考える練習

舞台やイベントの感想など

推しの出演作品にハマれない話

考えてみれば当たり前の話で、推しが出ているからってその作品が私の好みに合致するとは限らないんだけど、推しの出演作だからきゃっきゃしたい気持ちが不完全燃焼だなぁという。

一応、この記事内では作品名伏せるけど、一つ前の記事の後半に書いてる舞台のことです。

ちょうど大阪行く予定があったので、大阪公演見て。
今日東京でプレビュー公演見て。

この曲いいなぁとかこのシーンいいなぁとかあるにはあるんだけど、トータルでいまいち興味が持てない。

ミュージカルがあまり得意ではないからそのせいもあるのかなと思ったけど、いろいろ見てだいぶ慣れてきたところもあるし、なにより、こないだ見たブロードウェイミュージカルは普通に楽しめたんですよね…。とはいえ曲の入れ方は違うから、そのあたりがあわないとかもあるのかな。

そういえば原作はゲームなんですが、アニメ化した時にとりあえず見てみて途中で脱落してたので、やっぱり話があわないのかもしれない…。

乙女ゲーム原作のアニメって人気の声優さんが起用されてることが多いので気になって見るんですが、だいたい途中で脱落しちゃうんですよね。

前作の時より推し好き度合いがあがってるからいけるんじゃないかと思ったけど、うまくいかないものだ…。でも主演の人に関してはかっこいい…!ってなったから、前回よりは慣れてきてる部分もあるのかなぁ。

なんのかんのいいながらも推しが出てくるとドキドキはするんだけど、ベースの興味が低いから、こう…いまいち乗り切れなくてつらい。

作品自体が好きな同担さんがうらやましい。私も一緒に盛り上がりたかった。

ハイステ感想&薄ミュ感想

大阪遠征行ってきました~ということで感想を。ゆるっとした感想ながら、結末など思いっきりネタバレしてますので、ご注意ください。(特に薄ミュ)

ハイステ

4/14(金)ソワレを観劇。
大阪は取りづらいだろうなと覚悟はしてましたが、本当に取れなくて笑った。譲渡も東京に比べると少なめで厳しかったので、凱旋でそこそこ見られるし、まぁいいか…とあんまり真剣に探さなかったのもあり、結局この回のみに。

東京公演初日に見た時は、無理やり笑いを入れてきてる感じがして、ちょっとこのノリきついなーと思って見てたんですが、全体に控えめになっていて、とても見やすく感じました。

始まる前のアナウンスが、公演ではなくて、試合を観戦される方へ、という体でのアナウンスになっていたり、セット間の休憩と実際の幕間の休憩がリンクしていたり、試合っぽくしてるのは面白いなと思いました。

楽章に例えて、がんがん音楽の動きを入れてくるのも私はわりと好きです。元々、セッターは指揮者だ、みたいなのは原作中に出てくる要素だし、指揮者の動きで表現することで、焦ってるか余裕なのか、というのが表現しやすくなるんだなと感じたので。
ただ、「これが青城の音楽だ!」は、そこは音楽と書いてバレーと読むところだから音声としてはバレーだろ??と思いましたが…あそこだけ惜しい…。そこで音楽と言ってしまうと、本当に音楽をやっていることになってしまう、と思うんですよね。あくまで暗喩としての「音楽」という表現であってほしい。いや、でもそうすると単にバレーだって言ったことになって暗喩表現がどっかいってしまうのかな。難しいな。

元々菅原さんが好きで、先輩としての本領を発揮するシーンが大好きだったので、ちゃんと再現されててとてもよかったです。やっぱり好きなシーンは楽しいですね…(しみじみ)。影山がいったんさげられるところで交替時に影山にかける言葉の調子とか、背中にサイン出しながらいたずらっぽい笑顔で振り返るところとか、これ、これが見たかった…!という感じでとても楽しかったし、ここに関してはあまりアレンジも入れず、ほぼ原作通りにきっちりやってくれたことがとても嬉しかったです。

原作ありだからといって、必ずしも原作をなぞる必要はないとは思ってますが、やっぱり好きなシーンに関してはね……再現してくれると、今その場に立ち会ってる感じがあって楽しい。

負けた後のごはんのシーンも好きなシーンなんですが、ここはもうちょっと余韻が欲しかったかなー…。しばらく泣きながらごはん食べるっていうのでよかったように思うんですが、それでは間が持たないっていう判断だったのかな。それとも泣く演技は難しいからだろうか。ここでしばらく浸りながら一緒に泣きたかった…。
原作とは違い、ごはん食べてるところで、そのまま変人コンビの反省会もとい喧嘩が始まってしまう訳ですが、ここなんで一緒にしちゃったんでしょうね。すごいもったいないなと思ってしまった。ただ、ここでの武田先生がとてもまじめにこのシーンやってくれたのはよかったです。*1

