐらいたったところで、決済の期限がすぎてキャンセル扱いになって戻ったりすることありますが、数分で戻ってたので、それとも違うんだろうなーと。ただ、私がやった感じでは、座席が確保されてからは、最終的に決済成立するまで接続が切れたりすることはなかったので、実際どうなのかは不明…。お客さん側の回線次第なのかな?? あ、そういえば、購入確定してからのクレカ決済の期限が15分とかだったので、早めに押さえた人が友人と重複とかで、決済せずに流すパターンもあるか。

そうそう、kktix、なんと日本語表示対応なので、その点だいぶ気楽でした。ところどころおかしい日本語だけど。

羽田空港にて

終電で羽田空港に到着。前述の上海イベントのレポで空港で仮眠した、というのを見て、なるほどーと思って私も真似しました(笑)
日付変わる前くらいはがっつり横になって寝てる人があんまりいなくて、ちょっと恥ずかしいなと思いながら、出発ロビーにいっぱいある、あの黒い長椅子に寝転がったのですが、1時半ぐらいにふと目が覚めた時にあたりを見渡したら、寝てる人ばっかりでしたね。空港だから消灯タイムなんかなくて、とても煌々とあかりがついてるんですけど、でも雰囲気としては完全に夜で、ざわめきながらもどこかしんとしていて、とても不思議な感じでした。

3時頃に起床し、搭乗手続きをすませ、5時台の飛行機で台北へ。もう、すぐに寝ました…。

桃園空港から台北市内へ

機内で紙もらって書いておけばよかった…と思いつつ、入国に必要な書類を埋め、入国審査。何事もなく通過し、台北駅まで連れてってくれる空港線にのるべく、移動。で、ここが意外と長かった…空港線とか言うから空港から近いのかと思うじゃん?全然そんなことなかった(笑) あ、でももしかしたら別ターミナルからは近いのかも?? ずっと案内板は出てるので基本迷わないのは幸い。(あ、ただ、途中で、両脇に台湾鉄道と高速鉄道の改札がならぶ箇所があって、あ、ここかな?と思ったらまだ先っていうトラップはあった)
参考:空港から市内への交通について http://www.photravel.net/?p=361

ようやく駅に着き、ICカードのチャージ機の前で、どれを押せばいいのかわからなくておたおたしてたら、駅員のおばちゃんがふらっときて、「1000元札持ってるけど、それ全部チャージするの?」という感じのことを聞かれ、いや、500元だけチャージしたい、と伝えたら、それはこの機械ではできないからあっちの窓口の方でやってといわれ、お礼言って窓口の方に移動してたら、後ろから「その人500元チャージしたいんだってー」みたいな申し送りが聞こえてきて、窓口で1000元札とカードを無言で渡したら(「お願いします」にあたるのが思い浮かばなかった)、500元と500元チャージされたカードがすっと返ってきたのが、なんかおかしかった。人力で自動化を実現してるみたいで…。

車両にのったらあとは台北駅まではぼんやりするのみ。日曜午前中の半端な時間だからかとても空いてて、のんびりした空気がながれてました。

会場の最寄り駅まで移動&発券

台北駅についたらそこで地下鉄の板南線に乗り換え。
参考:MRT 路線図 http://m.metro.taipei/jp/roadmap.asp

会場がここ http://artevent.eslite.com/subindexThumb.html?classID=19&order=time で、最寄りは市政府駅となってたのですが、調べたところ、ロッカーがあるのが隣の国父紀念館駅のみで、距離もあまり変わらないように見えたので、国父紀念館駅で下車。構内図にロッカーがちゃんと書いてあったのですぐ見つかりました。

ロッカーは時間料金制(?)で、小さめの方は10元/1時間、大きめのは20元/1時間。使用時に10元を投入して、取り出す時に残りを精算する形式でした。

参考:ロッカーがある駅(MRT公式サイト) http://www.metro.taipei/ct.asp?xItem=109443000&CtNode=80774&mp=122035
中国語onlyですが、駅名がばーっと書いてあるだけなのでわかるかと。

