考える練習

舞台やイベントの感想など

2016/10/05 ひとりごと

最近ぽつぽつはてなスターをいただいていて嬉しいです。ありがとうございます。特に見られることについての話は「え、何言ってんのこいつ」みたいな反応かもなーと思っていたので、スターをつけてくれる方がいたのはちょっと意外でした。いや、呪詛を込めたスターもあったりするのか…?(卑屈)

先日のファンミはカメラが入っていなかったこともあり、本当にこの場限りなんだなと思って詳細に書いたんですけど、思い出しながら書いてるせいもあって、3-4時間ぐらいかかってしまい、びっくりしました。でもやっぱり書いてると、ここ良かったなとか思い出すこともあって、いいですね。ブログにあげてない場合でもだいたい何かしら感想メモは残してるんですが、後から読み返す時にはやっぱりブログ記事として投稿してある方が読んでて楽しい。

応援スタンスの記事でも書いたんですけど、私はその人の素がうかがえる瞬間が本当に好きで。こないだのイベントもリハが見られたことによって、私の中での価値がぐっと上昇しました(下衆い)。

バクステ映像でもあったりしますが、演出家さんの話を真剣な顔で聞いたりしてるのとかもう大好きなんです…。ファンミのリハでも、スタッフさんからの「すいません、ここなんですけど…」みたいな説明に対して、うんうん、て感じでうなづきつつ聞いてからの「はい」とか、、。「仕事してる」感がいいなぁと思ってたんですが(まぁ実際仕事してるんですけど)、見られることを意識してない感じがいいっていうのもあるのかな。

あと、リハ全体通して見ての印象が、この人本当まじめなんだな~って。お二人にちょこちょこ声かけては確認なのか相談なのかをしてて、少しでもよくしようっていう意識がすごいなと。それと印象的だったのが、スタッフさんがスタッフあてなのかキャストあてなのかがぼんやりした感じで「(続けて)大丈夫ですかね?」って聞いた時に「?はい。えっと、こっち(キャスト)は大丈夫ですけど…」とさっと確認に入ったこと。当事者意識と頭のよさが感じられたなと。

レポとしてあげる記事に書くのはなーと思って控えたんですが、衣装がシャツ(一番上までぴっちりボタン)+ネクタイにカーディガン、その上に白衣という組み合わせで暑かったらしく、「はぁ……」ってだるそうな感じでため息ついてたのがとても色っぽくてドキドキしました…。それと、しばらく動いてから、「あっっぢぃっ」って軽く眉しかめて言ってたのにとても萌えました…悪態つかなさそうなイメージがあるから意外で。

りんかねファンミ第一部 レポもとい感想

事前登録者対象の抽選には外れ、どうせ30分とかだよね…どうしよう…と思いながらも、結局朝早くから並んで見てきました。見られる可能性があるなら逃す訳にはいかない哀しいオタクの性…。

まずはメディアのレポートへのリンクを… (他にもあるけど各自探してください←)
http://gamebiz.jp/?p=170215
全体の流れがけっこう詳細にレポートしてあって、お写真もたくさんあってよいです。

まさかの公開リハーサル

前方席で観覧できる権利の抽選にはさっくり外れたので、フリースペースで待機してたんですが、確か11時頃からリハーサルが始まり、「キャストさんお願いしまーす」という掛け声とともにキャストがステージに。音楽や映像のきっかけ確認しつつ、もちろんキャストさんも動きつつセリフ読みつつ。ま、まさか全部はやらないよね…?と思っていましたが、「では頭から通してやりまーす」で、全部通しを。一度映像トラブルがあり、中断はしましたが、全体の流れわかっちゃったじゃん…(笑)。その段階で帰った人もいました。(後でまた戻って来た可能性もありますが…)

本番までに司会の方のリハーサルなどなどもありましたが割愛します。

第一部開始

まずは司会の方が登場し、ゲームのプロデューサーさんを呼び込み、ゲームについて解説。これがなんというか、もったいなかった…。本当に単に解説、というかゲームの仕組みの説明でした。もうちょっと、ここが楽しいんですよ!っていうのが欲しかった。