あと、繰り返しが好きみたいで何度も出てくるけど、あれ、全体にそれぞれ1回ずつ減らした方がいいんじゃないかなぁと思いました。まぁこれまでも毎公演、けっこう繰り返しがあって、演出家さんが好きなんだろうなぁとは思うんですが、ああも繰り返されるとちょっとしんどい。そのあたりを削れば、公演時間ももう少し短くなって楽だし…。

薄ミュ

4/16(日)マチソワ鑑賞。
ハイステ大阪公演に行くつもりで交通手段を確保してたところへ、薄ミュに荒牧さんが出演することが決定して、これ幸いとチケット取りがんばりました。……まぁ、思った以上に倍率高くて、結局譲渡で確保したんですけど。あれは焦った…。

いきなり結末の話から入りますが、奇譚の印象から、てっきり最後は原田が死んでENDだと思っていたので、死なないの!?とびっくりしました。まさかのハッピーエンド。ただ、ハッピーエンドの方が後味はいいですね。ラストが着流しなせいでカーテンコールも着流しでやるのはちょっと面白かった。楽のカテコだったかで東くんが「薄ミュで着流しでのカテコは初らしい」と言っていたけれど、まぁそうでしょうね(笑)。なんとなく間抜けなんですけど、そこも含めて原田らしいといえばらしいような気がします。

奇譚だと序盤はわりと土方が千鶴に対して冷たいですが、原田編だと早い段階からお互いが好きな感じが出ててほのぼのしますね。終盤に原田が千鶴をそっと横たえてからの、千鶴が起き上がって上下入れ替えするところ、セックスの暗喩かなと思うんですが、とても上品でかわいらしい感じなのにしっかりエロさが感じられて、めちゃくちゃいい表現だなと思いました(とかいって全然違ったらどうしよう)。千鶴がすごく幸せそうな表情してるのがまたいい…。

マチネの挨拶当番が沖田と斎藤で、沖田くると思ってなかったので嬉しかった~。東くんについて、黎明録で初めて知り合って、今ではすごくすごく大好きな人になりました、って言って、親友だもんねって笑いかけてたのきゅんとしました。その後、東京公演も気を抜かず、満開の桜を咲かせたいってまじめにしめるあたりはさすが。一方で斎藤一役の納谷くんはとてもほわほわしていてかわいかったです(笑) 目を閉じてお客さんの拍手を味わってたのおもしろかった。ただ、マチネはすごくほわほわしていたのに、ソワレの大阪楽の挨拶では、「変わらないものをこそ大事にしたい」(だったかな?)という斎藤一のセリフを引用しつつ、「変わることを受け入れなければならないこともあります。3代目斎藤一として、僕がそれを証明します」という非常に攻めた内容のことをきりっとした表情で言ってて、ギャップに驚きました。なんていうか剥き出しの闘志みたいなものが垣間見えるとドキドキしますね。

*1:これまでのハイステの武田先生のキャラ付けからちょっと不安だった

舞台「スーツの男たち」感想

この舞台をオススメする感想記事を読み、気になって見てきたのですが、お芝居見た感があって、すごくよかったです。

場所はアトリエファンファーレ高円寺。座席は公式サイトによると80席ほど。小劇場久しぶりなので、こじんまりした感じにすでにあがるテンション(笑) 物販にブロマイドがないことに驚きつつ、パンフを試し読みしてみたら面白そうだったので購入しました。(B5サイズで20ページほど、1,000円。この感じも小劇場っぽくてよい)

3列目か4列目くらいまでフラットで、それ以降はわりとがっつり段差あり。私の座席がF列で舞台上のキャストが立つとちょうど目線が同じくらいになる列だったんですが、目線があいそうであわなくて、板の上は別の世界線感があって面白かったです。

舞台上のセットはすごくシンプル。中央に、どっしりとした椅子がこちらに背を向けて置かれていて、その椅子にはりつくように木製のダイニングチェアのような椅子が3つ。それから舞台脇に寄せるようにおかれた小さいテーブル。シーンごとにこの椅子とテーブルがいろいろ違う配置で使用されてました。

暗転があけたら、中央の椅子に座って何かメモに書きつけているマックス(安西慎太郎さん)。そしてもう1人の男、ボビー(章平さん)が隣の椅子に座って落ち着かなさげにしている。このシーンからすでによくて。すごい自然なんですよね。そこに自然に「いる」。

