考える練習

舞台やイベントの感想など

舞台「血界戦線」感想

当ブログではおなじみの時空の歪みが発生していますが気にしないでください。
昨年11月の舞台の感想です。

どうせ書くならちゃんと書きたいな~というのがあって、書いちゃ消し書いちゃ消ししていたのですが、寅太さんのブログを読んで、そうだよな!書きたいように書こう!ということで諦め吹っ切れました。半分は猪野くんのザップがかわいかった話をしています(長くなったのでこの項は最後)。
torata-nu.hatenablog.com


たーのしかった!
ひさしぶりに短い期間でいっぱい入った感じで、舞台行けない平日も原作の漫画読んだりアニメ見たりしてたので、血界戦線にひたった三週間でした。

配信も終わってしまったので、ネタバレは気にせず行きます。

全体についての感想

原作はアニメ5話まで視聴した状態で観劇。舞台化が決まったあたりで、連日ちょこちょこ見て、めっちゃおもろいやん…!ってなってたんですけど、そこから日が空いたら忘れるというあるあるをやってしまい、、気がついたら初日が目前だったので残りは諦めました。(結局平日に、シーズン1の残りを見て、漫画10巻読んだんだけども…)

1幕は各キャラの性格や必殺技が見られるエピソードを盛り込んで、展開早め。2幕は主人公vsガミモヅの話をじっくりという構成でした。確か 1幕が1時間半で2幕が45分。原作をまったく知らない状態だとちょっと厳しいかもしれないというスピード感ではありましたが、エピソードの取捨選択とまとめ方がうまくて、外してはいけない部分は外さず、でも舞台作品としてもちゃんと成立している感じ。

全体にごちゃごちゃしつつもスタイリッシュという原作の世界観も表現されてる感じで、見せ方に関しても、原作のエッセンスを持ってきていたように思います。

オープニングの最後、ライブラのメンバーが客席に向かって歩いてきて、明るくなりきらずに暗転入るんですが、かっこよすぎてめちゃめちゃテンションあがったし、明るくなりきらないのがあまりにも解釈一致。

必殺技の名前を叫んでから攻撃決めるのもいちいちやってて、原作で二人同時のやつはちゃんと同時なんですよ(笑) こ、細かい…!ってなりました。

今回、短いスパンで舞台->原作->舞台という形で、違うメディアに触れたのもあって、舞台化が難しいシーンをどう処理しているか?というのがよくわかったのもおもしろかったです。

舞台は基本的には場所移動が得意ではないメディアである、というところから始まる演劇論を読んでいたのもあり、余計気になったんですが、原作読んでると、場面転換が頻繁なんですよね。「いろんな場所出てくるな???」となってから舞台見たら、そりゃこれだけセットも動くよね…となりました。

必殺技の表現や異能力の者たちをマッピングに極力頼らずにアナログで表現していたのも、演劇ならではという感じで楽しかった。神々の義眼を与えられる時の妖怪みたいなのも、仕組みがわかっちゃうとシンプルなんですけど、布の動かし方と照明の加減で、初日ほんとにサイズ感がわからなくて、無限にでかい感じがあり、リアルに怖かった。
好きな表現:

  • スターフェイズさんの凍らせるやつの表現が綺麗で好き。きらきらと舞う欠片
  • ツェッドさん自己紹介時のシャボン玉での表現が音もあわさってかわいい。
  • 崩壊して落ちてくる時の風船

キャストごと

ギルベルト・F・アルトシュタイン

西田舞台ではおなじみの萩野崇さん。登場時間、セリフは少ないながらもしっかり印象を残していくのがさすが。歌うような「デルドロ・ブローディ。あなたともあろう方が…」が好き。

ただ、アドリブが不思議で、落としたチキンを拾うザップに、「3秒ルールなら、アウトです」は面白かったんだけど、その次からなぜか「ザップさん、ファイトです」に。セリフだけ見るとおかしくないんですが、これ言う時って、ほぼチキン拾い終わったタイミングなんですよね(笑)。何に対しての励ましなんだ?という。猪野ザップが地味に毎回違う返ししてたのがマメだったw

ティーブン・A・スターフェイズ

スタイルがやばい!喋り方をかなり寄せててすごかった。
ティーブンさんといえば足技ですが、すらっと伸びる足で繰り出される蹴りがめちゃくちゃ綺麗。なんか蹴りが上品なんだよね。途中から足をいためたのか、足技が最小限になったのが惜しかったな〜と思うんですが、ひたすら殴って倒していくスティーブンさんもそれはそれでけんかっぱやい人みたいで面白かった。

  • お手伝いさんのヴェデッドに「お疲れ」って2回言うとこの音の違いに震えた。
  • ザップについて「度し難いクズ」って言うところで、大きく変えてる感じもないのに、クズが太字に聞こえる。