現地のファミポートで発券

事前に一番不安だったのはここです(笑) ファミマがすぐに見つかるかなというのと、ちゃんと発券できるかなというので。
台湾はそこら中にファミマ(とセブン)がある、とはいえ、ちょうど自分が降りた近くにあるかわからないしな…と思って、最寄りのファミマを探せるアプリを事前にダウンロードしてたんですが、(なんと公式。日本版も欲しいw 参考:http://blog.livedoor.jp/taiwan168/archives/1035627109.html )、国父紀念館駅で、とりあえず地上に出よう!と思って2番出口から出たら、視界にファミマが。アプリいらんかった…! まぁすぐに見つかってよかったんですけどね。

発券の仕組みも日本のファミポートでの発券と同じ感じで、発券番号とかを端末に入れて、出てきたレシートをレジに持って行って発券。事前にkktixのサイトで端末操作を確認してたので、スムーズにでき、レジでなんか確認されたりするのかなとどきどきしながら出しましたが、発券手数料払って、あとはチケットを「はい」って感じで渡されて終了。

上映会所感

…とまぁそんなこんなで会場つきまして。会場が入ってる建物自体が最近できたところらしくて(数年前に買ったガイドブックの地図には「建設予定地」ってなってたから…笑)、とてもきれいでおっしゃれ~な感じだったんですが、それゆえにちょっと迷ったよね…。案内板とかもおしゃれなので溶け込んでて。

んで、実は発券が済んだ段階で開演4分前とかだったので、会場ついた時には上映会始まっていまして。もぎりと思しき人に「すみません…」とチケット出したら、「あ、入場されますか?」と日本語が返ってきて、びっくりしました。「すみません、もう始まってしまっているのですが、」みたいなことを申し訳なさそうに言われて、こっちが悪いのに…!?ととても申し訳なく。「知ってます、大丈夫です」とか答えつつ、係の人に案内してもらって、座席につきました。

で、上映会なんですが、1部の時は途中入退場がとても多くてびっくりしました。本当にしょっちゅう。途中入室はまぁ、私のような遅刻組かなとも思うんですが、途中退室がちょこちょこいてですね…。台湾フリーダムだな…と思ってたら、2部は終盤ちょっと見受けられたぐらいで、ほぼ途中入退場なしでした。1部のあの出入りの激しさはいったいなんだったんだ。

映像上映だからっていうのもあるとは思うんですが、日本だとライビュでも、他の人と一緒に見てる場合、じっと静かに見るもの、みたいな風潮があると思うんですが、それに比べるとだいぶ雰囲気ゆるめでした。静かに見なきゃ、みたいな圧?を感じなかった。あと、常にだれかが物音立ててるんですよね(笑) かばんをガサゴソするような音が聞こえてきたりとか、身じろぎの音もけっこう頻繁。でも私語は特段聞こえてこなかったのもあって、このゆるい雰囲気も嫌いじゃないなーと思いました。

おもしろかったのが、日本だと笑いが起きないところで笑いが起きること。全体に笑いへの反応がいい感じはあるんですが、特にびっくりしたので覚えてるのが、大俱利伽羅が町中に歌仙と出た時の「敵が来たら斬る、それだけだ」と、小夜を見送った三日月が言う「野垂れ死ぬならそれまでだ」。1部も2部もどっちも笑いが起きてたんですが、ここは本当になんで笑いが起きるのかわからなかった。わかる人いたら教えてほしい…。

そうそう、あと小夜ちゃんが何かかわいいことすると「はぁ~♡(かわいい…!)」って感じの声があがってておもしろかったです。声が上がってたところで、覚えてるのはラーメン光忠のシーンで、まんばちゃんにラーメンを渡すところ。あと数か所あったんだけど忘れてしまった…。日本だとまず表に出してる人見ない反応だったのでとても新鮮でした。

長くなってきたので、続きはまた後日!

*1:後々あんなことになるとは誰も予想していなかった…