考える練習

舞台やイベントの感想など

柿喰う客「虚仮威」 感想

観劇初めは撃弾ハンサムの予定でしたが、昨年末、評判いいなぁと思っていた「虚仮威」が年明けもまだやっていると知り、数日前にチケット購入して行ってきました。

面白かったんですけど、また次もこの劇団の公演を観に行くかって考えると微妙かなぁ。私は頭のリソース、というかメモリを大量に使うのが苦手なのかもしれない…。冒頭、現代と100年前がオーバーラップするあたりで、状況が理解できるまでがちょっとしんどかった。

よかったとこは、役者さんたちの動きがキレッキレでテンションあがったな~っていうのと、言葉をちゃんと伝えようという意思が感じられたこと。

全然芝居そのものと関係ないんだけど、この芝居の脚本・演出をした人が舞台「黒子のバスケ」の脚本・演出だったんだよな…って不思議な気分になった(笑)

アフタートークで中屋敷さんが、祖父母はサンタクロースは知らない、けど河童や座敷わらしは信じてる、現代の人はサンタクロースをみんな知ってるけど、百年ぐらいたったらそういう転換が起こる可能性もあるんじゃないかってところからこの話を作ったみたいな話をしていた。

そうそう、サンタクロースが「奇っ怪な老人じゃ~!」って言われてるところと、そう評されたサンタがまじできもい感じなのが好き(笑)