クラウス・V・ラインヘルツ

諱(いみな)の暗唱、お疲れ様でした…! まじで意味の無い音の羅列なのであれ大変だっただろうなと思う。ヒロステの時はいろいろくっついてたからわからなかったけど、この方もスタイルがすごい(語彙力)。

チェイン・皇

見たことあるのがハイステの潔子さんで、なかなかの棒演技だったので、正直不安だったんですが、うまくなってて、びっくりしました。この方もスタイルがすごい。すらっとしていて、まさにチェイン・皇という感じでした。「ごちそうさま。楽しかったよ〜」の言い方が好き。

レオナルド・ウォッチ

ライブラのメンバの中では唯一の普通の人、なわけですが、普通っぽさがよく出ていた気がします。
チンピラにボコられた後、ソニックに対して「ちゃんと逃げてたな?それが正解だ」っていうとこ、優しさがよく出てるエピソードで好き。最初のナレーションの「最も剣呑な、緊張地帯となった」の「剣呑な」がなんか好きでした。

ガミモヅ

ヒデ様は悪役がはまるよね…。あと言わずもがななんだけど、刀の扱いがうまい…。レオにぴたっと刀を向けるところで、あまりのブレなさと、そこに至るまでの迷いのない太刀筋に惚れ惚れしました。
ガミモヅとレオがやりとりしてるところに、猪野ザップがしゅぱん、と入ってくるとこが2箇所あって、出てくる瞬間から双眼鏡で見るぞ!って思ってるのに、ついガミモヅに見入っちゃって、出てきてから「あぁっまた逃した!」っていうのを毎回やってました。ついつい引き込まれてしまうんですよね……(この次の作品でも猪野くんとヒデ様共演だったんですが、また同じことをしてしまい、なんなんだろう、この吸引力ってなった)。

ザップ・レンフロ

みなさんお待ちかね、ザップについてです!
まぁ私が語りたいだけなんですけど…。

今回、東京公演の1週目に数回、2週目に数回入ったことで、変化が見えやすかったんですが、アドリブの変化軸で面白かったのは、レオとザップが走って暴走トラックから逃げるところで、最初は特にアドリブなかったのが、猪野くんが「俺の前を走るな!」とペダステのセリフを入れ始め、ペダルを漕ぎ始め、最終的には今泉の汗の拭い方までやってて、そこだけ完全にペダステになってたことですね(笑) これうまいなと思うのが、ザップのセリフとしても違和感ないんですよね。まぁペダル漕ぎはさすがに知らなくてもなんかおかしいと思うだろうけど…w

舞台「血界戦線」のギャグ要素のほとんどをザップが担当しているせいもあり、とにかくザップがかわいかった…。もともと原作でも三枚目キャラではありますが、こんな、猪野くんの可愛さ再発見☆みたいな舞台になるとは思わなかった。

あらためて振り返るとそこまで原作から逸脱はしてないんですよね。同じシーンの表現の仕方がちょっと違うだけというか。猪野くんの声が特に低くないのとお顔がかわいい系統なのもあいまって、ひんひん泣いてるとことか「やだやだ」って駄々こねてるところとかめっちゃかわいい。スティーブンさんに「(ザップは)度し難いクズですが、」って言われて、「本音は意図せず漏れるよね…」ってしょぼしょぼ言ってるとこも好き。

真胎蛋(チェンタイダン)のくだり。
難しい技がちゃんと決まらないと、そいつを沈静化できない、っていう状況で、お前がやれ、ってザップが師匠から、命じられてやるっていうシーンなんですが、やろうとして失敗っていうのを繰り返して、「やだよぉ無理だよぉ」ってなってたとこからの、女の子に求められてることを知って、キリッとした顔になり、下心からの集中力で技が決まるという、ほんとにくだらないんですが、ザップの性格が全部つまってるくだり。原作より明らか尺増えてて、ザップ on Stage って感じですごかったです(笑) 「ザップは…こわくない♡ 」のぶりっこっぷりが圧巻。

「度し難いクズ」と言われてしょげるシーン、直前がアクションシーンだからスティーブンさんのネクタイが出てる場合は直してて、ここの組み合わせ好きな人死ぬやつじゃん…と思いながら見てました。本音は意図せず漏れるよね…の後、途中からスティーブンさんがアドリブ言うようになってて、毎回違ってた気がする。キョトン顔でオウム返しするザップがかわいい。

  • 「痩せろ」「痩せろ?」
  • 「うっせぇ」「うっせぇ?」
  • 「うん」「うん?」

呪いをかけられて猫探しするシーン。
ぐすぐす泣いてるのがめちゃめちゃかわいい。客席降りの時の客席いじりがだんだん変化して言って、最終的には客席に舌打ちするスタイルになってたんだけど、毎回笑いをさらってたのがさすがでしたね〜。客に舌打ちしようという発想がすごい。お客さんの膝元から何か拾い上げて何かと思ったら双眼鏡だった時は笑った。1回メガネを借りようとして失敗してましたが、いやそれ外したら見えなくなるやん…?なんでメガネ借りようと思った…?

