考える練習

舞台やイベントの感想など

円盤先行、来ちゃいました

前回、こんな記事をかいたんですが、
hirokuhukaku.hatenablog.com

なんと、刀ステで円盤先行、来ちゃいました。
嘘やろ… 舞台では聞いたことないぞ…

まぁ一番嘆きたいのは新キャストに推しがいる人だとは思いますが…推しの舞台のチケットを取るために推しが出てない円盤を買わないといけないという。

どのみち推しが出てたところで2枚目以降は微妙なとこですけどね。2枚目は保存用にして後は配ればいいのかな?(にこにこ)

再演の時は、これまで頼んだことのない人にも申し込みをお願いして、複数回確保したのですが、この方法だとそれができないのがつらいですね。純粋に財力のあるものが勝つ闘い…。

某声優さんのお渡し会のために積んだ時に、友人に「なんかね、札束ではたきあってるみたい」って言って「いつの間にそんな子に…!」ってびびられたんですが、今回のもまさにそういう感じになりそうな予感がひしひしします。

円盤に優先応募のシリアルナンバーをつけることの是非

ドラマ「男水!」の円盤に舞台のチケット先行抽選申込みができるシリアルナンバーがついていることについて、アイドル商法をしてほしくなかった、がっかりした、と書いている方がいて、私はそういうやり方をアイドル商法だとは思ったことがなかったのでびっくりしました。キャストファン向けの商売の仕方だとは思いますが…。あ、そのことを"アイドル商法"って言ってるのかな*1

ドラマなどでよくあるのかは寡聞にして知らないのですが、アニメの円盤ではよくある方式で、最近の作品は円盤の1-2巻にだいたいイベント優先応募券がついているので、特に冒涜されてる意識もありませんでした。

お金を取れるところからできるだけ取ろうってなるのは仕方ないんじゃないかなぁ。と私は思ってます。(ただ、アニメ業界は上記のやり方を頻発しすぎるせいで、声優オタクでイベント参加したいタイプの人は青息吐息な感じはある)

ちなみに私が"円盤にシリアルナンバー封入"って聞いた時に思ったのは、「あーそっかー!円盤出るならやるよねー!」でした。可能性を考えてなかったのが迂闊だったわくらいの勢いでした。私が毒されてるのかな…(笑) 1枚ぐらいは買ってみるか…?と思いつつ、推しが出てないので迷い中です。(って書きながら公式サイト見に行ったらBlu-ray5,000円、DVDなら4,000円で、これぐらいなら買ってもいいかなという気になってきた。どうしよう…)

舞台上で水泳をどう表現するのか気になるので、1回は見に行きたいんですけど、そのために円盤を…?みたいな気持ちもあり。倍率も全然読めないしなぁ。推しが出てる人は積むだろうし…。アニメだとこのキャストでこの会場なら、だいたいこのぐらいだろう、というのを作品の人気具合も加味してある程度見当つけた上で、覚悟を決めて積むか、当たればラッキーとしてとりあえず1枚買うか、とかを決められるんですけどね…。

ただ、この販売方式の問題点としては、始めから強く見に行きたいと思ってる人しかチャンスがない状態になってしまう可能性があること、でしょうか。刀ミュがまさにそうですよね。有料会員先行とCDのシリアルによる先行でほとんど埋まってしまうので、なんとなく行ってみたいなー程度だとチケット確保が難しい。

アニメのイベントは別にそれでいいと思うんですけど、今回は対象が舞台なのでちょっともったいないなぁという感じはします。深夜枠とはいえ、せっかく地上波で放送しているので、新規層をとりこむチャンスにしてほしい。まぁ当然製作側もそう思っているとは思うんですが…。

