「お江戸のキャンディー2」先行上映会に参加してきました。場所は原宿クエストホール。完全フラットなので、後列は見づらかったっぽい? H、I列あたりだとそこまで見づらくはなかったです。
ひとまずメイキング上映会だった、1部2部について、レポもどきの感想を。メイキング映像についてもトーク内容についてもまったく網羅できてない、というかほぼ荒牧さん関連のことしか書いてません;
3部の本編上映前なので大きなネタバレはないとは思いますが、気にされる方は注意。
1部
メイキング上映 「花魁道中編」
花魁道中の練習〜本番の撮影風景まで。
キャスト陣や所作を指導する方々がお互いに挨拶したりするとこから入っていて、荒牧さんがたぶん所作指導される方にかな?「よろしくお願いします」って挨拶するシーンがあったんですけど、両手をぴしっと身体の横で揃えて、腰から折るお辞儀をしてて、しかも足先もきちんと閉じてて、お辞儀の綺麗さに惚れ惚れしました。その一方で、普段はわりと足先開いて立つタイプなんですね。男の子っぽさになんかきゅんときてしまった。
花魁道中において荒牧さんのやる役割が新造(しんぞ)で、本来は女性がやるもの、ということで、女性らしい仕草(主に足さばき)を先生の指導を受けながら練習してるんですが、最初はたどたどしい感じだったのが、だんだん板についた動きになってきて、終盤、ぐっと腰を入れて歩を進めた瞬間、動きの滑らかさと艶めかしさに一瞬女性が乗り移ったように感じて、ぞくっとしました。動作そのものが上手くなっていく過程ってあまり見られないように思うので貴重な体験だったなと思います。
染谷さんは花魁だったんですが、ウィッグと衣装はつけてるとはいえがっつりメイクした訳でもない段階ですでに妖艶。こちらは高下駄で歩くのがとても大変そうでした。公式の練習時間だけでは足りない、と思って高下駄を借りて、夜な夜な近所の公園で練習してた、と上映後のトークで語っていました。
他、荒牧さんについて印象に残ったこと。
- 休憩中、しゃがんでいる?染谷さんの衣装のスカートを「どうなってんの?」とめくり、「こう(ヤンキー座り)してんのかと思ったw」とか素な感じで喋ってるのかわいかった。
- 花魁道中で使われる大きな番傘を持たせてもらい、はしゃぐ荒牧さん。
- 8分丈くらいの半端丈のゆるっとしたズボンと、浅めのスニーカーソックスだったんですけど、男の子感がすごく…よかった…
- 明日朝早いという荒牧さんに対して、染谷さんが俺はゆっくり、と返したら、「起こしてやりますよ、うらーって」とか布団めくる動きしながら言っててかわいかったw
- 荒牧「(花魁道中は)染くんがメインで、俺は染くんの後をついて歩くだけだから」染谷「ペンギンか!」それを受けて、ペンギンっぽい動きでとことこ歩く荒牧さん。
- 豪奢な髪飾りをつけた染谷さんに対して、荒牧さん、芝居がかった調子で「クレオパトラ」染谷「おい!」
- 胡坐かいてケータイいじってる様子の完全オフ感にどきどきしてしまうのは我ながら気持ち悪いと思った
撮影裏話など
キャスト陣が登壇して、舞台挨拶開始。MCは岡田地平さん、登壇者は栗原類さん、荒牧慶彦さん、藤田富さん、赤澤燈さん、小南光司さん、神谷リクさん、染谷俊之さん。ステージ上での並びは、下手から、神谷、小南、赤澤、染谷、藤田、荒牧、栗原。2部は上下が逆順でした。
みんな黒づくめだからそういう指定だったのかなーと思っていたらやはりそうだったようで*1。
本日のイベント、ありがとうございました☺
— 広田レオナ (@hirotaleona) 2017年3月18日
全員、黒で決めました😅
20日の大阪も宜しくお願い致します✨
何回も観たくなるように作りましたん☺ pic.twitter.com/Ct6kHbyjs7
荒牧さんがテーパードパンツ履いてたんですが、それほどダボッとしてない感じのシルエットで、めちゃくちゃ似合ってて可愛かった。そこからゴツいワークブーツにつながるのがまたよかったです。
まだ本編見てないので、撮影の裏話というよりは撮影期間中のエピソード。だったはず。
栗原さんが撮影期間中のあいまに周辺の食べ歩きをしていた、みたいな話があり、その時に荒牧さんが「類くんさ、ポケモンGOしてたよね? 周辺のジムリーダーが全部類くんになってて面白かった」という話をして、栗原さんに「思わぬ暴露をされてしまいましたが…」と若干嫌そうにされていました(笑) あんまりイメージ的によくないとかなのかな? 個人的にはポケGOやるんだ…!と親しみがわいたのでいいエピソードだなぁと思ったんですが。
