考える練習

舞台やイベントの感想など

舞台「炎の蜃気楼 昭和編」第3弾「夜叉衆ブギウギ」 感想①

当初5回見る予定でしたが、2回増やして7回見ました。自己最高だった6回*1を更新です!いえー。
行けるだけ行ってみて気づいたこと - 考える練習 にも書いたように、当初は5回でも多いかなと思っていたのにね…。
それだけ見たのに初日と千秋楽を見ていないのはちょっとおもしろいものがあります(笑)

シリーズ前作上演時は舞台にハマる前だったので、舞台化第3弾にして初ミラステ。設定が複雑と聞いたので予習はした方がいいかなと思い、舞台化された昭和編のみ読みました。すごく面白くて、先が気になってどんどん読み進めてしまい、kindle版だとすぐ次が買えることもあって、読んでた時期は寝不足でした(笑) 本編も読もうかと思ったんですが、本編は昭和編のネタバレになってしまう、みたいなことを聞いたので、ひとまず保留。過去作のDVDは迷ったんですが、あえて見ずに、小説読んだイメージだけで挑みました。公演見たら見たで、記憶が上書きされそうでまだ見れてません…もうちょっとたって落ち着いたら見たい。

短編集の舞台化なので、オムニバス形式。どのお話が採用されるのかな~という意味でも楽しみでした*2。短編集からは4編、書き下ろし1編、という構成。
この記事では、オープニングから情熱カクテルまでの感想を。

オープニング

ナレーションと映像演出で夜叉衆の説明が入るところかっこよくて好き。映る写真が時代を映したものなのも雰囲気出てて最高。リュウ・リャンチー、ケイン中尉、兼崎金次郎が紹介されて、夜叉衆3人がそれぞれを追いかける演出もよかった。

黄浦江ワルツ

リュウ・リャンチーにもうちょっと大女優感というか、人気があるが故の自信と傲慢さが欲しいなーとも思いましたが、見慣れてくるとそこまで気にならなく…。最後、なんで宮路は一緒に生きることを選択しないのか、原作読んだ時から不思議だったんですけど、夜叉衆の任務があるからですよね。大事なことを忘れていた(笑) カメラマンやってるのが朽木役の増田さんであることをアフトで聞いてから、そのシーンの度に凝視してたんですが、何回見ても別人にしか見えなくて、すごいなー…と思ってみてました。

恋花火ラプソディ

原作読んだ時から好きな話だったので、これ入ってて嬉しかった。

戦争による傷跡で苦しむ人々のセリフがつらくて切なくて、「石を投げたことは謝りません」というところから始まる一連のセリフや父親が米兵に殺されたのに協力なんてできないというシーン、うるうるしながら読んだんですが、舞台でもこのあたりはうるうるしながら見てました。

アンサンブルの方もそうですけど、マリーがちゃんと中学生に見えるのすごいですよね…。まったく違和感ない。それとアクションシーンがかっこよかった。「小娘だからって甘く見ないでよね!」というセリフに説得力が。また、ケイン中尉が優しげな感じなのが最高でした…欲を言えばもうちょっとガタイ良いとよかったかな。ほんの少し訛り残ってる感じがリアルでよかった。

原作読んだのが公演の確か一ヶ月前くらいで山口が出て来るのを忘れていて、最初、山口だということに気づかず、マリーが「直江!」って呼んで、え?直江?ってことは?ってよくよく見て、声聞いて、ようやく荒牧さんであることに気づいてめちゃくちゃびっくりしました。声も振る舞いも別人じゃない…? 山口は設定では40代らしく、執行社長役の水谷あつしさんを参考に役作りしたとのことでしたが(アフトより)、落ち着いた大人の男って感じでとてもかっこよかった。山口のブロマイドがないのが本当に残念。

マリーに対してすごく優しいし、マリーもめっちゃ嬉しそうだし、で、こんな感じだっけ?と戸惑いましたが、原作読み直したら「今の家がいづらいなら俺を頼ってきてもいいんだぞ。いざとなったら養子縁組でもなんでもして、うちから学校に通う手もある」みたいな話もしていて舞台版ではむしろ控えめだった…。
「責任とってよね」「ひやしあめでいいか?」「だーめ、桜エビのかき揚げなら許してあげる」「こいつ(笑)」というやりとりがとてもかわいくて好き。