システムとしては夢100あたりが近いという印象。偉人の生まれ変わりである「リンネ」達を敵と戦わせてレベルを上げ、レベルが上がると各々のキャラのストーリーが読めるようになっていくというシステム。

次はHARUCAさんによる、主題歌の生披露。これすごくよかったです。リハーサルでもちょっと歌ってらしたんですが、よりパワーアップしてて。ぐっと心をつかまれる感じで、聴き入ってしまいました。登場の時のお客さんの拍手はお愛想な感じでしたが、歌披露後の拍手はとても熱がこもったものに。

舞台「輪華ネーション~はじまりの章~」

満を持して舞台開始。出演者は荒牧慶彦さん、染谷俊之さん、山田ジェームス武さん。ウィッグも衣装もちゃんとしていて、台本は持ちながらもけっこう動き回る感じでした。

三人の役どころは偉人の生まれ変わりである「リンネ」。染谷さんがヨハネス・フェルメール、ジェームスさんが吉田松陰、荒牧さんがニコラ・テスラ、の“生まれ変わり”。(ただ、名前は生まれ変わる前の前世の名前そのまま。)

物語は、プレイヤーである主人公(=観客)が研究生として学園に招待されるところからスタート。後ろの画面に招待状の画像が映し出され、それが消えたところで三人がステージへ。主題歌が流れる中、中心で円を描くようにぐるぐる歩く三人。フェルメール(染谷さん)がセンターに残り、二人は舞台後方で後ろ向きに。
この手のゲームお約束の「君が今度来るって聞いてた子か」からの、「いや、まさかこんな子が来るとは… 研究生が来ると聞いていたのに…学園長はなぜこんな子を…」といきなりの dis り(笑)。「あぁ、すまないね」って謝罪が入るんですが、ちょっとフェルメールの印象変わったよね。

フェルメールが自己紹介をしようとしたところでサイレンが。敵襲らしい。"敵"としてアンサンブルの方々が4人登場、三人もセンターに集まり、戦闘開始。三人それぞれ攻撃を繰り出すが、効かない。いったん撤退しましょう、と提案するニコラ・テスラ(荒牧さん)に、敵がこのまま進んで危険区域の外に出たら大変なことになる、なんとしても食い止めるべきだ、と食ってかかる吉田松陰(ジェームスさん)。で、この後の展開、私はよく理解できてなかったんですが、他の方のレポ読んでると敵が勝手に撤退したらしい…。あれ、攻撃効かないらしいのに、敵はどうした??ってなってたんですが、うむむ。

寮に帰ってからも喧嘩するテスラと松陰。

レポートより文章引用。
" リンネ達が暮らすサロンに戻ったフェルメール、テスラ、松陰は、研究生が同じサロンに住むことになったことに驚きつつも、料理当番などを研究生に押し付けようとしつつ失敗。現在の料理当番は松陰で、テスラは野菜といってフライドポテトを、フェルメールは肉食で、松陰が適任のよう。歴史上の偉人といえども、食の好みは現代風(振り切れた形ではあるが)となっているようだ。"

ここのくだりのやりとりがかわいかった…。(以下、セリフはだいたいです)
松陰に「こいつらは料理下手だからな」と言われて、心外だ、というリアクションをするテスラ。
フェルメール「君はだめだよ、なんでもかんでも油で揚げてしまうんだもの。胃の弱そうな顔をしているのに、食の好みは現世の出身を反映してアメリカナイズされてるんだよね~。野菜だといってフライドポテトを出してきた時はびっくりしたよ」
テスラ「私だって言わせてもらいますよ!あなたなんて肉しか出さないじゃないですか!まだ野菜があるだけましです!」
フェルメール「野菜って…フライドポテトだよ?」
テスラ「ポテトですよ、野菜です!」
松陰「(二人の間に入って)はいはい、そこまで」
二人(ふんっみたいなリアクション)
ここでテスラが軽く頬ふくらませる感じでふんってやってて、超かわいかった…。

