考える練習

舞台やイベントの感想など

考えたこと

一色エドと廣野エド

一色エド もともと一回は見ようと思っていて、東京公演の中盤で見たんですけど、一色エドは廣野エドとは違う良さがあり、こっちはこっちですごくよかったので、もうちょっと早めに見てればもう1回ぐらい増やせたのに…!ってなりました。身体能力がばちばちに…

微妙だった話をしようか

何の話かというと、舞台「鋼の錬金術師」の話です。最初、タイトルを「舞台ハガレンの至極正直な感想」にしてたんですが、この記事では微妙だったところのみ書く予定なので、そうすると、すべて微妙だったみたいになってしまうことに気づいてタイトル変えま…

願い - 推しのブログを読んで

4ヶ月ぶりに廣野くんのブログが更新された。 いつものノリだな〜と読み進めていたら、ふいに下記の文章が目に飛び込んできた。「僕のことを応援してくださっている皆さんもどうか自分の人生を謳歌してください。」不覚にも、めちゃめちゃ励まされてしまった…

ランキングについて考えてみた

若干時期を逸した感がありますが、約3週間前に界隈をざわつかせたランキングについての話です。 発端は 10/19,20 の深夜に関東ローカルで放送された「お願いランキング」。毎週何かしらのランキングを発表している番組で、その週のテーマが2.5次元俳優でした…

知能検査(WAIS Ⅳ) を受けてみての雑感

※公式サイトに載っている程度ですが、WAIS検査の内容に振れるため、近々受ける予定のある方は注意。先日、WAIS-Ⅳ(ウェクスラー成人知能検査)、いわゆるIQテストを受けて来ました。なぜ受けたのかというと、発達の凸凹を知りたかったのと、もしかして実は境…

2019年の個人的トップニュース

2019年の観劇まとめ記事で書こうと思ってたのをうっかり書き損ねていたんですが、2019年のオタ活における個人的トップニュースは I くんに出戻りしたことでした。元々、舞台俳優界隈に足を踏み入れるきっかけになったのは、ハイステであり、最初は I くんが…

お芝居の受け取り方

見たもの聞いたものを、その時何を感じたかと一緒に心の中にぽんぽん放り込んでいって、そのブラックボックスから返ってきた解釈が私の解釈。という感じ。ぼやっとしたイメージみたいなもので、そのままだと言語化されていない。なぜそのキャラがその行動に…

末満作品における伏線回収について

「末満作品は伏線回収がうまい・気持ちいい」という意見をときどき見るけど、私はそうは感じないんだよな、何によるんだろう……?と思っていたのが、理由わかったので、それについて。末満作品は基本的に伏線の張り方と回収の仕方が派手なんですよね。「ここ…

「わかる」方になってみて気づいたこと

感覚的に「わかる/わからない」が分かれる作品や表現がある。某作品では「わからない」側を体験した私だけど*1、今回モリステで「わかる」側になってみておもしろいなと思ったのが、私の説明を聞いても、「わからない」派の人は「なるほど、そういうことだっ…

2020年の目標

あけましておめでとうございます!*1 今年も好きなこと書き散らしていくブログになるかと思いますが、お付き合いいただけると嬉しいです。 まずは、去年の目標の振り返り。 2019年の目標・推し事ルール的なもの - 考える練習 not推しの現場は軽率に追いチケ…

批判的な感想も書く理由

一度書いておいた方がいいかなということで書いてみます。当ブログを見てくださってる方ならお気づきかとは思いますが、私はSNSにおいて「批判的な感想は伏せる」という方針を採用していません。若手俳優界隈では批判的な感想は極力伏せる風潮であることを考…

「正しい」のゆううつ

Aさんの個人イベントの仕組みに関して、ファンの間でほんのり不満が出ていることについての個人的な雑感です。 私が参加し始めた3年前の段階で、すでにAさんの個人イベントでは写真つきの身分証での本人確認が実施されていて、複数名義積みが基本的にできな…

ばぶちゃんなら仕方ない

「要は三日月はばぶちゃんだったんだな…」というところに先日あげた記事で落ち着いて、そうしたら別に三日月に対して腹たたなくなることに気づきました(笑)。ばぶちゃんだったら倫理観なくても仕方ない。私の期待値がどうも、ステ三日月にとっては高かったよ…

ようやくすっきりした…

年数がたっただけでは心理的に成熟はしない、というのがTRUMPシリーズでは残酷に描写されてるなと思うんですが、これたぶん悲伝も同じなんですよね。三日月は刀だった時に長い年月をすごしてますが、それだけでは成熟はできない。できなかった。なので、歴史…

一年おやすみ

inくんに続いてarmkさんまで「ダンディーな大人になりたい」と言い出し、ダンディーという言葉にはアラサー男子の心を掴む何かがあるのだろうか…と思い悩む日々です、こんばんは*1。 …ということで(?)、来年1月1日から一年間、俳優オタ&観劇オタをお休みし…