情熱カクテル

「私は飲んでみたいですけどね。あなたの情熱。しかも腹いっぱい」っていうのがすごくエロく聞こえて、びっくりした思い出。セリフ自体もそうですけど、二人が交わす目線だったり、全体の雰囲気がもうなんかいろいろ物語っていて、たまらなかった…(ライブドアニュースのインタビューで、二人の恋愛的な面に女子がきゃっきゃするのは男なのでよくわからない、みたいなことを富田さんが仰ってたんですが、それであの空気感出せるのって本当に不思議…)。昭和編読んでると、二人って必要事項以外はちゃんと会話しない印象があるんですが、ここのカウンターでの会話はお互いの心情をちゃんと語って受け止めてるのがいいなぁと思います。

カクテルの試作品を飲んだマリーがうめきながらぐるぐる回るところで、一回、中身がこぼれちゃったことがあって、マリーが帰った後、景虎が地味にそのあたりの床を拭いてて、ちょっとおもしろかった(笑)
「これ何入ってんの!?」「ジンとウォッカだ」「濃いわよ!理科の実験!?」「実験といえばそうだが」「死人が出るわよ!」「そこまで言わなくても」「根本的なこと言っていい?」「なんだ」「おいしくない」「そこまではっきり言わなくても」というやりとりがコミカルでテンポよくて好き*3。景虎が本気でショック受けてしょげてるのがかわいい…笑

以下、感想箇条書き。

  • 直江とマリーのやりとりが気安い感じでなごむ
  • その後のひとりごとが切ない
  • 「お前、今晩付き合え」「えっ、…私ですか」のところの"素で驚いた感"よい…
  • 「あんまり飲むと、酔ってしまいますよ」というとてもあからさまなフラグをぼっきり折る景虎様(笑)

この話って全体に、直江が景虎への気持ち、特にポジティブな気持ちをわりと素直に出してるのもあって、見てて楽しくて、毎公演楽しみでした。(景虎も、若干ツンツンしながらではありますが(笑)、わりと素直に頼ってるのがまた…)「あなたならできますよ」って自信ありげに言ってたり、カクテルが好評なのを聞きながら楽しそうに笑ってたり。特にこの、話を聞きながら一人リアクション取ってるあたりは表情がけっこうくるくる変化するので見てて楽しかった。「少しは感謝してほしいんですけどね」とかも、ちょっと甘さが滲むというか、しょうがないなぁって感じでよかったな~。


追記:「がめ医者エレジー」と「やどかりボレロ」についても感想書きました。
舞台「炎の蜃気楼 昭和編」第3弾「夜叉衆ブギウギ」 感想② - 考える練習

*1:ちなみにハイステ再演

*2:女性アンサンブルがいるということで、「学園サンバ」入らないかなと期待してました笑

*3:文字だけだと面白さがいまいち伝わらないのが悲しい。本当にテンポよくて最高なので見てない方はDVD予約してぜひ…

行けるだけ行ってみて気づいたこと

公演自体は明日が千秋楽なんですけど、本日マチネが推しの公演*1の私的千秋楽でした。なぜかずっと気を張ってたみたいで、夜、別の公演を見た後、帰りの電車で気が楽になってる自分を発見して驚きました。

元々5公演分チケットを持っていて、だいたい3,4回がMAXという方針だったので、多すぎるかも…と思いつつも、アフト回は外せないし、ここを逃すと後半の週まで見られないし、この回は最前列だし…などなど考えて踏ん切りがつかず、仕方ない、5回見に行くか、という感じでした。

それが、1回目見に行った後、公演を振り返ったり感想ツイートを見たりしてたら、見逃したくない…という思いが芽生えてしまい、譲渡探したり当日券で入ったりして、むしろ増やしてしまいました。見ようと思えば見られるのに逃すとか無理、という気持ちが芽生えたからだったのですが、そんな気持ちになったのが初めてで、自分で驚きました。