2幕、ガミモヅと話してるレオに後ろから抱きつくシーン、レオもびっくりしてるけど、見てる方もびっくりした。(えっ、抱きつい、えっ??) ってなった。腐女子だから幻覚を見たのかなと思ったんですが、毎回やってたので現実でした。原作ではむしろ面倒そうな表情で入ってくるシーンだったので、あのシーンからこれができたのだと思うとすごい。その後、レオがザップをかばうシーンでも、抱きつくような姿勢になってて、そういう解釈では演じてないと思うんだけど、付き合ってると解釈されてもおかしくはない距離感でした。なんであれOK出たんだろう?(笑) かわいいからいいけど…(いいのか)。こどもをあやすように「どちたどちた~~?」って楽しげに聞くザップ好き。

原作でもザップとレオ、仲いいのはいいと思うんですが、ベタベタすることに関してはザップが嫌がりそうな印象だったので、キャストの仲の良さを反映した独自解釈だよなぁと思っておもしろく見てました。ツェッドに対しても、脇での芝居とはいえハグしたりしてるので、猪野ザップはそういう解釈なんだろうな。

真胎蛋(チェンタイダン)のくだりで、途中からレオ役の百瀬朔くんに振り始めたの笑った。
「見た? 見ました?」
「ウォッチしちゃった?」がおっさん感あっておもしろかった(ダジャレだからかな)。
途中から照明さんまで協力しはじめて、千秋楽、真胎蛋の攻撃をよけるザップのマネをするレオに「なんでそゆことすんの? 人が一生懸命やってるのに…」ってすね始めたのがめんどくさい彼女みたいでおかしかった。あなたがしつこく振ったからでしょ…w

レオに神々の義眼を使って猫探しを手伝ってもらえるようお願いして断られるシーン。横向きなんであんまりわかんなかったんですが、おそらく毎回変顔をして遊んでいた猪野ザップ。
ついに千秋楽でレオが「ふざけてますよね?」
ザップ「ううん、ふざけてない。ザップは、いつもまじめ☆」
この時にちょっと客席の方向いてくれたんで表情見えたんですが、なんかね、ぺこちゃんみたいな顔になっててすごかったです(笑) 目が大きい人が目を見開くとぺこちゃんみたいな顔になるんだなと思いました(小並感)。

かっこよかったとこ
かわいいとこだけでもあれなので、かっこよかったとこも。

  • エルダース倒しにいくぜってとこで、クラウスさんを見て、勝利を確信したような笑みを見せるとこ
    • 微妙に毎回表情やリアクションが違ってて楽しみだった
  • 爆破が起こって、なんだ?ってなるとこでさっとレオを後ろにやって前に出るとこ
  • ラストの「行くぞ、レオ」
    • ここぞとばかりに締めでかっこいいザップ!ちょっと音低くするのがめちゃめちゃかっこいいんですよね…。

舞台「憂国のモリアーティ」の浮く椅子について補足

前回、浮く椅子についての記事をあげたんですが、前提について伝わっていないケースがあるように思えるので補足です。
hirokuhukaku.hatenablog.com

私は上述の記事で書いたような解釈で受け取ったんですが、これは「こう受け取るのが正解」という話ではありません。「そういう意味だと伝わらなかったら失敗では」という意見見て、そもそもそこが伝わってないかも、と。表現の成功/失敗という観点からいうと、浮く椅子に関しては「何か意味があるんだろうな」が伝わればOKだと私は思っています。*1

ここは私の書き方の問題もあるのですが、「なんか伝えたいんだろうけど、まったくわからん!」でも別にいいんですよ。ただ、「気になるけど、何をどう考えたらいいかわからない」という方向けに、こういう解釈のしかたがあるよという話です。前回記事でも書いたように、あの解釈はあくまで一例であり、他にもいろんな解釈のしかたがあると思います。

極端な話、「浮く椅子に意味などない、ただ、そうしたかっただけだ」という解釈もありだし、「上方の空間が寂しかったから埋めたかっただけだ」という解釈もありです。実際、演出家の意図は実はそう、という可能性もなくはないです(笑)

演出家にはこういうつもりでやったという意図があるだろうし、おおまかに「このあたりの解釈で受け取られるだろう」という予想はあると思いますが、どう解釈するかは明らかな間違いを除き、受け取り手の自由です。

あと、「椅子に意味をもたせてもしょうがなくないか?」という意見も見たのですが、今回はたまたま椅子が見立てられるものとなってますが、別に椅子でなくてもいいんですよね。花瓶でもいいし、燭台でもいい。さっき発生した出来事とつながっていることがわかればいい。なので、椅子に意味を持たせているわけではないと思います。

