考える練習

舞台やイベントの感想など

GEM CLUB Ⅱ 感想

知ってるキャストさんいるし、気になるな~と思ってたところに、感想記事いくつか読んでおもしろそう!と思ってえいやっと行ってきました!

めっちゃ楽しかった!
これは確かにシャブ。
極上のエンターテインメントを浴びてきました。


冒頭、まずシルエットで3人浮かび上がってからのダンス、でかっこいい~~~!ってなるんですが、中河内さんが 「ストーップ!」と止めて…これだけしかいない、これではショーはできない……というところから、新しいオーナーとして壮一帆さんが登場。この手のでよくある、「女オーナー」って感じだけどかっこいい。

「原石を探しに行きましょう!」ってことで新しいメンバーを探しに行くことに。んで探しに行くんですけど、いろいろ様子がおかしい…(笑)

どうでもいいことを歌い上げられるとおもしろいのってなんなんですかね。「俺は右にしか曲がれない~♪」って歌う東山さん死ぬほど笑った。

東山さん「元のところに戻ってきてしまう~」
うん、でしょうね。

この後、壮さんのショッピングで、まさかのこの歌がからんできて、「右(手に持った服)か、左(に持った服)か」と話がつながるという…w 絡め方がすごいwむちゃくちゃw

メイド喫茶のくだりで3人並んでたの、古田くん違和感なさすぎてびびった。最初ガチで女子かと…。ただ動きは男子のままだったのがかわいい。はっまさかこれ男の娘設定でいくのか!?って思ったら「男ですけど」ってバラしてて安心しました。ただあそこなんで高い声のまんま言うんだろう…そこは男声で言った方がよくない? あともうひとりのメイド、誰なんだ??ってずっと首かしげてたんだけど、壮さんなんですね…!?(他の方の感想見て知った) 道理で足細いと思った…。三森すずこさんは普通にかわいかったです。そりゃそうですね。あとメイドさんたちが歌って踊ってる時に、横で松田岳くんas執事役がヲタ芸打ってるんだけど、一つ一つの動作がすごく綺麗でおかしかった(笑)

履くと死ぬまで踊り続けてしまうスニーカー、最初何が始まったのかと思った。多和田さんのちょっと長身を持て余したようなダンスと、本田礼生くんの軽やかなダンスがとてもよかった。礼生くんははじめましてだったので名前は聞いたことあったんですが、お顔を把握してなくて、ずっと、(あのダンスめっちゃうまい子、誰なんだろうな~)と思って見てて、名前確認したら礼生くんで、お噂はかねがね!って気分に。

礼生くんは喜びを表現するダンスもよかったですね。嬉しさのあまり延々回り続けるお兄ちゃん…(笑) もうあのシーンは何度思い出しても笑える。がっくんがお母さん役で違和感なかったのもおもしろかった。見た目はどう見ても男性なんだけど、あ~お母さんなんだな~って納得感がすごい。

殺陣のシーン、石灯籠がまっぷたつに割れるのちょっと笑っちゃったんだけど、あそこもちゃんとしたシーンのようでいて、内容ないですよね…(笑) 歌うまな人たちが中身のない歌詞を朗々と歌い上げる…SUKI…。

カオスなインプロ

そんな紆余曲折を経て集まった新メンバー。オーディションとして、即興で話を作ってもらいますと言われ…。ここは日替わりの模様。おとぎ話のようなファンタジーな、ティピカルストーリーをって言われて、誰かが「トロピカル?」って言ってたのおもしろかったけど、確かになんでティピカルっていうルー大柴かコンサルでもなければ英語で言わない単語を…?(笑) 典型的なって意味でいいんだよね、これ。

話をする順番はその場で決めるっぽかったんだけど、お互いに一番を譲り合うメンバーw 争いに負けたみもりさんがトップバッターに。

「むかしむかし、宇宙のすみに…」と言い始める三森さんに「宇宙…!」と天を仰ぐメンバー。でもその後は「惑星があって、りんごの木が生えてて、それを育ててる人がいました」みたいな、わりとおとぎ話っぽい、オーソドックスなところに。そこで交替。