彼らはマフィアの一員で、これから殺しの仕事があること、直接手を下すのはボビーであることが徐々にあかされ、そのことで緊張して落ち着かないボビーがマックスにベラベラベラベラ、どーでもいいことを延々喋ってマックスをうんざりさせるんですけど、このくだりが意外と見てて飽きないんですよね。ボビーの口調が一本調子ではなくて、本当に思いつくままに喋っている感じ。章平さんは、戦国無双で見たことしかなくて、その時は微妙な印象しかなかったんですが、この人ちゃんとお芝居できる人なんじゃん…!(失礼)となりました。

ターゲットが現れ、二人は仕事をした…んですが、なんと、本来殺す予定だった人と違う人を刺してしまった模様。なぜ二人してそのことに気づかなかったのか謎ですが、暗かったか、ターゲットは帽子かぶってたか何かしてたんですよね、きっと…。仕事をしくじらないと話が始まらないから仕方ない。

動揺するボビーに、落ち着けよというマックス。ここ、最初はマックスの方が、ちゃんとボスに話せばわかってくれるとか言ってたような気がするんですが、勘違いかなぁ、ちょっとこのあたり曖昧。

途中からマックスは組織から逃げることを提案しだすんですが、それに対してボビーはこれまで逃げようとして捕まってしまった人たちの名前をあげ、ボスに謝ろう、謝れば許してくれるはずだ、と説得。最終的にボスがいるところまで車で夜通し移動して、謝りに行くことになります。

その道中もボビーがずっと喋ってて、あまりにも自然に喋ってるので意識してなかったんですけど、あれ地味にすごいですよね。セリフ量やばそう。ボスがいる街について、ホテルで一眠りしようぜってなるんですけど、そこでもまたいろいろしょうもないことでマックスに話しかけて最終的にキレられるボビー。もう俺は寝るって言って、マックスがジャケットを脱いで、身体にかけて寝ようとするんですが、その姿がなんかかわいかった。何回かボビーに起こされた後、ついに頭からジャケットをひっかぶるんですが、またキュートでした。さんざんキレられてるのに一切空気を読む気がないボビー、改めて考えるとすごいな。これまでの関係性もあるとは思うんですけど。

マックスが寝たところで、ボビーが悪戯心をおこして、マックスがしょっちゅう書き付けていたメモ帳を取り出して中身を見ちゃうんですけど、そこに自分たちのエピソードが書かれていること、そしてその内容が本として出版される予定であることを知ってしまいます。翌朝マックスを問い詰めると、「普通の生活がしたかった」という吐露が。そして、本の出版を機に、この仕事のやめるつもりであることも。

二人で口裏併せをして、殺すやつを間違ったのではなく、ターゲットが現れなかったことにしよう、と言って、ボス(羽場裕一さん)のところに挑むんですけど、ターゲットがそこにいたことをボスが別のルートから知っていたことにより、口裏併せの前提がくずれてしまい、そこから上手いこと誘導されて、結局本当のところを全部言ってしまうんですよね。ここの流れがまったく無理ない感じで、その分、ずるずると駄目な状況に陥っていくのにどうにもできない絶望感がすごかった。

ボスが、お前はニューヨークに帰った方がいい、としてマックスを帰し、ボビーと二人きりに。「マックスの様子がどうもおかしい気がするんだ。お前何か知らないか?」と切り出すボス。もうこの時点でボビーが動揺してて、あぁこれ駄目なやつだ…と思いながらも、ボビー、そこはしらばっくれるしかないんだ…!踏ん張れ…!と思って見てたんですが、結局、まだボスを信用しているボビーはマックスの様子がおかしいことを話してしまい、そこで、マックスを始末することを命じられます。

おそらくこれからニューヨークに帰るところだろうマックスがぼぅっとベンチに座っているところに現れるボビー。それまでのボビーとどこか違う雰囲気を感じ取って怯えるマックス。ここのボビーの雰囲気がなんとも得体の知れない感じで見てて非常に怖かった。確かにボビーなんだけど、全然雰囲気が違う。明るさの中に、何か腹に一物抱えてる感じ。「これから旅行に行くんだ」とマックスが言うのに対しての返答だったと思うんですが、「そうか」とちらっと笑って言うセリフがあって。その笑い方がどこか大人びた、哀しげな笑い方で。

その後結局、ボビーはマックスを刺して殺してしまいます。上記の笑顔の表現といい、これから殺すという時に、すっとボビーの表情が冷たい表情になるところといい、お芝居的にはめっちゃいい…んですが、ここは見ててつらかった…。殺した後、そのことへの後悔を振り切ろうとするかのような行動もしてるんですけど、ボビーにとってマックスはどういう存在だったのかな…。この殺しの後から、それまでマックスが悩まされていた、殺した人たちの叫び声が聞こえる、という現象がボビーにも起こるようになる…という示唆で物語は幕を閉じます。