なんの変哲もない四角の台をテーブルとして扱ったり、台車として扱ったり、屋台として見立てたり…etc、というのはわりと演劇ではよくある手法で、たぶんそういうのに関してはたいていの人が理解できると思います。今回は見立てる対象が、(おそらくは)具体的な物や人ではないのと、「これが正解」というのがあるわけではないので、わかりづらいのかなと思いますが、やってることは同じです。

*1:そもそも「見た人全員が理解できなければ失敗」なのか?という観点もありますが、それはひとまずおいておきます

舞台「憂国のモリアーティ」感想、というか浮く椅子について [※1/15 追記]

椅子が浮く意味がわからん、というのを聞いて考えていたら 1,000字を超えていたのと、同じようによくわからんってなってる方がいそうだな~と思ったので、そこだけ先にあげてみました。

たぶんあの椅子の解釈はいろいろ読み解き方があると思うので、私はこう考えましたという一例です。

舞台見てないと意味がわからないと思うので、見てから読むの推奨です。



ちょうど双眼鏡を覗いていたので、すーっとつるすための金具が写り込んできて、あ、なんか吊るすんだなってわかってしまったのと、(金具がとてもよく見えました…)、カチャカチャいう音が聞こえてきたのはちょっと笑いそうになりました。

椅子が浮いたのは最初「?」というか、「吊るすの椅子かよww」とは思ったものの、あ、そういうことかってわりとすぐに納得いったんですよね。私は西田さん演出の舞台は2.5/オリジナル問わず、まあまあ見てる方だと思うんですが、ああいう表現は見たことないから西田演出に慣れてるためではないと思います。……って考えてて気づいた。私はカクシンハンという劇団のお芝居が好きなんですが、そこがわりと暗喩使うので、それで慣れてて違和感感じなかったのかもしれない。

観劇後に友人と話した時に、
友人「椅子が浮いたのが謎」
私「死んだことの暗喩かなと」
友人「倒れただけで十分じゃないですか?浮かせる意味がわからない…」
私「うーん、やりたかったんじゃないですかね…」
みたいな頭の悪い返答をしたんですが、そういえばあれ二段階じゃなかったかな。
「お前、こんなことしていいと思ってんのか!」的な揉め or「ぐっ」ガターン的なのがあってその後死亡だったら一応意味あるのかなと。記憶がおぼろすぎてわからんけども…(悲しい)。

彼らを殺したことって、自分たちが助かるためもあるけど、彼らに罰を与えるためという意味合いもあったと思うので、「吊し上げ」がかかってるとかもあるのかな。

あの事件は共犯者となる最初の一歩という意味でも、三兄弟にとって大きな意味を持つエピソードだと思うので、ちょっと違和感を感じるような、何かごろっとしたものが残る形で演出してることは不思議ではないかなと思います。

あらためて振り返ると三兄弟が三角形に立ってて、椅子が斜め上に浮かんでるの、彼らの関係性の象徴という感じがして、すごくよくできてるな~という感じがしてきた。

椅子が倒れてる状態だと、三兄弟と並列、同じ高さになるんですけど、吊り上げられていることによって、椅子が「上」になるんですよね。そのせいでちょっと圧迫感がある。あの事件をきっかけとした結びつきは彼らにとって、絆であり、同時に縛るものでもあると思うので、それを象徴するものとして、椅子の位置関係、とてもよく考えられている気がします。

あと、単純に宙に椅子が浮いてるとすごく違和感があるので、上述の違和感を感じるようにしたい、という狙いもあるかもしれない。

少なくとも椅子の捌けさせ方の都合ではないので、わざとなんですよね。

私は違和感感じなかったなぁ、なんでなんだろ?というところから考えてみたんですが、意外と深いな…椅子…(笑)

個人的にああいう、セリフの音声と椅子が倒れることによってエピソードを表す、みたいな表現が演劇ならではという感じがしてわりと好きなので、テンションあがりました。あとあれ、人を出さずにほのめかすことで不気味さが出る感じがするので、今作にはその点でもぴったりだなと思います。

[2020/01/15 追記]
実は上の記事内でも、私自身意識せずにするっと意味が移り変わってしまってるんですが、倒れた椅子は個別の死で、上にあがった椅子はエピソード全体の象徴ですね、おそらく。

2020年の目標

あけましておめでとうございます!*1 今年も好きなこと書き散らしていくブログになるかと思いますが、お付き合いいただけると嬉しいです。


まずは、去年の目標の振り返り。
2019年の目標・推し事ルール的なもの - 考える練習

not推しの現場は軽率に追いチケ、遠征しない。

これはだいたい守れたように思います。MoMの遠征とヒロステ上海がどうなんだ?というのはありますが…(笑)。追いチケしたのもクロードと一緒にぐらいじゃないかな。逆に複数回取ってても微妙だなと思ったら残り手放したりしたので、これはOKな気がする。にも関わらずチケット代減らせてないのが笑うところ (だめでは?)

