考える練習

舞台やイベントの感想など

はじめての虚無舞台

虚無リンピックの記事読みながら、なんだかんだで、これまで虚無舞台って見たことないなぁって思ってたんですが、すぐそこにあったやん…ということに気づきました。

そう、舞台「刀剣乱舞」~悲伝 結いの目の不如帰~ です。

ちょっと書き出したら楽しくなってしまったので、せっかくなのでUPします(笑)。


仲間のはずの三日月が光忠を刺し、「こ、これは一体…?」となるところから物語が一気に転がりだす。……のだが、なぜ三日月がその行動を取ったのかは最後まで明かされないまま終わる。理由を聞かれてもかたくなに答えない三日月。
「そうではない。しかし、言っても理解してもらえないだろうこともわかっている」
いや説明したれよ。

あらためて振り返ると、とにかく三日月にしゃべらせないために苦労したんだろうなというのがところどころ伺えるのはおもしろいのだけど、元々三日月が好きな人や(もちろんステ三日月が好きな人も含む)、「三日月は大事なことをしゃべらない」というポイントに萌えられる人でないと「なんかよくわかんないけど、ひどいことしてひっかきまわして去った人」に対して共感しないといけなくなってしまうのでなかなかにつらい。
(好みの問題だと思うけど、ステ三日月は美しさを体現している…!という感じの感想を見るたびに「そうなんだ?」と思っていたタイプの人なので…)

3時間かけて、やりたかったことはそれかーい!というのがあり、メインのストーリー部分が虚無。

そこに絡むキャラもわりと行動原理が謎なことが多く、「自分で答えを見つけてね!」という部分が多いので、考えることが好きな人には楽しい舞台なんだろうと思うのだが、そこまで、、な人には、やたら不明点が多いだけの舞台に。

ただ、それ以外のエピソードはおもしろいものもあり、まるごと虚無ではないのが救い。