松陰が捨て身の行動を取ってしまうことについて、フェルメールと話をするテスラ。後ろのモニターには月が浮かぶ夜空。
吉田松陰が前世で残した言葉を手がかりに今世の彼の気持ちを推測しようとする二人。

テスラ「松陰さん、どうしてあのような捨て身の行動を取るのでしょう」
フェルメール「前世にあったことが関係しているのかもしれないね…」
テスラ「松陰さんは、このような言葉を遺しています。『死して不朽(ふきゅう)の見込みあらばいつでも死ぬべし』」
フェルメール、後をつぎ、「『生きて大業の見込みあらばいつでも生くべし』」
かすかにうなづくテスラ。
フェルメール「死ぬことによって志が達成できるならば、いつ死んでもいい。生きていることで大業の見込みがあれば、生きて成しとげればいい。」
フェルメール「今の松陰の気持ちは、どちらなんだろうねぇ…」
二人、月を見上げる。

二人が舞台後方で後ろ向きに。
かわりに松陰がセンターへ。研究生に自分の重いを吐露する。
松陰「あいつらが志をついでくれるなら、この生命なんて惜しくはなかった。…そう思ってた。でも、あいつらが維新をなしとげたのを知って、それを見たかったと思った。俺は今世では、どうすればいいと思う?」
といった内容。研究生がどう答えた体だったか忘れてしまったのですが(汗)、むやみに捨て身にならず、ちゃんと今世の生をまっとうしようと決めた模様。

そして翌日、二度目の敵の襲来。退治するために出て行こうとする松陰を、対策が何もできていないのに出ていっても前回と同じことになるだけだと止めるテスラ。(ここでテスラが止めるのってなかなか謎ですよね…。放置したところで敵に襲われるだけなのでは)

結局松陰が押し切って敵を倒しに行く三人。(このあたり、力業で押し切ったわけではなく、捨て身になるためじゃなくて、ちゃんと今世の生をまっとうするために戦うんだ!みたいな説得があった気がする)

攻撃はまったく効かない訳ではないものの、「この調子では私達の体力が先につきてしまう」と危惧するテスラ。
追い詰められていく3人。
「防御態勢を!」「だめだ、間に合わない!」
そこで松陰が攻撃!(防御は間に合わないのに攻撃が間に合うのはきっと発動システムが違うんだよね…うん…)
思った以上に攻撃が効き、敵が撤退していく。
不思議そうに自分の手を見る松蔭。
テスラ「もしかして…あなたのおかげなんですか?」
研究生がそばにいると彼らの力がアップするらしい。
フェルメール「それで学園長は君をここに…」

俺たちの戦いはこれからだ!という感じで終了。
(終盤飽きました、すみません…)

その後、三人はいったんカーテンコールしてはけて、司会の方とプロデューサーさん登場。
司会の方が「この1回で終わり、というのはもったいないですよね!?」って客席煽るので何か決まってるのかと思ったけど、さすがにそんな訳はなかった。
プロデューサーさん「みなさんの力で(ゲームを)盛り立てていただければ…!」とのこと。
もう一度キャストさん呼び出してフォトセッション、という形でした。

舞台感想

トリプル主演と司会の方は紹介してましたが、吉田松陰の葛藤を軸に話が展開していたので、 印象としては吉田松陰主演、って感じだったかなーと。細かいところでつっこみどころはあるものの、思ってたよりはちゃんと筋書きのある話になってて、つくづくこれを現地公開のみにしたのはもったいないなぁという感じ。世界観の宣伝としてはとてもわかりやすかったので、ニコ生配信でもすればよかったのでは。ステージがつるつるなので、アクションやりづらそうでした。特にテスラは革靴だったから余計に。

リハで1回全体を見てしまっていただけに、新鮮な気持ちで見られるかちょっと不安でしたが、本番となるとまた3人の集中力が違うのか迫力が増してて、セリフにもより感情がのっている感じがして、まるで初めて観たかのように引き込まれました。あと三人とも滑舌いいので、セリフが聞き取りやすくて助かった。