最後はとにかくやるせないんですけど、シリアスなシーンの中にがんがんコミカルなやりとりが入ってくるので、全体はそれほど重たい感じでもなく、また、登場人物たった3人でほぼずっと会話しっぱなしなので、お芝居見た感があって、見終わった後の満足感がはんぱなかったです。

他、印象に残ったところ、書きそびれたこと

  • ターゲットが現れた瞬間、二人の表情がさっと変わるのがいい
  • スーツ姿とてもよい…
  • トイレ行ってくるって言って、舞台のすぐそばにあるお手洗いに入っていったのは笑った。ちゃんと水を流す音まで流れる
  • ボスが突然キレだしたところでの、マックスの「とりあえず儀礼的な笑みを浮かべつつ、何を望んでるのか必死で考えてる」感じにとても萌えた。「理不尽な上司に対応する部下」感。


カーテンコールがお辞儀のみで、「ありがとうございました!」がなくて、そういえば普通のお芝居ってこうだよな~と。3回目のカーテンコールの時に安西さんが章平さんの方むいて満足げな感じで笑って、それ見て章平さんも笑顔になってたの、ほっこりしました。

舞台「TEEN×TEEN THEATHER 初恋モンスター」感想

例によってざっと書いたままだった記事をアップ…(笑)。
千秋楽終わって数日後に書いた感じかな。もうちょっとなんとかしようと思ってそのままにしてしまうことの多さよ…。
テンションの高さが面白かったのであえてほぼいじらずにあげてみます。

==ここから==

荒牧さんの初単独主演作品、「TEEN×TEEN THEATHER 初恋モンスター」観てきました~!もうね、めちゃくちゃ楽しかった! 見に行けなかった、という方は 3/24 から配信があるようなのでぜひぜひご覧ください! いろいろ衝撃だけど(笑)、とにかく笑えて、楽しいです。

本当は始まって早い段階で、一度オススメ記事などをあげたりしたかったんですが、ちょっとその余裕がなかった…。"若手俳優について" グループで、オススメ記事あげてる方がお二人いらっしゃったので、いいかなと思ったのもあります(笑)

んで感想なんですが、今回、結局10回も見てしまったので、ちょっと萌えポインツが細かくなってしまっていて、なにから書けばいいのやら状態だったのですが、書きたいこと書きたい順に書く感じでいこうと思います。←
例によってネタバレは気にしてません。


全体の構成について、原作との相違

舞台化が決まったあたりで原作コミックスを1-2巻だけ読んでそのままになってたんですが、舞台見てから改めて原作読み直してびっくりしたのが、けっこう展開がアレンジされてるんですよね。大筋の流れは一緒なんだけど、セリフ言う人が違ったり、細かいエピソードが違うものになってたりして、要素をバラバラにしてシャッフルしたような印象。3人で付き合おうぜ!と言うにいたる原因が全然違ったのが一番驚きでした。嵐の人形で遊ぶくだりがまるまる舞台版のオリジナルだったとは…。

奏の子供っぽさ、そしてそこからの成長を表すために、必要なエピソードだけ残して、そこに肉付けしたような感じ。

別作品の話になるのですが、浪漫活劇譚「艶漢」という作品でも同じようなやり方が取られていて、その時は元々原作ファンで、艶漢の世界観まんまだ…!と感動して、帰ってきて改めて原作読み返したら、実はエピソードがシャッフルされて再構成されていたことに気づいてすごいびっくりした覚えがあるんですが、初恋モンスターは、再構成プラスだいぶアレンジが入っているので、元々の原作ファンがどう感じたのかちょっと気になるところではあります。エッセンスはちゃんと拾ってるように思えるけど、どうなのかなというのが。

あと、原作は全然下ネタ祭りじゃなかったです。たまに出て来るくらい。舞台版振り切りすぎだろ(笑) (…って書いてたら4巻でう〇こを連呼するシーンが登場した…(笑))

円形舞台おもしろい

円形舞台は初めてで、初日あけるまではどんな感じなのかドキドキしてましたが、おもしろかった。
円形舞台+通路+壁際舞台という配置。公式サイトのレイアウト2の通路を囲む客席部分が舞台に代わってる感じですね。
http://www.princehotels.co.jp/shinagawa/clubex/floormap.html 
けっこうぐるっと客席が取り囲む感じなので、ブロックによって全然見える景色が変わるんですよね。正面からだと見えなかった表情が奥側ブロックだと見えたりとか。取り囲む部分はA~Dの4ブロックだったんですが、A3回,B2回,C3回,D2回で、わりとまんべんなくいろんな方向から見たかな?
最初Dブロックは1回の予定だったんですが、もう一度Dからの眺めも見たい…と思ってチケット交換してもらって2回。ただ、配置自由な関係上、会場は完全フラットなので、3列目以降は人の頭が被る被る。役者さんたちが立ってる時はあまり気になりませんが、しゃがんだりすると3列目以降は前の人の頭の隙間から見る感じ。まぁでも、5列目でもいい感じに隙間が通って(笑)、見たいところをちゃんと見れることもあるので、もう運ですね…。