*1:接触イベントを餌に複数買いを促すのがアイドル商法だと思っています。

ドラマの感想 - 男水!、スタコン、ラブホの上野さん、クズの本懐

毎週ドラマを欠かさず見ているのがすごく変な感じです。
ドラマの感想をまとめてつれづれに。

以下の話のネタバレを含みます。

  • 男水! 2話
  • スター☆コンチェルト 1-4話
  • ラブホの上野さん 10話
  • クズの本懐 1-3話













「男水!」第2話

他の方々の感想記事を読んでいるうちにだいぶキャラ名を覚えてきました…(笑)。いろんな方が感想を書いていて楽しい。

1話の予告で出ていた不穏さそのままの展開。コーチの提示する練習のきつさにさっそく分解しかける男子水泳部。秀平の説得によって持ち直します。

この説得シーン、いいですよね。やっぱりただのお人好しじゃなかった。タイムが早くなっているという誰も異を唱えることができない証拠を出しつつ、情にも訴える。「どっちかなんていやだ」の切実さと、「いやだ」に感じる甘さが好きです。あんな風に訴えられて、説得されない人なんていない。
(追記:セリフを盛大に間違えていたので訂正しました…。人間の記憶の改変ってすごいな!笑)

…と言っておきながらあれですが(笑)、滝がすんなり残る方に振れるのはフィクションだなぁという感じを受けました。いっぱい泳ぎたいからという理由で、強豪の一般は避けて弱小校に来たような人が部活やめるって言い出すのはよっぽどだと思うので、そこから「やっぱりやめない」に振れるには時間がかかると思うんですよね。とはいえそこを時間かけてやられてもドラマとしてはしんどい気がするからあれでいいのかな。

あと、秀平が強くなることにこだわっているのが私は意外でした。みんなで楽しく泳げればそれでいいのかと思っていたので…。強くなりたい理由がなにかあったりするのかな。回想で「みんなで東ヶ丘中学に行こう」と提案したり、川崎コーチに対して、「きつすぎませんか?」と進言したりしているので、あくまで「みんなで」というのを疎外しない限りではあるようですが、今までのところ、強くなりたいという欲があまり描かれていなかったので、ひとりだけコーチの指導にくらいついていく感じに見えるのがちょっと唐突に感じました。

突然あらわれたコーチの指導をとりあえず受け入れてみる、というのは秀平の素直さの表現だとは思うんですが、きつさそのものを受け入れようとするのが意外というか。

「スター☆コンチェルト」

略してスタコン。TOKYO MX、メ~テレ にて放送中。(あと配信?もあるとか聞いた)
http://star-con.jp/star-con.jp

あなた(=視聴者)は、芸能事務所の新人マネージャー。
ある日突然、一軒家に呼び出され、「ここにいる6人の新人男性タレントをアイドルグループとしてデビューさせろ!」と言われます。しかも「デビューするまで6人は一軒家で共同生活。もちろんマネージャーも」と!?
キラキラしたアイドル候補生6人と、新人マネージャーとのドキドキの共同生活!
目指すは、デビュー・ライブ!
起動に乗りかけた6人とマネージャーだったが、
ある日ネット配信で人気の2人も加入するように言われ・・・

果たして、彼ら8人は試練を乗り越え、デビューすることができるのか!?

新人と新人を組ませてどうするんだとか、異性のマネージャーが一緒に住むとか何考えてんのとか、いろいろツッコミどころ満載ですけど、まぁよくある設定ですよね(笑)。

目新しい点としては、乙女ゲームのような感じで、このマネージャーの顔は映らないようになっていて、声もなしで、なんとセリフは字幕表示。そこまでするんだ…!と驚きましたが、字幕表示、めっちゃシュールです(笑)。「選択肢を選びたくなる」って言ってたフォロワさんがいたんですが、すごく気持ちわかる。あそこまで乙女ゲームをなぞられると、選択肢は?って思っちゃう。

カメラの視点もときおりマネージャー視点になり、アイドルの彼らと接近するようなシーンが挿入されます。これ、最初そのあたりのことを公式からの情報で見た時は、ふーんって思ってたんですけど、けっこう楽しいです。1話とか、ふっと猪野くんが近寄ってきて隣に座るみたいなシチュエーションがあって、見てて、「わああ近い近い」って言っちゃったぐらい。やっぱり視点が人の視点っぽいと、本当にその場にいて、近くにいるみたいな感覚になるんですよね。たまに「これマネージャーどういう体勢なの?」みたいなのもあるんですけど(笑)、おおむねありえそうな感じの視点なので、普通にどきどきできて楽しいです。