次が松田岳くんだったんですが、しゅこー…しゅこー…とダース・ベイダーみたいな音を立て始め…。「SF?(笑)」とか言われつつ、そのていでやりきってましたが、なんかスペースレンジャーがどうのこうのという話に。「波動が…!波動が…!」ってやたら波動推しだった。他の人たちが「順番間違えた…!」って言い出すし、スペースレンジャーって単語出た瞬間、次の木戸くんがめっちゃ眉寄せて困った顔になってたの笑った。

結局その惑星を飛び出て地球に来ちゃうし、りんごとみかんの木をドッキングさせちゃうし(違)、最後は愛媛でミックスジュースを作って愛を感じていました。いやーあらためて書き出すとまじで意味わかんないな。

他の方の感想読んでて思い出しましたが、途中で「さぁ帰ろうと思ったら宇宙船が壊れていました->実は壊れてませんでした。壊れていたのは私達の心->いややっぱり壊れてました」って流れがあって、いや、もうそこは設定受け入れろよwって思いましたが、これたぶん、(壊れてたんだったら地球に残るから…)って考えてたところをぶっ壊されたから戻したんでしょうね(笑)

むちゃくちゃながらもなんとかやりきってほっとしてるメンバーに支配人(だっけ?)が今の話をミュージカル風で!とオーダー。「え?俺何言ったっけ?」って言ってる人いたけど、そら覚えてないよね。各々たぶん得意なジャンルの曲調で歌ってたのかな。言ったことそのまま歌にするんじゃなくて、ちゃんとそのジャンルにあうように、歌詞を考えて歌ってて、即興とは思えないクオリティですごかったです。歌うまい人達が集まるとこういう遊び方ができるんだなと思って感心した。内容は同じだから中身はないんですけど(笑)

2幕

2幕はずっとショータイム!
いろいろな曲が入れ代わり立ち代わり出てきて、楽しかった~。

思い出したところをざくざくと。

Desire で前半壮さん、後半は三森さんが中心で歌って、まわりでバブリーな女性の格好した男性たちが踊るって構図でしたが、率いてる感がかっこよかった~。壮さんは長身なのもあって、超かっこいい、従えてます!って感じでしたが、三森さんも小柄、かつキュートなお顔ながらもちゃんと率いてる感。
壮さんが中心にいた時に、上手がベテラン男性陣、下手が若手男性陣だったんだけど、その時に、ベテラン勢は女性っぽい動きなのに若手陣はあまり女性っぽくない感じだったけど、あれはあえてそういう演出だったのかな?不思議な感じがした。あと、古田くんがわりとずっと顔芸状態だったのが気になりました(笑)

2幕OPの曲、1幕最初と一緒なんだけど、1幕の時は3人なのが、メンバー揃ったことで全員での踊りなんですが、も~めちゃくちゃかっこよかった…! 震えました。

ダンスってけっこう動きの癖があるものなんですね、上手い人でも。けっこう動き方違うんだな~というのが見てるとなんとなくわかってきておもしろかった。

  • 壮さんの何気ない手の振りとかがすごく上品でかつ表情豊かですごかった。
  • お客さんにコーレスとして早口言葉言わせるとこで、木戸くんが「うんうん」って頷いて、「言えてるよ、OKOK」みたいなリアクションしてたのかわいかった。言えなかった時はずっこけてたw
  • ヒゲダンスずるい
  • 中河内さんはじめましてだったんですが、スタイルやばいですね…ズタ袋みたいな衣装着てる時もわかるスタイルの良さ
  • メドレーがただのメドレーではない
  • 「下級生の苦労、お察しします!」というメタネタ

もうだいぶ良い時間になってきたのでこのあたりで…。
GEM CLUB Ⅱ はいいぞ!