荒牧さんのがんばりを眺める

フラフープ

  • 初日、いきなりカウントしながら回し始めた荒牧さんを見て、(本当に回すんだ…)と思った
  • 後半はもう大半の人が失敗しないといけない流れなのわかってたと思うんだけど、それでも失敗した瞬間、「あーっ」って声あげちゃうのはなんなんだろうね
  • 後半は本当につらそうだった
    • 途中でカウントがわからなくなってお客さんに聞くのがもはや恒例に
  • ときおり落としそうになってお尻で回す状態になってたんだけど、それがとてもキュートでした
  • 前半で1回、190こえた時があって、どうすんのかなと思ったら、力尽きてふらついたような感じで動き止めて落としてた
  • 9日夜、夏歩の「どうしたらいいのか、わからないよ…」に対して「俺もどうしたらいいかわからないよ…」と答え出したのは笑った。言った後なぜかツボに入ったらしく、しばらく笑いながらフラフープを回していて、非常にシュールな画になっていた
  • 11日昼、同じような流れでツボに入って笑った後、「(俺は)今何をしてるんだー!(笑)」ってわめいてたのはおかしかった

なわとび

  • ランドセルから取り出した時にひゅんひゅん振り回すのが超かっこよかった…! 剣舞が得意な荒牧慶彦(27) がいました。
  • 初日は全然二重跳びが続かず、「あの曲の後、しんどい…!」と言って笑いを誘っていた
  • その後もだいたい1回は失敗
  • 失敗すると悔しがったり、ちょっと照れたり。1回失敗してもう1回失敗した時はうなだれてしょんぼりしていた。かわいい。
  • 10回見たうち、1回はひっかからずずっと二重跳びできてた気がする。

ピアニカ

  • Love song to Kaho でのピアニカは吹くフリをしているのかと思ったら本当に吹いててびっくり。

推しの初座長公演がこれであることについて

最初はよりによって小学生役…とか思わなくはなかったですが(笑)、座組の雰囲気がすごくいいんだなというのがいろんなところから垣間見えて、なんか結果的にはよかったのかなぁと。何より楽しかった!すごく。
ただ、初日、1回目の観劇の時は、荒牧さんが下ネタを言い、そして子供っぽいふるまいをするたびに、ぐさぐさ衝撃を受けてました。元々下ネタ自体は特に苦手ではないと思ってたんですけど、やっぱり普段「言ってはいけない言葉」として認識している言葉を聞くのってけっこう衝撃なんですよね。しかもそれを、たぶん普段こういうのに限らず下ネタ言わないんだろうと思われる荒牧さんがめっちゃ大声で言いまくる。2回目以降はなんか感覚が麻痺してきて、平気になってましたが、初日は、こう、つらい訳じゃないんだけど、その事実を受け入れるのにちょっと力を要した、記憶があります。
子供っぽい振る舞いもそうで、特に砂場での「ちゅいーん」とか言ってるところがMAXだったんですけど、幼児退行したみたいな感じに見えて、ドキッとしちゃって。見た目が大人で振る舞いが子供って、こんなに違和感を感じるものなんだなぁ…と後から振り返って思いました。まぁ、観劇回数を重ねるにつれて、その子供っぽい振る舞いがかわいいと思うようになっていったんですけど(笑)

==ここまで==

他のキャラについてもあらためて感想を書きたい……。

無題

記事タイトルを見る度にイベントのことを思い出してつらいので、関連記事を削除することにしました。
数日はキャッシュから見られるかと思いますので、内容気になる方は見られるうちに見て保存なりなんなりしてください…笑


5/10追記:
やっぱり残してはおきたいので、別のサービス使って文章アップ。
投稿した日時も記録しておけばよかったな。

事前告知できないのは仕方ないのだが part2
https://writening.net/page?WWBFV5

出演告知なしでの登壇についてつれづれに [4/5 追記]
https://writening.net/page?FLk4MA

後悔からのリベンジ
https://writening.net/page?fVan37

拡散されてみての感想
https://writening.net/page?8WDDBu

5/10追記2:
振り返って思うこと
https://writening.net/page?xvkfcb

映画「お江戸のキャンディー2」先行上映会@東京 3部感想

1部2部の感想はこちら
hirokuhukaku.hatenablog.com

3部は本編上映、出演者によるトーク、お見送りハイタッチ、という構成でした。

まずネタバレなしで当たり障りないところ。

とにかく映像が綺麗。そして、出て来る俳優陣の顔面偏差値がとにかく高い。結果、画面が美の暴力って感じで、趣味がめちゃくちゃわかりやすい…!と感心しました。

ただ、シナリオはあまり気が配られていない感じで、シナリオの整合性や登場人物の行動の合理性、必然性が気になる人はわりといらいらすると思います。詳細はネタバレありのところで書きますが、個人的に苦手なタイプのシーンが2箇所あって、そこで死ぬほどイライラしました。