推しだからといってなんでもかんでも追おうとしない。

これは守れました! 作品自体が気に入った場合はわりと使ってしまってはいたんですが(あれ?)、まったくランダム系に手を出さない時もあったし、挑戦した場合でも「ここまで」と決めて深追いしなかったり。同じものを複数買わないと得られない特典は基本的に諦めたり。そういうのをコンプしなくても大したことないというのを少しずつ学んで、よりやりやすくなってきた感じがあります。

スケジュール管理をちゃんとする

これはまだ課題かな…。無理に睡眠時間削らず、諦める選択肢を取れるようになったので、そこは進歩かもしれない。

2020年の目標

正しくは抱負なのかな?と思うんだけど、抱負だとなんか重い感じがするので、目標で。

自分を応援する

ここ2年ぐらいは、ヲタ活・推し活が最優先で、その合間に自分の人生生きてるみたいな感じでした。それ自体が楽しかったのもあるし、それをやってないとしんどかった。だからやってたという面もあって。

でもこのままだとよくないな~という思いはじわじわきていて、それで、まず、一年お休みすることを決めました。
一年おやすみ - 考える練習

記事をアップしたのは10月なんですが、決めたのは7月か8月あたり。

その後、社内での環境を変えることを決めました。それまでも何度か考えてはいたんですが、給料が下がるのが嫌で決断できなかったんですよね。でも観劇趣味をお休みするなら多少給料下がっても構わないし、と思って。

10月から新しい環境での仕事で、ま~新たに勉強しないといけないことが多くて大変なんですが、これまでやってきたことを外から見ることで新たに見えてきたこともあって、これからのキャリアを考えるにあたって、すごくよかったなぁと思っています。

「自分を応援する」という表現は、いっとき話題になった、天海祐希さんのイベントでの発言より。
「同じくらい自分を応援して」天海祐希がファンにかけた言葉が話題に - ライブドアニュース

「私を応援する気持ちと同じくらい自分を応援してくださいね」と語った天海

最初に見かけたのはファンの方のツイートだったんですが、これ見た時にハッとしました。私、自分のこと応援してないな、って。

もともと推しに対して、応援しているという気持ちは薄くて、「自分が望む方向に行けるといいね」という感じの祈りに近い気持ちではあったんだけど、その気持ちを自分に向けた時に、そのあったかさがすごくいいなと感じて。しんどい時はそれを思い出して、ふんばっています。

お休みとはいえたまには観劇するつもりではいるんですが、がくっと頻度が減ること、回数通えなくなることに関して、不安がないわけではないです。でももう前みたいに依存する状態にはならないんじゃないかなという気がしています。

大きいところだと、荒牧さんのフリーになる決断を見てて勇気をもらったこととか、猪野くんが「挫折ばっかりですよ」って語ってたこと*2に励まされたこととか、なんかいっぱいもらったなぁという感覚があって、「もう大丈夫だ」という感覚があるんですよね。

推しにすべてを預けない、自分の人生を生きる。
これが今年の目標です。

*1:前回の記事で書くの忘れてた

*2:写真集の特典DVDより

2019年現場まとめ

よかった舞台の記事を昨日あげましたが、今度はひたすら現場羅列したバージョン。現場じゃないものも混じってるけど…(笑)
末尾に回数・金額の軽いまとめ書いてます。
※チケット見て数え上げてるので、一部チケットが行方不明のために曖昧

1月
HOMEスタジアム 1部2部 4,320円x2
あんさんぶるスターズ!~Memory of Marionette~ @青年館 8,000円x2
映画「刀剣乱舞」1,800円x6?
少年社中 トゥーランドット~廃墟に眠る少年の夢~ 7,800円
映画刀剣乱舞 大展覧会 1,800円
画狂人北斎 9,500円
あんステMoM @京都 11,000円x2
あんステMoM @大阪 11,000円x5

2月
エーステ秋冬 @東京 7,800円x7
悲伝リリイベ
BSP新選組 完結編 7,000円x4
真・三國無双 赤壁の戦い 7,900円
あんステMoM ライビュ 3,600円
プラトーノフ 9,800円
舞台「機動戦士ガンダム00」8,800円

3月
エーステ秋冬 @大阪 7,800円x5
舞台「どろろ」10,500円
恋を読む「ぼくは明日、昨日のきみとデートする」5,400円
ディスグーニーvol5「Phantom words」 10,900円、8,900円
エーステ秋冬 @凱旋 7,800円x2 
Endless Shock 9,000円
エーステ秋冬ライビュ 3,600円?
映画「シュウカツ3」DVD発売先行イベント 5,400円x2
猪野くんカレイベ 21,600円

4月
エーステラジオ リスナーミーティング vol1 3,800円
僕のヒーローアカデミア 7,800円x4
クロードと一緒に 8,300円x3
SKE48版「ハムレット」 7,800円
浪漫活劇譚「艶漢」第三夜 6,900円x2
SPECTER 7,000円
ハイキュー!!東京の陣 8,800円
僕のヒーローアカデミア ライビュ 3,600円