荒牧さん自身が、やりとりが毎回微妙に変わる、それを楽しんでるって言ってて、そうなのかーと思ってたんですが、実際見てみて、あ、確かにこれは変わるやつだ、と思って。現実問題、それを見たからといって、違いを全部覚えきれるわけでもないことを考えると馬鹿なことしてるなって思うんですけど、見逃したくないって思っちゃったんですよね。

まぁ仕事もあるので、そこから全通とはなりませんでしたが、マチネのみだったところをソワレも行ったりしたので、結果2日連続マチソワになったところがあって。やってみて気づいたのはやっぱり連続で何回も見るのはきつい。荒牧さんが出てるシーンは何回見ても飽きるとかなかったんですけど、出てないシーンがつらい…。しかも今回短編集のオムニバス形式での上演なので、全く出てこない話もあるんですよ。細かいところに着目したり、アンサンブルの方のお芝居に注目したりして、なんとか注意を保つようにしてました。

そこから1日空いてもう一回、その翌日にもう一回、と見た時はそこまでつらいと思わず見られたので、マチソワ連続じゃなければ大丈夫なのかな…と思うのですが、見逃したくないがしかし連続で見るときつい、というのは本当にどう折り合いをつければいいのか…。

今回はハイステ初日があったり、他に気になるお芝居があったりして、そもそも行けないタイミングがあったのでよかったんですが*2、そのあたりがなかったら、ここ行けるけど、行ったら絶対きつい…でも見逃したくない…という気持ちで相当揺れただろうなーと思います。

何回も行く方々ってこの飽きがきてしまう問題にはどう対処されてるんでしょう…? いや、そもそも飽きないのだろうか…?
ご回答そっとお待ちしてます。

*1:舞台『炎の蜃気楼昭和編 夜叉衆ブギウギ』

*2:ただ、そのおかげで千秋楽も行けないんですけどね…。いつもチケット取れない朗読劇、やっとライビュきたと思ったら推しの千秋楽と被るとか…

ミラステはいいぞ

ただ今、舞台「炎の蜃気楼 昭和編」 第3弾「夜叉衆ブギウギ」、通称ミラステが公演期間中でして。

http://blog.livedoor.jp/mirage_stage2016/

 

感想とかはまだ全然書けそうにないので、それを期待してこられた方はすみません。

 

とりあえず、荒牧慶彦さん、富田翔さんのファンは見に行った方がいいです。見ても後悔しませんとかじゃなくて見に行かないと後悔するやつです、これは。

 

もう本当とんでもない、やばい、舞台です。舞台はなまものであることを強烈に実感できる舞台。「今」「そこで」上演されていることの醍醐味を存分に楽しめる舞台です。

 

シアターサンモールは当日券かなり出るので、予定空いてて迷っている方いたらぜひ行ってほしい…!(千秋楽は抽選になっちゃいそうですが) 。今日(もう昨日ですね)ソワレ当日券で入りましたが、補助席ですが普通に見やすい席でした。ツイッター見てると譲渡ちらほら残ってるのでそちらでも。

 

第3弾、ではあるのですが、短編集の舞台化、かつ時間軸的に第1弾第2弾で舞台化した話より前の話がメインなので、これが初めてでも充分楽しめると思います。(とはいえ原作を読んでいた方がスムーズに頭に入るとは思うので、舞台化した分だけ、原作を読んでいってもいいかも。「夜啼鳥ブルース」「瑠璃燕ブルース」「夜叉衆ブギウギ」(著:桑島水菜)が舞台化された分。kindle版あり。)

 

これまで行けるだけ行くみたいなのがよくわかんなかったんですが、この舞台に関しては今まさにその状態と化してて、こういうことだったのか…としみじみしてます。

 

そんな訳で、予定あいてたらぜひ行ってみてください!という記事でした。

 

劇場についての覚え書き①

今度は劇場について書くのが流行ってる感じですか!?(わくわく)
まだ俳優おた始めて一年たってない歴浅ですが、便乗してみます。

こちら参考にさせていただきました。
若手俳優おたく的劇場の良し悪し個人評 ~東京編~ - I READ THE NEWS TODAY, OH BOY
劇場メモ① - りんご畑育ち

