考える練習

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田中尚輝くんがすごい! - 舞台「炎の蜃気楼 昭和編 散華行ブルース」3回目

行くたびに書くの楽しいですね。日報みたい。ミラステ3回目の感想です。

初日はあえて持たずに、そして月曜は突発的に行ったので、双眼鏡なかったんですが、今日はばっちり持っていって、表情見づらいところを見てきました。

タイトルにも書いたんですけど、尚輝くんファンの方で、もしなんとなく避けてる方いたら、ぜひ行ってみてほしい…とてもいいお芝居をしているなぁと、双眼鏡ごしに表情もはっきり見てあらためて思ったので…。 ただ、設定や世界観がまったくわからないと厳しいと思うので、桑原水菜著「炎の蜃気楼 昭和編 紅蓮坂ブルース」あたりを読んでいくと、今作で舞台化されてる部分は読まずに、だいたいの設定とか人間関係とかがざっくり把握できるかなと思います。

座席

今日どこだったっけな~ってチケット見たら昨日座った席とほぼほぼ同じところで笑ってしまった。まぁ今日は双眼鏡ある分違う景色なんだけどさ…

本日の発見

双眼鏡ごしだったのでいろいろ発見がありました。

「これであいつが俺のものになった…」っていうところ、てっきり笑ってるんだと思ってたら、違った。どっちかというと呆然としているというか…呆けたような表情だった。もしかしたら変わった可能性もあるけど…。

「今度こそたどりつこう、お前と俺の、最上の場所へ」ってところも笑ってるんだと思ったらそうでもない表情だった…。ただ、1回、泣き笑いのような表情になってたんだよな~。

鉄二の額についてるビンディー、宝石みたいなやつだけはっつけてるんだと思ったら、なんかまわりも線?みたいのが走ってて、根付いてる感じなんですね。今日は鉄二出てる時はだいたい鉄二定点してたんですが、鉄二の時は超かわいい…。ほっぺたふくらますところを双眼鏡ごしできちんと確認できて満足。一方で信長が乗り移ったところの貫禄がすごい。目つきが最高。「不遜だな」って言って流れで顎で指示出すところもとても良き。

あと、高坂、わりと焦ってますよね。これまでは手を貸してるようでまだ中立って感じだったけど、今回は明確に上杉側に勝ってほしいのかなという印象がある。

本日の気持ち

直江がやられたことを知って、景虎がブチ切れモードで殺陣やるところが、それだけ愛してたんだなぁっていうところがすごく切なく感じた。 その前の殺陣も景虎無双って感じですごいかっこいいんだけど、ブチ切れモードの時は鬼神が降りたかのようで、刀がしかるべき場所に吸い込まれていくような、勢いと美しさがあって、すごいなと思う。 思いのまま、本能のままに振り回しているように見えて、芝居としては当然、相手を傷つけないようにきっちり間合いをはかってやっている訳で、そのあたりの技術にも感嘆する。

キャストコメント

翔さん「今作から初参加で、難しいところもあったと思いますが、ひたむきな姿勢に助けられたりしました」みたいなフリで、(お、これは…!)と思ったらやはり、田中尚輝くん。「ひょおおお」みたいな驚き方をしていてかわいかった。

尚輝くん:ほんとに(事前に)言われないんですね…! コメント言う時はビンディーつけてこようと思ってたのに…(と額見せ) えー恥ずかしい。

他キャスト:いつもつけとけばいいのに

尚輝くん:いや僕は加瀬さんの味方なので…! ミラステは独特で深くて、「愛」「死」「生きる」であったり、こういう作品が初めてで、稽古場での先輩方の芝居への姿勢だったり、本番での盛り上がり具合だったり、勉強させてもらってます。こういう役なので、どうなのかなと思ったのですが、みなさんに受け入れられてるのかな~と思ってますw

という感じの内容でした。メモから書き起こしたけど、けっこう抜けてるのでざっくり取ってください…。

「足が…!」って震えてることを示してくれたり、かわいかった…。一方で、「受け入れられてるといいな」ではなくて、「受け入れられてるのかな~と思ってます」って言ってたのが、謙虚な自信って感じでよかったです(小並感)。いや実際めちゃくちゃよかったけど。ああいうのって客席の反応からわかったりするのかな。

あと喋ってる間、隣の鐘ヶ江くんが半身尚輝くんの方に向けて、じっと見てたのがかわいかったです。

アフタートーク

翔さんだったかな?「ハンドウがうんうん真剣に聞いてるのがおもしろいなと思って…」って吹き出した人がいたw ハンドウ(役の林修司さん)が司会なのは恒例なのでもはや慣れてしまったけど、初参加の人たちには驚かれたらしい。翔さんの「せめてリーさんがいいよね」というフリから、一瞬リーさんにw(夜叉衆ブギウギでその役も兼ねてた)

印象に残ってる話を箇条書きで

  • 翔さん「今作の初日開演前の空気感は、夜啼鳥ブルース以来の感じだった」

  • 鐘ヶ江くん(心がけてること)「信頼できる先輩方とのお芝居なので、新鮮に新鮮に、リアルに、ちゃんと相手の言葉を受けて返すということ、あまり同じ芝居にしようとしなくていいかなと。」「殺陣でも、次かかってくる人の方向を見ないようにしてます。かかってきたから受けるので」

  • 平牧仁さん(出る前に緊張するかどうかみたいな話で)「ミラステってすごくお客さんが見てくれるじゃないですか。お客さんに見られてると集中度合いがあがるので」翔さん「だから本番でのびるのか」平牧さん「特に変えてるつもりはないんですけどね」

  • まあささん「なんだっけ、『お待たせ、景虎』みたいなセリフあったじゃん」翔さん「そんなセリフあったか!?」※正解は「待たせたな、大将」

  • あまがみして「のぶなげ」と言ってしまうハンドウと「かげとろ」と言ってしまう直江。その後言い直すもさらに「景虎さん」翔さん「俺のいないとこではそう呼んでるのか…?」