考える練習

舞台やイベントの感想など

「推し」てるわけではないけれど

さんざんこれまで使っておいて何言ってんだって言われそうですが、「推し」という単語を使う時はいつもむずむずするような居心地の悪さを覚えます。

理由は単純で、別に「推し」てる訳ではないから。

俳優さんに限らず、好きなもの・ことに対して、私のスタンスは常に「他の人はどうか知らないけど、私はこれが好き」なので、これはオススメです!みたいな気持ちになることがなくて。だって、何が琴線に触れるかなんて人それぞれじゃん?推すってなると、なんかそこを押し付けてるような気がして。

なので、できれば使いたくないんですけど、特定の役者さんではなく「好きな役者さん」というぼんやりしたものについて語りたい時に、この単語はすごく便利なんですよね。いちいち「好きな役者さん」と書くのはつらいし、たぶん読みづらい。

こういう感じ。ここでは「推しくん」表記ですが。

複数回入るのは別に推しくんのためじゃなくて、私が見たいから。ブロマイド買うのも別に推しくんのためじゃない。私が欲しいから買う。それだけ。

「応援」って考えるとしんどくなる - 考える練習

あ、でもこれ、「推し」を使わずに書くならたぶんこうだな。

複数回入るのは別にその役者さんのためじゃなくて、私が見たいから。ブロマイド買うのも別にその人のためじゃない。私が欲しいから買う。それだけ。

「推し」を使わなくても別にくどくならないのではないかという気がしてきた(笑) ちょっと今後気を付けてみよう…。

11/20 追記: 「好きな役者さん」だと「推し」と等価ではないですね… 好きな役者さんってことならたぶん10人くらいいる。けど、その中で、特に好きな人ってことな訳で…。