AiiA 2.5 Theater Tokyo

本現場:ハイステ、戦国無双、Kステ、ブリミュ
他:ノラガミ、ナルステ、刀ミュ

今のところ一番よく行ってる劇場。だいたい悪い評判しか聞きませんが、私ここわりと好きです。 初めてここ行く時に検索したらあまりにも悪い評判しか出てこなくてびびりながら行ったら拍子抜けした思い出。推し二人を好きになったきっかけの舞台(ハイステと戦国無双)がどっちもここだったので、そういう意味でも思い入れがあります。虫に遭遇したこともないし、外の音がうるさくて観劇に集中できないって事態になったこともないので運もあるかな。(ただ、休憩で外に出て帰ってきた時に、後半に向けての「おー!」っていう気合入れの声がけっこうな音量で聞こえてきた時はびっくりした)

アクセス
最寄り駅が渋谷もしくは原宿で、個人的に渋谷だと乗り換え1回で済むので、まずそこが楽。駅からちょっと歩くので、時間に余裕がない時は死にそうな気分になったりもしますが、普段は特に気にならないかな。歩くの苦じゃないんですよね。むしろ帰りは駅までぼんやり余韻にひたりながら歩けるので多少距離ある方が好きだったり…。

見え方・座席
わりとどこでも見やすいのと、後方列でもなんとなく近く感じるのが好き。ただ、横に長い分、前方サイドの場合、反対側はけっこう遠くて双眼鏡が必要になってしまうのが難点かな。。座席もそんな言うほどかなぁ?と私は思うんですが、あんまりマチソワしない(日にちばらすことが多い)のと、休憩あったらだいたいトイレにたつのも関係あるかもしれない。中のトイレは混むので、いったん外に出て道路渡ったところの公衆トイレに行き、劇場前で水を飲みながらぼんやりしてから座席に戻るのがいつものパターン。

ロビー
ロビーは劇場規模を考えると狭めかな。通常はそこまで気にならないですが、物販がチケット持ってる人限定で、トレブロがある時なんかは購入後交換を探す人々でごった返します。

シアターサンモール

本現場:ミラステ
他:艶漢(浪漫活劇譚)

艶漢で通った思い出の劇場。今度はミラステで通う予定なので楽しみ*1。ここは全体の雰囲気が古き良き劇場って感じで趣きがあって好きです。入り口へ降りる階段も雰囲気あって好き。

アクセス
一番近い駅が新宿御苑前で、個人的にはアクセスよくて楽…。JR新宿からだとちょっと歩きます。普通の住宅街っぽいところにあって、しかもわりとひっそりと建っているので、最初は迷うかも。私は最初、劇場前を素通りしました(Google MAP見てあれ?ってなって戻ってきて発見)。

見え方・座席
もういろんな人が言ってますが、前方ブロックが完全フラットなので、前方ブロックの後方だと、前の人の頭がかぶってしまって、役者さんの足元のあたりは見えないです。C列だと、見づらいけど、まぁまぁ…って感じでしたが、H列は本当に見づらかった。全体のサイズがそもそも小さい分、後方でも近いのは良い点かな。後方ブロックはわりとがっつり段差があるのでとても見やすいです。

ロビー
キャパを考えるとまぁまぁかな。物販列とトイレ列が伸びるとわりとカオス。あと、電波が届かないのが難点…トレーディングする時は外で待ち合わせるしかない。

*1:下書き状態でちんたらしてたらミラステ始まってしまった…

一推しと二推し問題

二推しの宿命 - STELLA

こちらの記事、「わかる…わかる…」ってなりながら読ませていただきました。ファン歴は全然ぺーぺーではあるのですが、私も最近この点についてもやもやしていたので、自分の気持ちの整理がてら、記事書いてみます。

※私も便宜上、最初に追い始めた方を一推しくん、後から追い始めた方を二推しくんと呼ぶことにします。

最初は一推しくんだけを追っていました。いろいろ他の舞台も見て、この人いい役者さんだなと思うことはあっても推しにまでなることはなく、半年ぐらいかな?平和に一人だけ追っかけていたのですが、とある舞台で二推しくんのことが気になり始め、そして、一推しくんと共演していた舞台で、二推しくんのことを好きになりました(その時点ではどちらかというと、二推しくんが好きというよりは演じてたキャラが好き、ではありましたが)。