まぁあと単純に猪野くんがかわいい。ヒロキっていう役なんですけど、基本いい子でまじめなんだけど、ちょっとドジっ子属性もあったり、意外と雑なところもあったりして見ていて楽しいです。(勝手に他のメンバーの服を借りといて、指摘されたら「うん、ちょっと借りてる」とかしれっと言い出すのは笑った。年の近い男兄弟で育つとそうなるの…?これで一人っ子設定とかだったらどうしよう)。

演技経験がまだそれほどないメンバーも多いので、全体にお芝居がふわふわした感じなのは惜しいな~と思いますが、とにかくキラキラしているのと、わちゃわちゃしてる感じが楽しいです。

ラブホの上野さん 10話

荒牧さん出演の10話が、オンデマンド配信で先行配信されるということで視聴(初月無料だったのもあり…)。

このシリーズにゲスト出演することを知った時に、「…ということはラブホに来るお客さん役…?ガチ恋勢を殺しにきている…」とか思ってたんですが、ラブホに来る客の役ではありませんでした。ただ、イケメンであることと学歴を餌にして、女の子をとっかえひっかえしているチャラい大学生グループの一人でした。より悪いわ(笑)。二ツ橋大学とか言ってて、○橋大学のもじりだと思うんですけど、めっちゃぽいなと思って笑ってしまった。

個人的に見てて一番きつかったのは、パシリ役にされた子を服装を揶揄する「遠足くん」というあだ名で呼んだり、荷物運びをすべてまかせておきながら、全然悪く思ってない調子で「ごめんねー、荷物持ってもらっちゃって」とか言ったりしてたシーン。私は本当にそういうのが苦手なんだなぁと実感しました…。でもこういうのも慣れていかないとな…。

あと、荒牧さんのお芝居が全体にふわふわした感じだったのが意外でした。舞台でお芝居見てて、今回の演技はちょっと…とか思ったことなかったので…。準備時間があまり取れなかったのか、テレビドラマの撮影ペースの問題なのか。ただ、ファンとしてはそういう面が見れたのがちょっとうれしいような気もあったりします。なんとなく器用な人だと思ってたので、舞台での芝居は稽古を積み重ねた成果なんだなというのがわかる感じが。。
追記:あらためて見返すと役作りはあってるけど細かいところで気になる…感じがします。ちょっとした間合いとか仕草とかになんかためらいのようなものが見えるというか。

クズの本懐 1-3話

猪野くんが出演するということで見ています。
原作は読んだことなくて、「クズ」というからには、てっきりお互いにドライに利用しあうみたいな内容なのかと思っていたのですが、3話まで見た感想としては、クズというよりは不器用とか弱さとかの単語の方があてはまるように思いました。

特にメインの二人に関しては、お互いに好きじゃないことを開示して、条件を決めて"つきあってる"だけにむしろ誠実なんじゃないかとすら思うんですよね。今後、話を見ていくにつれて、この感想はまた変わるかもしれませんが…。

それで猪野くんの役なのですが、女教師のセフレの役らしい、、という噂だけ耳にして、楽しみ半分、不安半分だったんですが、ついに3話で登場しました。

予想通り、チャラい感じでしたが、わりとセリフのトーンが好みで、いいなぁと思って見てました。素の声がやわらかい感じなだけに、やわらかい喋り方の方が持ち味が出る感じがします。(ただ、↑で書いた、ラブホの上野さんを見た後だったので、チャラいだけならマシじゃね?という補正がかかってしまっていた可能性はあります(笑))