「自明の理」があるのかもしれない

TRUMP シリーズと悲伝共通で、末満さんとそれらの作品が刺さる人にとっては「自明の理」なので描かれていない大前提があるんじゃないだろうか?という話です。※これが正解だ!という意図ではなく、全然ドラフトです。文末にお題箱のリンクをはって意見・アイ…

悲伝について考えることは

追悼しているような感覚があるなぁと、最近思う。辞書によれば、「死者の生前をしのび、その死を悲しむこと」。何に対しての追悼なんだろうな。三日月がいなくなったこと、ではない。悲伝そのものに対しての、追悼。私の好きだった刀ステが終わってしまった…

悲伝から伝わってくること

「三日月がやっていることは悪いことじゃない、それだけはわかってくれ」というメッセージはめちゃめちゃ伝わってくるのに、描写でそれが感じられない。という話をこれまで何度かしてきたのですが、そこから考えると、悲伝で一番伝わってくるのは「末満さん…

バランスが変わるかもしれない

AさんメインでIくんはゆるゆる追っかけてたんですが、そのあたりのバランスが変わるかも、という話です。(AさんとIくんって誰やねん、という方はカテゴリの人名を参照ください(笑)) Aさんの写真集&インタビュー発売記念イベントのチケ発がぽつぽつ始まってま…

悲伝 三日月の行動への解釈

ひどいことしてるように見える三日月をどう解釈し、どう受容するか?の話。いろいろ要素はありつつも、悲伝のメイン部分なので、ここで失敗すると「悲伝まじでクソだな」となってしまう部分。どういう受容の仕方があるかなというところから考えたメモです。 …

悲伝の気になる点について、あらためて考えてみる

悲伝で考え続けたおかげで、「ここおかしくない?」という点に以前より気がつくようになったんですが、それでわかったのが、大抵の物語ってどこかしらおかしい点があるものなんですよね。もしかしたら、100点満点、一切のつっこみどころがない物語というのも…

つれづれに思うよしなしごとを

「母」という存在 母とこういうことをして…というツイートを見かけるたびに、ふんわりといいなぁという羨望がわく。物心つく前に両親が離婚し、父親側に引き取られた私には、母と何かした記憶はない。子供の頃は時々、「お母さん」が喉から手が出るほどほし…

好きになれない自分を肯定していく

昨日の記事でリンクをはったロスモワについての記事を読んで、自分の書いた記事なんですけど、「他の人と同じ感想を抱く必要もないのでは」というところにすごく慰められて。どこかで私は「悲伝をいい作品だと思えないのは私がおかしい、もしくは努力が足り…

悲伝を好きになれない理由 (vol2) (たぶん)

またひとつ発見があったのでメモです。 なんだかんだでこうして遊べることを考えたら悲伝優秀な気がしてきた。悲伝が駄目な理由、すっごいシンプルかもしれないと気づきました。「エゴの愛をアガペーの愛として扱われてるのが気持ち悪い」の派生みたいなもの…

悲伝のエゴとアガペーの話

悲伝がどんな作品であるかという評価にかかわらず、結局悲伝をいい作品だと思えない限りはしんどいんじゃないかと思って試行錯誤していて、発見があったのでメモ。エゴの愛として認識してる感想ブログをたまたま見かけて、「同志がいた…!」ってなってテンシ…

悲伝への執着がなくなった理由

これが原因だったのかー!という落着点が見つかったから、なんですが、以下は悲伝が好きな人は注意。 これまでさんざん悲伝の批判記事を書いてきたんですけど、指摘してきたような欠点って、他の作品にもあるんですよね。でも別に気にならないし、仮に悲伝で…

感情が乗る/乗らない

末満作品には、私の感情が乗らない。 他にもあるのかもしれないけど、今のところは末満作品だけ、際立って乗らない。 そのことに初めて気がついたのは悲伝だった。この感覚を説明するには「感情が乗らない」という表現が一番しっくりくるのだけど、一般的な…

2019年の目標・推し事ルール的なもの

あけましておめでとうございます!昨年の振り返り記事まだ書けてないんですけど()、流行りには乗ってみる精神で今年の目標について。 〇オタ活ルール 我慢することを覚える、でも推しに関しては我慢しないオタ活に費やしてる費用が高すぎるので、減らしたい……

あらためて円盤で見直してみて

どうも~!悲伝大好きな人たちとは別の意味で円環から抜け出せていないゆいで~す!円盤が届いたので、悲伝をあらためて見てみたらある意味おもしろかったよという話です。お察しの通り、称賛はほぼしていないので、悲伝が好きな方はお気をつけください。こ…

悲伝がわからなかった理由がわかった話

悲伝のわからなさとの戦いがようやく終わってほっとしているという自己満足記事です。結局、なぜわからなかったのかがわからなければ、また一からあの五里霧中を進むようなしんどさを味わうことになる可能性があるんだよな…というのが残った不安で、これに関…