メイキング○×クイズ
お客さんを立たせて、手で◯とか☓とかやって、間違った人は座っていき、最後に残った5人には出演者のサイン入り台本をプレゼントという仕組み。
クイズは基本的にさきほど上映されたメイキング映像からの出題。2問目の「小南さんのジーパンで穴があいていたのは右足」みたいなのが一番難問でした。(しかも正解は「両方」だった。わかるかー!笑) ここでだいたい半分になりましたが、ここを勝ち残った人はだいたいその後も残ってました。私も2問目は勘で正解し、映像からの問題は全部正解して、勘で答えるしかない問題で敗北。ただ、それでもなかなか5人にはならず、あくまでもサイン入り台本あげられるのは5人、ということで、最終的にはじゃんけんしてました。
クイズの中に「荒牧さんが履いていた靴下は緑色である」っていうのがあって、正解は✕でほとんどの人が正解だったの見て、荒牧さんが「そんな細かいとこまで見てんの?」って驚いてたけど、まぁ見るよね、推しなら…。むしろ、靴下とかレアだ〜と思って、ついついじっくり見てしまったぐらい。ただ私も推しじゃなければそこまで見ないと思うので(実際ほかのキャストさんの靴下とか覚えてない)、会場に荒牧さん推しが多かったんだろうな。
オタク側からしたら、できる限り全てを知っておきたいし、そう思ってるから推しの一挙手一投足に注意を向けてるんだけど、俳優さん側はそこまで注意を向けて見てるとは思ってないんだなというのがわかって興味深かったです。
- 「染谷さんが荒牧さんにしたツッコミは『ペンギンか!』である」染谷「これ正解だったら秀逸なツッコミですよね」正解->◯ MC「つまり、先程のは自分で褒めたと…?」染谷「いや、覚えてなかったからw」
- 9問目、「◯◯さん、森に迷い込んだ感じで出題をお願いします」とまさかの出演者への丸投げ(笑)
- 10問目「荒牧さん、よろしくお願い致します。」 「雑!」と突っ込みながらも考える荒牧さん。「ともるは左利きである!」正解は×。ほとんど減らない。赤澤さん「おい、荒牧~」
- 人数減ってないので追加出題。神谷さんが出題したんだったかな?「今日の染谷さんのパンツの色は?」「それ◯☓で答えられないじゃんw」「えーじゃあ、今日の染谷さんのパンツの色は赤色である」回答がわれ、けっこう人数が減る。赤澤「こういうことだよ、荒牧」
この後、抽選会もあって、そっちはサイン入りポスターが景品だったんですが、5人分ひけばいいのに、出演者全員(7人)がひこうとして、赤澤さんが「これ5人ですよね?」とストップをかける一幕が(笑)
2部
メイキング上映「???編」
何編だったかタイトルを失念…。殺陣の練習風景がメインで、あとは休憩時間の雑談だったりとか。こっちはたぶんネタバレになってしまうからだと思うけど、本番の撮影風景はなかった気がする。
セットを見て驚くキャスト陣。のちほどトークで話してたところでは金ピカ具合に驚いていたらしい。
次は殺陣のシーンの稽古風景が。荒牧さんが殺陣をつけられてるんだけど、合間を見ては染谷さんに絡みにいく(笑)
短刀持って殺陣やってて、相手の方に指導が入り始めて暇になったら、脇で殺陣の自主稽古をやってたんだけど、不意に刀を人に突きつける感じでふらふらしだしたと思ったらその先には染谷さんがいて、「親の仇…!」染谷「俺じゃないんだ…!」荒牧「お前がやったんだろ…!」みたいな茶番劇が…(笑) のってあげる染谷さん優しい。その茶番劇の途中で荒牧さんが呼ばれて、すっと素に戻って「はい」って言って何食わぬ顔で戻っていったのもおかしかった。
その後も、染谷さんをかばって斬られるみたいなシーンで、染谷さんの肩に手を置きながら「今日の晩御飯ハンバーグだってよ…!」とか言い始めるし、(そんな遊びをしながらも斬られたらちゃんとリアクションする。器用。)、暇になったなーと思ったら、肩にぽんぽんって手を置いて振り向いたら指ささるやつやるし。しかも染谷さんの表情がわかって振り向いてあげてる感があってですね…優しい…。キャプションにも「ことあるごとに染谷さんにじゃれる荒牧さん」とか書かれてて笑った。