5月
エーステ春単独 東京 7,800円x5
キンキーブーツ 13,500円
COCOON 8,000円x4
A Love Supreme ~至上の愛~ 6,000円
舞台「弱虫ペダル」新インターハイ篇 ~制限解除~ 10,800円、7,800円
エーステ春単独 新潟 7,800円x4
カクシンハン「ハムレット x SHIBUYA」3,500円
少年王者館「1010」 5,400円
映画「キングダム」1,800円
エーステ春単独 凱旋 7,800円x4

6月
ヒロステ 上海 9,000円x3? (チケットが見つからない。。
Reading Stage「百合と薔薇」7,800円x2
映画「プロメア」 1,100円
刀ステ 慈伝 (東京、大阪) 8,800円x2
オレステイア 7,776円
猪野くん2nd写真集リリイベ 33,000円
吉沢亮写真展 500円 (リリイベの建物でやってたので…w)

7月
アイナナ2nd LIVE「REUNION」 9,900円
シェイリ 6,000円
骨と十字架 6,480円

8月
映画「JKエレジー」1,800円
少年社中「天守物語」6,000円
刀ステ慈伝 凱旋 8,800円
刀ミュ葵咲本紀 9,000円
エーステ夏単独 7,800円
魔術師オーフェン はぐれ旅 6,500円
上に行きたくないデパート 7,500円x3、10,000円
二子玉川ノ恋 5,800円
舞台「23区女子 -FINAL-」5,000円
テレビ演劇 サクセス荘 ふりかえり上映会 4,800円x2

9月
映画「引っ越し大名!」1,100円
映画「劇場版おっさんずラブ」1,100円
映画「サウナのあるところ」1,800円
絢爛とか爛漫とか 7,800円
舞台「サザエさん明治座 12,500円x3
猪野広樹バースデーイベント 3,500円x2
刀剣乱舞2.5Dカフェ 2,000円
メサイア -黎明乃刻- 9,500円x2

10月
映画「ニューヨーク公共図書館」1,500円
まきまつり vol1 5,000円
刀ミュ葵咲本紀 凱旋 9,000円
Patch Stage vol13「カーニバル!x13」6,050円x2
ハイパープロジェクション演劇「ハイキュー!!」"飛翔" 東京 9,000円x2
五右衛門マジック 8,500円
舞台「サザエさん博多座 13,500円

11月
学祭JACK2019 2,500円
舞台「血界戦線」東京 11,000円x3、8,000円x3
崩壊シリーズ「派」7,700円
薬剤耐性啓発イベント 無料
舞台「血界戦線」 大阪 11,000円、8,000円
イノサンmusicale 13,000円x2、11,000円
劇団朱雀復活公演 6,500円
刀ステ維伝 @TDC 9,000円

12月
慈伝リリイベ 無料
猪野広樹クリスマスパーティ 4,300円x2
ハイパープロジェクション演劇「ハイキュー!!」"飛翔" 凱旋 9,000円x2
ライビュ3,700円
PERSONA5 the Stage 東京 11,000円x4
刀ステ維伝 @赤坂ACT 9,000円


総数 167
総額 1,250,296円

2019年は少し控えめにしたつもりだったけど、そんなことはなかった…


荒牧さん出演分
舞台 38
ライビュ(配信含む) 2
イベント 9
映画 6
総額 375,700円


猪野くん出演分
舞台 36
ライビュ 2
イベント 6 (※リリイベは一日で1回カウント)
映画 1
総額 417,100円


回数・金額的に同じ感じでちょっとおもしろい(笑)
総額の差は荒牧さんのは接触参加してないのに対し、猪野くんの方はカレイベと写真集のリリイベがあったからですね。それを除くと荒牧さんの方が多い。
あと特徴的なのがイベントで、猪野くんはリリイベと個人イベントなんですが、荒牧さんは個人イベントが一つある以外は作品関連なんですよね。イベント多くね?w

2019年 よかった舞台

すべりこみで2019年間に合った!笑
年の瀬ということで今年よかった舞台を振り返り。
正式名称だったり略称だったりは気分です。

2.5次元

あんさんぶるスターズ ~Memory of Marionette~

猪野くん出るんなら行くか~とゆるい気持ちで行ったら大変なことになった作品。各々がそれぞれの願いや信念に従って行動しただけなのに、うまれてしまう結果に毎度涙し、途中からは英智にも感情移入するようになった結果、毎回情緒がぐちゃぐちゃになっていました。