まぁでも一番は一推しくんで、二推しくんは二番。と思ってたんですが、ちょうどそのあたり以降、一推しくんの仕事のペースがのんびりになり、
一方で二推しくんはいろいろ仕事があって。

きっかけとなった舞台以降、現時点までのお仕事は、一推しくんは舞台、リリイベ、個人イベント、トークイベント。二推しくんは映画の舞台挨拶、 舞台、(ミュからの派生の)ライブ、個人イベント、リリイベ、ゲームの宣伝用の舞台。しかも二推しくんはニコ生やってて最低月一はそこで姿が見られる。しかもお酒飲みながら放送やったりするんですよ…ほろ酔いの姿はギルティ…

接触の機会に関しても、リリイベはどちらもハイタッチありで同じだったんですが、個人イベントでの接触が、一推しくんはハイタッチで一言二言は喋れるかなってところ、二推しくんはチェキで、多少ゆっくり喋れるっていう…。あとライブで幸運にもハイタッチできる席だったのでそれも大きいな。あれはテンションあがった。

見る機会が多いと必然的に考える時間もそっちのが長くなるし、つぶやきもそっちの方が多くなるし。で、なんかわかんなくなってきました。今はどっちが一番とかなくてどっちも好き、かな、、って気がしてます。それと、一推しくんの次の次の舞台が例のしんどい舞台でいまいち気分が乗らないところへ持ってきて、トレカ発売が決定したのも大きいですね…。写真集かカレンダーがよかった…。本当トレカどうしよう。

上で書いた期間はお仕事かぶらなかったので平和だったんですが*1、次の舞台が二推しくんの舞台が終わるあたりで一推しくんの舞台がスタート、と微妙にかぶっていまして。まぁ、二推しくんの舞台の千秋楽はそもそも声優さんの朗読劇に行く予定なぐらい*2なので、それはいいんですけど、一推しくんの舞台の楽日と二推しくんの事務所イベントの日取りがかぶっていまして。原作が好きな舞台なので、ライブビューイング見に行くつもりなんですよね…。でもイベントも楽しそうなので行きたい…。イベントの方はまだ時間出てないんですが、切実に時間かぶらないでほしい。

推し二人が共演したら問題は、すでにきっかけとなった舞台で「目が足りない…っ!」ってなって体験済みではあります…(笑) どちらもたぶん認知はされてないし、されるとしてももっと先だろうと思うので、もし共演したとして、気まずさはないかなと思います。複数回行くだろうし、「今日は○○くん見よ」って感じになるんじゃないかな。でも結局、より好きなキャラの方をずっと見ちゃいそう。。

ファンなんて軽佻浮薄なもので、それでいいというか、それが健全だとずっと思ってたんですが、いざ自分が心変わりとも言える状況になるとけっこうとまどいますね。もともと一対多の関係性なんだから操を立てるみたいなのは必要ないのになー。なんなんだろうな、難しい。

*1:って書いてて思い出した、二推しくんの舞台の千秋楽(地方公演)と一推しくんの舞台の東京公演かぶってて一推しくんの方行ったんだった。ただ、地方まで行く気がそもそもなかったので自分的にはかぶっていた意識がなかった(笑)

*2:朗読はその日しかやってくれないから…

2016/10/10 ひとりごと

先日のAさんの個人イベの後、実は気分の乱高下を経験していました。何かというと、(まだ記事あげてないですが)2部のチェキではハグをお願いしまして。その時は楽しかったし、しばらくはふわふわしてたんですが、帰宅してあらためてチェキを見たら、自分のようなものがなんて厚かましいお願いを…という感じで、自己嫌悪に陥ってしまって。

その状態での翌日のリリイベ参加だったので、「"見られる"ということ」に書いたような状態になったとも言えますね…。その後もしばらくそこでぐるぐるしてしまい、9/30のファンミイベントの時もひっぱっていて、見たいけど見られたくない、という状態でつらかった…。

よくある天使と悪魔の会話みたいな感じで、
「いや、でも別に嫌そうな感じ見えなかったじゃん?」
「相手はプロの役者だよ?それぐらい装えるでしょ。どうする?『その顔でハグ?鏡見直せよ』とか思ってたら。」
というようなやりとりがぐるぐる。してしまっていて。