心配していたきわどいシーンは数カット、一瞬ずつ、みたいな映り方でした。がっつりやってるの映ったら平静な気持ちで見られるのかしら…とか心配してたのに、いざほぼ映らないとなると、逆に見たくなるのが人間の心情。それで、一時停止してじっくり見ようとしたんですが、本当に一瞬すぎて、うまくそこで止められず断念しました。もうちょっと見させて…。

3話ではちょっとかわいい感じすら出てましたが、4話の予告ではちょっと不穏な映像も出てたようで…次どうなるのかドキドキです。

「男水!」第1話 感想

「男水!」、放送始まりましたね。舞台で活躍してる若手を起用!みたいな文句で宣伝されてたので、どんな感じになるのか、若干不安を感じてましたが(誰目線なんだ)、舞台である程度キャリア積んでる人ばかり起用されてるのもあって、お芝居も安定感あるし、普通に楽しいぞ!?ってなってます。

感想を吐き出したいな~ってことでつらつらと。
※ちなみに原作はまったく知らない状態で見ています。

躍動する肩甲骨

冒頭、水中の画像におそらく回想と思われる子供の声がかぶさってきて、あ~なんかFree!を思い出すなぁ~と過去Free!にドハマリしたことのある私はほのぼのしていたのですが、そこに背中のアップ、そして、躍動する肩甲骨…!なかなか肩甲骨をあんなに間近で見ることってないじゃないですか。ふお、なんだこれ…!と思いながら目を奪われてました。

松田凌くん

ふんわり包み込むような笑顔ずるい…。Kステのシロとも似てるけど、また違う感じですよね。秀平の笑顔は、どこか諦めたような感じも漂っていて、いろいろこれまで経てきた上でのそれでも、という感じがする。お人好しな感じなんだけど、芯は強いんだろうなーって感じがして。

赤澤燈くん

本当にいそうな感じの自然なオネエキャラなのいいですよね。いろんな表情が見られるのも楽しい。「は~ら~だ~!」って怒ってぐりぐりするとこ好きです(笑)

宮崎秋人くん

部室で普通にパンツ一丁になりだすのでびっくりしましたが、ドラマだとそういうのって普通だっけ…?水泳シーンで競泳パンツ一丁なのは気にならないんですけど、パンツ一丁だと思うとドキドキするのって面白いですよね。…と話がそれました。部活の先輩でいかにもいそうな感じの雑さがいいなぁと思います。

黒羽麻璃央くん

ザ・強豪校の部長、という感じの強さを感じさせながらも、がっつり体育会系じゃなくて、ちょっと飄々とした感じがすっごくいい…。原作知らないので、元々そういうキャラなのか、麻璃央くんの色なのかがわからないんですけど、めちゃくちゃツボです。キャラとして好きなのは今のところ榊秀平なんですけど、この人に関してはとにかく気になる。惹きつけられる感じがあります。今後エピソード掘り下げがきたりするのかなー。楽しみ。


そういえばこのドラマって2.5になると思うんですが、メイクすごく薄いですよね。というかしてないのかな?弱虫ペダルでもドラマ版はメイク薄かったし、やっぱりアップで映る関係上、あんまり濃くはできないんですかね。その分、原作知らない身としては、普通にドラマみたいな感じがして、構えずに見られていいなぁと思います。

2話の予告がいきなり不穏な感じで、どうなるのか、ドキドキしてます。早く日曜来い来い。

北村諒Birthdayトークイベント東京1部 感想

北村諒さんのBDイベントに参加してきました。

1/22 11:30開演 @全電通労働会館
http://west-power.co.jp/?p=435

推しじゃないのに個人イベントに参加してるとDD感がすごい。北村さんのトークどんな感じなのか聞いてみたかったので、北村さん推しの友人に同行させてもらって参加してきました。

ゆるい

荒牧さんのイベントもだいぶ雰囲気ゆるい感じでしたけど、北村さんのは別ベクトルでゆるい感じ(笑) 司会進行に仲のいい役者さんとかじゃなくて(おそらく)司会進行に慣れた方を起用してたので、進行自体はちゃんとした感じなんですが、本人の語り口調がかなりゆるい感じなんですよね。舞台のカテコだとしっかりした喋りをしてる印象なので、意外でした。ただ、思い返してみれば刀ステのリリイベでもゆるい感じで喋ってたなー。