…と軽くdisっておいてあれですが、荒牧さんのとてもかわいいシーンが見られるので荒牧さんファンは1回は見てみた方がいいんじゃないかなと思います。めちゃくちゃかわいくて心の中でのたうち回りました。

以下、印象に残ったところ、気になったところなど。

ネタバレあり感想になります。









  • 白(ハク)(栗原さん)が異世界の記憶?に悩まされるシーン。白自身の記憶と、見ていた映画のシーンがオーバーラップするような演出があるんですが、どこまでが映画の話なのか、分かりづらい。白自身はわかってるはずなので、もうちょっとわかりやすくしてほしかったところ。あと、その記憶について知っていそうな人に確認したくなるのはわかるんだけど、確認の仕方が横暴すぎる。普通もっと気を使うはず。
  • 猛(たける)(荒牧さん)が登場、ハイヤーで送られてきた女の子を迎えて居酒屋に案内しだして、最初「?」だったんですが、あれ要は猛の家だから、自分ちに連れてきたってことなのかな。彼女を連れて店内を歩く猛の自慢げな表情がとにかくかわいい。嬉しさと誇らしさが内側から溢れ出ててもうめちゃくちゃかわいかった…。そして女の子お見送りの時にほっぺにちゅーされて嬉しそうにしてる猛がまたかわいい…。
  • あらためて考えると学校一のモテ男なんだったら、もうちょっと落ち着いてるのでは?とか思わないでもないんですが*1 。荒牧さんがかわいかったのでなんでもいいです()
  • 神輿かつぐシーンはさすが、本物の祭りのさなかでやっただけあってリアル。痛かったので、顔がひきつってるかもしれないと1部か2部かのトークで言ってた通り、若干顔がひきつってた(笑)
  • 下北沢のシーンが地味に長かったので(というかあんなにいらないよね…?)、いつになったら異世界へ旅立つのかと思った。
  • 神の目線みたいな感じで、ときおり茶々を入れてくるナレーションが入っていてびびった。もー監督ったらこんなところまででしゃばって…と思ったら小泉今日子さんだった。まじか…。なんて才能の無駄遣(ry
  • 異世界に飛ばされた猛の状況説明を猛が全部モノローグで説明するのは笑った。
  • 書いてて気づいたんですけど、この映画、つっこみを入れながら見るB級映画としてみれば普通に楽しめるのでは…?
  • 白に殺害の危機が迫ってることを伝えにいこうとして、猛は一度、脱走と勘違いされて連れ戻された経緯があるのに、その後、特に監視もついてなさそうなのがよくわからない。雇い主の六条(藤田さん)、猜疑心強そうなのに…。
  • 六条が睡眠薬を盛られ、異変に気づいて立ち上がった佐助(呂敏)を猛がすぱって短刀で斬って、おぉ、ここからアクションが…!と思ったらその一太刀のみだった。えぇーもうちょっとアクションしようよ~。しかもその後復活して追っかけてくることを考えたらここですぐ倒れるのおかしくない?
  • 鍵を持って、牢屋にたどりついたところで桔梗に説明するところで死ぬほどイライラした。さぁ、この鍵で開けて!でええやろ。切迫した状況でのんびり説明する人、まじで無理。案の定追いついてきた佐助に斬られてイライラMAX。
  • で、鍵を受け取った桔梗(染谷さん)が牢に入って、龍(神谷さん)の縄を斬り始めるわけですけど、なぜか身体をくっつけてギシギシやり出す…。手元見なくて大丈夫?危ないよ? 桔梗と龍が抱き合ったような感じで、桔梗の顔がアップで映るので、あの画が撮りたかったんだろうなぁ…。ここに限らず、異様にお顔アップの画が多い。
  • 縄が切れたと思ったら唇で愛を語り出す2人。うん、気持ちはわかるけどな…それは逃げてからにしようか…うん…。ってイライラしながら見てたら案の定追いかけてきた六条に殺される龍。だから言ったじゃん!!!
  • ふと思ったけど、ロミジュリ好きな人ならこのあたり楽しめるのかな。わかんないけど。

トーリーの都合上、登場人物が愚かにされてるのって本当に苦手なんですよね。見てて非常にイライラする。その人たちには状況がわからないから選択を間違えるとかならまだいいんですけど、桔梗に至っては猛が斬られたの見てる訳じゃないですか。少なくともあの場からは離れるべきでしょ。

