考える練習

舞台やイベントの感想など

初めて劇場で手紙を書いた話

手紙ってとてもプライベートなものだと思うので、まわりに人がいる環境で書くのが好きじゃなくて、普段は家で書き上げてから持っていく、間に合わない場合はあきらめる。んですが、どうしても、伝えたいことがあって、でも間に合わなくて、初めて劇場で書きました。

Aさんが出演している舞台の京都公演。2日目にして、共演者のSさんが負傷。以降声のみの出演になり、目玉の一つであったSさんとAさんの殺陣部分はAさんが一人で演じることに。3日目は観劇予定を入れてなくて、行った人のレポを見てたんですが、涙をこらえて挨拶してたとか出てくるし、珍しく何回も噛んでた、とか、一人だから動き大きめにしてるような?無理しないで…みたいなツイートがあったりで、すごく心配になっちゃって。4日目マチネ(前楽)では、がくっと膝ついたりしてたらしく。

気負いすぎないで、無理しないで、っていうのをどうしても伝えたくなった。ただ、帰省をかねた遠征あるあるとして、観劇予定の合間に友人と会う予定を入れてたり、実家であるがゆえに、普段通りにいかなくて時間かかってしまう部分があったりで、結局時間が取れなくて、京都公演千秋楽公演の始まる前に劇場で書き書きするはめになりました。

もう普段ならあきらめて次の東京公演で出そうパターンなんですが、どうしても今、伝えたかった。他の人も書いてるだろうし、別に一人のおたくが出そうが出すまいがたぶん変わらないんですけど。結局始まるまでに書き終わらなくて、京都千秋楽を先に、見ました。

実際心中どうなのか、疲労状態がどうなのかはわからない。でも、Aさんはちゃんと持ち直してました。たぶんかんでなかったし、殺陣もばしばしだった。Sさんとの殺陣はエア殺陣ではあるけど…。

挨拶も全然、涙こらえたりとかなくて、しっかりした挨拶で。ただ、こう、まじめに喋ってるのに言葉選びがどこかおかしくて、「ん?いや違うな、〇〇?」ってなるふわふわ挨拶ではあったけど。そこも含めて、いつものAさんだった。

終わってから、「…と書いたんですが、大丈夫そうで安心しました」というところから続きを書き。公演終わってから、がーっと手紙書く人って意外といるんですね。いや数人ではあったんだけど。

追っかけ始めてから、心配したことってなかったから、Aさんの状況にも動揺したし、自分が心配してるという状態にもなんか動揺した。急遽病院にいったあの時も心配っていう心配はしてなかったんですよ。たぶん過労だろうから、寝て栄養取れば治るでしょって。

記録として残しておきたくなったので書いてみました。