あとシンプルにみかちゃんが非常にかわいかったのと、ヴァルのパフォーマンスが良くて、ずっと見てたかった…。

東京公演だけのつもりが、京都・大阪と遠征する羽目になりました(笑) 大千秋楽@宮城は迷ってる内にチケットなくなってたんだけど、残ってたら行ってたな~。

エーステ秋冬

紬のエピソードがめちゃめちゃ好みだったので、始まる前から期待値大だったんですが、それを上回る出来でした。
hirokuhukaku.hatenablog.com

エーステ春単独

組としては春組が好きなので、推しが出演決定して、いっぱい通っても罪悪感感じなくて済むぞと思って嬉しかった(理由)。話ももともと好きな話だし、推し出てるし、あんステMoMで英智役だった笹森くんも出てるしで、楽しかったな~。

荒牧さんのモブ役としての出番がゲームのキャラで殺陣がある、というまさかだけどぴったりな使い方でめちゃくちゃ笑ったのを覚えてますw 2日目から入ってきた、万里との日替わりのやりとりも楽しかったんだけど、千秋楽では初日のアドリブ部分がないverになってて、これまで見てきたものが幻になったみたいだったのも印象深かった。

僕のヒーローアカデミア The Ultra Stage

hirokuhukaku.hatenablog.com
これもダークホースだったな~ここまで興奮することになるとは思わなかった。

舞台「血界戦線

スタイリッシュでおもしろいけど、これどう舞台化するんだ…!?というのが開幕前の不安。蓋を開けてみたら、メインキャラの性格がわかるエピソードを拾いつつ、一本の舞台としてのカタルシスも得られる構成になっていて、取捨選択・まとめ方がとてもよかった。オリジナル舞台だと3時間半超えが常な西田(大輔)さん、2.5だとちゃんと3時間以内に収めてくるのはなにか圧力がかかってるんだろうか…(笑)

各々の技もわりと特殊なんですが、マッピングに頼り切らず、アナログにうまく落とし込んでいて、ここも演劇ならではという感じで私は好みでした。スティーブンさんの凍らせる技の表現が特に好き。

あと猪野くんのザップがとてもかわいかった…。かっこいいところももちろんあるんですけど、ぐすぐす泣いたり駄々こねたりしてるのがめちゃくちゃかわいかった。かわいい猪野くんに弱い。

メサイア~悠久乃刻~

山崎大輝くんが出るということで気になって観劇。ヒガンバナズの選択がつらい。過去作の配信ではあんまり刺さらなかったんですが、大輝くんの役がツボだったからなのか、しばらく引きずりました。

オリジナル

骨と十字架

評判よかったのですべりこみで観劇に。これはほんっと見に行ってよかった…。
信仰心の厚い神父が進化論の研究をつきつめた結果、真実にたどりついて揺らぐ話なんですが、本人と関わる人達、それぞれの思想の違いと それらがぶつかることによって引き起こされる反応・揺らぎがとても細やかかつ色鮮やかで、お芝居見た満足感がすごかった。

百合と薔薇

ネルケ主催、女性が演じる百合verと男性が演じる薔薇verがあった、朗読劇。高橋広樹x猪野広樹の回を見ました。台本は常に手に持っているものの、普通の芝居並みに動き回る朗読劇だったので、高橋さんがカテコで「段取りが多い」とこぼしていたw 同性愛が題材なので、色物として扱われていたら嫌だなとちょっと心配だったんですが、「好き」の気持ちに差異はないというスタンスで、男女物と同じ感じで見れて、何よりもそのスタンスに救われました。好きな気持ちの描写もコミカルだけど真摯で、気持ちが通じ合ったシーンでの猪野くんの表情がほんとに人に恋してる表情で心打たれた。

上に行きたくないデパート

デパートを題材にした現代劇。会話のテンポ感や内容がリアルで、「こういう人いる!」感がすごかった。題材はわりとシリアスなんだけど、コメディタッチの部分も多くて、気軽に見れる、けど見た後考えてしまう、、という感じで、小劇場っぽさがあった。うーんなんかうまく感想かけないな~。猪野くんの役どころがしゅっとした外商でそれがすごくはまってたのもよかった。

少年王者館「1010」

これはね…よくわかんなかった(笑)んだけど、なんか印象に残ってるので。状況や設定について説明が特になくて、ぼんやりこういうことなのかな…?というのはあるんだけど、結局なんなのかはよくわからないというか…。こういうタイプの芝居見たのは初めてだったので、「これはなんだ!?」と思いながらずっと見てた。

クロードと一緒に

hirokuhukaku.hatenablog.com
理解はできないけど「わかる」という不思議な体験をした作品。
見た後しばらくひきずってて、自炊しようとする度にディナーについて説明するシーンを思い出していました。

ゆるオタとガッツ、深い深い溝 / どうすればゆるオタになれるのか

ガッツ寄りの人ほど、「あんまり通えてない」という表現になりがちで、ゆるオタの方が「私ちゃんと現場行ってます」みたいになるのを不思議に思っていたんですが、そもそも「すべての現場」の基準が違うっぽいということに気づいたのでメモがわりに。