桔梗の泣き顔は非常に美しかったです。

せっかく綺麗な人たちを揃えてるのに勿体ないなぁという感じ。誰か校正してもらえばいいのになぁ。入れたい画を入れつつ、おかしくない流れにすることってできなくはないと思うんだけど。あ、けどそうか、桔梗と龍に関しては、殺される悲劇の恋人達ってことにしたいんですよね…。いやでもそれにしたってもうちょっとやり方が(ごにょごにょ)

出演者によるトーク

  • 登壇者、並び順は2部と一緒。(下手から、栗原、荒牧、藤田、染谷、赤澤、小南、神谷)
  • 印象に残ったシーンは?という質問に、栗原さんが桔梗(染谷さん)と龍(神谷さん)のキスシーンをあげていたのですが、桔梗がとても美しかったので、僕もいけると思ったという発言をして、染谷さんに「いけるって何!?」とつっこまれていました(笑) 栗原さんは顔色変えずに言うので冗談なのか本気なのかわからない。
  • 荒牧さんも同じシーンをあげていたのですが、「ちゅーシーン」と言っていたのが面白かったです(笑) 染谷さんが「ちゅーシーンて」とつっこんでいたけど、これは拾わざるをえないよね…。
  • あとそのキスシーンを見ての感想だったかな?「俺の染くんがどうなっちゃうんだろうと思って…」と何回も「俺の染くん」発言をしていて、「俺の(知ってる)染くん」ぐらいの意味合いなんだろうけど、なんとも誤解を招く表現だった。MCの人にも(龍のことを)ライバルとして見ているということですか?と聞かれて、「いや、別にライバルとかじゃないですけどw」って否定してたけど、そう取れる発言したのはあなただから!笑
  • 印象的なシーンとして、赤澤さんが「橙(自分の役)が殺されるシーン」をあげてたんですが、そこで「血だらけにしていただいて…」って表現を使ってたのがおもしろかった(笑) 血糊をばーっとまいてしまってるだけに撮影の間、ずっと動けなくて30分そのままで大変だったとか。

お見送りハイタッチ

スタッフさんの中に、ユーモアのある人がいて、「左側にいるので、ハイタッチは左手でお願いします~。右手でもできないことはないと思いますけどね」とか「目は開けておいた方がいいと思いますよ~。貴重な機会ですからね」とかいろいろ言ってくれる人がいて、おもしろかったです。それ聞いて笑ってたおかげで全然緊張せず、ハイタッチに進めました。ただ、そのせいで、荒牧さんの時に、喜色満面で「ありがとうございます♡」と言ってしまい、後から振り返ってちょっと恥ずかしかった(笑) 自分のファンだとわかりやすかっただろうからまぁいいかな…。 「ばいば~い」って言ってくれてちょっとびっくりしました。



軽く感想とか検索してみたら前作の感想をちらほら見つけたんですけど、わりと好評なんですよね。これだけひっかかるシナリオ書く人が前作はちゃんとしていたとは思えないので、前作もいろいろつっこみどころはあると思うんですけど、そのあたり気にならない人は楽しめる映画なんだろうなぁ。

*1:上述の女の子が友人にLINEで「学校一のモテ男、猛ゲット」とか送っていた

まきば会 vol3 第1部 感想

2/18(!)に行われた荒牧さんのバースデーイベントの感想です。
当ブログではこのような時空のゆがみがよく発生します(←)
2部は一般発売取り損ねて当日券の抽選も外れてしまったので1部のみ参加でした。

物販

今回は全部セットがあったからか、前回より進みが早かった気がします。私は最初、これはいらないかなー…とか迷ってたんですが、結局、全部セットとチェキ券を購入。こういうことしてるからお金が…笑

根本さん司会

今回の司会は、最近トキに移籍された根本正勝さん。最初、荒牧さんを呼び込む時に、「みんな、まっきーって呼んでるのかな? じゃあ、よしひこで呼んでみよう」とか言い出した時はちょっと心配になりましたが(失礼)、前に出すぎず、かといって引っ込みすぎず、うまく荒牧さんを立てつつ話を引き出してる感じで、とてもいい司会でした。