そう考え出すと、ファンに向けての発言内容とかもすべて裏があるのでは?という視点が捨てられなくなってしまって、好きな人の言動を信じられないのがつらくて。信じたいけど、でも信じてから「実は…」っていうのがあったら、と思うと怖くて信じられない。信じるってこんな怖いことだったんだなって。ただ、これに関しては、本当に思ったまま発言してるんだとしたら、その発言を信じてもらえないのってすごい悲しいな、私だったら嫌だな…って考えて、そのまま受け取るようにしようと決めて、ひとまず落ち着きました。

でもチェキでのハグの件に関してはまだ自己嫌悪がおさまってなかったんですが、あ、もしかしたらこういうことかも?とふと思ったことがあって。別にそこまでの接触って、通常チェキでは求められてないじゃないですか。そういうのってポーズ指定OKでも禁止の場合が多いように思えるし。(実際Iくんとチェキ撮ったイベントでは、肩を抱くのもNGでした) そういう接触がだめならチェキいらないわってなるかって言ったら別にならない、ですよね。ということは、嫌ならやらなくていいはず。それをOKにしているってことは実際気にしてないんじゃないかなって。
…ってとこまで考えてちょっと落ち着きました。(まぁ全般的にOKであることと私がそれをお願いすることがOKかどうかはまた別の話ではあるんですけどね…!)


余談。
イベント参加前に、友人(オタクだけど舞台は興味ない)にチェキすごいらしいんだよーと話していた時のやりとり。
私「『おまかせで』って言って膝枕とかあるんだよ?やばくない?」
友「その人さ、バイトでホストやってた、とかだったりしない?笑」
私「えぇ…?うーん、やってないと思うけど…どうかな。バクステとかで他の役者さんとのやりとり見てるとスキンシップに抵抗ないのかなーって気はする」
友「あ、もしかしてお姉さんいる?」
私「いるらしいけど、なんで??」
友「スキンシップに抵抗ない、かつ身内に異性がいるから異性に対しても同性と同じ感じでできるのかな、と」
私「なるほど…笑」

単純にそういうことだといいなー。

荒牧慶彦イベント「まきば会 Vol.1」 1部 感想

日付を遡っていくスタイル。
9/17(土)に開催された、まきば会の感想です。

物販

開演一時間前から開始ということだったので開始時間に行ってみたらすでに始まっていてちょっとびっくり。客席の開場時間も前倒ししてましたが、こういうの地味に助かりますね。レジは5人体制。20分くらい待ったかな。ブロマイドとチケットホルダーとチェキ券を購入。チェキ券のことを失念していて、「チェキ券は大丈夫ですか?」ってスタッフさんが聞いてくれて思い出しました…(笑) ありがとうスタッフさん…。

会場へ

トキ先行当選分だったんですが、幸運にも2列目!だったのでステージ近い~と思いながらしばし待つ。

ブロマイド撮影時のメイキング映像(音無し)がちらっと流れた後、「どうも~」(だったかな)と下手からぬるっと荒牧さん登場。どこかでお写真あがってたと思いますが、まさかの甚兵衛!か、かわいい…。

ひとくさり喋った後、「では、シークレットゲストMCの方々をお呼びしたいと思います!」
(方々??)とざわっとする会場。
登場したのは吉岡佑さんと土井一海さん。
まっきーのマイクが入ってないことを指摘する吉岡さん笑
荒牧「え、嘘!」とばたばたしだす。
荒牧「入ってるていで話してた笑」
土井「でもちゃんと聞こえてたよ」
確かにあの感じだと後ろまで聞こえてたんではという気はする。

テニミュ以降、荒牧さんとの共演作がないため、まっきーのファンは俺のこと知らないんじゃ…と不安で仕方なかったという吉岡さん。はい、私まさに知らなかったです、すみません…。近況についてというテーマでトーク。出演作についての話もしてたけど、ほぼほぼテニミュの思い出話しだったような。

吉岡「まっきー最年少だったけどしっかりしてたよね」
荒牧「まぁ、22,3だからね」

吉岡「初対面の時に、楽屋でまっきーに挨拶したら、こっちを見もせずに『うぃっす』みたいな返事が返ってきてなんだこいつって思った」
荒牧「だってメイクされてるところだったから!その後ちゃんと挨拶したじゃん!」
吉岡「うん、されたけど」
荒牧「メイク中に横向いたりしたら、眉とかういーってなるでしょ?」

