考える練習

舞台やイベントの感想など

舞台「TEEN×TEEN THEATHER 初恋モンスター」感想

例によってざっと書いたままだった記事をアップ…(笑)。
千秋楽終わって数日後に書いた感じかな。もうちょっとなんとかしようと思ってそのままにしてしまうことの多さよ…。
テンションの高さが面白かったのであえてほぼいじらずにあげてみます。

==ここから==

荒牧さんの初単独主演作品、「TEEN×TEEN THEATHER 初恋モンスター」観てきました~!もうね、めちゃくちゃ楽しかった! 見に行けなかった、という方は 3/24 から配信があるようなのでぜひぜひご覧ください! いろいろ衝撃だけど(笑)、とにかく笑えて、楽しいです。

本当は始まって早い段階で、一度オススメ記事などをあげたりしたかったんですが、ちょっとその余裕がなかった…。"若手俳優について" グループで、オススメ記事あげてる方がお二人いらっしゃったので、いいかなと思ったのもあります(笑)

んで感想なんですが、今回、結局10回も見てしまったので、ちょっと萌えポインツが細かくなってしまっていて、なにから書けばいいのやら状態だったのですが、書きたいこと書きたい順に書く感じでいこうと思います。←
例によってネタバレは気にしてません。


全体の構成について、原作との相違

舞台化が決まったあたりで原作コミックスを1-2巻だけ読んでそのままになってたんですが、舞台見てから改めて原作読み直してびっくりしたのが、けっこう展開がアレンジされてるんですよね。大筋の流れは一緒なんだけど、セリフ言う人が違ったり、細かいエピソードが違うものになってたりして、要素をバラバラにしてシャッフルしたような印象。3人で付き合おうぜ!と言うにいたる原因が全然違ったのが一番驚きでした。嵐の人形で遊ぶくだりがまるまる舞台版のオリジナルだったとは…。

奏の子供っぽさ、そしてそこからの成長を表すために、必要なエピソードだけ残して、そこに肉付けしたような感じ。

別作品の話になるのですが、浪漫活劇譚「艶漢」という作品でも同じようなやり方が取られていて、その時は元々原作ファンで、艶漢の世界観まんまだ…!と感動して、帰ってきて改めて原作読み返したら、実はエピソードがシャッフルされて再構成されていたことに気づいてすごいびっくりした覚えがあるんですが、初恋モンスターは、再構成プラスだいぶアレンジが入っているので、元々の原作ファンがどう感じたのかちょっと気になるところではあります。エッセンスはちゃんと拾ってるように思えるけど、どうなのかなというのが。

あと、原作は全然下ネタ祭りじゃなかったです。たまに出て来るくらい。舞台版振り切りすぎだろ(笑) (…って書いてたら4巻でう〇こを連呼するシーンが登場した…(笑))

円形舞台おもしろい

円形舞台は初めてで、初日あけるまではどんな感じなのかドキドキしてましたが、おもしろかった。
円形舞台+通路+壁際舞台という配置。公式サイトのレイアウト2の通路を囲む客席部分が舞台に代わってる感じですね。
http://www.princehotels.co.jp/shinagawa/clubex/floormap.html 
けっこうぐるっと客席が取り囲む感じなので、ブロックによって全然見える景色が変わるんですよね。正面からだと見えなかった表情が奥側ブロックだと見えたりとか。取り囲む部分はA~Dの4ブロックだったんですが、A3回,B2回,C3回,D2回で、わりとまんべんなくいろんな方向から見たかな?
最初Dブロックは1回の予定だったんですが、もう一度Dからの眺めも見たい…と思ってチケット交換してもらって2回。ただ、配置自由な関係上、会場は完全フラットなので、3列目以降は人の頭が被る被る。役者さんたちが立ってる時はあまり気になりませんが、しゃがんだりすると3列目以降は前の人の頭の隙間から見る感じ。まぁでも、5列目でもいい感じに隙間が通って(笑)、見たいところをちゃんと見れることもあるので、もう運ですね…。

荒牧さんのがんばりを眺める

フラフープ

  • 初日、いきなりカウントしながら回し始めた荒牧さんを見て、(本当に回すんだ…)と思った
  • 後半はもう大半の人が失敗しないといけない流れなのわかってたと思うんだけど、それでも失敗した瞬間、「あーっ」って声あげちゃうのはなんなんだろうね
  • 後半は本当につらそうだった
    • 途中でカウントがわからなくなってお客さんに聞くのがもはや恒例に
  • ときおり落としそうになってお尻で回す状態になってたんだけど、それがとてもキュートでした
  • 前半で1回、190こえた時があって、どうすんのかなと思ったら、力尽きてふらついたような感じで動き止めて落としてた
  • 9日夜、夏歩の「どうしたらいいのか、わからないよ…」に対して「俺もどうしたらいいかわからないよ…」と答え出したのは笑った。言った後なぜかツボに入ったらしく、しばらく笑いながらフラフープを回していて、非常にシュールな画になっていた
  • 11日昼、同じような流れでツボに入って笑った後、「(俺は)今何をしてるんだー!(笑)」ってわめいてたのはおかしかった

なわとび

  • ランドセルから取り出した時にひゅんひゅん振り回すのが超かっこよかった…! 剣舞が得意な荒牧慶彦(27) がいました。
  • 初日は全然二重跳びが続かず、「あの曲の後、しんどい…!」と言って笑いを誘っていた
  • その後もだいたい1回は失敗
  • 失敗すると悔しがったり、ちょっと照れたり。1回失敗してもう1回失敗した時はうなだれてしょんぼりしていた。かわいい。
  • 10回見たうち、1回はひっかからずずっと二重跳びできてた気がする。

ピアニカ

  • Love song to Kaho でのピアニカは吹くフリをしているのかと思ったら本当に吹いててびっくり。

推しの初座長公演がこれであることについて

最初はよりによって小学生役…とか思わなくはなかったですが(笑)、座組の雰囲気がすごくいいんだなというのがいろんなところから垣間見えて、なんか結果的にはよかったのかなぁと。何より楽しかった!すごく。
ただ、初日、1回目の観劇の時は、荒牧さんが下ネタを言い、そして子供っぽいふるまいをするたびに、ぐさぐさ衝撃を受けてました。元々下ネタ自体は特に苦手ではないと思ってたんですけど、やっぱり普段「言ってはいけない言葉」として認識している言葉を聞くのってけっこう衝撃なんですよね。しかもそれを、たぶん普段こういうのに限らず下ネタ言わないんだろうと思われる荒牧さんがめっちゃ大声で言いまくる。2回目以降はなんか感覚が麻痺してきて、平気になってましたが、初日は、こう、つらい訳じゃないんだけど、その事実を受け入れるのにちょっと力を要した、記憶があります。
子供っぽい振る舞いもそうで、特に砂場での「ちゅいーん」とか言ってるところがMAXだったんですけど、幼児退行したみたいな感じに見えて、ドキッとしちゃって。見た目が大人で振る舞いが子供って、こんなに違和感を感じるものなんだなぁ…と後から振り返って思いました。まぁ、観劇回数を重ねるにつれて、その子供っぽい振る舞いがかわいいと思うようになっていったんですけど(笑)

==ここまで==

他のキャラについてもあらためて感想を書きたい……。