ピアノ披露

会場入ったらステージ上にばーんとグランドピアノがおいてあって、本当に弾くんだ…って感じでしたが、衣装がタキシードでフォーマルな感じだったのも嬉しかった。さすがに衣装はそこまでしないかなと思ってたんですよね。
「渚のアデリーヌ」と刀ステの「勝鬨の歌」(のピアノアレンジver)を披露してくれたんですが、めちゃくちゃ緊張してるのが感じられて、こっちまで緊張しました…(笑)。なんか不思議な感覚でしたね。私の中では、荒牧さんはどちらかというと尊敬カテゴリにいるんですよ。かわいいかわいい言いまくってるのであんまり説得力ないかもしれないですけど(笑)、舞台見てて心配することって基本的にないし、この人はすごい人だな~と思ってるので。それが、こちらが見守るような感覚になっていて、なんとも不思議な感覚でした。
1曲め終わって、ふぅっと息ついてましたが、見てるこっちもそこで一息。それから、「みなさんのために用意した曲です」と前置きして、2曲め。刀ステの勝鬨の歌のピアノアレンジver にざわつく客席。わざわざイベントのために用意してくるとは思ってなかったからびっくりしました。
めちゃくちゃ上手いって訳ではないと思うんだけど、真剣な表情で、一音一音、音を奏でる姿はとてもかっこよかったです。お芝居見てて感じるのとは別のかっこよさを感じました。

この一年を振り返る

スケジュール帳のマンスリーページみたいなのが出てきたのは笑いました。

  • 根本さんが刀ステの宗三の写真見て「ヒデ様女子じゃん!」って何回も言ってたの面白かった。セルカ棒使ってるやつとか特に女子だったよね…
  • 根本「(薄ミュの沖田を見て) えっこれまっきー?綺麗な顔してるね~」
  • 荒牧「ソロのやつはいらないでしょ!?」
  • 根本「この表情いいよね」とほっぺたぷくーってやってるやつを見て言ってた
  • 荒牧さんは相変わらずレインボーシックスシージにハマってるらしい。もう半年たってるよね。ブーム長い。

根本「休みの日は何してますか?」
荒牧「ずっとゲームしてる。ぴってやってぴってやったら友達と喋れるんですよ?」
根本「やばいね」
荒牧「外出る必要がないですよね」

荒牧「うわ~やられた~って。仇とってーとか。言ってます」
根本「それ、部屋で1人でやってるんだよね?」
荒牧「はい(笑) でもゲームの中にいるんで」

歴史偉人モノマネ

これどういう流れでやりだしたんだっけ?(笑) 最初は荒牧さんだけやるはずが根本さんまでやるはめに。「勢いです勢い」って言ってたけど、なんて無茶ぶりだ…。しかもオーソドックスなところからって言っておきながら「福島正則」って言いだして、根本さんが完全に(誰それ…)状態になってたの笑った。卑弥呼楊貴妃の対決が一番カオスで最高でした。あと、ミリしらな荒牧さんによるブルゾンちえみのモノマネが、全然違うんだけど、しぐさが妙に色っぽくて、なんとなくぽく見えるのがおもしろかった。

ビデオメッセージ

1本目は初恋モンスターつながりで、小野健斗さんと郷本直也さんから。なぜか強風の外で撮ってて、風の音がめちゃくちゃ入っちゃってて、半分くらい何言ってるかわからず(笑) あと初恋モンスターの宣伝をしていました。

2本目は翔太くんからのメッセージ。なんかネタを入れてくるんだろうなーとは思ってましたが、同性愛者をネタにしてきたのはさすがに驚きました。他人のバースデーイベントで何もそんな危ない橋を渡らなくても…。これ触れ方によっては危ないぞ?とちょっとひやひやしましたが、荒牧さんも根本さんも同性愛者をネタにした部分に関しては綺麗にスルーしてコメントしていたのはさすがでした。翔太くんの笑いに対する貪欲さみたいなのは好きなんですが、踏み越えてはいけないラインのきわっきわを攻めがちで、時折踏み越えてしまうのはちょっと玉に瑕ですね…。

チェキ

前回は緞帳をおろして目隠しでしたが、今回はついたてが出てきて、それで目隠しパターンでした。ついたての前にテーブルが用意されてて、そこに荷物を置いて、チェキ待ちの列(2-3人)に並び、撮り終わったら荷物を回収して帰る、という流れ。

キャラっぽいやつで考えてたんですが、荒牧さんがトキイベの時のパーカーだったので、ちょっとイメージ違うな~と思い、おまかせにしてみました。肩抱き寄せと恋人つなぎしてくれたんですが、肩抱き寄せで「ひゃー」ってなってたら「手も」ってすっと手を出されて、??となりながら手を出したら恋人つなぎされて、あーそういうことか~ってなったのは、後で振り返って面白かった。本気で(手?)って疑問に思いながら出したので…(笑) 前回おまかせにしなかった理由の一つに、恋人つなぎとかされたら死んでしまう…というのがあったんですが、意外と大丈夫でした。というか抱き寄せの時点でほわーんとなってしまっていて、あんまり意識がいかなかった。

そういえば、並んでる間に見えた人ので、今日のオススメってお願いしてる人がいて、荒牧さんが「オススメはねー…」でにやっとして、ぐいっと引き倒して膝枕してたのは見てるこっちまでドキドキしました。