ニコラ・テスラはもっとクール系なのかと思ったらわりと穏やかな声で、でもくだらないことでムキになったりする面もあり、なかなかかわいい人でした。松陰の無鉄砲さをたしなめるところは熱いし。確かアクションシーンで、台本をパンッと閉じて高く掲げるのを何回かやってて、隆景かな?ってなりました(笑) 台本の表紙が濃い色だったのもあって、開いたまんま戦ってると、本も武器みたいに見えてきてちょっとおもしろかった。

吉田松陰はもうわかりやすく、熱い男でした。少年漫画の主人公っぽい。「さあ、一緒に行こうぜ!」ってところはついていきたくなる。

フェルメールはふわふわした優しげ~な感じを想定していたんですが、意外としっかりした感じでちょっと予想外でした。一番年長って設定なのもあるのかな。

アンサンブルの方々は全員女性で、得体の知れない敵であることをダンスで表現してたんですが、ダンスがキレッキレで、とてもかっこよかった。

あと地味に噴水広場の噴水も連動させていて、内容にあわせて高くふきあがったり霧みたいなのを吹き出したりしていて、舞台だとそういうの基本ないので新鮮でした。

リハーサル見た時の感想など

本当はこういうの書くべきではないのかもしれませんが…おもしろかったところや萌えたところなどなど。
マイクが入りっぱなしだったおかげで、何気ない会話が聞こえてきてとても楽しかったです…。
(芝居上での確認や相談などの本当に聞かせたくない話はちゃんとマイク覆って話してました)

  • ダンサーさんがどの位置に入るかの位置決めで、たぶんバミってあるところの番号基準で伝えあってたんだと思うんですが、手でサイン出してるのがなんかかっこよかった
  • ダンサーさんに〇〇ちゃん、ってスタッフさんが呼びかけてて、隣にいたお客さんが「〇〇ちゃん…」って復唱してて面白かった。ダンサーさんの名前把握できちゃう生リハ(笑)
  • 後ろの噴水から出てきた霧みたいなのに、荒牧さんが手をかざして「マイナスイオン」って言ってた
  • 噴水の後ろは鏡だったので、後ろ向きのまま待機になると遊び出すキャスト陣。ジェームスさんが袴広げ出したら、荒牧さんは白衣の裾を広げる。
  • その後、ジェームスさんが何か言って、荒牧さんが「あ、そういうこと?」って笑い出して本で口隠す
  • 映像or音楽トラブルで、「叶わぬ思いを」と流れるはずが、「おもいを」の「お」で切れる。「確認しまーす」ということでキャストしばし待ちに。「かーなーわーぬ お、」で切って笑う荒牧さん。もう1回やってた。かわいい。 
  • 噴水を指差して、ここにいつ飛び込むの?◯◯の時?びちょびちょで登場すんの?wとじゃれあう3人。
  • 噴水を指して「ここ染ちゃんの私有地でしょ?」みたいなことをジェームスさんが言って、染谷さんがぐって親指たててた
  • ジェームスさんを噴水部分に落とそうとする荒牧さん。
  • 脇の椅子?に座って待機みたいな時間に、ジェームスさんがなぜか荒牧さんの膝の上に座ろうとし、押しのけようとする荒牧さんとの攻防戦に。
  • J「xxxxxxx って知ってる?(なんて言ってたかはよく聞き取れなかった…)」荒牧「え?」「(もう一回言う)」「いや、知らない」「知らないならいーや」(荒牧さん、なんなんだよw、というリアクション)
  • 後ろの映像が止まり、首をコテンとかしげる荒牧さん。ジェームスさんも同じようにコテン。染谷さんはやらず。なんでやらないんだよーとなじりだす二人w
  • ジェームスさんが荒牧さんのセリフを真似したら、荒牧さんもまねっこ。荒牧「さぁ、一緒に行こうぜ!」「ひとのセリフ取んじゃねーよー」「(笑)」

"見られる" ということ

先日、とある舞台作品のDVD購入者限定イベントに参加してきた。整理番号順入場だったのだが、私の番号は思いの外早い番号で、なんと3列目に座ることができた。しかも、推しは下手側に座ったのだが、座席は下手側だった。目の前ではないものの、だいぶ近い。