友人いわく、「クズ感が好き」とのことだったんですが(笑)、お客さんから募った「言って欲しい一言」を言うコーナーで、プロポーズするなら、というお題に対して、「俺の生活の管理をしてほしい」みたいなことを言ってて、これは確かにクズ感やばい…と思いました。そこは嘘でもかっこいい感じのこと言わない?普通(笑)

末満さんと「役者になってなかったら何になってたと思うか?」という話をした時に「ニート」って言いましたみたいな話をしていたり、イベント参加記念品のラバーリストバンドに書いてある文言が "Take it easy in your life" でご本人いわく「気楽に生きればいいじゃん」だったり、いくつかの舞台で仕事ぶりを見てるだけに、本当意外で。

ただ、「眠気とやらなきゃいけないことと、どちらを取りますか?」みたいな質問には、「それは…この仕事だとやるしかないよね」みたいな話もしていたので、がんばるところではがんばるけど、別にやらなくてもいいところでは手を抜くとかそういう話なのかもなぁという気も。単によく見せようという気がないだけのようにも思えますね。本当にただのクズならあんないい仕事はできない(笑)*1

印象に残った話

  • ゲーム用のヘッドセットを新調したら、PCがないと設定ができない仕様で、PCを持ってなかったので、とんちゃんにPC持ってきて設定してもらった。
  • 刀ステの北九州公演では、ずっと桃鉄やってた。メンバーはとんちゃん、まっきー、セッティ(瀬戸くん)。
  • よくやるゲームはレインボーシックスシージ。よく遊ぶメンバーは、とんちゃん、まっきー、しゅうと、セッティ、ジェームズ、みつさん。
  • 中学の頃の夢はレーサー。当時、グランツーリスモにはまっていた。高校の頃の夢は保育士。ただ、先生に男の保育士はなかなか採用されない、と諭されてやめた。
  • 刀ステの楽屋が数人ずつで分かれていて、きたむーはまーしー、納谷くんと同室だったが、なぜか瀬戸くんがしれっと帰り支度をしていた時に、瀬戸くんの方が年上なのに、「お前、楽屋ここじゃねーだろ!」とつっこんだら、「お前ってww」とまーしーに受けてしまい、それから瀬戸くんが彼らの楽屋で帰り支度を始め、きたむーかまーしーが「お前、楽屋ここじゃねーだろ!」とつっこむという遊びが定番化した。

ツーショット撮影&握手会

まさかのパーティションも何もなしで撮影入るのにすごいびっくりしました。公開処刑感…。ただ、そうすると待ってる間も本人眺めてられるのはいいですね。私自身は撮らなかったんですが、友人が撮ってかえってくるの待つ間、撮影風景を眺めてました。

うらやましいなと思ったのが、ストロボたいて撮影してたこと。チェキじゃなくて普通の写真だったせいもあるのかな?チェキの機械ってあまり光取り込んでくれないのに、だいたい暗いところで撮るせいで、顔色悪い感じになるのが本当に嫌だなーと思ってるので、見ていてとてもうらやましかった。

ポーズ指定は、おすまし・ピース・ハートの3種から選択。ピースとハートが半々ぐらいって感じで意外とピースも多いんだなぁと。

*1:三國無双の舞台の稽古で一日で60手ついて…という話から、殺陣を覚えるのが早いみたいな話になった時に、「◯◯さんとか◯◯さんとか(お名前失念しました;)、めちゃくちゃ覚えるのが早いんで、ついていこうとがんばってたら、そうなってました」みたいな発言もしていた。

舞台 私のホストちゃん REBORN 感想

舞台 私のホストちゃん REBORN 見てきました。
http://www.hostchan.jp/

ホストちゃんはREBORNという名前から想像されるように、前作があり、そして、なかなかえぐいシステムで有名な舞台です。

システムについて、公式サイトから引用すると、

ご来場のお客様には、実際にホストクラブに来たかのような、擬似ホストクラブ体験をしていただくべく、実際のホストクラブ同様のランキング制度を導入!チケットや日々のログインで貯めたラブ(ポイント)でお気に入りのホストちゃんに貢いで、お客様の手でナンバー1ホストを決めよう!お客様ランキングもアリ!ホストもお客様も一緒になって、ナンバー1を目指そう!