夜更けになぜか少女漫画談義が始まる撮影現場。藤田さんと呂敏さんが熱く語り合っているところに荒牧さんも参戦。「姉ちゃんが持ってたから読んでた」といってあげだしたタイトルが「姫ちゃんのリボン」「神風怪盗ジャンヌ」「GALS」で、残念ながら藤田さんと呂敏さんが読んでた作品とはかぶってなかったようで話は広がらなかったんですが(世代はほぼ同じだから系統の違いじゃないかと思う)、聞いてて超テンションあがったよね…。荒牧さんが「神風怪盗ジャンヌ」を読んでたのめっちゃ楽しくない?しかもタイトルをちゃんと覚えてるのがまたなんともいえない(思い出すのにちょっと手間取ってたけども。「なんだっけ、怪盗…神風…あ、神風怪盗ジャンヌ」みたいな感じだった)。ちなみに「NANA」は2巻で読むのやめちゃったらしい。
余談:以前友人と、荒牧さんのチェキ対応について、乙女向けのコンテンツとかで勉強してるんじゃないのかなぁ、彼女に対してする行動ともまた違う気が…とか話したことがあるんですが、原点はここでは…。さすがに考えすぎかな。
裏話トーク
- 大黒楼のセットは金ピカでまぶしかった
- ことあるごとに染谷さんにじゃれてたことについて、MCの人から振られて、「仲の良さが出ちゃいますよね」ってすごい嬉しそうに言ってたのかわいかった…。しかし染谷さんからは「死ぬよりもつらい目にあわせてやろうかと思った」。荒牧「そんなに!?(笑)」
メイキング◯☓クイズ
- 「赤澤さんが作中で持っていた真珠のネックレスは120万である」という設問に動揺する赤澤さん。正解->× で安心していたら、「正解は100万円」という文章が。赤澤「えっ!? 嘘…おもちゃだと思ってた…」MC「荒牧さんの衣装にもですね…」荒牧「えっ、なになに?」MC「ネックレスがなかなかお高いものだったらしいです」荒牧「俺普通にこうやって(鎖をくるくる指にまきつける)遊んでた…」??「知らなくてよかったですね。知ってたら演技やりづらい」
- 「小南さんの衣装についていた花の数は52個である」->正解14個。荒牧「そんなについてたらフラワーマンですもんね」
殺陣の練習中、荒牧さんが染谷さんに言ったのは「今日の晩御飯ハンバーグだってよ…!」であるみたいな設問があって(ハンバーグに下線)、ほとんどの人が正解だったけど、こんな印象的なシーンを忘れる訳がなかろう。おかげで本編の時もこのシーンでハンバーグ思い出して笑いそうになりました。
染谷さんが「パンケーキなんて女々しいもの、誰が食うか」と思って食べなかったのに、一度食べてみたらおいしくてこのパンケーキおいしいよとか布教始めた話から、荒牧さんが「俺もパンケーキ食べたことない」と言い始め、(え?いやまぁそういうこともあるのかな?) と思っていたら、「ショートケーキとパンケーキは違うの?」「パンでできたケーキなのは知ってる」とか言い始め、赤澤さんに「お前何言ってんの?」とマジなトーンでつっこまれていたのはおかしかった。隣にいた栗原さんがそっと「ホットケーキ…」と言っていたのですが、本人がわちゃわちゃなってしまっていて気づかず。あれ絶対勘違いしてるだけだから誰か教えてあげてほしい…卵焼きだけはお母さんが作ったやつがよかった*2とか言うような人がお母さんが作ったホットケーキ食べたことない訳がない(偏見)。
スタッフさんが事前に用意した分ではやはり5人に絞れず、誰かキャスト陣から…となり、赤澤さんが「染谷が出します」と指示(笑)。
染谷さん荒牧さんがあまり寝てなくて、撮影が雨で中止になったために仮眠していたところに乱入してきた赤澤さんが馬乗りになって起こして言ったセリフは「おい、ドッジボールやろうぜ!」でしょうか?という出題。正解は卓球やろうぜ!だったんですけど、叩き起こすってすごいよね(笑) 染谷さんいわく「この嵐が来まして」ってことだったけど、いつもそんな感じなのだろうか…。染谷さんは「殺してやろうかと思った」って言うし、荒牧さんが「1発殴ってやろうかと思った」って言ってるのがレアな感じで、よっぽどだったんだなと(笑)。
で、次の出題は…となったらすぐに赤澤さんが「荒牧が出します」。荒牧「なんでだよ!(笑)」。そう言いながらも出題する荒牧さん。「染くんの携帯ケース、あ、携帯カバーは、ムーミンの谷の物語の…」染谷「ムーミン谷ね。そこわけなくていいから」荒牧「ムーミン谷の物語の……えっと、えのきみたいなやつでしょうか!?」会場(えのきww) 染谷「ニョロニョロね」荒牧「あ、ニョロニョロか!」で、再度全体を言い直して出題するという、とんでもなくぐだぐだな出題のしかたをしていて笑った。ちなみに正解はスナフキンでした。
荒牧さんの天然ぶりがいかんなく発揮されたトークでした…(笑)。あとなんか全体にテンション高いというかご機嫌な感じでかわいかった。