最初は無邪気に喜んでいた。双眼鏡がなくても、表情がはっきりと見える。私は思うさま、推しが笑い、喋る姿を堪能していた。

トーク、映像、コント、、とイベントが進行し、終盤にさしかかった頃だろうか。私は推し以外の人が喋っている時に推しの姿を眺めるのが好きなのだが、(人の話を聞いている時の表情は無防備な感じがして好きなのだ)、この日も、時折喋る人の姿も見つつも、だいたい推しを眺めていた。

うんうんと他の人の話を聞いていた推しが、ふと客席に目を向けた。別に私をピンポイントで見た訳ではないと思う。なんとなく、そのあたりのブロックに目を向けたのだと思う(もしくは何か気になるものでもあったのか…)のだけど、それまでずっと、喋る人や司会の方にしか目を向けていなかった推しが、急に客席に目を向けた。まずそのことにびっくりし、そして、こちらを見ているように感じられることに、恐怖を覚えた。

感覚としては、マジックミラーだと思っていたら実は単なるガラスだった、というのが近いかもしれない。こちらはただ"見る"側だと思っていたのが、急に反転したような心もとなさ。

話してる人を見ろよ…と呆れられているんでは、というやましさもあいまって、私は内心ものすごくうろたえた。

その後も何回か、推しはふと客席を見、その度に私はこれって見えてるんだろうかどうなんだろうか、、とびくびくした。(気になるなら目線を話してる人とかに変えればいい話なのだが、なぜかできなかった)

次の推しの舞台で、最前が2回ほど取れていて、発券した時は純粋に嬉しかったのだけど、なんだか怖くなってきてしまった。
とりあえず身奇麗にして行こうと思う。*1

*1:この日、うろたえた理由の一つとして、今日は気を抜いてるんだから見ないでほしい、というのもあった。

推しがホストちゃんの入店テストにエントリーしていました

……とか書き出すと匿名ダイアリーっぽいですね!笑

先日、「私のホストちゃん」という舞台の新作発表と出演候補者の発表があり、俳優オタ界隈はとてもざわざわしていました。というか阿鼻叫喚でした。「ホストちゃんだけはやめてほしかった…」みたいな声があふれていました。
舞台「私のホストちゃん」 公式ホームページ | 2017年公演

推しの1人である、猪野広樹くんも出演候補者に名前があがっていまして。私はこれまでのホストちゃんは見たことなかったので、調べてみたのですが、その調べてみた感触としては、わりと楽しみです。

ホストちゃんの感想は「普通にストーリーおもしろいよ」という意見もあれば、「話もクソもないけど、そういうショーなのだと思えばおもしろい」という意見もあり、わりと意見は割れていました。

システムに関しても、(えげつないシステムであることはだいたいみなさん同意見のようでしたが)「斬新」と評価する人もいたりして。

「推しがいなければ楽しい舞台」と評する人もいました。"ラブ"の多寡(まぁ要は貢がれた額みたいなものです)によって、毎公演一位が決まり、一位がEDのメインになる…というシステムのため、一位が取れるかどうかで胃をキリキリさせないといけない…と。

また、VIPシートという、料金お高めな特別席みたいなのがあるのですが、そのシートのお客さんをキャストが口説く時間があるため、推しが他の女性客を口説いている姿を見ないといけない、というのを嫌な点にあげる人もいました。

私もシステム自体はよく考えたなーと思う反面、えげつないと思うし、なんというか芝居の魅力ではなく、キャスト陣の人気で集金するというのは、気に食わないといえば気に食わないので、そういうことの意思表明として、本当は、入店させたいメンバへの投票とか、チケ取りとか、しない方がいいのかもしれないんですけど。

でも、単純に見てみたいな……と思うんです。ホストちゃんの舞台での、推しの姿を。猪野くんは口説くとか、そういういわゆる乙女向けコンテンツ的なことをするのが苦手そうなイメージがあるので、大変だろうなとは思うんですが、一生懸命考えてきたそういうことを、たぶん少し緊張のにじむ面持ちで表現するのであろう姿を、見たい。

一位が取れて喜ぶ表情も見たいけど、一位が取れなくて悔しさのにじむ表情も見たい。他の女性客を口説くところも、ちゃんと見届けたいと思う。(……とか言いながら、やっぱり無理…!ってなって他のキャストを見てるかもしれない……。まぁVIPシート取れて、うまいこときてくれるかもしれないけどね!)