荒牧「(テニミュの合宿は) 追い込まれたよね」
吉岡「俺その時27でさ、16歳と同じ体力があると思うな!?」

筋肉痛がひどくて階段の昇り降りがつらかった、という話で、
後ろ向きでしか昇り降りできなくて、、と階段で実演しながら吉岡さんが喋ってたら、
荒牧「え、違うよ、後ろ向きで昇り降りしたら筋肉に負担がかからないって話で…」
吉岡「?うん、だから後ろ向きでやったじゃん?」
荒牧「え?…あ、そっか!」
みたいな会話が発生しててかわいかった。
あと、この時にたぶん大殿筋を押さえたんだと思うんですが、お尻に両手添えてたのがかわいかったです…

吉岡「31だよ」
荒牧「30越えたか!」(心底驚いた感じの反応)
吉岡「…おっさんって言いたいの?」
荒牧「いや、そうじゃなくて、20歳こえたら大人、みたいな感じでさ、なんかあるじゃん」

スタッフさんが椅子を出すの忘れてたようで、途中でおもむろに椅子が出てきたのはちょっとおもしろかったです。あとなんか甚兵衛が大きかったのかな、座ってるとけっこう襟元がぱかっと開いちゃってて、なまじ近かったもんだから気になってしかたなかった… ご本人も気にしてたびたび襟元直してましたが。

ゲームコーナー

よくあるお客さんとのふれあいコーナー的なやつかと思ったら、太鼓の達人で対決して、最下位は罰ゲームというガチのやつでした。これをやりたいがためにマイクをヘッドセットにしてもらいましたって言ってて、楽しみでしかたない感じの表情でかわいかった。荒牧さんは太鼓の達人はよくやる、とのことで、脇締めてバチの振り方が最小限な感じで確かに慣れてる感漂ってました。だんだん真剣な表情になっていくのがとてもよかった…。吉岡さんVS荒牧さんの時に、土井さんが横で激しく踊り始めたりして、盛り上げ役に徹してたのが好印象でした。自分がゲームしてる時も、あ、ここ無理だってなると、決めポーズし始めたりして面白かった。

チェキ

ついたてとか置くのかな?と思ったら緞帳をおろして目隠しするという。緞帳とステージの間に1.5mくらいの間があるので、そこで並んで待つ感じ。ポーズ指定どうしようか迷ってたんですが、他の方が◯◯っぽい感じでお願いしますって言ってて、なるほど、と思って真似させていただきました…。

私「よろしくお願いします」
荒牧「どうしますか?」
私「沖田っぽい感じでお願いします」
荒牧「んー…じゃあ寄りかかっちゃいますね~」
さっと横向きに座って寄りかかられまして。(これ私どういうポーズを取ればいいの!?)っていうのと、(あ、荒牧さんの背中が…ひああ)っていうのでちょっと固まった。いいやもうポージングとかなしでと思って、とりあえずカメラの方向いて笑顔作って撮影終了。

たぶん私がガチガチになってたからだと思うんですが、「大丈夫でした?」「ポーズ取れました?」と聞いてくれたのに、もうなんかいっぱいいっぱいでコクコクと頷くしかできなかった…(汗) 子供か。なんとか「ありがとうございました」は言って、「また来てくださいね~」とばいばいしてもらって終了。

どうする2部

1部のみでいいかなと思ってたんですが、楽しかったので、2部どうしよう…と思ってカフェに入り、当日券並ぶだけ並んでみるか…ということに(デジャヴュ)*1
当日券並びに行ってみると十数人並んでいて、あ、これ無理かも、って思ったんですが、まぁ並ぶだけ並んでみよう…ということで並び、結局20人ぐらい並んだのかな?くじをひいたら当選しました。くじ開いてちょっと固まったよね。5人当選だった模様。

2部の感想はまた改めて…。

追記:2部の感想も書きました。
hirokuhukaku.hatenablog.com

*1:猪野くんとの初接触でも似たような経緯で両部参加した hirokuhukaku.hatenablog.com