ラブの獲得方法は上に書いてあるように、ログインでも貯められるのは貯められるのですが、メインはチケット購入とグッズ購入。つまり、お金を使えば使うほど、より多くのラブを貢ぐことができます。また、お客様ランキングで上位になると、お目当てのホストから特別なサービスを受けられることから、うん十万円費やす人がいるとかいないとか。

けっこうびびりながら行きましたが、普通に楽しかったです。
以下、ネタバレ特に気にしていませんので、気にされる方は注意。



公式サイトからあらすじひっぱってこようと思ったら、筋書きについては一言も書いてなかった…。まず、冒頭、キャストたちがわらわら出てきて、はっぴの人もいればスーツの人もいて…で、いきなり歌&ダンススタート。いや、ラップだったかな?1回しか見なかったのでいろいろ曖昧です(汗)どうやら、はっぴの人たちは築地市場で働く3代目で、成人式で市場の窮状を訴えて暴れているらしい。都知事に対してやいのやいの迫っていたら、アメコミっぽい格好の警察がラップを歌いながら登場。逮捕するぞ!とかラップ調で歌うんですよ、シュール。

場面変わってはっぴの人たちのみに。このままだと借金がかさむばかりだ、どうにかしないと、、というところから、ホストになれば稼げるんでは?みたいな展開に。そこから Club Rose に所属するに至るストーリーは忘れました。伝説のホストクラブオーナー、甘王さんからの勧誘があったような気がする。

それから、別のホストクラブが登場して、さらにもう一つ、ホストクラブが登場し、三つ巴のような感じに。すったもんだあって、ホストNo.1を決める、ホスリンピックが開かれることに。で、第一幕終了。うん、全然ストーリー拾えてないね(笑)。

ストーリーは一応あるけど、あんまり重要じゃない感じなんですよね。ことあるごとに歌&ダンスが挟まり、芝居自体がけっこうぶつ切りだし、人が猫になっちゃったり、やり投げの槍が人体にささっちゃったり、超展開が多くて、お芝居というよりはショーとして見た方がストレスがない。

合間にホストちゃん名物の「口説きタイム」というのがあって、その場で出されたお題に対して、各々ホストが口説き文句を考えて、劇場内のお客さんに言うんですが、いやーこれはむずむずしました(笑) 言う方が浮足立ってるのがすごくよくわかって、聞いてるこっちまでそわそわ。1人いいなぁと思ったのは、「明日受験で不安という女の子にかける言葉」というお題で、お客さんに「立って」と言って立たせといて、自分は舞台前まで戻り、どうするのかなと思ったらキャッチボール始めたホスト(笑) あれはちょっとおもしろかった。

以前の公演より口説きがライト、みたいな感想を事前に目にしてたんですが、確かに口説きというよりは胸キュンワードみたいな感じで、かなりライトだなーと思いました。ほとんどのホストが頭抱きか頭ぽんぽんをしてたんですが、みんなし慣れてない感じなのがおもしろかったです(笑)

15分の休憩を挟んで2幕開始。まずはランキング対象のフレッシュホストのNo.1を発表。猪野くん演じる理人の企画日*1だったので、たぶん一位だろうとは思ってましたが、企画たってるのに一位取れなかった人もいたりしたのを聞いていたので、結果聞いてほっとしました。

他のホストは黒いスーツのところ、No.1のホストのみ白いスーツになり、センターで歌&ダンス。推しがセンターって楽しいですね。この景色が見たくてがんばってしまうのはわかる気がしました。