……まぁまずは今回の投票でメンバに残らないといけないんですけども。残ってくれますよーに!
私は、ホストちゃんに出演する猪野くん、見てみたいです。

舞台俳優応援スタンス

このトピック、少し前にはやった、のかな?
他の方の読んでて、人によるスタンスの違いがおもしろかったので、私も便乗してみようと思います。

▼基本情報
20代後半、関東在住の社会人。

▼推し
猪野広樹くんと荒牧慶彦さん。猪野くんはハイステきっかけで気になり始めて、とある作品イベントの握手会で落ちました。荒牧さんは刀ステきっかけで気になり始めて、戦国無双で完全にハマりました。

▼好きになる基準
経験値としてまだ二人なんで、そこで基準とか言っちゃっていいのかというのはあるんですが、どっちも顔が好み、でブログの文体が好き。お芝居に関してはよくわかんないです。無意識に好みの芝居ってことで好きなのかもしれないけど、この人のお芝居のしかたが好き、みたいなのはあまりない。あ、あとどっちも育ちがよさそうな感じが好きです。(まぁだいたいの若手俳優って育ちよさそうなんだけども)

▼雑誌を買う基準
雑誌はあんまりチェックしてないです。誰かがこれいいよ~ってツイートしてるの見たりして、気になったのがあったら買う。

▼映像作品を買う基準
過去作品に関しては、気にはなるんですが、「今」やってるものが最優先なので、余裕ができたら買おうかな…という感じ。見に行った作品に関しては、リリイベがあったら買っちゃう…(チョロい) イベントなかったら作品次第ですね。好みなら買います。

▼現場に行く基準、遠征に行く基準
推しが出る舞台は必ず行きます。最初の頃は1回だけ行ってたんですが、複数回見る楽しさに目覚めてからは、推しが出る舞台は基本的に2回はおさえるようになりました。アフタートーク回とかが後から発表されたら増やしたり、内容がよかったので後から1回増やしたり、チケット3回分取れちゃったし、行っちゃうか、ということもあったり、で、だいたい3-4回になります。3-4回見ると満足、というかそろそろ飽きてくるので、それ以上は見ません。

作品関係のイベントも行ける時は基本的に行きますし、個人イベントも行きます。(といっても猪野くんは初の個人イベントが先月あったばっかりで、荒牧さんはファン歴浅いので、次のイベントが初参加ですけど笑) その人の素の姿が見られる機会大好き。

遠征は推しが出ててなおかつ作品も好きな場合にやったことがあります。ただ、最近あまりにも金欠なので、やらないようにしてます。。千秋楽が地方公演なせいで空席があった時は旅立ちたくなりましたが、ぐっと我慢しました。

推しが出てない舞台でも気になったものは見に行きます。原作が大好き!な2.5作品だと複数回入ることも。

▼ グッズを買う基準
パンフと個人ブロマイドは基本買います。あと、トレーディングブロマイドがある場合も挑戦しちゃう… だいたい15-20枚ぐらい買って交換でコンプを目指します。推しが1セット揃えば満足なタイプ。突っ立って待つのは得意ではないので、「どなたお探しですか?」と声かけまくります。うまく相手の望むものとこちらの望みがかち合って、「わーじゃあお願いします!」 ってなった時はすごく楽しい。あと、相手も自分と同じ人探してた時の、「あ、一緒だww」っていうのも好きです(笑)そのあたりの交換作業含めて好き、なのでトレブロはだいたいやります。
あと最近缶バッジの可愛さに目覚めてしまって、トレブロがなくてトレーディングの缶バッジがあったりすると挑戦しちゃったりもします。なんか丸っこいのが可愛いんですよ、缶バッジ…。
トレブロもそうですけど、推しのキャラや好みのキャラが飛び抜けてレート高い時は、ちょっとつらい。