基準について

ガッツ寄りのオタクもまとめて「ガッツ」として言及します。
基準がゆるすぎるという声も出そうですが、ゆるオタとの区別のため、として見てください。

ガッツ

  • 舞台は1タイトルあたり最低でも3回は見る。だいたい5回~ になる
    • 「初日と楽日と中日に行った時点で3回になっちゃうから…それ以上減らすのは無理…」
  • 気がついたらチケットが増えている
  • 地方公演あったら1ヶ所は行こうとする
  • イベントは基本的に全部行く。遠征も辞さない
  • 予定があっても調整を試みる
  • 基本方針:推しが出てるものは都合がつくかぎり行こうとする。

ゆるオタ

  • 舞台は1回見られればいい。ライビュのみでも気にしない
    • なんなら諸々の都合により1回も見ないこともある
    • 好みの内容っぽかったら増やすこともある
  • 遠征はしない
  • イベントは行きたいものだけ
  • 先約が入っていたら諦める
  • 基本方針:行きたいなと感じたものだけ行く。行けない舞台やイベントがあっても気にしない。

舞台・イベントともに関東に偏っている現状から、地方在住の場合はまたちょっと基準を変えた方がいいような気がするので、ひとまず関東圏在住の人の時、という感じです。

ガッツは基本、「全部行きたい」

ガッツ寄りの人にとって、基準となるのは「推しが見られるすべての機会」。舞台はできれば全通したいし、イベントや舞台挨拶はすべて行きたい。行きたいか行きたくないか、という判断は基本的に存在しない。推しがいる=行きたい現場。今書いていて、気の狂った思考だな~とは思うが、ガッツ寄りだった時期は完全にその思考だった。選別しようという発想がそもそもなかったように思う。何らかの外的要因が発生しない限り(チケットが取れない、お金がない、どうしても外せない予定が入っていたetc)、「行かない」という選択肢がそもそもない。

私の場合、舞台に関しては繰り返して見るのが得意ではないのと、さすがに財力と有給の問題が大きくかかってくるので、そこまで回数は入っていないんですが、最低3~5回は入り、地方があれば1ヶ所は行ってました。イベントに関しては全部行きたかったから、予定があれば調整したし(同世代の結婚ラッシュが落ち着いていたのは幸いだった)、行けないかもしれないとなると気が狂いそうになった。

ゆるオタにとっての基準

対して、ゆるオタにとっての基準は「すべての現場のうち、自分が行きたい現場」。舞台の公演数やイベント数がどれだけたくさんあろうが、「行きたい現場」の数が比較対象。関東圏在住の場合は地方公演は最初から対象外だし、なんなら地方公演があること自体を忘れたりする。そこは始めから対象外だから。

イベントに関しても、どれだけ推しが登壇していようが、行きたいイベント以外は対象外なので、毎週末現場があるのに「あれ?今月現場ないな」みたいなことにもなったりする。その場合も「私が行く現場がない」のではなく、「今月推しの現場ない」という認識。

ゆるオタ方式の利点

ゆるオタ方式の最大の利点は言わずもがな、かかる時間とお金が最小限で済むこと。あと体力消費が少なくて済む(それはそう)。

それから精神衛生の面ですごくいいところがあって、基本的に達成度100%なんですよね。行った公演数やイベント数がどれだけ少なかろうが、それが自分の「行きたい数」とイコールである限り、達成度は100%。たまには「行きたいのに予定があって行けない」というのが発生し、100%を割ってしまうこともあるかとは思いますが、そもそも「行きたい現場」の数が大きく絞られているので、それが発生する可能性自体が低い。

ガッツの場合は基準がなにしろ「推しを見られるすべての機会」なので、まず、舞台を全通していない限り100%にはならない。「たくさんある内、私が見たのはこれだけなんだ」というのを常に意識している気がします。

ガッツがゆるオタになるためには

行きたいか行きたくないかで選別を行い、行かないことにした方を忘れること。これができればゆるオタになれる!のだけど、「なんらかの意味で『底付き』を迎える」か「『好き』のテンションが下がる」かしないと、難しいんじゃないか?という気がしています。

私自身、「全部行きたい!」となってた時期に「ちょっとこれやりすぎだから絞ろう」とできたか?と考えるとまぁ無理だったろうなと思うし、今それができているのは、「これ以上はしんどい」という感じで『底付き』が見えてきていたのと、『好き』が落ち着いてきていたから。

なので解決策としては、時機を待つしかない…(笑)

ただ、自分で意識的にできることとして、付き合ってる友人にガッツ寄りの人たちが多い場合、そこと距離を取ることで、ゆるオタになれるor戻れる可能性があります。空気読めない人の場合は関係ないんですけど、空気が読めるタイプの人の場合、なまじ読めるだけにそこに影響されたりするんですよね。人によってはこっちの方がよっぽどしんどいこともあるだろうから、意識的に選別を行うようにする場合と比べて、どちらが楽かといえば微妙なところではありますが……。