その後、フレッシュホストNo.1と、伝説のホストである深雪と流星との3人による三つ巴バトル。その場で出されたお題にそって、口説き文句を考え、口説きタイムと同じく、お客さんに言います。そして誰の口説き文句が一番よかったかを劇場にいるお客さんによる投票で決定。お題が確か「別れた彼女に久しぶりにあって言う言葉」だったかな。

理人、「久しぶり!これ、借りてたハイキューのDVD!」でまず笑いを。そこからひとしきり付き合ってた頃の思い出話をした後、「ごめん、話しこんじゃって。じゃあ…」と立ち去り、しばらく舞台の方へ歩いた後、おもむろに振り返り、「やっぱり無理だ!お前のこと、好きで好きで好きで仕方ないんだよ!」とたたみかけ。もーこれはきゅんときました…。すごく感情が乗ってて、とてもよかったです。

その後深雪と流星の口説きがあり、投票タイムに。これはどうなるかわからないからどきどきしましたね~。それまで、ほぼ深雪が勝利でたまに流星、フレッシュホストは誰も勝ってなかったので、理人がフレッシュホストの初勝利だといいなぁと思っていたのですが、なんと!理人が一位でした!一位になった瞬間の歓声、すごくよかったなー。私も思わず声が出ました。また理人がセンターでのレビュー。宝塚のレビューでよく見る感じの羽をつけて出てきたのはちょっと笑ってしまいましたが、晴れやかな表情でセンターで踊る猪野くん、とてもかっこよかったです。

お客様ランキング上位も狙ってないし、結局使ったお金はチケット代と個人ブロマイド代のみだったのもあるかもですが、気楽に楽しむ分にはホストちゃんなかなか楽しかったです。劇中のホストクラブでのシーンも含めて、あんまりホストクラブらしさは感じられませんでしたが…。お芝居だと思って見ると物足りないけど、ショーとしてみるとまぁまぁ楽しいかなという感じ。ただ、わらわらキャストが出てきてダンス、というのが何度も繰り返されるので、後半ちょっとその構図に飽きてきちゃって若干つらかった。

ただ、誰の企画も立ってない日に推しを一位にしたくて、ラブつぎこむべきか悩んでるフォロワさんとか見てると、推しへの気持ちが強いとこれはつらいかもしれないなーという感じはします。あ、でもその場合は一位取れた場合の喜びもひとしおだろうから、相殺されるのかなぁ。

あと口説きタイムは理人もお客さんぎゅっとしたりしてたので、今わりと気持ち落ち着いてるからそこまで気にならないけど、ガチ恋状態だとこれ見るのきついだろうなぁとは感じました。

*1:ガチンコ勝負するとお互いに潰し合ってしまうので、役者さんのファンで調整し、集中してラブを入れる日を調整しあって決めてある

事前告知できないのは仕方ないのだが

先日、Iくんが主演のドラマ作品の先行上映会がありまして。それに関して、運営側がちょっと配慮の足りない感じで、プチ炎上みたいな事態になり、思うことはひとしきりtwitterで吐き出してだいぶすっきりしたのですが、ブログにもひとまとまりの文章として残しておこうかなという主旨です。

上映会やりますよ~という告知の段階で、メイン8人のうちほとんどの人は登壇者として名前があがっていたのに Iくんの名前はなく、主演なのに?とは思ったんですが、お仕事が重なっている時期だったので、忙しいんだろうなという程度で深くは考えず、いないんなら別にいいや、ということで、私は参加の権利を得るための抽選には応募しませんでした。第一話の先行上映で、数日待てば家で見られる映像だし、まさか主演をサプライズゲストにはしまい…という判断もあって。その後、もうひとり名前があがっていなかったNくんも出演決定し、Iくん以外はメインが揃っている状態になります。

さて、当日。
もうすぐイベントが始まる、という段階で、以下のツイートが。


ここでIくんファンはびっくり。名前なかったのにいる…?あれはミスでのってなかっただけ…?とざわざわ。
いやーでもこの笑顔めっちゃかわいくないですか?守りたい、この笑顔。