▼お手紙、プレゼントについて
基本的に筆まめではないので、猪野くんに関してはファン歴8ヶ月くらいになりますが、手紙は2回しか出したことない…。しかも2つの舞台の感想まとめて書いて出してました。気が付くとそれぐらい月日がたってるんです…私だけかな…。複数回入る時はその度に書きます、みたいな人は何を書いてるのか非常に気になる。

プレゼントは、それをやると最後の一線を越えてしまうような気がして(笑)、まだやったことはありません。そもそも何を贈ればいいのかわからないってのも大きいんですけども。私が贈ったものが相手にとって不要だったら嫌だなぁとつい考えてしまう。(処分されるのが嫌、というより、いらないものを贈ってしまったというのが嫌)

▼同担
「かっこいい!かわいい!」ってきゃっきゃするの好きです。twitter で同担の方のツイート見ながら勝手に共感して楽しんでたりします。いまのところあまり解釈違いで嫌な思い、、とかないですが、もうちょっとファン歴長くなってきたらそういうのも気になりだすのかな。

▼推しのSNS
最初は twitter アカウント、普通にフォローしてたんですが、今は非公開リストでチェックしてます。別に見られて困ることは書いてないけど、なんとなく気になるなぁと。そう言いつつ、RTとかいいねはしてるので、あんまり意味ない(笑)
ブログとインスタは自分のアカウントには何も投稿してないので、普通にフォローしていいねとかします。(あ、ブログは非通知で読者登録する分には別に関係ないのか…?) コメントはよっぽど何か書きたい!ってなった時だけ。

▼総合的な応援スタンス
あんまり"応援"しているという意識は私はなくて、単に自分の見たいものを見る、という感じなので、自分がいっぱい見たかったら見るし、そうでなかったらそれほど見ない。本人が思い入れあるようだからこの作品は応援する!みたいなのはあんまりないです。

ROCK MUSICAL BLEACH ~もう一つの地上~ 感想

ROCK MUSICAL BLEACH、通称ブリミュ、観てきました。

猪野くんが出る、ということで観に行ったのですが、私は以前のブリミュは見たことがなく、原作ブリーチもアニメ見てたな~程度。そのレベルだと、1回目はストーリー追うのが大変でした。もう、さくさくさくさく話が進んでいく。大枠でのストーリーは理解できましたが、細かいところではちょっと消化不良。(まぁでも気にならない人は気にならない程度だと思う)

尸魂界(ソウルソサエティ)編がベース、とのことで wiki 見てみたら、9-21巻って書いてあって、むしろよく2時間半にまとめたな!?とびっくりしました。元々、最初のブリミュでも2-3回公演に分けてやっていたようで、その総集編として行われた公演がベースになっているようです。道理であのダイジェスト感。(「めっちゃ忙しい人のためのブリーチって感じ」って言ってる方がいたけど、本当そんな感じ)

ただ、殺陣はキレあって見てて楽しいし、ちゃんと各キャラ毎に見せ場があるし、ROCK MUSICAL と銘打ってるだけあって、ライブ感もあり、ザ・2.5次元ミュージカル!って感じで楽しかったです。


以下、個別の感想です。
※ネタバレ気にしてないので注意。






朽木白哉(猪野広樹さん)
・兄様かっこいい…
・贔屓目さしひいてもかっこいいと思う(人はそれを贔屓目と呼ぶ)
・低音寡黙キャラをやってるのは初めて見たのでとても新鮮でした
・最初はなんて冷血な…と驚いたけど、事情がわかった2回目以降は、あ、ここは自分に言い聞かせてるのか、とかわかってきて、親近感というか、感情移入まではいかないけど、そこまでひどいと思わなくなった。
・常にすっと立っていて、見ていてとても目の保養でした…
・殺陣がとてもキレがあってなめらか (がんがん斬りつけ合ってるところも好きだけど、刀をくるくる回してさっと鞘に収めるところが特に好き)
・呼び捨て気にしてるのかわいい

