考える練習

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願い - 推しのブログを読んで

4ヶ月ぶりに廣野くんのブログが更新された。
いつものノリだな〜と読み進めていたら、ふいに下記の文章が目に飛び込んできた。

「僕のことを応援してくださっている皆さんもどうか自分の人生を謳歌してください。」

不覚にも、めちゃめちゃ励まされてしまった。


廣野くんとは年齢が離れているのもあり、「みんなもっとこう生きればいいじゃん」という話に関しては、そうはいっても難しい場合もあるんだよ、っていう年上からの目線で見てしまったり、私も若い頃はそういう考え持ってたなという懐古の目線で見てしまったり、ということがわりとある。

けれど、これに関してはそういう構えなしで、すとん、と心に入ってきた。
その後も、人生訓のようなアドバイスのような文章が続くのだが、なんだかするっと受け取れてしまった。

なんでなんだろうな、と読み返していて、気づいた。

これは、アドバイスではない。
祈りであり、願いだ。
謳歌してほしい、という願い。


その後には

「逃げたいことがあれば逃げればいいと思いますし、立ち向かう体力や勝算があるならすればいいと思います。」

と続く。

「勝算があるなら」というのが廣野くんらしい。
これもアドバイスといえばアドバイスだが、要するに「やりたいようにやれよ」というメッセージ。少し突き放しているようにも見えるが、案を提示しつつ強制はしない、「行きたい方向に行きなよ」という優しい励ましを感じる。


廣野くんには年相応な部分と、妙に達観した部分があると思っているが、こういう風に年齢を超えてすとんと刺さる言葉を放ってくることがあるから本当におもしろくて目が離せない。