終演後、公式からは以下の説明が。


…という経緯があり、Iくんがいないならということで応募しなかったIくんファンの怨嗟の声があふれ、中には公式にリプライする人も出てくる事態になったのでした。

まぁ出演する可能性が100%ではない以上、事前告知はできないだろうなーとは思うので、事前告知してほしかった!って公式に突撃してる人に対しては、ちょっと落ち着けよって思うんですが、説明なしにIくんが写った写真をあげちゃう公式もちょっと配慮がないなと思います。よかれと思ってあげたんだろうなぁというのがわかるだけにつらい。

この写メがあることで、余計に荒れたように思うんですよね。急遽参加できました感がないというか。この写真を取ることができるということはそこそこ余裕持って出れたってことなんですよね。むしろ、写ってない人がいることを考えると、たぶんその人たちより早く準備できたってことじゃないのかな。余裕持って出れてるんじゃん、じゃあ事前告知できたんじゃないの??って思われてしまう。

個人的には、"急遽参加できることになりました" 感をもっと演出してもよかったんでは?とも思う。出番前の写真アップはなし、登壇も他の7人がそろってから少し遅れて登場、みたいな形にしてれば、少なくとも、サプライズゲストだったんですね、っていう邪推はされなかったんじゃないかなぁと。


けどこういう、出演できるかどうかが五分五分な時に、どうするのが最適解なのかって考えてみると難しいですよね。一番いいのはそういう、わからないようなところに日程を組まないことなんでしょうけど、どうしてもそこしかなかった時に、告知するべきなのか、しないべきなのか。ファンとしては出演機会はあまさずとらえたいので、わからなくても告知してほしい気もしますけど、実際、”出演予定(ただし、仕事の予定によっては出られません)”ってなってて、遠征してきたのにまったく推しが出てこなかったってなったら、それはそれで苦情の声があがるんじゃないかなぁという気もしてて。まぁでもその場合はちゃんと書いてあるんだから、そのあたりの判断は自己責任ってことになるのかなぁ。

なんとなくこの話で連想して思い出したんですが、以前、オタクだけど何かにがんがんお金つっこむタイプではない友人と話してて、「がんばった結果チケット取れすぎて大変」と「控えめにした結果チケットが取れなかった」とでどっちがいいか、って話したら、その友人は即答で、チケット取れない方がまし、お金損する方が嫌、だったんですよね。えー、私はチケット取れない方が嫌だーって返したんですが、このあたりがガチなオタクとそこまでじゃない人の感覚の違いなんでしょうね。

ちょうどこのころ、実際に判断ミスって取れすぎた舞台のチケット譲渡で辛酸を舐めた後だったんですけど(笑)、そこで失った金額を考えても、推しの現場を見逃す方が嫌、でした。私にとっては。(一応断っておくとその舞台は推しはどちらも出てません。)

「事前告知する/しない」に関しても、企業としてどっちを取るべきかという判断ももちろんありますが、このあたりの感覚の差も大きいような気がするんですよね。無駄に交通費などを使わせてしまう可能性と、推しに会える機会を奪ってしまう可能性とを天秤にかけた時に、普通の感覚だと、たぶん、お金を無駄に使わせちゃうことの方が罪深いんですよ。なので、わからない時は告知しないという判断になる。けど、オタクとしては、結果お金を無駄に使うことになってしまうとしても、推しに会える機会を逃すことの方がつらい。ので、わからない場合も、その事情込みでいいから事前告知してほしいと思ってしまう。

私もどっちがいいかって言われたら事前告知してほしいなーとは思います。まったく出演できない可能性があります、という注意書き込みで書いておいてくれれば、それを見てどうするかはこっちの判断ですからね。あと今回のケースだと、舞台の稽古が早めに終われば参加しましょう、という流れだったようなので、わりと確度高かったんじゃないかなーという気もしてて(稽古最終日だったようだし)、そういう意味でも事前告知してほしかったかな。倍率高かったらしいので、応募しても当選したかわかりませんが。