朽木ルキア(甲斐千尋さん)
カーニヴァルの舞台で見た時は女の子女の子した役だったのでどんな感じになるのかなと思ってましたが、めっちゃルキアでした。すごい。
・歌うまい…ソロ曲には心揺さぶられました。

市丸ギン(遊馬晃祐さん)
・京都弁と聞いて心配してたけど、ときおり標準語アクセントになってしまっているものの、わりと正しいアクセント。
・動きが綺麗。
・ハイキューの時はまだぎこちない感じが残ってたけど、取れてる気がする。
・東京公演の最初のあたりはセリフの抑揚はそれっぽいけど、中身スカスカなハリボテみたいな感じだったのが(それはそれで胡散臭さにある意味マッチしてたけど)、8/6夜公演ではちゃんと中身のつまった感じ、というか、ちゃんと人として存在してて、初代(?先代?)にアドバイスもらったみたいなことツイートしてたからそのせいかなと思ったんですが、こんな劇的に芝居がよくなることってあるんだなーと興味深かった。

藍染惣右介(馬場良馬さん)
・こういうタイプのキャラ好きなので、裏切り者と判明した瞬間、地味にショックだった…笑
・髪かきあげるところ、すごくセクシー

卯ノ花烈(平田裕香さん)
・凛とした感じでとてもかっこいい…
・声優としても活動されてるためか、とてもセリフが聞き取りやすく、また、聞き心地がいい


全体での好きポイントなど
・岩の上にずらっと並んだ状態で出てくるのかっこいい
白哉と愛染に比較的経験ある人持ってきたのはいいなぁと思った


だいたいどの舞台でも思う感想ではあるんですが、立ち姿から"そのキャラ"なのってすごく興奮しますね。上でも書いたように、猪野くんの白哉みたいなキャラがとても新鮮だったんですが、ただ立ってる姿がすでに白哉なのにとても興奮しました。原作なしの舞台でも別人だなとは思うんですけど、2.5舞台ってすでにある程度キャラのイメージがあるところに寄せていく分、より舞台によって全然別の人って感じがあって、より楽しい。

ミュージカルが苦手な理由

何年か前に劇団四季オペラ座の怪人を見てささらなかった時から、ミュージカルは苦手という意識を持っていたのだけど、気になる役者さんが出る、ということで薄桜鬼のミュージカルを見に行った時に気づいたのは、歌が始まるとつい聞き流しそうになる、ということだった。どうも私の頭はBGMとして認識してしまうらしい。役者さんが歌い始めるたびに、ぼうっと聞き流しそうになるのを、「いや、セリフ!セリフ!」と頭に言い聞かせてがんばって聞き取っていた。その時は単純に、聞き流してしまうのが原因なのだろうと思っていた。

先日、「ROCK MUSICAL BLEACH~もう一つの地上~」を観てきた。ミュージカルは苦手だけれども好きな役者さんが出るというのなら見に行くしかない。(思ったよりは歌の割合が少なくて本当に助かった)

セリフとして挿入される歌に関しては、比較的BGMが控えめだったのと、はっきりめに歌ってくれていたこともあり、わりかし聞き取りやすかった。

今回気づいたのは、歌詞の意味を取るにあたり、どうも私は、聞き取れた音をいったん頭の中で並べて、意味が取れるぐらい溜め込んでから漢字に変換するような作業が必要らしいということだった。すっと聞いて頭から意味を理解することができない。タッチタイピングしながら聞いてるようなもので当然余計に労力を使う。しかも悲しいことに、そうしているとメロディに注意がいかない。実際、セリフとしてちゃんと聞き取れた部分に関して、私はほとんどメロディを覚えていない。

逆にメロディに気を取られると、歌詞が頭に入ってこない。最後の方で独立した曲として披露される曲のなかに各々ソロパートがある曲があるのだけど、お目当ての役者さんの担当パートも含めて、何を歌っていたのかほとんど覚えていない。双眼鏡を覗きながら歌声に聞き惚れていた記憶はあるのだけど、その分意味をとる方に集中力をさけなかったのだと思う。他の人のツイートを見てようやく、どういう歌詞だったのか知った。